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42 誰にも知られたくない出来事★★
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※スカ有り閲覧注意(44話まで続きます)
書いたもののアップすべきか迷っているうちにかなり長い間更新が滞っていたことをお詫びします。
――――――――――――――――――――――――――
「ところで、最近お通じが来ていないようですね、お腹がこんなに張っています」
「は?」
私の肩を抱いたまま下腹部を撫でる晴人さんの呟きに私は耳を疑った。
さっき良い感じに話が纏まったばかりだというのに、今この男は何を言った?
お通じって、あのお通じ?
確かに私はトイレに行く頻度が減っている。入院のストレスもあるが、やはり24時間側に誰かがいて見守られている状況の為だ。
しかもここのトイレはカーテンで隠されているだけなのだ、こんなトイレで落ち着いて出来るはずが無い。ここは医療関係者だけじゃなく晴人さんやメーちゃんや恵里奈だって来るのだ。特に晴人さんには絶対に悟られたく無い。
だから私は面倒でも廊下のトイレまで行っていた。
ただ、いちいち松葉杖を使うのが面倒で、少しくらいなら我慢するようになっていた。
だが、何故そんな超プライバシーに関わる事に言及されなければならないのか、本気で放っておいて欲しい事柄だ。普通なら彼氏、いや夫にすら踏み込ませたくない領域だろう。
それにとても嫌な予感がする。
「そ、そんなことより。メーちゃんとハヤッチは仲直り出来たのかしらね」
さりげなく晴人さんの胸に手を置いて少し離れようとするけれどびくともしない。
昨日晴人さんの身体を見たけれど、ムキムキとはしていないけれど綺麗な筋肉がついていた、そんな風には見えないけど鍛えているのかもしれない。
「話を逸らしたい気持ちはわかりますが、そこで他の男の名前を出すのはやめて欲しいですね。瑠璃さんはまだ獣人の男というものが解っていないようです」
「え、ちょ!?」
そのまま抱き上げられて連れていかれたのはお風呂場で、昨日の影響でまだぐったりしている私は冷たいタイルではなく蜘蛛の巣で作られたハンモックにうつ伏せで寝かせられた。
元々動けないので、粘着性のある糸に絡まると身を起こす事すら出来ない。
トイレの話だった筈なのにどうしてお風呂? と思っていると、一旦お風呂場から出た晴人さんが人の腕程もある巨大な注射器を持って現れた。
人差し指程の太さの先端には針は無く、哺乳瓶の先みたいな丸みがある。
中の液体はお風呂のお湯と同じ薬湯のようで、緑色に濁っていて物凄く禍々しく見える。
何となく使い道を察して私は真っ青になった。
「そ、それ、どうするつもり?」
「勿論瑠璃さんに浣腸をするんですよ。大丈夫、これは医療行為です。瑠璃さんが更に病気にでもなってしまって入院が長引いたら大変ですからね」
爽やかな笑顔で告げられた言葉は死刑宣告にも相当した。
「い、嫌よ。医療行為っていうならなんで看護婦さんじゃなくて晴人さんがするのよ!」
もがこうと身を起こそうとするが、ハンモックの上のような不安定な感覚で全く踏ん張れない。
その間にもズボンが下着ごと脱がされてお尻が晴人さんにむけて晒されてしまう。
「嫌ぁ!」
今更恥ずかしがるのもどうかと思うが、これからの展開も考えるとじっとなどしていられない。
私は兎に角暴れたが、糸が強く絡まっただけで何も状況は変わらなかった。
「番の身繕いは相方の仕事ですよ。大丈夫、痛くないです。ただ、お腹に溜まっているものを出すだけですから」
「んあ!?」
話しながら晴人さんがお尻を割り広げ、柔らかく湿ったもので穴の周囲を撫でられた。
身に覚えのあるようでない感覚に慌てて首を後ろに向けると、信じられない事に、晴人さんの頭が私のお尻の谷間の向こうにある。
「いやっ汚いから! 何で舐めるの!? そんな所舐めちゃいやぁ!」
慌ててお尻を左右に動かして避けようとしたけれど晴人さんの手に阻まれて動けない。
それでも必死に暴れて舐められるのを阻止しようと藻掻く。
「うわっお尻を振って誘っているみたいで凄く可愛い。我慢しようと思っていたのにまたしたくなってしまいますよ」
「したければすればいいからもうお尻はやめてぇ!」
嬉しそうな声を出すなとぶん殴ってやりたい!
正直散々鳴かされたのでもう、今日はしたくないのだけれど背に腹は変えられない。
「いえ、こんな大きな先端を入れたら瑠璃さんのお尻に傷がついてしまうかもしれませんから、少し慣らさないと。これは大事な事なのでやめませんよ。大丈夫、したいですが瑠璃さんの為なら我慢できます」
「そこでしゃべらないでー! いやぁっ」
格好良さげに語っているが、晴人さんの顔は未だにお尻の穴の付近にある。
喋る度に息がかかってくすぐったい上に物凄く恥ずかしい。憤然と抗議しても晴人さんは聞く耳持たずでまた舌を這わせた。
「ひぃんっやっあっ」
皺が一本一本伸ばされるような丁寧な動きでお尻を舐められると、ムズムズして勝手に収縮してしまい、それがダイレクトに晴人さんに伝わっているのかと思うと消え入りたいほど恥ずかしい。
しかも、恥ずかしいのに少し気持ちよくて変な声がもれてしまう。
「少しだけ緩んできたかな。丁度いいからこれを使いましょう」
「ああん」
いつのまにか私の秘部はぐしょぐしょに濡れていて、晴人さんが二本位纏めて指を入れたようなのに痛みもなく受け入れてしまった。
書いたもののアップすべきか迷っているうちにかなり長い間更新が滞っていたことをお詫びします。
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「ところで、最近お通じが来ていないようですね、お腹がこんなに張っています」
「は?」
私の肩を抱いたまま下腹部を撫でる晴人さんの呟きに私は耳を疑った。
さっき良い感じに話が纏まったばかりだというのに、今この男は何を言った?
お通じって、あのお通じ?
確かに私はトイレに行く頻度が減っている。入院のストレスもあるが、やはり24時間側に誰かがいて見守られている状況の為だ。
しかもここのトイレはカーテンで隠されているだけなのだ、こんなトイレで落ち着いて出来るはずが無い。ここは医療関係者だけじゃなく晴人さんやメーちゃんや恵里奈だって来るのだ。特に晴人さんには絶対に悟られたく無い。
だから私は面倒でも廊下のトイレまで行っていた。
ただ、いちいち松葉杖を使うのが面倒で、少しくらいなら我慢するようになっていた。
だが、何故そんな超プライバシーに関わる事に言及されなければならないのか、本気で放っておいて欲しい事柄だ。普通なら彼氏、いや夫にすら踏み込ませたくない領域だろう。
それにとても嫌な予感がする。
「そ、そんなことより。メーちゃんとハヤッチは仲直り出来たのかしらね」
さりげなく晴人さんの胸に手を置いて少し離れようとするけれどびくともしない。
昨日晴人さんの身体を見たけれど、ムキムキとはしていないけれど綺麗な筋肉がついていた、そんな風には見えないけど鍛えているのかもしれない。
「話を逸らしたい気持ちはわかりますが、そこで他の男の名前を出すのはやめて欲しいですね。瑠璃さんはまだ獣人の男というものが解っていないようです」
「え、ちょ!?」
そのまま抱き上げられて連れていかれたのはお風呂場で、昨日の影響でまだぐったりしている私は冷たいタイルではなく蜘蛛の巣で作られたハンモックにうつ伏せで寝かせられた。
元々動けないので、粘着性のある糸に絡まると身を起こす事すら出来ない。
トイレの話だった筈なのにどうしてお風呂? と思っていると、一旦お風呂場から出た晴人さんが人の腕程もある巨大な注射器を持って現れた。
人差し指程の太さの先端には針は無く、哺乳瓶の先みたいな丸みがある。
中の液体はお風呂のお湯と同じ薬湯のようで、緑色に濁っていて物凄く禍々しく見える。
何となく使い道を察して私は真っ青になった。
「そ、それ、どうするつもり?」
「勿論瑠璃さんに浣腸をするんですよ。大丈夫、これは医療行為です。瑠璃さんが更に病気にでもなってしまって入院が長引いたら大変ですからね」
爽やかな笑顔で告げられた言葉は死刑宣告にも相当した。
「い、嫌よ。医療行為っていうならなんで看護婦さんじゃなくて晴人さんがするのよ!」
もがこうと身を起こそうとするが、ハンモックの上のような不安定な感覚で全く踏ん張れない。
その間にもズボンが下着ごと脱がされてお尻が晴人さんにむけて晒されてしまう。
「嫌ぁ!」
今更恥ずかしがるのもどうかと思うが、これからの展開も考えるとじっとなどしていられない。
私は兎に角暴れたが、糸が強く絡まっただけで何も状況は変わらなかった。
「番の身繕いは相方の仕事ですよ。大丈夫、痛くないです。ただ、お腹に溜まっているものを出すだけですから」
「んあ!?」
話しながら晴人さんがお尻を割り広げ、柔らかく湿ったもので穴の周囲を撫でられた。
身に覚えのあるようでない感覚に慌てて首を後ろに向けると、信じられない事に、晴人さんの頭が私のお尻の谷間の向こうにある。
「いやっ汚いから! 何で舐めるの!? そんな所舐めちゃいやぁ!」
慌ててお尻を左右に動かして避けようとしたけれど晴人さんの手に阻まれて動けない。
それでも必死に暴れて舐められるのを阻止しようと藻掻く。
「うわっお尻を振って誘っているみたいで凄く可愛い。我慢しようと思っていたのにまたしたくなってしまいますよ」
「したければすればいいからもうお尻はやめてぇ!」
嬉しそうな声を出すなとぶん殴ってやりたい!
正直散々鳴かされたのでもう、今日はしたくないのだけれど背に腹は変えられない。
「いえ、こんな大きな先端を入れたら瑠璃さんのお尻に傷がついてしまうかもしれませんから、少し慣らさないと。これは大事な事なのでやめませんよ。大丈夫、したいですが瑠璃さんの為なら我慢できます」
「そこでしゃべらないでー! いやぁっ」
格好良さげに語っているが、晴人さんの顔は未だにお尻の穴の付近にある。
喋る度に息がかかってくすぐったい上に物凄く恥ずかしい。憤然と抗議しても晴人さんは聞く耳持たずでまた舌を這わせた。
「ひぃんっやっあっ」
皺が一本一本伸ばされるような丁寧な動きでお尻を舐められると、ムズムズして勝手に収縮してしまい、それがダイレクトに晴人さんに伝わっているのかと思うと消え入りたいほど恥ずかしい。
しかも、恥ずかしいのに少し気持ちよくて変な声がもれてしまう。
「少しだけ緩んできたかな。丁度いいからこれを使いましょう」
「ああん」
いつのまにか私の秘部はぐしょぐしょに濡れていて、晴人さんが二本位纏めて指を入れたようなのに痛みもなく受け入れてしまった。
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