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その後

騎士団長だって本気の恋をする15 オウマ視点 ※R-18

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「ひあっ!痛いよっ抜いて、抜いてぇぇぇっ!!」

 バチュンバチュンと音が鳴る。
 女の子の身体って不思議。
 性欲0の状態でもしっかり濡れる。
 部屋に響く水音と、腰をパンパン打ち付ける音と、俺の悲鳴だけが聞こえる。
 
 こんだけ濡れれば男は感じてるって思う訳だわ。

 濡れる=気持ちイイ思ってるからね男って。
 俺もさっきまでそうだったわ!
 実際には膣がダメージ受けないよう愛液がいっぱい出てるだけね。
 感じてないよ?
 まだまだ痛いだけ。
 だから俺があげる声も嬌声じゃなくて悲鳴。

 それでも男は女の高い声に興奮しちゃうんだよね?
 俺男だけど、女の子として扱われてるからか今女性ホルモン出まくりみたい。
 何時もより声が高いわ。
 俺の高い声とか…ないわぁ、ほんとないわぁ………。

 ゴリッ

「ひゃうっ!!」

 あ、初めて悲鳴となんか違う声出た。
 ツーか今の何?
 天井の方強く擦られて何か腹の奥がキュンキュンと熱くなってくる。
 何コレ何コレ!?
 うわっ。天井の方、擦らないで、何か、変になる……。

「少し慣れて来たみたいだな」

「なれてない、痛いもん!早く、抜いてよぉアムカさん~~~っ!!」

「はぁっ、オウマの泣き顔、そそるな」

 ニヤッ、てアムカさんが笑う。
 ギラギラした目つきと言い、荒い息と言い。
 完全捕食中の肉食動物だよ。
 俺草食動物になっちゃった。
 いっぱいアムカさんに食べられている………。

「んぁっ!」

「Gスポットを刺激してるんだ、気持ち良いだろう?」

「気持ち、良くない!お腹の奥が熱くて気持ち悪いの!!」

「ソレを感じてる、て言うんだぞオウマ」

 バチュンバチュン!
 パンッパンッ!

 あ~もうこの音いやだぁ、エッチィ音がするよぉ…。
 何か意識が朦朧として来た。
 頭の中に霧がかかっているみたいな?

 そう言えば痛いけどなんか違う感じもするんね?
 コレが女の子の気持ち良いなの?

 コチュンッ!

「ああああああああああっ!!!」

「ほら、俺のペニスとオウマの子宮がキスしだしたぞ。子宮が下がっている証拠だ。女は感じると子宮が下がって来るからな、これで子宮にいっぱい俺のでキスできるな」

「やぁっ、言わんでぇ!感じてない!感じて何か、やぁぁぁぁああああっ!!」

 お腹の奥コチュコチュンてされてる。
 その度腰が、お腹がゾクゾクする。
 もう痛いけどそっちの方の感覚が強い。
 体中がゾワゾワして変になる。
 俺、このまま女の子の孔でおかしくなっちゃうの!?

「あ、もう、むりぃっ!も、おしっこもれちゃうのぉぉぉぉっ!!」

「おしっこじゃなくて潮だ。まぁ俺はオウマならおしっこかけられても良いよ?」

「へんにゃこといわにれぇぇぇっ!!」

 あ、あ、奥、熱い。
 変になる。
 気持ちイイ気持ちイイ!
 俺、ちゃんと女の子の孔で気持ち良いよぉ。
 頭真っ白になる。
 目をつぶるとチカチカッて火花が散っているような感覚がした。
 あ、だめクルッ!
 何かキちゃう!!

「ひぁぁぁぁぁぁあああぁぁあっ~~~~~!!!」

 ㇷ゚シャ――――――ッ!

 気持ちよさに勃起してた俺のが勢いよく水を出す。
 体の構造上、ソレは俺の腹にかかる。
 でもアンモニア臭はしない。
 黄色くも無い。
 本当に水だ。
 透明の水が俺のから大量に出た。
 腹から零れてシーツを濡らす。
 ごめんなさいね掃除のおばちゃん。

「上手くイけたな、オウマはもうこれで女の子だ。気持ち良かっただろう?女相手じゃこんなに気持ちよくなれないだろう?これからは気持ちよくなりたい時は俺が抱いてやるからな、お前はもう俺の女だよオウマ」

 俺が、アムカさんのなの?

「じゃぁアムカさんは?」

「俺が今日からお前の男だ、浮気するなよ?」

「俺…アムカさんの女なんだぁ…………」

 どうしよう、無茶苦茶嬉しい気がする。
 俺、中身も女の子に変わっちゃった?
 アムカさんに全部女の子にされちゃった?

「オウマはもう俺の女なんだから、むやみに男と出掛けたらダメだぞ?それから王女様が生まれても女の子なオウマには恋愛感情は抱かないよな?」

「うん、おれ、アムカさんのおんなだから…女の子とれんあいしない、よぉ………」

 あ、駄目、限界。
 瞼が下がる。
 瞼で瞳が閉じられて、目の前が真っ暗になって、そこで俺の意識は無くなった。
 最後にアムカさんが俺にちゅーしてくれた感触だけ感じながら。
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