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飼い殺し
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ぢゅるっ、ぷちゅっ、
「……っ、は、む、…っ、…んん…っ、」
手の平で軽く握って、芯のごりごりしたの表面を覆っている皮をさきっぽ下から上まで全部なぞる。
見惚れるほど逞しく、うっとりするほどに見事に完成された造形に見える性器。
皮の剥けている亀頭も、それ自体を飴玉みたいに全身で舐めて吸って舌でぬるぬるぺろぺろしまくった。
美味しい。
「…っ、おいひい。くーくんの、おいしい。もっといっぱいトロトロ出して、」
舐めれば舐めるほど滲み出る男のエロい匂いにくらくらする。
大好きなくーくんの特別な香り。
陰嚢とか、付け根から少し上の鍛えられた腰や恥骨部あたりを弱いだろうと思う場所を余すところなく口づけて舐めた。
「…っ、それ、…わざとやってるの?」
ほんの僅かに息を乱し、余裕なさげにするくーくんに、「ん、ん…っ、」肯定とも否定ともとれない声を漏らした。
綺麗な首筋を舐め、性器を手で擦りながら自分のお尻の穴をくーくんの亀頭の先に擦りつけて尻を揺する。
亀頭を押し込もうとしながらも、馴染ませるように入口に沿ってグヂュぬぢゅと先端を捏ねるように音を鳴らして腰を動かす。
さっきまで散々指で肉壁をグチャグチャしたから、ひくひく疼いてたっぷり濡れている。
(…くーくんので掻き混ぜてほしい、お腹をいっぱいにしてもっとおかしくさせてほしい)
おれので、くーくんの頭の中を占領したい。
独り占めにしたい。
「もう、や、…っ、ほし…っ、いれ、る…っ、」
クチュグチュと濡れた亀頭と疼く入口を擦り合わせ、身体を下に落とそうと、して
「だーめ。さっきも言っただろ」
また、拒まれた。
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