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第85話 『ドライゼ銃完成せり。大砲の鋳造幾分か定まれども完全に非ず。儀右衛門、蒸気機関の製造に本格着手せり』(1847/11/5)
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弘化四年九月二十八日(1847/11/5) 玖島城下 <次郎左衛門>
「なあ次郎、思うっちゃけどさ……」
「何なん?」
信之介の問いに俺は答える。
「今、いろんな人の来よるやろ、大村に」
「うん」
「いや、そいは良かっちゃ(それは良い)けどさ、おいたちがやろうってしよっとは(俺たちがやろうとしてるのは)さ、戦争んならんごと(戦争にならないように)、ペリーに負けんごと(負けないように)ってやつやろ?」
「おお、そうよ。だけん(だから)金ば稼いで、いろんな本ば翻訳して、優秀な人ば育つっために、学校も作ったっちゃろうが」
「いや、そいは良かとよ。たぶん、みんな賛成するやろうけど」
そういって信之介は一之進、お里を見る。おイネも、入れた。けっこう天涯孤独っぽい感じだったし、秘密を明かしても大丈夫そうだったから、教えたんだ。
「じゃあ何なん?」
「いや、歴史上の人物よ。今んとこけっこう歴史の教科書にでてるのが、長英さん。そいから秋帆先生。教科書はどうかわからんけど、ちょっと歴史好きな人なら知っとる」
「うん」
「そいから、儀右衛門さん(田中久重)。あの人は佐賀藩でかなり発明するよ」
「うん。要点を言って」
「だから、いろんな人ば呼ぶとは良かけど、その人が来たことで知り合わなかった人、影響を受けなかった人を、歴史の分岐点から除外して、その結果どうなるか、考えんと」
「うん、わかっとる」
「今でも相~当、変わっとると思うぞ」
「そがん言うたっちゃしょんなかやっか!(そんな事言っても仕方ねえじゃねえか)一応……考えとるよ、ちゃあんと」
「どがん?(どう?)」
信之介の追及がすごい。圧がすごい。
「まず、秋帆先生やけど、本当なら今牢屋。影響を与えるのは皆無よね。牢から出るのもペリーが来てからやから……」
そう言って俺は、今のおもだった人の与える影響の変化を、分析しながら信之介に言った。
・高島秋帆……1853年に釈放。その後幕府の下で砲術訓練の指導に尽力するけど、弟子の英龍さんや小曽根信淳がいるから、そこまでいなくなっても影響はない。
大村藩で頑張って!
・高野長英……史実では現在逃亡中。影響なし。……二宮敬作とはシーボルトの門下生で同門。頑張って!
・二宮敬作と石井宗謙……二宮敬作は長崎で開業するのが早まっただけ? 石井宗謙の娘、高子は生まれないから……一之進、頑張れ!
・田中久重……現状ではこの人が一番かな。佐賀藩の精錬方には別の人間がなって、蒸気機関・蒸気船・蒸気機関車を大村で作るだろう。
あと造船所もそうだが、諸々佐賀藩の近代化を遅らせる要因に、なるかも……しれない。
「これくらいだろ? 今のところは大きな影響は佐賀藩くらいだから、お隣だから、まあ何とかならんかな?」
「まあ、今後はいろんな影響を考えて、その後にどうフォローするかも考えて、招聘しないといけないぞ」
「「「だね」」」
信之介の言葉に全員が同意する。
「あ、うん。わかった」
いや、なんか俺だけ悪者? 違うやろ……。
■大砲鋳造方
これまでの試射で、砲身の破裂は砲身そのものに生じた「巣(鋳物にできる気泡の孔)」が原因であり、それにより強度が落ちた事や、水車動力を用いた砲身の穿孔が不均一であったことが判明している。
気泡による強度の不均一と、炭素含有の不均一に関しては一定の安定をみた。
完成している4門の36lb鋳造砲に関しても試射を行い、装薬量を増やしても破裂しない事が判明した。
ただし、8lb砲での耐えうる炸薬量が4.13kgであったのに対し、36lb砲として約4.5倍の18.6kgの装薬量に耐え得た訳ではない。威力は増すが純粋に砲の強度が正比例していない。
おおよそ性能の安定の目処がついてきたが、蒸気動力の安定供給と、さらなる改善を要す。
「あとは、繰り返すだけですな」
「はい。儀右衛門さん、有難うございます」
「いえ、信之介様。それがしが来た時には、既にほぼできあがっておりました。多少の工夫をしただけにございます」
「それが大事なのです。それで変わってくる」
信之介と田中儀右衛門久重は、さらなる高みを目指していた。
■小銃製造方
「先生! ついに完成ですね!」
いつしか田中久重の周りには、手先の器用な者や工作好きな者が集まり、試行錯誤しながらも、新しい製品を生み出そうと切磋琢磨していたのだ。
次郎のアイデアのもとで、信之介が雷酸水銀をつくって量産化に成功し、小銃の改良と開発は、久重が行っている。
威力不足であった拳銃形態のものに改良を加え、ライフル銃として完成させた。
ドライゼ銃はその構造上、銃を立てて弾を装填する必要がない。
その結果これまでの戦列歩兵戦術を駆逐し、小隊による散兵戦術を可能にしたのだ。日本中がまだ、管打ち式のゲベール銃を最先端と考えていた頃の、快挙である。
■蒸気機関
ドライゼ銃の完成を受けて、久重は本格的に蒸気機関の製造(すでに発明されているので)に取りかかった。
まったく大村藩には血湧き肉躍るものが山ほどある。久重はそう思わずにはいられなかったのだ。
『G.J.Verdam“Gronden der toegespaste Werktuigkunst ”Groningen.1828-1837.』
(ヘルダム『応用機械学の基礎』1828~1837年 フローニンゲン)
蒸気機関は必須である。
次郎は最初にヒュゲーニンの反射炉に関する書籍を翻訳し、まずはその素地となる文献はないかと探したのだ。そして、同時に翻訳作業に入った(お里&宗謙&長英にお願いした)。
技術的な細かい点は先任技術者である久重に任せるとして、その素地を作っておきたかった。
信之介もできあがった訳本を一読してはいたが、どちらかというと図面まであったなら、やはり久重の領分である。
『H.Huijgens“Handleiding tot de Kennis van het Scheeps-Stoomwerktuig ”Amsterdam, 1847.』
(ホイヘンス『船舶蒸気機関説案内』1847年 アムステルダム)
次郎は今年出版されたこの本も注文した。
大村藩の蘭書購入額は、それこそ天文学的数字だろう。蒸気機関の後は蒸気船、そして蒸気機関車。その他数え切れないほどの量である。
■医学方
「ああ、これは静叔先生。いかがなされたのですか? おや、そちらの方はお弟子さんで?」
一之進は軽やかに聞いた。
「先生、彼は弟弟子の村田蔵六と申します。大坂の適塾から私の元に、なんせ長崎ですからな。もっと医学を蘭学をと、遊学に来たのでございます」
「へえ~」
「そこで私のしくじりの話をしましたら、ぜひに自分も大村にと言い出しまして、連れてきた次第にございます」
「なるほど。それで、先生のしくじりとは?」
「それが……大変申し上げにくい事なんですが、痘瘡の種痘を、種を殺してしまい……恥ずかしながら、今一度分けて貰えぬかと、参った次第にて……面目次第もございませぬ」
「ああ、その件ですか。心配ありません。こちらで用意しているものに余分がありますゆえ、お分けいたします」
一之進は責めない。確かに失態ではあるが、だからといって責めたところで解決はしないからだ。
「誠に、かたじけない」
奥山静叔は深々と頭をさげた。
「先生、止めてください。さあ、頭をあげて、ああそうだ。そこの、蔵六さん、でいいのかな?」
「はい。村田蔵六と申します」
「君は……確か、医学もそうだけど、兵学や舎密学(化学)にも、関心があるんじゃないかい?」
心の中を見抜かれた蔵六は、返事に困っていたが、一之進は続けた。事実、語学はもちろん医学にも秀でていた蔵六は、このころはそれ以外にも知識の幅を広げていたのだ。
「じゃあ、ここはもちろんいつでもいいけど、精煉方を見た方がいいかもしれないね。次郎には……いや、ごほん。御家老様には私から言っておくよ。静叔先生、構いませんか?」
「ええ、もちろんです」
村田蔵六の大村見聞記が始まった。
次回 第86話 (仮)『コカインペーストからの局所麻酔薬コカイン製造工場』
「なあ次郎、思うっちゃけどさ……」
「何なん?」
信之介の問いに俺は答える。
「今、いろんな人の来よるやろ、大村に」
「うん」
「いや、そいは良かっちゃ(それは良い)けどさ、おいたちがやろうってしよっとは(俺たちがやろうとしてるのは)さ、戦争んならんごと(戦争にならないように)、ペリーに負けんごと(負けないように)ってやつやろ?」
「おお、そうよ。だけん(だから)金ば稼いで、いろんな本ば翻訳して、優秀な人ば育つっために、学校も作ったっちゃろうが」
「いや、そいは良かとよ。たぶん、みんな賛成するやろうけど」
そういって信之介は一之進、お里を見る。おイネも、入れた。けっこう天涯孤独っぽい感じだったし、秘密を明かしても大丈夫そうだったから、教えたんだ。
「じゃあ何なん?」
「いや、歴史上の人物よ。今んとこけっこう歴史の教科書にでてるのが、長英さん。そいから秋帆先生。教科書はどうかわからんけど、ちょっと歴史好きな人なら知っとる」
「うん」
「そいから、儀右衛門さん(田中久重)。あの人は佐賀藩でかなり発明するよ」
「うん。要点を言って」
「だから、いろんな人ば呼ぶとは良かけど、その人が来たことで知り合わなかった人、影響を受けなかった人を、歴史の分岐点から除外して、その結果どうなるか、考えんと」
「うん、わかっとる」
「今でも相~当、変わっとると思うぞ」
「そがん言うたっちゃしょんなかやっか!(そんな事言っても仕方ねえじゃねえか)一応……考えとるよ、ちゃあんと」
「どがん?(どう?)」
信之介の追及がすごい。圧がすごい。
「まず、秋帆先生やけど、本当なら今牢屋。影響を与えるのは皆無よね。牢から出るのもペリーが来てからやから……」
そう言って俺は、今のおもだった人の与える影響の変化を、分析しながら信之介に言った。
・高島秋帆……1853年に釈放。その後幕府の下で砲術訓練の指導に尽力するけど、弟子の英龍さんや小曽根信淳がいるから、そこまでいなくなっても影響はない。
大村藩で頑張って!
・高野長英……史実では現在逃亡中。影響なし。……二宮敬作とはシーボルトの門下生で同門。頑張って!
・二宮敬作と石井宗謙……二宮敬作は長崎で開業するのが早まっただけ? 石井宗謙の娘、高子は生まれないから……一之進、頑張れ!
・田中久重……現状ではこの人が一番かな。佐賀藩の精錬方には別の人間がなって、蒸気機関・蒸気船・蒸気機関車を大村で作るだろう。
あと造船所もそうだが、諸々佐賀藩の近代化を遅らせる要因に、なるかも……しれない。
「これくらいだろ? 今のところは大きな影響は佐賀藩くらいだから、お隣だから、まあ何とかならんかな?」
「まあ、今後はいろんな影響を考えて、その後にどうフォローするかも考えて、招聘しないといけないぞ」
「「「だね」」」
信之介の言葉に全員が同意する。
「あ、うん。わかった」
いや、なんか俺だけ悪者? 違うやろ……。
■大砲鋳造方
これまでの試射で、砲身の破裂は砲身そのものに生じた「巣(鋳物にできる気泡の孔)」が原因であり、それにより強度が落ちた事や、水車動力を用いた砲身の穿孔が不均一であったことが判明している。
気泡による強度の不均一と、炭素含有の不均一に関しては一定の安定をみた。
完成している4門の36lb鋳造砲に関しても試射を行い、装薬量を増やしても破裂しない事が判明した。
ただし、8lb砲での耐えうる炸薬量が4.13kgであったのに対し、36lb砲として約4.5倍の18.6kgの装薬量に耐え得た訳ではない。威力は増すが純粋に砲の強度が正比例していない。
おおよそ性能の安定の目処がついてきたが、蒸気動力の安定供給と、さらなる改善を要す。
「あとは、繰り返すだけですな」
「はい。儀右衛門さん、有難うございます」
「いえ、信之介様。それがしが来た時には、既にほぼできあがっておりました。多少の工夫をしただけにございます」
「それが大事なのです。それで変わってくる」
信之介と田中儀右衛門久重は、さらなる高みを目指していた。
■小銃製造方
「先生! ついに完成ですね!」
いつしか田中久重の周りには、手先の器用な者や工作好きな者が集まり、試行錯誤しながらも、新しい製品を生み出そうと切磋琢磨していたのだ。
次郎のアイデアのもとで、信之介が雷酸水銀をつくって量産化に成功し、小銃の改良と開発は、久重が行っている。
威力不足であった拳銃形態のものに改良を加え、ライフル銃として完成させた。
ドライゼ銃はその構造上、銃を立てて弾を装填する必要がない。
その結果これまでの戦列歩兵戦術を駆逐し、小隊による散兵戦術を可能にしたのだ。日本中がまだ、管打ち式のゲベール銃を最先端と考えていた頃の、快挙である。
■蒸気機関
ドライゼ銃の完成を受けて、久重は本格的に蒸気機関の製造(すでに発明されているので)に取りかかった。
まったく大村藩には血湧き肉躍るものが山ほどある。久重はそう思わずにはいられなかったのだ。
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技術的な細かい点は先任技術者である久重に任せるとして、その素地を作っておきたかった。
信之介もできあがった訳本を一読してはいたが、どちらかというと図面まであったなら、やはり久重の領分である。
『H.Huijgens“Handleiding tot de Kennis van het Scheeps-Stoomwerktuig ”Amsterdam, 1847.』
(ホイヘンス『船舶蒸気機関説案内』1847年 アムステルダム)
次郎は今年出版されたこの本も注文した。
大村藩の蘭書購入額は、それこそ天文学的数字だろう。蒸気機関の後は蒸気船、そして蒸気機関車。その他数え切れないほどの量である。
■医学方
「ああ、これは静叔先生。いかがなされたのですか? おや、そちらの方はお弟子さんで?」
一之進は軽やかに聞いた。
「先生、彼は弟弟子の村田蔵六と申します。大坂の適塾から私の元に、なんせ長崎ですからな。もっと医学を蘭学をと、遊学に来たのでございます」
「へえ~」
「そこで私のしくじりの話をしましたら、ぜひに自分も大村にと言い出しまして、連れてきた次第にございます」
「なるほど。それで、先生のしくじりとは?」
「それが……大変申し上げにくい事なんですが、痘瘡の種痘を、種を殺してしまい……恥ずかしながら、今一度分けて貰えぬかと、参った次第にて……面目次第もございませぬ」
「ああ、その件ですか。心配ありません。こちらで用意しているものに余分がありますゆえ、お分けいたします」
一之進は責めない。確かに失態ではあるが、だからといって責めたところで解決はしないからだ。
「誠に、かたじけない」
奥山静叔は深々と頭をさげた。
「先生、止めてください。さあ、頭をあげて、ああそうだ。そこの、蔵六さん、でいいのかな?」
「はい。村田蔵六と申します」
「君は……確か、医学もそうだけど、兵学や舎密学(化学)にも、関心があるんじゃないかい?」
心の中を見抜かれた蔵六は、返事に困っていたが、一之進は続けた。事実、語学はもちろん医学にも秀でていた蔵六は、このころはそれ以外にも知識の幅を広げていたのだ。
「じゃあ、ここはもちろんいつでもいいけど、精煉方を見た方がいいかもしれないね。次郎には……いや、ごほん。御家老様には私から言っておくよ。静叔先生、構いませんか?」
「ええ、もちろんです」
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