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6.秘部
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シャンプーでもするかのように優しく恥毛を洗う宏人。
ふざけて恥毛の束を捻り、角のようにして遊ばれたので優しく叱っておく。
そんなところまで洗わせている段階で、私に叱るような威厳があるとも思えないが。
「足開いて」
私は肩幅より広めに足を開き、少しがに股気味に膝を外に向ける。
「んんっ!」
ぷっくりと膨れ、少し肉厚な大陰唇。
その内側に親指を潜り込ませ、摘まむようにして左右のひだを洗っていく。
女の最も大切な部分を無防備に曝け出し、他人に触れられる。
本来なら、愛すべきパートナーだけが触れることのできる場所だろう。
そのような場所を、恋人である高明ではなく、その弟に触れさせているという背徳感が甘い痺れとなって背筋を駆け上がる。
宏人の手つきにためらいは一切みられない。
大陰唇を洗い終わると、その内側でぴったりと口を閉じている小陰唇へと指をかける。
くぱあと粘液質な音をたてながら、ついに女の穴を曝け出した。
「雪乃姉ちゃんって兄ちゃんと付き合ってるんだよね?」
「え、うんそうだよ」
剥き出しになった桃色の部分に視線を感じながら答える。
「もうエッチとかしたの?」
「えっ?」
どうしてそんな質問をするのか。
それもよりによって雌の穴を曝け出しているこのタイミングで。
宏人には早すぎる話題だろう。
上手く誤魔化すべきだというのはわかっている。
もし、他の状況で聞かれたのなら、私は間違いなく誤魔化していたはずだ。
しかし、肉穴を晒しているこの状況で、嘘などつけるはずもなかった。
見ただけで経験の有無など宏人にわかるはずもないと理解しながらも、まるで全てを見透かされているような気さえした。
「……してないよ」
これは本当だ。
私と高明に身体の関係はまだない。
いずれはとは思うが、幼い頃から互いを知っているせいか、いざ付き合ってみると恋人としての距離感が上手く掴めず、そういった雰囲気にならないのだ。
高明の視線を胸に感じることはあるので、高明自身も興味はあると思う。
もちろん私も興味はある。
ただ、漠然ともう少し時間はかかるだろうなと思っているというのが現状だ。
「やっぱりそうなんだ」
何がやっぱりなのか。
何を見てそう思ったのか。
私は聞き返すことができなかった。
「雪乃姉ちゃんのここが硬くなってるのも気持ちいいから?」
「んなあっ!!」
不意に宏人が皮を剥くと、剥き出しになった肉豆をピンと指で弾いた。
突然襲った、貫くような鋭い刺激に目の前が白くなる。
足が震え、思わず崩れそうになるのをぼやけた思考でどうにか耐える。
「ねえ、どうなの? ここも乳首と同じように気持ちいいと膨れるの?」
「いっっああっ……!」
痛くはないが優しくもない。
そんな絶妙な手つきで宏人は陰核を弄んだ。
自分で触れるときは皮の上から優しく撫でるのが精々であり、それすら刺激が強くなりすぎないよう連続で触り続けたりはしない。
他人の手によって強制的に与えられる刺激というのは、なんとも耐え難かった。
下半身から送られてくる鋭い快楽は、脳を焼き視界を白く染め上げる。
「早く教えてよ~」
宏人の陰核攻めは終わらない。
これは本当に洗っているだけなのだろうか。
そんなわけないと心の奥底で気がついているのに、私はその考えに見て見ぬふりをする。
「うっ、そ、そうなの。気持ち良くなると、硬くなるのっ……!」
「やっぱりそうなんだ!」
満足したのか、ようやく宏人の指が陰核から離れる。
(危なかった……)
あと少しでイカされるところだった。
腟口がパクパクとその口を動かしている。
あと少しのところでお預けをくらったせいだろう。
涎を垂らし、男のものを待ちわびているようだ。
そんな様まで宏人に見られてしまっているが、既にギリギリな私にそれを隠すだけの余裕はなかった。
ふざけて恥毛の束を捻り、角のようにして遊ばれたので優しく叱っておく。
そんなところまで洗わせている段階で、私に叱るような威厳があるとも思えないが。
「足開いて」
私は肩幅より広めに足を開き、少しがに股気味に膝を外に向ける。
「んんっ!」
ぷっくりと膨れ、少し肉厚な大陰唇。
その内側に親指を潜り込ませ、摘まむようにして左右のひだを洗っていく。
女の最も大切な部分を無防備に曝け出し、他人に触れられる。
本来なら、愛すべきパートナーだけが触れることのできる場所だろう。
そのような場所を、恋人である高明ではなく、その弟に触れさせているという背徳感が甘い痺れとなって背筋を駆け上がる。
宏人の手つきにためらいは一切みられない。
大陰唇を洗い終わると、その内側でぴったりと口を閉じている小陰唇へと指をかける。
くぱあと粘液質な音をたてながら、ついに女の穴を曝け出した。
「雪乃姉ちゃんって兄ちゃんと付き合ってるんだよね?」
「え、うんそうだよ」
剥き出しになった桃色の部分に視線を感じながら答える。
「もうエッチとかしたの?」
「えっ?」
どうしてそんな質問をするのか。
それもよりによって雌の穴を曝け出しているこのタイミングで。
宏人には早すぎる話題だろう。
上手く誤魔化すべきだというのはわかっている。
もし、他の状況で聞かれたのなら、私は間違いなく誤魔化していたはずだ。
しかし、肉穴を晒しているこの状況で、嘘などつけるはずもなかった。
見ただけで経験の有無など宏人にわかるはずもないと理解しながらも、まるで全てを見透かされているような気さえした。
「……してないよ」
これは本当だ。
私と高明に身体の関係はまだない。
いずれはとは思うが、幼い頃から互いを知っているせいか、いざ付き合ってみると恋人としての距離感が上手く掴めず、そういった雰囲気にならないのだ。
高明の視線を胸に感じることはあるので、高明自身も興味はあると思う。
もちろん私も興味はある。
ただ、漠然ともう少し時間はかかるだろうなと思っているというのが現状だ。
「やっぱりそうなんだ」
何がやっぱりなのか。
何を見てそう思ったのか。
私は聞き返すことができなかった。
「雪乃姉ちゃんのここが硬くなってるのも気持ちいいから?」
「んなあっ!!」
不意に宏人が皮を剥くと、剥き出しになった肉豆をピンと指で弾いた。
突然襲った、貫くような鋭い刺激に目の前が白くなる。
足が震え、思わず崩れそうになるのをぼやけた思考でどうにか耐える。
「ねえ、どうなの? ここも乳首と同じように気持ちいいと膨れるの?」
「いっっああっ……!」
痛くはないが優しくもない。
そんな絶妙な手つきで宏人は陰核を弄んだ。
自分で触れるときは皮の上から優しく撫でるのが精々であり、それすら刺激が強くなりすぎないよう連続で触り続けたりはしない。
他人の手によって強制的に与えられる刺激というのは、なんとも耐え難かった。
下半身から送られてくる鋭い快楽は、脳を焼き視界を白く染め上げる。
「早く教えてよ~」
宏人の陰核攻めは終わらない。
これは本当に洗っているだけなのだろうか。
そんなわけないと心の奥底で気がついているのに、私はその考えに見て見ぬふりをする。
「うっ、そ、そうなの。気持ち良くなると、硬くなるのっ……!」
「やっぱりそうなんだ!」
満足したのか、ようやく宏人の指が陰核から離れる。
(危なかった……)
あと少しでイカされるところだった。
腟口がパクパクとその口を動かしている。
あと少しのところでお預けをくらったせいだろう。
涎を垂らし、男のものを待ちわびているようだ。
そんな様まで宏人に見られてしまっているが、既にギリギリな私にそれを隠すだけの余裕はなかった。
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