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その後
騎士団長だって本気の恋をする ※オウマ視点(少々BL臭がします)
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チビチャンが帰っちゃって俺は考えた。
あのチビチャンの未来では俺はチビチャンのフィアンセらしい。
んじゃ俺は初恋で今でも好きなあの人の事が吹っ切れたのかな、て。
俺だって本命位いるのよ?
皆は俺の事遊び人だと思っているみたいだけどさ。
本命に告れないから遊び歩いているだけなんよ。
俺ってばちょっと普通の恋愛するんには問題あるから。
その問題を知ってんのはミヤハル様だけなんだよねぇ。
魔王もエントも知らないよ。
俺だって秘密の1つや2つあるんです~。
いや、2つは無いかな?
俺基本オープンで生きてるからねん。
でもさ、チビチャンが来て俺は自分の初恋を諦めきれたのかななんて。
2000年引きずった初恋諦めきれたんかなって。
そう思うと、確認したくなってみた。
玉砕覚悟って言うやつ。
チビチャンとくっ付くならソレはソレで良いとは思うよ?
だけど、あの人に何も言わずにソレを決めてしまえない。
俺てば女々しいなぁ。
あ、女々しいて女の人ディスってる訳じゃないよ?
言葉のあやね。
だから俺は確認しに行くことにした。
俺の恋心がもう諦めきれるレベルなのか、まだ諦めきれないモノなのか。
:::
「う~んアムカさんの作る飲茶最高ねん♡」
「喜んで貰えると作り甲斐があるな、小籠包も食べるかい?」
「食べる食べる~♪」
そう言う訳で俺は今、書庫でアムカさんに飲茶を振舞って貰っている。
これ趣味の域超えてるって絶対。
「俺ね、食べ物の中でアムカさんの作る食事が1番好きなんよ」
「それはそれは光栄だ」
「魔王の好物はミヤハル様の作ったハンバーグ。エントの好物はミヤハル様の作ったオムライス。2人とも未だにマザコン引きずってるよね~、魔王はその内王妃さん手料理が好物になるのかな?」
「王妃の嬢ちゃんはまだ包丁も持ったことないはずだったな」
「遠い道のりになりそうだよね~、魔王が餌付けしたから料理にかんしては性別が逆転しちゃったところあるよねん」
「男でも料理を作るのが好きな奴もいるからな、俺もその1人だが」
「うん、アムカさんが料理作るの好きで良かった。たまにスラム街に炊き出しに来てたんよね?」
「良く知っているな!?」
「俺、それで凄い飢えしのがせて貰ったから。だから俺にとって1番の家の味はアムカさんの料理の味になっちゃってる訳なのよん」
「そうか、お前はスラムに居たことがあったんだな。お前が少しでも幸せを感じてくれたなら、無駄な行為では無かったんだな」
「無駄じゃないよん!俺にとってはすんごく大切な出来事!だからねん、アムカさんだけに俺の秘密教えちゃうよん♪魔王もエントも知らない、俺とミヤハル様だけしか知らない秘密……俺ね、実は体が半分女の子なの」
ドサドサドサッ!
アムカが持っていた大量の本を落とし、その場を沈黙が支配した。
あのチビチャンの未来では俺はチビチャンのフィアンセらしい。
んじゃ俺は初恋で今でも好きなあの人の事が吹っ切れたのかな、て。
俺だって本命位いるのよ?
皆は俺の事遊び人だと思っているみたいだけどさ。
本命に告れないから遊び歩いているだけなんよ。
俺ってばちょっと普通の恋愛するんには問題あるから。
その問題を知ってんのはミヤハル様だけなんだよねぇ。
魔王もエントも知らないよ。
俺だって秘密の1つや2つあるんです~。
いや、2つは無いかな?
俺基本オープンで生きてるからねん。
でもさ、チビチャンが来て俺は自分の初恋を諦めきれたのかななんて。
2000年引きずった初恋諦めきれたんかなって。
そう思うと、確認したくなってみた。
玉砕覚悟って言うやつ。
チビチャンとくっ付くならソレはソレで良いとは思うよ?
だけど、あの人に何も言わずにソレを決めてしまえない。
俺てば女々しいなぁ。
あ、女々しいて女の人ディスってる訳じゃないよ?
言葉のあやね。
だから俺は確認しに行くことにした。
俺の恋心がもう諦めきれるレベルなのか、まだ諦めきれないモノなのか。
:::
「う~んアムカさんの作る飲茶最高ねん♡」
「喜んで貰えると作り甲斐があるな、小籠包も食べるかい?」
「食べる食べる~♪」
そう言う訳で俺は今、書庫でアムカさんに飲茶を振舞って貰っている。
これ趣味の域超えてるって絶対。
「俺ね、食べ物の中でアムカさんの作る食事が1番好きなんよ」
「それはそれは光栄だ」
「魔王の好物はミヤハル様の作ったハンバーグ。エントの好物はミヤハル様の作ったオムライス。2人とも未だにマザコン引きずってるよね~、魔王はその内王妃さん手料理が好物になるのかな?」
「王妃の嬢ちゃんはまだ包丁も持ったことないはずだったな」
「遠い道のりになりそうだよね~、魔王が餌付けしたから料理にかんしては性別が逆転しちゃったところあるよねん」
「男でも料理を作るのが好きな奴もいるからな、俺もその1人だが」
「うん、アムカさんが料理作るの好きで良かった。たまにスラム街に炊き出しに来てたんよね?」
「良く知っているな!?」
「俺、それで凄い飢えしのがせて貰ったから。だから俺にとって1番の家の味はアムカさんの料理の味になっちゃってる訳なのよん」
「そうか、お前はスラムに居たことがあったんだな。お前が少しでも幸せを感じてくれたなら、無駄な行為では無かったんだな」
「無駄じゃないよん!俺にとってはすんごく大切な出来事!だからねん、アムカさんだけに俺の秘密教えちゃうよん♪魔王もエントも知らない、俺とミヤハル様だけしか知らない秘密……俺ね、実は体が半分女の子なの」
ドサドサドサッ!
アムカが持っていた大量の本を落とし、その場を沈黙が支配した。
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