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遊園地デート②
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入り口でチケットを渡して入園するとパンフレットを貰い、一緒に眺めながらどのアトラクションから行こうか一之瀬さんに相談する。
すると「うーん。そうだねー。まずは…。」と辺りをキョロキョロしている一之瀬さん。
そんな一之瀬さんに「どうしたの?」と尋ねると「あ!あそこ!」と一之瀬さんが指を差す。
その方向を見てみると、広場の真ん中に大きなモニュメントがあって「あれがどうかしたの?」と尋ねる。
すると「まずはあそこで記念撮影しよ!」と笑顔の一之瀬さん。
それに同意すると近くのスタッフの人に撮影をお願いする。
…のだけど。
私と一之瀬さんが恋人繋ぎをしているのを見て、恋人なんだと勘違いしたみたいで。
一之瀬さんと少し距離が空いていた私に、もう少し近づきましょう!と提案され。
恥ずかしがってる私に一之瀬さんが「ほら!お姉さん!言う通りにしないとー!」と言ってピッタリとくっつく。
まだ恋人繋ぎで照れていた私は、一之瀬さんがくっついてきたことと、スタッフさんに見られていることで、さらに顔が赤くなってしまう。
だけどせっかくの記念撮影だし、せめて笑顔にならないとと思った私。
なんとか笑顔を作り、撮影が終わるとお礼を伝え、スマホで撮影された写真を一緒に眺める。
そこには笑顔でピースする一之瀬さんと、照れながらも笑顔の私が写っていて。
あの状況でよく頑張った私!と自分を褒めていると「えへへ。お姉さんかわいいなぁ。」と嬉しそうな一之瀬さん。
褒められて恥ずかしさもあったけど、一之瀬さんの嬉しそうな顔を見ていると私も嬉しくなってきて。
次はもっと自然な笑顔で撮れそうな気がした私は「あとで他の所でも一緒に撮ろっか。」と提案すると「うん!撮る!絶対撮る!」と大喜びの一之瀬さん。
それから、最初のアトラクションを一之瀬さんに決めてもらうと一緒に歩き出す。
そのアトラクションは遠目から見ても結構な迫力だったのだけど、いざ目の前まで着くとさらにすごくて。
「こ、これは…す、すごいね…。」と緊張しながら見上げる。
すると「だねー!でも楽しそうだよ!」と一之瀬さんはワクワクしている様子。
というわけでジェットコースターにやってきた私達。
久しぶりのジェットコースターに私は少し怯えながらも列に並び始める。
並んでいる途中、一之瀬さんと会話しながら聞こえてくる悲鳴やら叫び声で緊張感も徐々に増していき。
そんな私を心配してくれる一之瀬さんに「だ、大丈夫だよ。」と伝え。
そして遂に私達の順番がやってくる。
ゆっくりとジェットコースターが動き出し、徐々に登り始めて一番上の方までくると私の緊張もピークに達して。
「い、一之瀬さん。お、お願いがあるんだけど。」と震えた声で話しかける。
「なに?なんでも言って?」と私に優しく答えてくれる一之瀬さん。
そんな一之瀬さんに「て、手を少し強く握ってもいいかな…。」とお願いをすると「うん!いいよ!ぎゅってして!」と言ってくれて。
返事を聞き、すぐに一之瀬さんの手をぎゅっと握ると、少し安心してきた私。
一之瀬さんに「ありがと。一之瀬さん。」と伝えると「うん!」と笑顔で答えてくれて。
少しするとジェットコースターが急降下を始める。
そして、くるくる回ったり、一回転したり、上り下りしたりして。
その度に、きゃー!と楽しそうにしている一之瀬さんと、最初はよくわからない叫び声を上げていた私だったけど途中から楽しくなってきて。
ジェットコースターがスタート地点まで戻ると「一之瀬さん!楽しかったね!」と笑顔で言った。
そんな私に一之瀬さんも「うん!楽しかったー!」と嬉しそうに答えてくれる。
それから、ジェットコースターを降りると、一之瀬さんの手を強く握りすぎちゃったなと思った私は「強く握っちゃってごめんね。」と伝えると「えへへ。お姉さんに頼られて嬉しかったからいいよー!」と笑顔で答えてくれる一之瀬さん。
そんな一之瀬さんに改めてお礼を伝えると、ジェットコースターの前で記念撮影をして。
次のアトラクションは私が決めることになった。
すると「うーん。そうだねー。まずは…。」と辺りをキョロキョロしている一之瀬さん。
そんな一之瀬さんに「どうしたの?」と尋ねると「あ!あそこ!」と一之瀬さんが指を差す。
その方向を見てみると、広場の真ん中に大きなモニュメントがあって「あれがどうかしたの?」と尋ねる。
すると「まずはあそこで記念撮影しよ!」と笑顔の一之瀬さん。
それに同意すると近くのスタッフの人に撮影をお願いする。
…のだけど。
私と一之瀬さんが恋人繋ぎをしているのを見て、恋人なんだと勘違いしたみたいで。
一之瀬さんと少し距離が空いていた私に、もう少し近づきましょう!と提案され。
恥ずかしがってる私に一之瀬さんが「ほら!お姉さん!言う通りにしないとー!」と言ってピッタリとくっつく。
まだ恋人繋ぎで照れていた私は、一之瀬さんがくっついてきたことと、スタッフさんに見られていることで、さらに顔が赤くなってしまう。
だけどせっかくの記念撮影だし、せめて笑顔にならないとと思った私。
なんとか笑顔を作り、撮影が終わるとお礼を伝え、スマホで撮影された写真を一緒に眺める。
そこには笑顔でピースする一之瀬さんと、照れながらも笑顔の私が写っていて。
あの状況でよく頑張った私!と自分を褒めていると「えへへ。お姉さんかわいいなぁ。」と嬉しそうな一之瀬さん。
褒められて恥ずかしさもあったけど、一之瀬さんの嬉しそうな顔を見ていると私も嬉しくなってきて。
次はもっと自然な笑顔で撮れそうな気がした私は「あとで他の所でも一緒に撮ろっか。」と提案すると「うん!撮る!絶対撮る!」と大喜びの一之瀬さん。
それから、最初のアトラクションを一之瀬さんに決めてもらうと一緒に歩き出す。
そのアトラクションは遠目から見ても結構な迫力だったのだけど、いざ目の前まで着くとさらにすごくて。
「こ、これは…す、すごいね…。」と緊張しながら見上げる。
すると「だねー!でも楽しそうだよ!」と一之瀬さんはワクワクしている様子。
というわけでジェットコースターにやってきた私達。
久しぶりのジェットコースターに私は少し怯えながらも列に並び始める。
並んでいる途中、一之瀬さんと会話しながら聞こえてくる悲鳴やら叫び声で緊張感も徐々に増していき。
そんな私を心配してくれる一之瀬さんに「だ、大丈夫だよ。」と伝え。
そして遂に私達の順番がやってくる。
ゆっくりとジェットコースターが動き出し、徐々に登り始めて一番上の方までくると私の緊張もピークに達して。
「い、一之瀬さん。お、お願いがあるんだけど。」と震えた声で話しかける。
「なに?なんでも言って?」と私に優しく答えてくれる一之瀬さん。
そんな一之瀬さんに「て、手を少し強く握ってもいいかな…。」とお願いをすると「うん!いいよ!ぎゅってして!」と言ってくれて。
返事を聞き、すぐに一之瀬さんの手をぎゅっと握ると、少し安心してきた私。
一之瀬さんに「ありがと。一之瀬さん。」と伝えると「うん!」と笑顔で答えてくれて。
少しするとジェットコースターが急降下を始める。
そして、くるくる回ったり、一回転したり、上り下りしたりして。
その度に、きゃー!と楽しそうにしている一之瀬さんと、最初はよくわからない叫び声を上げていた私だったけど途中から楽しくなってきて。
ジェットコースターがスタート地点まで戻ると「一之瀬さん!楽しかったね!」と笑顔で言った。
そんな私に一之瀬さんも「うん!楽しかったー!」と嬉しそうに答えてくれる。
それから、ジェットコースターを降りると、一之瀬さんの手を強く握りすぎちゃったなと思った私は「強く握っちゃってごめんね。」と伝えると「えへへ。お姉さんに頼られて嬉しかったからいいよー!」と笑顔で答えてくれる一之瀬さん。
そんな一之瀬さんに改めてお礼を伝えると、ジェットコースターの前で記念撮影をして。
次のアトラクションは私が決めることになった。
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