五分で読める官能小説

若葉おのえ

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アラサーになった元カノ 3

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 すみれと、ひみかさんとボクは、ウーバーで届いた鮨や缶ビールを囲んで乾杯した。費用はボク持ちなのは、この後この二人とエッチなことをさせてもらえるようなので、当然のことだった。
 鮨を食べ、ビールを飲みながら、すみれが「木田くん、マンガの仕事はどう?」と尋ね、ボクは「まあ、たいして売れることもない代わりに、注文がなくなることもなく、細々とやってるよ」と答えた。
 ボクは主に、原作者が別にいるマンガの作画担当をしていて、最近はホラーマンガを手がけることが多い。収入が不安定で、女性との出会いが少ない仕事のため、アラサーになった今でも独身でもこの狭いアパートで暮らしている。

 そんなボクが、一気に二人のセックスフレンドができたのは、幸運な偶然によってだった。まず、高校のときの元カノであるすみれとばったり再会し、話をしてみると、旦那と幼稚園の子ども二人に囲まれて平穏な家庭があるものの、セックスレスがずっと続いていて欲求不満が溜まっている、とのことだった。ボクのアパートに来てわざわざそういった話をするということは、その欲求を満たしてほしいという意思表示であり、ボクはそのまますみれと関係を持つことになったのである。
 しばらくは、すみれがたまにやって来て秘め事を続けることになるのかな、などとボクは期待していたのだが、それを上回ることが起きた。すみれが、ひみかさんというママ友を連れて来て、彼女の面倒も見てあげとほしいと言うのである。ひみかさんは夫の暴力が原因で離婚しており、シングルマザーとして何年も男性との交渉がなく、やはり欲求不満を抱えていたのだった。

 ちなみ、すみれはグラマラスな体型で年相応の顔だちをしているのだが、ひみかさんはかなりの童顔でしかも身体つきも発育のいいローティーンという感じなので、初めてエッチの相手をしたときには、幼女にいけないことをしているような罪悪感を覚えてしまった。もちろん、その罪悪感のせいでメーターの針が振り切れるぐらいの興奮を得ることができたのだけれど。
 すみれとひみかさんは、抜け駆けをしないという約束でもしているのか、ボクのところに来るときにはいつも一緒である。それは、ひみかさんが元夫かにひどい暴力を受けたトラウマにより、男性と二人っきりになるのが怖いという事情もあった。
「すみれちゃん、今日は家族には何て言って来たの?」
 ボクがそう尋ねると、すみれは「ママ友との飲み会があるって言ったら、旦那はあっさり了承してくれたよ。子どもたちは妹のところにお泊まり。いとこがいるから子どもたちは大喜びだよ。旦那はいつものとおり、夜遊びに行ってる」と答えた。すみれたちがボクのアパートにやって来るのは、これまで、子どもを幼稚園に送った後の一時間前後に限られていたので、今日みたいに夜の来訪は初めてである。
 ひみかさんも、ママ友との飲み会だと言って子どもは実家に預けて来た、とのことだった。ひみかさんは今日も化粧っ気がなく、髪をツインテールにしていた。英語のロゴが入っただぶだぶのトレーナーを着ており、じっくり見てもやはりティーンにしか見えない。

 鮨がなくなり、さらにビーフジャーキーやスナック菓子を食べながらビールを飲み、互いの家族のことや世間話などをしていたが、すみれが「さて、この後どうしますか?」と片手を上げ、「王様ゲームをやるというのはどうでしょうか」と言った。
 ひみかさんが「王様ゲームって、くじを引いて当たった人の言うことに従わなきゃいけなっていうやつ?」と尋ねると、すみれが「私もやったことないんだけど、ルールはみんなで決めちゃったらよくない?」と返した。
 ひみかさんは最初「えーっ、恥ずかしいこととかさせられるんでしょ」などと嫌がる素振りを見せたけれど、すみれが「絶対に興奮すると思うよ」と言うと、何かを想像したのか、意外とあっさり同意した。すみれは「じゃあ、決定ね」と、ボクの意見を聞くことなく王様ゲームをすることが決まった。
 少し話し合って、ボクが持っているトランプの札を一枚ずつ引いて、一番大きな数字だった人が、一番小さい数字の人に対して、十分間だけ好きな命令ができる、ということになった。エースはキングよりも強く、ジョーカーはさらに強くて、二人に対して同時に命令できる。王様でも家来でもない人は、キッチンタイマーを使って時間を計る。
 一回目、ボクはダイヤの7をいてしまったが、すみれがクラブの5、ひみかさんはハートの3だったので、ボクがひみかさんに命令できることになった。
 ボクからキッチンタイマーを受け取ったすみれは、「はい、スタート」とボタンを押し、ピッと電子音がなった。

 ボクは、今度ひみかさんにやってもらおうと考えていたことをここでやることにした。
「じゃあね、ひみかさんはボクの姪っ子で、休みの日に遊びに来た、という設定ね。ボクが居眠りをしていると、ゆるゆるのタンクトップを着たひみかさんがボクの上に乗っかってきて、おっぱいをチラ見させて誘惑してくる」
 ひみかさんが「きゃーっ、恥ずかしい」と両手をほおに当て、すみれが「あははは、変態おやじめ」と手を叩いて笑った。
 そんなことを言っている間にも時間は過ぎてゆく。ボクは整理棚から出したサイズ大きめのタンクトップをひみかさんに渡し、すぐに着替えてもらった。
 ひみかさんが、服を脱いで、ブラも外してパンティだけになって、それからタンクトップを着直した。ボクの頭の中ではすでに彼女は小六の姪っ子なので、こぶりなおっぱいを見るだけでぼくのものは硬くなってきた。
 ボクはベッドに仰向けになって居眠りをするふりをした。そこにひみかさんが、ボクの両腿の上にぺたん座りをした。ひみかさんのお尻の感触が太腿に伝わった。
 ボクが「あれ、ひみか、何やってんだ?」を演技を始めると、ひみかさんは身体を前屈みにして、「おじさん、寝てないで遊んでよっ」と笑いかける。
「ひみか、そんなゆるゆるのタンクトップなんか着て。おっぱいが見えてるぞ」
 実際、垂れ下がったタンクトップから、小ぶりできれいなおっぱいが覗いていた。
「おじさん、恋人いないんでしょ。ひみかが恋人になってあげよっか」
「こらっ。何を言い出すんだ。ひみかはまだ小学生だろ」
「でも、もう生理はあったから、ひみかはとっくに大人だよ。クラスメイトの中にはつき合ってる男子におっぱいとか触らせてるコもいるよ」
 ボクは「えっ、まじか?」と絶句し、さらに「おじさんだったら触らせてあげる」と誘惑されて、ボクはタンクトップを脱がせ、おっぱいをもんだり乳首を指先でいじったりし始めた。「私のおっぱい、どう?」と聞かれて、ボクは「きれいだよ、最高だよ」と吸いつき、舌で乳首をなで回す。ひみかさんは「あん」と身をよじらせる。
「おじさん、私にエッチのやり方、教えて」「ボクでいいのか?」「だって、やり方が判ってる大人の人から教えてもらわないと」「そうか」――といった会話を経て、ボクはひみかさんのパンティを脱がせ、手や口で陰部を愛撫し、濡れてきたところでボクも全裸になった。
 いよいよ正常位で挿入しようとしたそのとき、ピッピッピッという音がして、すみれが「はい、十分終了」と告げ、「きゃははは、未成年者への淫行、未遂」と笑った。
 しまった。前段のやり取りが長すぎた。ボクは硬くなったものを持て余したまま、全裸でトランプを再び引いた。

 今度はすみれが王様、ボクが家来になった。ボクと同様、全裸のままのひみかさんがキッチンタイマーを押してスタートを伝えた。
「実は、王様ゲームをやるつもりで、こういうものを持ってきたのよね」すみれがそう言ってトートバッグから出したのは、大型犬用のものらしい首輪と、それにつながれたリードだった。「木田くんは女王様のペット。よろしいこと?」
 ボクは抵抗する暇もなく、すみれによって首輪を装着され、全裸のまま四つん這いになった。「さ、バターちゃん、お散歩に行きますわよ」とリードを引っ張られ、ボクが「バターちゃん?」と問い返しても返事はなく、そのまま狭い室内を這い回ることになった。
 続いて、「わんちゃん、喉が渇いたよねー、おっぱいを飲ませてあげるからねー」と、すみれはパーカーを脱ぎ、ブラも外してトップレスになってベッドに座り、「さ、いらっしゃい」と四つん這いのボクの頭をなでた。
 ボクは「わんっ」とひと鳴きして、すみれの両脚に前足を乗せる姿勢になり、すみれのおっぱいをぺろぺろとなめた。ひみかさんが、ぷっと噴き出した。
「いっぱい飲んだわねー、おりこうねー」とすみれに頭をなでられ、ボクはまた「わんっ」と抱きつくと、すみれから「よしよーし」と言われながらチュッチュッとキスをされた。
 不思議なもので、こういうことをしていると、本当に自分が今、すみれ女王様のペットなんじゃないかという気がしてくる。
「さ、バターちゃん、今度は私のもペロペロしてちょうだい」
 すみれはそう言って、パンツとパンティーも脱いで全裸になり、M字開脚姿勢になった。
 ボクは「わんっ」とベッドに飛び乗り、四つん這い姿勢ですみれの陰部をなめ始めた。このときになってようやく、バターちゃんという名前の意味に気がついた。バター犬だ。
 ひだひだの部分はクリトリスをなめ回し、さらには舌先をひだひだの奥に差し入れると、すみれは「ああっ、いいわーっ、私のバターちゃん」と言い、ひみかさんが手を叩いて爆笑した。確かに笑える光景だろう。大の男が全裸で首輪をされて、ケツの穴をひみかさんに向けて、すみれの陰部をぺろぺろしているのだから。ボクは羞恥心で顔が赤くなっていることを自覚した。
 すみれがさらに「さ、バターちゃん、あなたの肉棒をここに入れて」と言ったところで、キッチンタイマーが鳴った。

 次はボクが王様、すみれが家来と決まった。さっきまてはノープランだったけれど、ここはやり返すチャンスだと思い、ボクは攻守交代ですみれに首輪をつけた。
「奥さん、旦那の借金が返済されるまで、あんたはここで働くんだよ。あんたの方から申し出があってそうしてるんだから、途中でケツを割るってのは、ナシだぜ」
 ボクがそう言うと、すみれはだいたいの設定が飲み込めたようで、首輪をつけて全裸のまま、カーペットの上に正座をして、「はい、何でもやります」とうなずいた。ひみかさんがプッと噴き出した。
「じゃあ、まずはビールを飲ませてもらおうかな、口移しで」
 すみれは「はい」とうなずいて、座卓に残っていた缶ビールのプルタブを引き、一口飲んでボクに口移しをしてきた。その際、ボクがわきをくすぐると、すみれはビールを噴き出したので、ボクの顔や胸にかかった。
「奥さん、何やってるんだよ。ビールをこぼしたらダメじゃないか」
「だって……くすぐるから……」
「何でもやるって約束だろ。ちゃんとやってもらわないと。ではやり直し」
 すみれは不本意そうだったが「……はい、判りました」とうなずき、ビールを口に含んだ。そして、くすぐり対策として、両腕を締める姿勢で近づいてきた。でも、他にも攻めどころはある。
 今度は脇腹をくすぐった。すみれのひじは、ここまでカバーできない。
 すみれはまたもやビールを噴いた。ボクが「奥さーん」と声を荒げると、すみれは「だってーっ、そんなの反則だよー」と口を尖らせた。
「王様ゲームに反則も何もないよ」とボクは言い返し、「じゃあ今度は、ベッドに仰向けになって」と命じた。
 ボクは急いで整理棚からネクタイを二本出して、一本ですみれの両手首を縛り、もう一本でベッドの支柱と手を縛ったネクタイを結んだ。すみれは全裸で両手を上げた姿勢になり、「何をする気っ」と怒ったように言ってから、「……ですか」と訂正した。
「奥さんが好きなあれだよ」
 ボクはそう言うなり、すみれの両腿の上にまたがって完全に逃げられないようにした。ひみかさんに「あと何分ある?」と聞くと「一分二十秒」と言われた。
 これはゆっくりしていられない。ボクはすぐさま、すみれのわき腹を両手でくすぐり始めた。すみれは「いやっ……きゃはははっ、やめてーっ」と身をよじった。
 すみれは何度も「いやーっ」「やめてーっ」「やめろっ、木田っ」などと言いながら笑ったり怒ったりし、ようやくキッチンタイマーが鳴ったときには、涙と鼻水が流れ出ていた。ボクが「お疲れさん、すみれちゃん」と両手でおっぱいを軽くもむと、すみれは「木田……いつか殺す」とつぶやいた。

 その後もしばらく王様ゲームは続いたが、エッチなことができそうでできないで時間切れになるのはストレスが溜まることにみんな気づき、最後は逆3Pでのセックスをした。
 でも、ボクの提案で、そのときもキッチンタイマーを使うことになった。すみれに正常位で挿入し、腰を動かしながら隣に寝ているひみかさんの陰部を片手で愛撫する。十分経ったらひみかさんに挿入し、すみれに手マン。さらにはバックから挿入と手マン、そして騎乗位と手マン。ひみかさんもすみれも二回ずつ絶頂に達し、ボクは最後、すみれのおなかの上に発射して、ひみかさんからお掃除フェラをしてもらった。ひみかさんはボクのものから口を離して、「おじさん、私たち、いけないことしちゃったね」と笑った。
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