23 / 24
新人官能小説家 2
しおりを挟む
夕食後、ボクがソファに寝そべってスマホゲームをしていると、お母さんが近くにひざまづいて「勇人、担当のマンガ家さん、どんな人だった?」と聞いた。
「ボクと年が近い人だったよ。木田さんって名前で、最近はホラー系の作品を描いてるって。ボクの新人賞受賞作品を読んで、こんなエロい話の作画を担当できるんですねーって、喜んでくれてたよ。実直そうな青年っていう印象かな」
「そう。プロのマンガ家さんだから、絵が上手なんでしょうね」
「うん。割とリアルなタッチで描く人みたいなんで、お母さんの写真なんかも見せて、参考にしてもらわないとね」
「いやよ、そんなことしたら、小説に登場する引きこもり青年の母親が私だって、バレちゃうじゃないの」お母さんはボクの腕を叩いた。「絶対にダメよ」
「大丈夫だよ」ボクは笑って片手を振った。「お母さんの写真は見せるけど、それはあくまで木田さんがイメージする上で参考にしてもらうだけだから。本人に似過ぎたらまずいってことぐらい、彼も判ってるから」
「だったらいいけど……本当にダメよ、私だって判るように描いたりしたら」
ボクは「心配性だなあ、お母さんは。だったら木田さんには後で念押ししておくから」と言い、いったん止めていたスマホゲームを再開させた。
でも、お母さんはその場にひざまずいたまま、ボクをじっと見ているようだった。
最近、ご無沙汰ね――と言われそうな気がして、わざと無視してゲームを続けた。
ボクの初体験の相手はお母さんだった。高校生のときから八年間、ボクは引きこもり生活を続けていて、ずっと女性に触れる機会なんてなかった。そんなときに、パジャマ姿のお母さんがお酒を飲んで、このソファで寝入っている姿を見て、ついパジャマのボタンを外しておっぱいをまさぐってしまったのだった。そのときは、お母さんに気づかれてボクは自分の部屋に逃げ帰ったのだけれど、後でお母さんから一緒に風呂に入ろうと声をかけられ、それからは二人ともタガが外れて、関係を持ってしまったのだった。もしかしたらボクよりもお母さんの方が、性行為に飢えていた、ということなのかもしれない。
その後、ボクとお母さんは禁断の関係を何度となく重ね、お陰で長らく途絶えていた対話ができるようになった。そしてボクは、引きこもり青年が母親とのセックスを通じて生きる力を取り戻してゆくさまを小説に書いて、官能小説の新人賞に投稿したところ、受賞してプロ作家になることができた。受賞作は売り上げ好調で、マンガになることも決まったのだった。
だからお母さんはボクにとって人生の恩人ではあるのだけれど、最近はさすがにマンネリ化してしまって、ボクはあまりお母さんにそそられなくなってしまっていた。担当編集者かんから、新作のネタ作りのために、と言われて、風俗店にちょくちょく行くようになったことも原因の一つだった。先日は、ボクの読者だという女子高生とも、ひょんなことからセックスをすることになった。そんなこんなで、お母さんの身体から遠ざかっていた。
そもそも、母子相姦というのは、社会的にモラルに反することだから、やる気がなくなったのは健全なことなのではあるけれど。
お母さんは、まだソファの前でひざまずいていた。そして「ねえ、勇人」とボクの太腿に手を当てて「いい?」と言った。
「ゲームしてるところなんだけど」
「勇人はゲームをしてていいから、ね」
どういうこと? と思っていると、お母さんはボクのジャージとボクサーパンツを脱がせてフルチン状態にし、片手でボクのものをつかんで、ゆっくりとこねくり始めた。
ボクはわざとお母さんの方を見ないようにして、ゲームを続けた。でも、このプレイは面白いかも、と少し思った。
ボクのものがなかなか硬くならないので、お母さんはシャツを脱ぎ、ブラも外してトップレスになった。視界の隅に白い肌を確認したけれど、ボクはわざと見ないでいた。
トップレスになったお母さんは、ボクのものを口に含んで、じゅぼじゅぼと出し入れを始めた。さらに手コキをしながら舌先でボクのものの先端をなめたりした。
さすがにボクのものも硬くなってきたけれど、ボクは何も起きてないかのようにゲームを続けた。お母さんもこのプレイが気に入ったのか、さらに身を乗り出してきて、片方の乳首でボクのものの先端をなでながら「はあっ」と吐息をついた。
お母さんはパンツとパンティも脱いで、フェラチオと手コキでボクのものを愛撫しながら、空いているもう一方の手で、自身の陰部をこねくり始めた。お母さんは興奮してきたようで「ああっ、勇人、お母さん、こんな恥ずかしいことをしてる……オナニーしながら息子にフェラチオしてるわ……」などと言ったけれど、ボクは我慢してゲームを続けた。
お母さんは濡れてきたらしく、何度か「ああっ」と身体を反らせるようになり、とうとうボクの上にまたがって、騎乗位で挿入した。
「ああ、勇人、入っちゃったわ。お母さんの中に勇人が……」
ボクは返事をしないでおいた。ゲームの電子音が流れていた。
そのとき、スマホが鳴った。ソファのすぐそば、カーペットの上にあったお母さんのスマホだった。電話がかかっていることを知らせる音だった。
ボクの上に乗ったまま腰を動かしていたお母さんは、スマホには出ないつもりだったようだけれど、ボクは思いつきで「お母さん、電話に出れば」と言った。
お母さんは「イヤよ」と頭を横に振った。「せっかく気持ちよくなってきたのに」
「出てよ。出ないんだったら下りてよね」
お母さんは「どうしてそんないじわる言うのよ」と眉根を寄せたが、電話で会話をしながら息子とセックスをするというのは結構スリリングなプレイだと気づいたようで、「判ったわ」と、片足を伸ばしてスマホに手を伸ばした。
お母さんは画面を見て「やっぱり後でいいわ」と言ったけれど、ボクが「ダメだよ。電話に出て。ほらっ」と両手で乳首をつまんで引っ張ると、お母さんは「あんっ、バカっ」とスマホを指先でタップした。
「もしもし……はい、お疲れ様。ああ、その件だったらまた後で……」とお母さんが言ったので、ボクはまた乳首をつまんで引っ張り、会話を続けるよううながした。
「ええ、今ちょっと取り込んでるところだから……うん……の件は明日、バックヤードで話し合って決めようよ、ね。じゃあ、ごめんね」
お母さんは電話を切って、「勇人のバカっ」とボクの胸を叩いた。「変な声が混ざっちゃったじゃないのっ」
「パート先のバイトのコから?」とボクが尋ねると、お母さんは「そう。シフトを変わってほしいって頼まれたんだけど、すぐには返事できないことだし。女のコなんだけど、ちょいちょいシフト変わってほしいって言うから、あんまり応じてばかりだと、都合よく利用されちゃうかもしれないし、ときどき断った方がいいかなって」と答えた。
ボクはその返事に違和感を覚えた。質問に対する答えがちょっとくどくて、何だか言い訳がましいように感じたのだ。普段のお母さんだったら、もっと簡潔な返事をするのに。
ボクがカマかけのつもりで「本当は男のコなんでしょ」と言うと、お母さんは明らかにギクッとなって一瞬動きが止まった。
ボクがさらに「スマホ見せてよ。本当に女のコからなの?」とたたみ掛けると、お母さんは「何よ、変なことを勘ぐられたくないから女のコって言ったけど、男のコだとしても、シフト変更の話をしてただけよ」
お母さんの動揺の仕方に、ますます怪しいぞ、と思ったそのときだった。
ボクの頭の中で、点と点が線でつながった。
先日、ボクは、女子高生のみおちゃんから「私たち兄妹のことを小説に書いてほしい」との依頼を受けて、ホテルで兄妹のセックスを見せてもらうことになった。でも、みおちゃんが絶頂に達したところで兄のトオルくんはやめてしまい、みおちゃんから問い詰められて、バイト先で知り合ったパートのおばさんとセックスをした後だったと告白した。そのせいで怒ったみおちゃんは、当てつけでボクとセックスをすると言い出したのだった。
トオルくんのバイト先は、ホームセンターだと聞いている。お母さんがパート仕事をしているのもやはりホームセンター。
ボクが「トオルくんからだったんでしょ」と言ってみると、お母さんはびくっとなって動きを止め、目を見開いて「ど、どうして……」と声を震わせた。
「どうして知ってるかは後で話すけど、息子よりも年下の若いコと隠れてセックスするなんて、とんどもない不道徳だなあ。お母さん、どう落とし前をつけるつもり?」
「落とし前って……勇人があんまり相手をしてくれなくなって、寂しかったのよ」
「ウソだね。トオルくんはなかなかのイケメンだ。絶対にお母さんがちょっかいを出したんだ。そうだろ。白状しないと、もうお母さんとセックスしないよ」
「ううっ、ごめんなさい」お母さんは腰を動かしながらも、片手で口を覆って泣き始めた。
「泣いたってダメだからね。お母さんには日を改めて、お仕置きをしないと」
「何? お仕置きって。痛いことをするの?」
「さあ、どうかな。具体的な刑の宣告は、後で言うから」
お母さんは「イヤだ、今教えてよ」と身体をくねらせたが、ボクはそれを無視して、自分のスマホをカーペットに置き、下からお母さんのおっぱいをもみしだき始めた。
それからは騎乗位で「悪い女だ」「ごめんなさい」「お仕置きをするからな」「イヤッ」といったやり取りを続けたお陰で、ボクもお母さんもいつになく興奮し、お母さんが「あーっ、勇人ーっ」と身体を震わせた直後、ボクもお母さんの中に放出することができた。
数日後の週末の夜、マンガ家の木田さんがうちにやってきた。ボクの仕事仲間ということで、お母さんもブラウスにスカートというよそ行きの格好で手料理を作って歓待し、マンガ作品も売れることを願って三人で乾杯をしてビールを飲んだ。
お母さんの勧めで木田さんも風呂に入り、それからまたリビングの座卓で飲み直した。
お母さんが結構酔ってきたなというタイミングで、ボクは口を開いた。
「お母さん、この前に言ってたお仕置きをさせてもらおうかな」
するとお母さんは一瞬きょとんとなってから、思い出したようで「何言ってんのよ、木田さんがいる前で」と笑ってボクを叩く仕草をした。
ボクはそれを無視して、「木田さんは、ボクの原作小説を読んで、勃起しまくりでした、と言ってくれたんだよ。だから小説のモデルになったボクのお母さんに一目会いたいというので、今夜それが実現したのでーす。ね、木田さん」と続けた。
「はい、そのとおりです」木田さんはかしこまった感じでうなずいた。「こんなにきれいで、エロい、いや、艶っぽい人だったとは感激です」
「木田さん、ボクのお母さんとエッチしたいですか?」
お母さんは「きゃーっ」と悲鳴を上げ、木田さんは「お母さんさえよければ」と言った。
「お母さん、このお仕置き、受けますか? 断りますか? 新進気鋭のマンガ家さんだよ。親子ぐらいに年が離れたおばさんとセックスしたいって言ってくれてるんだよ」
お母さんは「えーっ、なんでそんなことになるのよ……」ともじもじしたいたけれど、子宮がうずいて興奮してきたのか、最後には「私なんかでよければ」とうなずいた。
お母さんの寝室にみんなで移動し、木田さんはお母さんの服を脱がせて、自らも全裸になり、ボクが見ている前でお母さんと木田さんのセックスが始まった。
ディープキスだけでお母さんはもうかなり興奮していて、シックスナインで互いに口で愛撫し、それから木田さんは正常位でお母さんと接合した。
木田さんが腰を動かしながら「お母さん、息子の勇人さんが見ている前で、初対面の男とセックスする気分はどうですか?」と尋ね、お母さんは「イヤッ、そんなこと聞かないでっ」て両手で顔を覆った。
ボクも「息子世代の若い若者と、息子の目の前でセックスするなんて、とんでもない淫乱おばさんだ。頭の中はいつもエロいことばかり考えてるんだろ」と言うと、お母さんは「そよう、勇人、お母さんはいけないことばっかりしてる。だからこういうお仕置きを受けてるのよね」と身をよじらせた。
続いて木田さんはバックでお母さんを突き始めた。木田さんの下腹部がお母さんのお尻に当たるたびに、ぱこんぱこんと音がしている。お母さんは四つん這いでおっぱいを揺らしながら「あーっ、気持ちいい……」とあごを突き上げた。
ボクが「お母さん、息子とセックスしてる淫乱な母親が、今度は息子の目の前で対面の若い男とセックス。人として終わってるよ」と声をかけると、四つん這いで突かれながらお母さんは「いやっ、いやっ、そんなこと言わないでっ」と頭を横に振った。でも、ボクが「じゃあ言わない方がいい?」と尋ねると、お母さんは「バカっ。こういうときの言わないでは、言ってってことよっ」と、よだれを垂らしながら声を大きくした。
お母さんとのセックスに飽きていたはずのボクのものも、カチンカチンに膨張していた。木田さんが再び正常位になり、お母さんの絶叫と共に二人一緒に果てた。
直後、木田さんがお母さんから離れたところで、全裸で待機していたボクは、続けてお母さんに挿入して腰を動かし始めた。お母さんは「ああっ、これは地獄なの? 天国なの? と、トロンとした目で天井を見つめていた」
「ボクと年が近い人だったよ。木田さんって名前で、最近はホラー系の作品を描いてるって。ボクの新人賞受賞作品を読んで、こんなエロい話の作画を担当できるんですねーって、喜んでくれてたよ。実直そうな青年っていう印象かな」
「そう。プロのマンガ家さんだから、絵が上手なんでしょうね」
「うん。割とリアルなタッチで描く人みたいなんで、お母さんの写真なんかも見せて、参考にしてもらわないとね」
「いやよ、そんなことしたら、小説に登場する引きこもり青年の母親が私だって、バレちゃうじゃないの」お母さんはボクの腕を叩いた。「絶対にダメよ」
「大丈夫だよ」ボクは笑って片手を振った。「お母さんの写真は見せるけど、それはあくまで木田さんがイメージする上で参考にしてもらうだけだから。本人に似過ぎたらまずいってことぐらい、彼も判ってるから」
「だったらいいけど……本当にダメよ、私だって判るように描いたりしたら」
ボクは「心配性だなあ、お母さんは。だったら木田さんには後で念押ししておくから」と言い、いったん止めていたスマホゲームを再開させた。
でも、お母さんはその場にひざまずいたまま、ボクをじっと見ているようだった。
最近、ご無沙汰ね――と言われそうな気がして、わざと無視してゲームを続けた。
ボクの初体験の相手はお母さんだった。高校生のときから八年間、ボクは引きこもり生活を続けていて、ずっと女性に触れる機会なんてなかった。そんなときに、パジャマ姿のお母さんがお酒を飲んで、このソファで寝入っている姿を見て、ついパジャマのボタンを外しておっぱいをまさぐってしまったのだった。そのときは、お母さんに気づかれてボクは自分の部屋に逃げ帰ったのだけれど、後でお母さんから一緒に風呂に入ろうと声をかけられ、それからは二人ともタガが外れて、関係を持ってしまったのだった。もしかしたらボクよりもお母さんの方が、性行為に飢えていた、ということなのかもしれない。
その後、ボクとお母さんは禁断の関係を何度となく重ね、お陰で長らく途絶えていた対話ができるようになった。そしてボクは、引きこもり青年が母親とのセックスを通じて生きる力を取り戻してゆくさまを小説に書いて、官能小説の新人賞に投稿したところ、受賞してプロ作家になることができた。受賞作は売り上げ好調で、マンガになることも決まったのだった。
だからお母さんはボクにとって人生の恩人ではあるのだけれど、最近はさすがにマンネリ化してしまって、ボクはあまりお母さんにそそられなくなってしまっていた。担当編集者かんから、新作のネタ作りのために、と言われて、風俗店にちょくちょく行くようになったことも原因の一つだった。先日は、ボクの読者だという女子高生とも、ひょんなことからセックスをすることになった。そんなこんなで、お母さんの身体から遠ざかっていた。
そもそも、母子相姦というのは、社会的にモラルに反することだから、やる気がなくなったのは健全なことなのではあるけれど。
お母さんは、まだソファの前でひざまずいていた。そして「ねえ、勇人」とボクの太腿に手を当てて「いい?」と言った。
「ゲームしてるところなんだけど」
「勇人はゲームをしてていいから、ね」
どういうこと? と思っていると、お母さんはボクのジャージとボクサーパンツを脱がせてフルチン状態にし、片手でボクのものをつかんで、ゆっくりとこねくり始めた。
ボクはわざとお母さんの方を見ないようにして、ゲームを続けた。でも、このプレイは面白いかも、と少し思った。
ボクのものがなかなか硬くならないので、お母さんはシャツを脱ぎ、ブラも外してトップレスになった。視界の隅に白い肌を確認したけれど、ボクはわざと見ないでいた。
トップレスになったお母さんは、ボクのものを口に含んで、じゅぼじゅぼと出し入れを始めた。さらに手コキをしながら舌先でボクのものの先端をなめたりした。
さすがにボクのものも硬くなってきたけれど、ボクは何も起きてないかのようにゲームを続けた。お母さんもこのプレイが気に入ったのか、さらに身を乗り出してきて、片方の乳首でボクのものの先端をなでながら「はあっ」と吐息をついた。
お母さんはパンツとパンティも脱いで、フェラチオと手コキでボクのものを愛撫しながら、空いているもう一方の手で、自身の陰部をこねくり始めた。お母さんは興奮してきたようで「ああっ、勇人、お母さん、こんな恥ずかしいことをしてる……オナニーしながら息子にフェラチオしてるわ……」などと言ったけれど、ボクは我慢してゲームを続けた。
お母さんは濡れてきたらしく、何度か「ああっ」と身体を反らせるようになり、とうとうボクの上にまたがって、騎乗位で挿入した。
「ああ、勇人、入っちゃったわ。お母さんの中に勇人が……」
ボクは返事をしないでおいた。ゲームの電子音が流れていた。
そのとき、スマホが鳴った。ソファのすぐそば、カーペットの上にあったお母さんのスマホだった。電話がかかっていることを知らせる音だった。
ボクの上に乗ったまま腰を動かしていたお母さんは、スマホには出ないつもりだったようだけれど、ボクは思いつきで「お母さん、電話に出れば」と言った。
お母さんは「イヤよ」と頭を横に振った。「せっかく気持ちよくなってきたのに」
「出てよ。出ないんだったら下りてよね」
お母さんは「どうしてそんないじわる言うのよ」と眉根を寄せたが、電話で会話をしながら息子とセックスをするというのは結構スリリングなプレイだと気づいたようで、「判ったわ」と、片足を伸ばしてスマホに手を伸ばした。
お母さんは画面を見て「やっぱり後でいいわ」と言ったけれど、ボクが「ダメだよ。電話に出て。ほらっ」と両手で乳首をつまんで引っ張ると、お母さんは「あんっ、バカっ」とスマホを指先でタップした。
「もしもし……はい、お疲れ様。ああ、その件だったらまた後で……」とお母さんが言ったので、ボクはまた乳首をつまんで引っ張り、会話を続けるよううながした。
「ええ、今ちょっと取り込んでるところだから……うん……の件は明日、バックヤードで話し合って決めようよ、ね。じゃあ、ごめんね」
お母さんは電話を切って、「勇人のバカっ」とボクの胸を叩いた。「変な声が混ざっちゃったじゃないのっ」
「パート先のバイトのコから?」とボクが尋ねると、お母さんは「そう。シフトを変わってほしいって頼まれたんだけど、すぐには返事できないことだし。女のコなんだけど、ちょいちょいシフト変わってほしいって言うから、あんまり応じてばかりだと、都合よく利用されちゃうかもしれないし、ときどき断った方がいいかなって」と答えた。
ボクはその返事に違和感を覚えた。質問に対する答えがちょっとくどくて、何だか言い訳がましいように感じたのだ。普段のお母さんだったら、もっと簡潔な返事をするのに。
ボクがカマかけのつもりで「本当は男のコなんでしょ」と言うと、お母さんは明らかにギクッとなって一瞬動きが止まった。
ボクがさらに「スマホ見せてよ。本当に女のコからなの?」とたたみ掛けると、お母さんは「何よ、変なことを勘ぐられたくないから女のコって言ったけど、男のコだとしても、シフト変更の話をしてただけよ」
お母さんの動揺の仕方に、ますます怪しいぞ、と思ったそのときだった。
ボクの頭の中で、点と点が線でつながった。
先日、ボクは、女子高生のみおちゃんから「私たち兄妹のことを小説に書いてほしい」との依頼を受けて、ホテルで兄妹のセックスを見せてもらうことになった。でも、みおちゃんが絶頂に達したところで兄のトオルくんはやめてしまい、みおちゃんから問い詰められて、バイト先で知り合ったパートのおばさんとセックスをした後だったと告白した。そのせいで怒ったみおちゃんは、当てつけでボクとセックスをすると言い出したのだった。
トオルくんのバイト先は、ホームセンターだと聞いている。お母さんがパート仕事をしているのもやはりホームセンター。
ボクが「トオルくんからだったんでしょ」と言ってみると、お母さんはびくっとなって動きを止め、目を見開いて「ど、どうして……」と声を震わせた。
「どうして知ってるかは後で話すけど、息子よりも年下の若いコと隠れてセックスするなんて、とんどもない不道徳だなあ。お母さん、どう落とし前をつけるつもり?」
「落とし前って……勇人があんまり相手をしてくれなくなって、寂しかったのよ」
「ウソだね。トオルくんはなかなかのイケメンだ。絶対にお母さんがちょっかいを出したんだ。そうだろ。白状しないと、もうお母さんとセックスしないよ」
「ううっ、ごめんなさい」お母さんは腰を動かしながらも、片手で口を覆って泣き始めた。
「泣いたってダメだからね。お母さんには日を改めて、お仕置きをしないと」
「何? お仕置きって。痛いことをするの?」
「さあ、どうかな。具体的な刑の宣告は、後で言うから」
お母さんは「イヤだ、今教えてよ」と身体をくねらせたが、ボクはそれを無視して、自分のスマホをカーペットに置き、下からお母さんのおっぱいをもみしだき始めた。
それからは騎乗位で「悪い女だ」「ごめんなさい」「お仕置きをするからな」「イヤッ」といったやり取りを続けたお陰で、ボクもお母さんもいつになく興奮し、お母さんが「あーっ、勇人ーっ」と身体を震わせた直後、ボクもお母さんの中に放出することができた。
数日後の週末の夜、マンガ家の木田さんがうちにやってきた。ボクの仕事仲間ということで、お母さんもブラウスにスカートというよそ行きの格好で手料理を作って歓待し、マンガ作品も売れることを願って三人で乾杯をしてビールを飲んだ。
お母さんの勧めで木田さんも風呂に入り、それからまたリビングの座卓で飲み直した。
お母さんが結構酔ってきたなというタイミングで、ボクは口を開いた。
「お母さん、この前に言ってたお仕置きをさせてもらおうかな」
するとお母さんは一瞬きょとんとなってから、思い出したようで「何言ってんのよ、木田さんがいる前で」と笑ってボクを叩く仕草をした。
ボクはそれを無視して、「木田さんは、ボクの原作小説を読んで、勃起しまくりでした、と言ってくれたんだよ。だから小説のモデルになったボクのお母さんに一目会いたいというので、今夜それが実現したのでーす。ね、木田さん」と続けた。
「はい、そのとおりです」木田さんはかしこまった感じでうなずいた。「こんなにきれいで、エロい、いや、艶っぽい人だったとは感激です」
「木田さん、ボクのお母さんとエッチしたいですか?」
お母さんは「きゃーっ」と悲鳴を上げ、木田さんは「お母さんさえよければ」と言った。
「お母さん、このお仕置き、受けますか? 断りますか? 新進気鋭のマンガ家さんだよ。親子ぐらいに年が離れたおばさんとセックスしたいって言ってくれてるんだよ」
お母さんは「えーっ、なんでそんなことになるのよ……」ともじもじしたいたけれど、子宮がうずいて興奮してきたのか、最後には「私なんかでよければ」とうなずいた。
お母さんの寝室にみんなで移動し、木田さんはお母さんの服を脱がせて、自らも全裸になり、ボクが見ている前でお母さんと木田さんのセックスが始まった。
ディープキスだけでお母さんはもうかなり興奮していて、シックスナインで互いに口で愛撫し、それから木田さんは正常位でお母さんと接合した。
木田さんが腰を動かしながら「お母さん、息子の勇人さんが見ている前で、初対面の男とセックスする気分はどうですか?」と尋ね、お母さんは「イヤッ、そんなこと聞かないでっ」て両手で顔を覆った。
ボクも「息子世代の若い若者と、息子の目の前でセックスするなんて、とんでもない淫乱おばさんだ。頭の中はいつもエロいことばかり考えてるんだろ」と言うと、お母さんは「そよう、勇人、お母さんはいけないことばっかりしてる。だからこういうお仕置きを受けてるのよね」と身をよじらせた。
続いて木田さんはバックでお母さんを突き始めた。木田さんの下腹部がお母さんのお尻に当たるたびに、ぱこんぱこんと音がしている。お母さんは四つん這いでおっぱいを揺らしながら「あーっ、気持ちいい……」とあごを突き上げた。
ボクが「お母さん、息子とセックスしてる淫乱な母親が、今度は息子の目の前で対面の若い男とセックス。人として終わってるよ」と声をかけると、四つん這いで突かれながらお母さんは「いやっ、いやっ、そんなこと言わないでっ」と頭を横に振った。でも、ボクが「じゃあ言わない方がいい?」と尋ねると、お母さんは「バカっ。こういうときの言わないでは、言ってってことよっ」と、よだれを垂らしながら声を大きくした。
お母さんとのセックスに飽きていたはずのボクのものも、カチンカチンに膨張していた。木田さんが再び正常位になり、お母さんの絶叫と共に二人一緒に果てた。
直後、木田さんがお母さんから離れたところで、全裸で待機していたボクは、続けてお母さんに挿入して腰を動かし始めた。お母さんは「ああっ、これは地獄なの? 天国なの? と、トロンとした目で天井を見つめていた」
20
お気に入りに追加
53
あなたにおすすめの小説
イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる