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その後

ヤンデルとグレテル5 ※BL風味 童話パロ

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※性描写があります。
 苦手な人は飛ばして下さい(*- -)(*_ _)ペコリ

 ボスン、とヘンゼルはスプリングの利いたキングサイズのベッドに放り投げられました。
 ベッドが柔らかいのでダメージは一切ないです。
 寧ろスプリングで身体が跳ねて楽しいくらいです。

「ひゃぁ、ベッドふかふかなんね!」

 それにしてもベッドとか家具は点心じゃないんですね魔男さん?

「それまで点心にするとベッドに横になるだけで胸やけがしかねない」

 そりゃそうです。
 寝るのを食べ物にするのも何か嫌ですしね。

「ま、そう言う事だよ。それにベッドは食べれなくてもベッドの上に御馳走はあるんだし?」

 色気むんむんのバリトンボイスで魔男が言います。
 ヘンゼルは頭に「?」を浮かべています。
 鈍いですね。
 自分が食べられる立場とは気付いていないようです。

「え、俺食べられるんの!?」

 そりゃぁもう美味しく頭の方からバリバリと。

「俺、死んじゃうん?でも魔男さんのお家食べたからしょうがないんかなぁ………」

 す、素直を過ぎる………。
 コレが生来の受のみが持つ保護欲か…………。

「天の声さん、あんまりヘンゼルを虐めないでくれないか?俺は確かにヘンゼルを食べるけど、ヘンゼルは死なないし、信じられないくらいに気持ちよくなれるから、怖がらなくて良いよ」

 ギシリ、とベッドの上に乗りあげてきた魔男の体重をスプリングが受け止めます。
 迫りながらシャツのボタンを外し、前を開く魔男。
 その鍛えられた胸筋や腹筋が露わになります。
 見かけだけの筋肉でない、実用的な良質な筋肉です。
 その筋肉の隆起が体の陰影を際立出せて、やたらと色気があります。
 ヘンゼルも思わずゴクリ、と唾を飲み込みました。

「顔が赤い、目も潤んでいる。どうしたんだヘンゼル?」

「え、え、えと…俺、どうしたんだろ………?」

 はぁ、と熱の籠った熱い吐息がヘンゼルの唇から洩れました。
 ここまで来ても自分の立場が分かっていないようです。
 これだから生粋の受けは困ります。
 見てるだけでニヤニヤしちゃうじゃないですか。

(私もそう思うわ天の声!!)

 おっと、グレーテルが天の声の頭の中に直接語り変えてきました。
 天の声に直接語りかけて来るキャラクターってどうなんでしょう?

(それより続きを早く!!)

 あ、残念なんですが今ちょうど天の声の母が帰宅しました。
 流石にこの時間から母の隣でR-18を書ける度胸は天の声は持ってません。
 もっと夜遅くてテレビに夢中な母の隣なら書いてることもあるのですが、今回はコレから天の声は母とご飯タイムです。
 と言う事でお話は次に続きます。

 次こそはR-18書けるよう頑張りたいと思います。
 宜しければ皆さま天の声を応援してやって下さいね☆

 それではまた!!
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