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【外伝】貴方にとっては誤算でも俺たちにとっては正に僥倖
♡femtioåtta
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♡今日は番を独り占め!~でも最後はやっぱり三人で可愛がりたい~♡
《side 遵》
浴槽の縁に座り、後ろから梨李に入れたまま膝に座らせる。四人で一緒に入れるよう、大きく作ってあるお陰で不安定さは一切ない。
「ん!」
「りぃちゃん。おまんこ、とろとろ。」
「ひゃわ。」
「あー、おっぱいも、すべすべ、ふわっふわ。気持ちいい。」
「あん!」
今日はボクが独り占めしても良い日。この日が来るとボクは大抵お風呂にしけ込む。着衣セックスも好きだけど、裸に剥いて全身愛でるのも好き。すぐ洗えるし。
りぃちゃんのおっぱいは最高。白くて、ふわふわで。柔らかい。とろん、と溶ける。両手で後ろから持ち上げて撫でまくる。お風呂の中だと、しっとり吸い付いてくる。この感じも好き。
「りぃちゃん、乳首こりこり。」
「やぁ!」
「あ、締まる。乳首好き?」
指で捏ねて、摘んで、擦りたてて。爪が当たらないよう気をつけながら優しく、かりかり。全身ピンク色。イリスの匂いが浴室に充満する。すっごい興奮する。
「ん!んあ!」
「りぃちゃん、好き。」
じゅうっと頸に吸い付く。赤い跡がついて、楽しい。もっとつけよう。
「あ、あん、遵、遵。」
「りぃちゃん、ちょっとごめんね。」
立ち上がると、梨李を中腰にさせ二の腕を掴む。そのまま持ち上げるように突き上げた。軽い身体が、がくがくと揺れる。
「あ、りぃちゃん。すご。中あっつい。」
「あっあっあっ。」
「気持ちいいよ、りぃちゃん。」
そのまま抱き込むと壁に押し付ける。両手を壁についた梨李の両脇から手を伸ばし、乳房を持ち上げるようにして掴んだ。柔らかな乳房が指の間から、はみ出て形を変える。
「ああ、りぃちゃん。ひだひだ、膨らんできた。」
「あん!」
「あ、口で吸われてるみたい。吸い付く。」
「ひん!」
「おまんこ痙攣してきた。イく?イっちゃう?」
壁と自分の身体で挟み込み、逃げられないように腰を押し付け振りたくる。濡れた肌と肌がぶつかり、卑猥な水音が反響した。
「りぃちゃん、キス。キスしよ?」
「ん。」
後ろから顎を掬い上げ、上向かせる。舌を差し込み絡めながら追い上げる。梨李の身体がぶるっと震え、弛緩した。反して媚肉が蠢き、陰茎にしゃぶりつく。
「イった?」
唇を塞がれたまま絶頂に追い上げられ、くったりした梨李を見下ろす。
「可愛い。可愛い。可愛い。」
声もない梨李を突き上げ追い詰める。
「あぁ!」
「あ、でる。りぃちゃんの、おまんこに。ふわふわ、とろとろの、おまんこに。すごい。気持ちいい。」
「ひ、あぁ。」
「止まんない。ごめんね?まだ出ちゃう。ん。こんな気持ちいい番まんこだもん。仕方ないよね?」
「あ、あ、あぁ。」
「りぃちゃん中出し大好きだよね?ボクも大好き。りぃちゃんのおまんこ、最高。」
「んん。」
たっぷり吐精し、ゆっくりと引き抜く。ごぽりと白濁が滴った。
細い腰に手を回し、もう一方の手で棚に置いてあったラィニゲンを取る。後肛に当てがうと、押し込んだ。
今までは誘われて気が向けば応えたし、それなりの相手とそれなりにやってきた。だからこそ分かる。梨李とするセックスは全然違う。
番とのセックス、最高。
確かに、もうこれは他で満足なんて出来ない。実際、愛情も性衝動も梨李にしか湧かない。
キスをしながら、後肛の入り口を撫でる。
アナルセックスのいいところは本来受け入れる場所ではないところに入れてくれるということ。その無理を受け入れてくれるところがいい。余程でもない限り、他人に晒すことはない場所でもある。
やがて指にラィニゲンが、たらりと滴った。中指を入れ、中をほぐす。
「あん!」
「りぃちゃんのここ、すっかり、いやらしいアナルになったよね。」
「ち、ちが。」
「ん?なったよ?おちんぽ大好きでしょ?」
「ぁん!」
「待っててね、今からいっぱい入れてあげるからね。その前にほぐそうね?」
「あ、あ、あ。」
「可愛いアナルだね、入れてるの指なのに、おしゃぶり上手だし。」
「ひん!」
「あ、緩んできた。おちんぽ欲しくて、たまらないんだ?可愛いりぃちゃん。」
「あぁ。」
「大分ほぐれたから、あと二本頑張って。おしゃぶりできたら、おちんぽ。あげるからね。」
キスしながら、後肛を指で犯す。二本に増やしてほぐすと指を開いてみた。柔軟に広がり、指に吸い付く。
「ん、あと一本ね?」
「あ、あん。は、やく。ね。はやくぅ。」
「可愛い。アナルでトロ顔してる。」
「ん、んぁ。」
「じゃ、三本目ね。」
「ひぁ!」
「あー、やっぱり狭いね。でも今まで何回も何十回もアナル可愛がってきたから。すぐ、ほぐれちゃうよね?」
「うん。うん。」
「可愛い。愛してる、りぃちゃん。」
三本まとめて出し入れする。梨李の身体が、ぶるぶる震えて匂いが濃くなった。番の匂い。イリスの香り。たまらない。
「りぃちゃん、我慢できて、えらいね。お待ちかねの、おちんぽ、あげようね?」
「ん。」
抱き上げて浴槽に浸かると、そのまま向かい合わせで上に梨李を乗せる。ラィニゲンの滑りを借りて、尻が湯に浸かる前に後肛へと押し当てた。ずるっと滑り入れる。
ちょっと冷たくて、きつきつで。たまんない。
「あ、あ、あ。」
「りぃちゃん?アナル好き?」
「ん、ん、すき。」
「可愛い。ボクも好き。りぃちゃんのアナル最高。」
「あん。」
「アナル、ずぼずぼしてたら、おまんこまで、とろとろに、なっちゃうよね?」
言いながら湯の中で秘裂に指を差し入れた。愛液と白濁が指に絡み、媚肉が締め付けてくる。
「アナル犯されながら、おまんこ、ぐちゅぐちゅ気持ち良い?」
「ん、ん、きもち、よぅ。」
「あーもう。ほんっと可愛い。りぃちゃん大好き。愛してる。」
蕩けた顔にキスを降らせて浮かないように腰を掴む。ゆるゆると突き上げながら、同時に指で膣穴を掻き回した。
「あ、どっちも締まる。」
「あん!」
「りぃちゃん?どっちが気持ち良い?アナル?おまんこ?」
「ひ!」
「どっちもすごい締め付けてくるから、分かんないんだ。ね?教えて。」
「ど、っちも。どっひもぅ。」
可愛いよね、すぐ噛んじゃう。
「りぃちゃん、りぃちゃん。アナルに、びゅーしていい?」
「ん、ん。」
「ありがとう、りぃちゃん。責任持ってりぃちゃんのアナル、いやらしくしてあげるからね?」
「あ、あ、あん!」
「おちんぽ大好きにしてあげる。濫も擁もすごく楽しみにしてるんだよ?りぃちゃんのアナルが。すぐイく。いやらしいアナルになっちゃうの。」
「あ、あ、イく。イッちゃう。お尻でイッちゃう。」
「ん、いいよ。ほら、一緒にイこ?」
「あっ!あん!」
「ほんっと可愛い。」
指を引き抜くと、腰を掴み直し激しく下から突き上げる。きゅうっと後肛に締め付けられた。
「あん!」
「くっ!」
同時に果て、ぴしゃぴしゃと後肛に白濁を注ぎ込む。中がうねり、絞り上げてきた。
「りぃちゃん、愛してる。」
「ん、ぼくも。」
首に腕を回し、吐精されながらキスを強請る梨李に微笑む。すっかりアナルセックスが気に入ったようで嬉しい。まだ硬く聳り立つそれで中の感触を楽しむ。
「おい。外まで、やらしい匂いがするぞ。」
「すっごく良い匂いです。」
兄たちが、ゆらりと浴室に入ってくる。これもいつものことだった。結局最後は四人になる。
浴槽の縁に座った濫が手を伸ばし、梨李の乳房を揉む。身を屈め、乳首に吸い付いた。
「あん!」
「りぃは乳首弱いよな。」
楽しそうに口に含み甘噛みする。後肛の締め付けが強くなった。
「りぃさん、こっちも。」
反対に回った擁がもう片方の乳房に吸い付く。わざと乳首をさけ、周りに舌を這わせ、つんと勃ち上がった乳首には触れない。潤んだ菫色の瞳で見上げられて、遵の喉が鳴った。屈んで乳首に吸い付く。
「ああ!」
きゅうきゅうと後肛が締め付けてくる。再び腰を掴むと兄たちが離れた。そのまま上下に腰を動かし、合わせて腰を振る。
「りぃちゃん、りぃちゃん。おねだり上手だね?だすよ?おちんぽみるく、だすよ?」
「うんうん。らして。らして。」
「可愛い。」
唇に食らいつき、唾液を送って飲ませる。
「ほんと可愛いよね。」
「ひん!」
強く突き上げ、ぐりっと行き止まりを押し上げる。そのうち結腸まで可愛がりたい。
びくっと梨李の身体が跳ねた。ぎゅるっと陰茎に巻きつくような動きで締め付ける。
「イく。イっちゃう。」
「りぃちゃん、でる。」
再び白濁を注ぎ込む。長い長い吐精。梨李の唇から熱い吐息が漏れる。
「見て、イキ顔可愛い。」
「エロいな。」
「今すぐこの唇で咥えて欲しいです。」
「まだだめ。おまんこに一回しか出してない。」
「まぁ今日は遵の日だからな。」
「もちろん、待ちますよ。」
ずるっと陰茎を引き抜くと、浴槽から抱えたまま立ち上がり渡されたラィニゲンを秘裂に差し込む。キスしながら排出されるのを待った。
「おい、出たぞ。」
「うん。」
片脚を掴むと持ち上げ、向かい合わせで立ったまま、ずんっと陰茎を押し込む。
「やん!」
「あ、中熱くて蕩けてる。最高。」
不安定な体勢で、がくがくと揺さぶられる梨李の頭に頬ずりする。
「りぃちゃん、りぃちゃん。おまんこにも、もう一回だすよ。」
「うん、うん。」
「あー、こんな可愛いなんて。番最高。」
「分かる。」
「りぃさんが番で良かったです。」
「あ、おまんこ締まる。嬉しいんだ?可愛い。」
兄たちの前で尻を鷲掴むと左右に割開く。
「見て、すっかりアナルセックス好きになった。」
「やばいな、アナル、エロすぎるだろ。」
「今度舐めてみましょうか?」
「それいいね。ボクからやらせて。」
「いぁ!」
がつがつと腰を振り、吐精する。中出しされると絶頂するようで、すっかりイキ癖がついたと喜んだ。
「ほんっと可愛い。」
「「分かる。」」
そのあと待ちきれなかった兄たちが服を脱いで参戦し、結局お風呂で四人まとめて愛し合った。
《side 擁》
今日は僕の日。そう、りぃさんを独り占めしても良い日。
僕たちは、基本四人でセックスする。ただ月に三日は交代で一日りぃさんを、独占しても良い日とした。とは言っても結局最後は四人で愛し合うんだけど。
カフェのある森の中。りぃさんを連れてピクニックに来た僕は、二人でお弁当を食べながら話した後さっそく、りぃさんを襲っていた。今日から三日間、カフェは休み。みっちり愛し合うために三人で、独り占めしても良い日はカフェを閉店にしている。
ピクニックシートは厚手で、ふかふかしているし下の土は柔らかい。石なんて落ちてないことも確認済み。だから遠慮なく押し倒した。
「やう。」
小さな顎を掴んで唇に吸い付く。ぷっくりした厚めの唇がお気に入りで、いつも隙あらばキスをする。柔らかくて気持ちいい。
小さな歯を丹念に一本ずつ舐めて、開かせる。舌を差し込むと、とろっとした唾液が溢れた。甘くて美味しい。
「んっんっ。」
「りぃさん、可愛い。」
「あっ。」
りぃさんの服は僕たちが選んでる。何でも似合うけど、大抵前あきの服が多い。脱がせやすいから。あと、絶対スカート。
するっと手を差し入れて、太ももを撫でる。柔らかくて、すべすべしてて気持ち良い。ショーツまで辿ると、すりっと秘裂に沿って撫で上げる。
「やん!」
「少し湿ってますね?」
「ん。」
「キスだけで濡れちゃいました?」
「ち、ちがぅ。」
「本当に?」
少し力を込めて、ショーツを撫でる。濡れて、ぴたりと張り付き花芽の形まで分かった。
「クリ、弄ってもいいですか?」
「やん!」
「優しく触るから、ね?」
ショーツの上から、くりくりと持ち上げるように弄る。じゅわっと愛液が溢れ、ますますショーツが張り付いた。
「可愛い。ぷりぷりしてる。」
「あっ!あっん!」
「見てもいいですか?」
返事を待たずにショーツへ指を掛けると、するっと引き下ろす。透明な糸が、つぅっと見え、陰茎に熱が集まった。ショーツを脱がすと、太ももを掴み開かせる。
「ふふ。とろっとろですね。」
舌を伸ばして秘裂に差し込む。掬い出すように出し入れすると、愛液が溢れ出た。夢中で啜る。
「あん!あっ!」
「美味しい。もっと飲ませて、りぃさん。」
ぴちゃぴちゃと音を立てながら味わう。番の味、匂い。たまらない。
舌を抜くと、今度は花芽に吸い付いた。秘裂に指を二本差し入れ、少し曲げる。恥骨の裏側が弱いのか、そこを押すだけで甘イキするのはもう知っていた。軽く押し上げると、白い太ももが震え、愛液が溢れる。手を濡らすほど滴ってきて匂いが濃くなった。イリスの匂い。くらくらする。
「あ?!」
「ん、イく?」
「あん!く、イっちゃう!」
「可愛い。」
舌で花芽を舐め回す。ぷっくり立ち上がった花芽を舌で擦り立てた。
「やぁ!ん!ん!」
薄皮を舌で丁寧に剥くと、ちゅうっと吸い上げる。
「あぁ!」
びくびくっと身体が震え、弛緩する。起き上がると口を手の甲で拭い、陰茎を取り出した。血管が浮き上がり、びくっと震える。
「りぃさん、入れてもいいですか?」
「あ、あぅ。」
「ね?入れても良い?」
くちゅくちゅと秘裂に擦り付ける。とろんと瞳が潤んだ梨李が、おずおずと手を伸ばし柔肉に添わせた。二本の指で左右に開くと、唇を舐める。
「ん、擁。」
応えるように、ぐぷんと押し込むと、太ももを纏めて抱え上げる。そのまま上体を倒すと夢中で腰を振った。
「可愛い……可愛いです。りぃさん。愛してます。」
「あっあっあっ。」
「中、うねって。吸い付いてくる。子宮口で先っぽに、キスされてる。あ。」
「やん!」
「あー、可愛い。たまんない。気持ちいい。」
「あっ!やん!イく!いったゃう。」
ここで噛むとは。
ますます愛しさが募り、突き上げる。片脚を下ろすと交差するように跨いだ。持ち上げている、ふくらはぎを舐め、甘噛みし、腰を振る。
「ひん!」
「くぁっ!」
同時に絶頂する。奥に押し付け、吐精した。痙攣して締め付ける媚肉の動きに、うっとりする。
「あ、止まんない。」
「あー。」
「中出しされるの好きですよね?気持ちいい?」
オオカミ種の吐精は長い。量も他の種とは比べ物にならないほど多い。ぴしゃぴしゃと奥に叩きつけて吐精している間、腰を押し付ける。少しも溢れないように、番に注ぎ込む。
「あぅ。」
「りぃさん。」
持ち上げていた片脚も下ろすと繋がったまま覆い被さった。シャツのボタンを全て外すと大きな乳房が溢れ出す。梨李はブラを着けたがらない。窮屈らしい。
両手で掴むと、やわやわと揉む。ふんわりした白い胸。乳首は薄いピンク色。乳輪ごと、ぷっくりしていて。
食らいつくように口に含むと、再び腰を振り追い詰める。
「りぃさん、りぃさん。」
「あぁ!あん!」
「気持ちよすぎます、ずっと入れてたい。」
「ひぁ!」
「あーでも。そろそろ。いつものしてもらってもいいですか?」
腰を振りたくりながら、問いかける。伸び上がると垂れた唾液を舐めとった。
「ね?いいですか?」
「んむぅ!」
「この、可愛い唇で、咥えてください。」
「あ!」
「ね?ね?りぃさん、お願い。」
「んー、ん。」
口を開け赤い舌をぺろりと出した梨李を見て、指を差し入れる。舌を挟んで引き出すと撫でた。
「あ、出る。先に、こっちに。あげますね?」
「うー。」
舌を摘まれ声が出ない梨李の膣穴で陰茎を扱く。奥に押し当て、小刻みに突き上げた。
「んぁ!」
「あ、でる。」
再び、たっぷりと吐精すると、しっかり擦り込み、ずるっと陰茎を引き抜いた。指を離すと唇に吸い付き、舌を絡める。
「ん、んむ。」
「さ、りぃさん。」
キスをほどくと移動し、梨李の唇に陰茎を押し当てた。白濁の残るそれはまだ硬く反り返り、熱い。濃いエレミの匂いに当てられた梨李が素直に口を開ける。薄い舌でぺろりと舐め上げると、そのまま丹念に陰茎全体へ舌を這わせた。
「気持ちいいです、りぃさん。」
「よう。ふん。」
「可愛い。」
頭を撫でると梨李が、ふにゃっと微笑む。柔らかな頬も撫でていると口を開け、かぷりと咥え込まれた。そのまま中で舌を這わせ、舐められる。
「あ、いい。梨李さん。それ。」
「むー。」
「唇で、扱いてください。」
「ん。」
厚めの唇が、陰茎の根元を締め付ける。中で蠢く舌。喉奥で吸い上げてくる。
これでいい?気持ちいい?と見上げてくる菫色の瞳。苦しいのか涙で潤んでいて、たまらない。
「りぃさん、ちょっとだけ。ごめん。」
後頭部を掴み、ずるっと更に奥へ進む。きゅっと喉が締まった。
「あ、ごめん。本当。」
これ以上ないくらい、奥に入れてくれた。
そう思っただけで止まらなかった。叩きつけるように喉奥目掛けて吐精する。
「あ、止まんない。ごめん。良すぎて。ごめんね。」
「んっん。」
「可愛い唇で咥え込まれて、たまんなかった。ん、まだでる。」
「んぷ。」
「りぃさん、愛してる。」
たっぷり吐き出した後、ずるっと陰茎を引き抜いた。梨李が慌てて口元を抑える。
「苦しかったよね?ごめんね?」
「ん、んーん。」
小さく首を振り、梨李が、こくこくと分けて嚥下する。飲み終わったのか、口をぱかりと開けた。
「えへ、全部飲めるようになったもんね。」
最初のころは、えずいて吐き出していた。飲み方のコツを教えて欲しいと言われた時は困った。今はこうやって、得意げに「出来たから、褒めて。」と見せてくる。
気持ち良くしたいと思ってくれている気持ちが伝わる。苦しくても受け入れようとしてくれる。その気持ちが感じられるから。
フェラチオ、いいよね。そのうちイラマチオもさせたい。
「りぃさん、すごく気持ちよかったです。」
「えへ。」
「さ、今度はりぃさんが気持ち良くなりましょうね?」
まだ、びくびくと脈絡打つ陰茎を太ももに擦り付ける。溢れでたままの乳房を撫でると乳首を、きゅっと摘んだ。
「あん!」
「可愛い。」
くりくりと乳首を捏ねながら陰茎を擦り付ける。
「りぃさん、自分で上に乗れますか?」
「ふぇ?!」
「ほら、跨って。手で掴んで、そう。」
「ん、ん。」
「上手です。あとは腰を下ろして。」
「え、え。」
「大丈夫、ちゃんと先っぽ入ってますよ。そのまま、しゃがむだけです。」
「……んー!」
「ん、よく出来ましたね。」
乳首を捏ね回しながら、顔中にキスする。少しずつ下から突き上げた。
「あっ!あっ!」
「軽いから、浮いちゃいますね。」
「仕方ないな、抑えとくか。」
「りぃちゃん、ちっちゃいからね。」
兄と弟が近付いていたのは分かっていた。きっと梨李の匂いに当てられたのだろう。これもやっぱり、いつものことで。ここからは四人で愛し合うことになりそうだ。
「可愛い尻だな。」
言いながら兄が梨李のスカートをたくし上げ、尻を撫で上げる。刺激に反応して、きゅっと膣穴が締まった。
「アナルも可愛いよね。」
言いながら、弟がラィニゲンを入れる。
「あぁ!」
「りぃさん、締まる。」
「どうだ?中?」
「すごく良いです。うねる。」
「良いなぁ、次ボクしても良い?」
「仕方ないですね。」
「そのあと俺な。」
「んっ!んぁ!」
ひときわ高く鳴いて梨李が果てる。たらっと後肛からラィニゲンが滴った。梨李の唇に吸い付き、唾液を啜る。
「中痙攣してますね、出しますよ。」
乳首から指を離し、腰に腕を回す。キスしながら下から激しく突き上げた。梨李の痴態を兄と弟が、じっとりと見つめてくる。早く抱きたくて仕方がないのだろう。
分かりますよ。番、最高ですからね。
子宮口にぴたりと当て、吐精する。吸い込むように媚肉が動いた。
「あっあっあん。」
「りぃさん、りぃさん。愛してます。」
「ん、ぼくも。」
ちゅっちゅっとキスしながら最後まで注ぎ込む。このあと兄と弟も加わって、四人で飽きることなく愛し合った。
《side 濫》
梨李をブックカフェまで連れてくると、本を見ながら声を掛けた。
「今日はここで過ごそうか。」
「ここで?」
「ああ。置いてある本で何か読みたいものはあるか?」
「うーん、いっぱい、ありすぎて分かんない。」
「興味があるのは?」
「そーだなー。面白い動物が載ってる図鑑とか?あるだろ?身体と同じ大きさの卵産むとか。」
「ああ、キウイか。」
「そう!そんな面白い動物図鑑とかある?」
「じゃあ……これだな。」
「あるんだ!」
「あったな。」
手に取ると、梨李を促しソファへと移動する。テーブルに図鑑を置くと、座らせた。
「何が飲みたい?」
「んーと。ココア。」
「分かった。作ってくるから読んで待ってろ。」
「うん!」
嬉しそうに図鑑を開く梨李の頭を撫でる。見上げて、ふにゃっと笑う前髪を掻き上げるとキスを落としカウンターへと向かった。手早くココアとコーヒーを淹れ、梨李の待つソファへと向かう。テーブルの端にココアとコーヒーを置くと、梨李の隣に座った。
今日は俺が梨李を独り占めしても良い日。色々考えて、ブックカフェで過ごすことにした。営業中、梨李は巣に籠り顔を出すことはない。興味はあるようだが人がたくさんいる所は苦手らしい。有難いことに登録会員は上限に達しており、連日たくさんの客で賑わっている。とは言っても来るのは本を読み、お茶や軽食を静かに楽しむ客ばかりだ。それでも躊躇している梨李に、今日はブックカフェで過ごそうと声を掛けた。
「ねぇねぇ。見て見て。これ。」
「ああ。」
「群れが増えすぎると、ほら。」
「ひたすら真っ直ぐ進むのか。」
「そう!崖があろうが海があろうが突き進むんだって!避けないんだよ?!」
「……群れを小さくするため、か。考えられないな。」
「ね?怖いだろ?」
「そうだな。」
興味深そうに、図鑑を見つめる梨李の後ろから同じページを覗き込む。ふわっとイリスの匂いが香り、すりすりと頭頂部に頬擦りした。そのまま指先を乳房に沿わせ、触れるか触れないか絶妙な近さと力加減で服の上から乳首の先端に触れる。
すり、すり、すり。
ぴくん、と梨李の肩が跳ねる。
「濫……。」
「気にせず読んでて良い。」
ふぅっと耳に息を吹き込む。さあっと首筋までピンク色に染まった。その間も、すりすりと乳首の先端を指の腹で掠める。
「ん。」
「どうした?他に気になる動物は?」
つぅっと耳殻に舌を這わせる。揃えた指先で、両乳首を挟み小刻みに擦った。服の上から与えられる、もどかしい快感。梨李の身体が震える。
「りぃ?ほら、他にどんな動物が載ってた?」
今度は指先で、かりかりと引っ掻く。耳穴には舌を差し入れた。
「あっ!」
「読んで聞かせろ、俺は忙しいからな。」
「んん。」
「ほら。」
梨李が辿々しく読み上げる。その間ずっと、触れるか触れないか絶妙な力加減で服の上から乳首の先端にだけ触れ続けた。耳に息を吹き込み、舐め、甘噛みする。どんどん梨李の匂いが濃くなり、陰茎に熱が集まった。梨李が熱い息を漏らすと、潤んだ瞳で見上げてくる。
「な、なぁ。」
「ん、なんだ。」
耳をしゃぶるのを止め、乳首の先端だけ掠める。
「な、なんで。服の上から。」
「なんだ。直接触って欲しいのか?」
「ち、ちがぅま。」
真っ赤になって噛む梨李の唇に吸い付く。同時に乳首を、きゅうっと摘んだ。
「ん!」
「ああ、硬くなってるな。」
「あっあっ。」
「ちょっと服の上から触っただけなのにな?」
再び、すりすりと先端だけ擦る。梨李の口端から唾液が垂れ、顎に滴ったのを舌で追い舐めとった。
「甘いな。」
「んん。」
「図鑑、もう読まないのか?」
問いかけながら、頬を舐める。乳房を持ち上げると、人差し指の先だけ乳首に当てた。左右に、すりすりと擦る。
「あっあっあん!」
「なぁ、そのうち乳首だけでイきそうだな?」
「やぁ!」
「こんな、硬くして。」
ぴんっと弾く。びくんと梨李の背が反った。首筋にキスしながら、今度は強めに乳首を引っ張り捏ねる。
「あん!あ!あぁ!」
「りぃ。どうして欲しい?その通りにしてやるから。ほら。」
「あん!さ、さわってぇ。」
「何を?」
「ちく、びぃ。」
「さっきから触ってるだろ?ん?」
「ゃあだ!ちょくせつ、さわってよぅ。」
身を捩る梨李の耳をしゃぶる。同時に、するりと胸元の隙間から手を滑り込ませた。
今日の梨李はオフショルダーのサマーニットだった。手首に引っ掛け外へ返すと、すんなり乳房が溢れでる。そのまま乳房の下まで引き下ろした。
「相変わらず、ブラは嫌いなんだな。」
「だってぇ。」
「まぁ俺たちは、こっちの方が良いけどな。すぐ、こうやって可愛がってやれるし。」
言いながら、ピンク色の乳首を摘み、捏ね回す。
「あん!」
「乳首弱いよな。ほら、こっちに凭れろ。」
胸に背を預けた梨李の乳房を掴むと、身を屈める。摘んだまま乳首の先端に舌を当てた。
「あ、あ、あ。」
「エロい。」
指で捏ね回しながら舐め回す。
「ひん!」
もう片方の乳房は、やわやわと揉みしだく。手から溢れるような柔らかさ。吸い付く肌。濃くなるイリスの匂い。
「りぃ。」
「らん。らん。ちくびいぃ。いいよぅ。」
「やらしいな、りぃ。」
唇に食らいつき、唾液を啜る。甘くて美味しい。その間もずっと、乳首をくりくりと虐め続ける。
「ん、ん。らん、ちょうだい。ぼくも。」
「ん、ほら。」
口を開けて待つ梨李に舌を垂らし、たらたらと唾液を落とした。夢中で啜る梨李の表情は恍惚としていて、たまらない。
「らん。もっと。」
甘える番に、くらくらする。今度は差し出された舌に舌を絡めて伝い飲ませた。そのまま捩じ込むと口内を舐め回す。
「りぃ。なぁ。」
「ん、らに?」
「挟んでくれ。」
「ふぇ?」
やわやわと乳房を揉みながら続ける。
「な?いいだろ?」
「ん。」
両手で捏ねるように乳房を揉む。柔らかくて、白くて、しっとりした肌。陰茎を挟んで扱くことを教えたら、真っ赤になりながらも覚えた。以来、ねだると進んで挟射する。手を離し、ソファの端へと避けると振り向いた梨李が、そろそろと身を返し脚の間に座った。
じっと見上げてくる菫色の瞳には情欲が見える。
「りぃ。」
小さな手を掴むと、導いた。舌が覗き、唇を舐めると、手を動かし陰茎を取り出す。覆い被さるようにして乳房で挟み込むと、聳り立つ先端に、たらたらと唾液を垂らした。両脇から乳房を寄せ、上下や互い違いに動かし擦り立てる。
「ん、ん。」
「は。気持ちいい。」
「ん、こう?」
「ああ、上手だ。」
頬を撫でると、ふにゃりと笑って俯いた。先端を口に含むと、ちろちろと舐められる。
「ああ、りぃ。いい。」
「ん、んむ。」
「口、すぼめて。」
「ん、ん、ん。」
「たまらない絵面だな。大きくて、いやらしい乳房で挟んで扱かれて。カリは可愛い口に咥えられて。」
「ん。」
手を伸ばすと、ぷっくり勃ち上がった乳首を摘む。
「ふぅ!」
「りぃ。気持ちいい?」
「ん。んー。」
「口の中、唾液が溢れた。いいんだな?」
くりくりと乳首をいじめると、菫色の瞳がますます潤む。
「りぃ。少し強くするからな。」
きゅっと乳首を押しつぶす。陰茎を咥え込んだ唇が震えた。
「吸い上げて、そう、ほら。もっと強くしてくれ。」
言われるまま、強めに乳房で挟み陰茎を扱くと、ちゅうちゅうと先端に吸い付いてきた。乳首から手を離すと、頭を撫でる。そのまま少し上向かせ、菫色の瞳を覗き込んだ。
「ああ、いい。りぃ。出すぞ。」
どぷっと口内に吐精する。大量に吐き出された白濁を飲み込む番を見つめた。唇を窄め、頬の内側が吸い付く。飲みきれなかったのか白濁が少し溢れて首筋まで伝った。梨李が唇を離し、濫を見上げる。
「知ってるか?精液が首にかかること、真珠のネックレスって言うんだ。」
「そ、うなんだ。」
「まぁ、知らないよな。」
にやりと笑う濫に梨李が、ぷくっと頬を膨らませた。
「これから、そう言うこと詳しくなるし!」
「はは、セックスのことか?」
「そうだよ!ぼくには番が三人もいるんだから!知識だって経験だって三倍なんだからな!すぐに翻弄してやるんだ、ぼく、年上なんだぞ!」
恐らく、それでもまだ大分お子ちゃまだろうけどな。
「そうか、期待してる。」
半笑いで答えると、梨李が起き上がり胸を逸らした。
「現にお前ら、ぼくの、おっぱい大好きだろ?めろめろだもんな!」
「……そうだな。四六時中吸いまくって、やりたいくらいにはな。」
いやらしく唾液に塗れた乳房を晒す梨李に、にやりと笑うと立ち上がった。そのまま梨李を抱き上げると歩き出す。
「え?なに?どこいくの?」
「カウンター。」
「え?」
そのままカウンターに乗せると、後ろへと押し倒す。上体はカウンターに寝そべり膝下からは、ぷらりと縁に下ろされた姿勢に梨李が固まった。
「悪い。新しいの買ってやるから。」
スカートを上に捲り上げると、ストッキングに包まれた形のいい脚が晒された。そのまま秘裂の部分に爪を立て、破る。
ぴりっと避ける音がして、ショーツの一部分だけ晒された。
「きゃわあ!」
「濡れてるな、俺のを舐めて挟んで扱いて。興奮したのか?」
言いながら、クロッチ部分に指を引っ掛け横にずらす。とろっと愛液が滴って指を濡らした。そのまま、ぬるりと秘裂に差し入れる。
「あん!」
「絡みついてくるな。」
くちゅくちゅと水音を立てながら、顔を覗き込む。真っ赤になって喘ぎ、身を捩る番。その度に白く大きな乳房が揺れる。覆い被さると、乳首に吸い付いた。舌で激しく舐めまわしながら、ゆるゆると秘裂の中を擦る。膣穴が締まり、指を食い締める。溢れた愛液で卑猥な水音が響いた。
「あ!あん!あぁ!」
「ほら、りぃ。イけ。」
「ああ!」
「ここ、好きだろ?」
指を軽く曲げ、恥骨の裏を押す。ざらついた、そこを小刻みに擦り上げた。
「やぁ!それ、やだぁ!」
「気持ちいい、だろ?素直にイけ。ほら。」
「あん!あ!らん!らん!」
「ほら。教えただろ?イくイくって。可愛い声で鳴いてくれ。聞きたい。」
「あー!」
「りぃ。愛してる。ほら。」
「や、やぁ!イく、イッちゃう!」
きゅうっと媚肉が指を締め付ける。身体がぶるりと震えた。
「さっそく学んだな?ここは今まで甘イキしかしたことなかったろ?」
「ふ、ぇ。」
「Gゾーンだ。クリトリスの裏側。気持ち良かったか?」
「ひ、ひぃん。」
過ぎた快感で泣き出した梨李の唇を舐める。
「かわいい。」
「こわいぃ。」
「ここでのアクメは小さな死とも呼ばれるからな。」
ぶるっと震えた梨李の秘裂から、指を引き抜く。わざと見せつけながら舐めた。
「ん、美味しい。」
「ばかぁ。」
「そろそろ、しようか?」
「へ?なに。」
を?と聞く前に、ずんっと身体の中心に衝撃が走った。腰を掴まれ、激しく抜き差しされる。
「あぁ!」
「セックス。りぃは色々知りたいんだろ?安心しろ、俺たちで教えるから。」
「あん!あぁ!あん!」
「ほんと優秀だよな?俺たち三人、お前にすっかり骨抜きだ。毎日セックスしても、まだ足りない。」
「や!やぁ!イく!イッちゃうよぅ!」
「すぐ、こんなに締め付けて。やらしい身体だな、りぃ。」
両太ももを掬うように抱え込み持つと腰を振った。破れたストッキング。びっしょりと濡れたショーツ。クロッチ部分がずらされ晒された柔肉と秘裂。濃いピンク色の襞が陰茎を包み込む様がよく見える。ぬるぬると出入りする陰茎。梨李の愛液に塗れ、てらてらと光る。
親指の腹を、花芽に当てる。愛液で滑るそれを優しく下から剥きあげた。ぷるっと肉芽が晒される。そのまま、くりくりと撫で回した。ぎゅっと膣穴が締め付け、媚肉が陰茎をしゃぶる。
「ああ!ぃん!いいよぅ、それ、すき。すきぃ!」
「ん、かわいい。」
ますます愛液が溢れる。ぐちゅぐちゅ音を立て、抜き差しする。
「イく!もぅイく。やん!」
「ん、いいぞ。ほら。」
ずっと腰を、ぎりぎりまで引くと、一気に奥へ突き込んだ。
「ひん!……あっあっ。」
「りぃ。りぃ。中うねって痙攣してる。気持ちいいか?」
「やぅあ。」
腰が上下に、がくがくと跳ねる。無意識なのか太ももで濫の腰を挟み込みこむと、締め付けた。絡みつく媚肉の動きを味わいながら、伸び上がり両肩を掴むと重なるように屈む。首を逸らし、密着した腰を振りたくった。
「あん!あ、や、イッてる!イッてるからぁ!まって、まってぇ!」
「無理に決まってるだろ、こんな、やらしく、しゃぶり、ついて。」
「あん!」
言いながら子宮口に切先を押し付ける。先端に吸い付いて搾精しようと蠢く動きに腰が震えた。夢中で突き込む。
「あぁ!」
「ほんと、かわいいな。エロいし。こうやって、すぐ欲しがる。」
「やん!」
「ほら、出してやる。」
「あっあっあん!」
「いっぱい学んで賢くなるんだろ?セックスで俺たちを翻弄するような。やらしい番になるんだよな?」
「あん!あっ!やぁ!それイくぅ!」
仰け反った梨李の唇にキスすると、舌を捩じ込み抉るように腰を動かした。びくびくっと身体が跳ね、絶頂する。同時に切先を子宮口に嵌め込むと、びゅっと勢いよく中へ吐精した。梨李の唇がわななき、力なく開く。ぴちゃぴちゃと舌で歯列や口蓋を舐めなら吐精を続けた。長く、大量の白濁が注ぎ込まれる。
「あっあっ。」
「中出し好きだな。出されながら小さくイッてるだろ?」
「ひゃあ。あ、あ?」
「こんなところで犯されて。」
「あん。」
「あー、かっわい。」
上体を起こし、梨李を見下ろす。乳房を掴むと、やわやわと捏ねた。反応して、びくんびくんと身体が跳ねる。陰茎をしゃぶる媚肉がまとわりつく。
「やらしいな、りぃ。かわいい。」
ずるっと陰茎を引き抜く。縋るように襞が吸い付いて抜きにくい。
「まだ犯してやるから。な?」
肩を抱き腰を掴むと、裏返す。ストッキングの破れに指をかけ、尻の割れ目に沿って裂いた。ショーツに手を掛け、尻の下まで引き下ろす。
太ももと秘裂、ショーツとの僅かな隙間に陰茎を捩じ込んだ。
「りぃ。りぃ。」
「あん!すれる、すれるよぅ。」
花芽を狙い、陰茎で擦り上げる。注ぎ込んだ白濁が垂れ、一層卑猥な音がした。
白く小さな丸い尻だけ、ストッキングの破れた箇所から覗く。ポケットに手を入れるとラィニゲンを取り出し後腔に、ぬるっと親指で押し込んだ。そのまま入り口を指で塞ぐ。
「あん!あん!」
「クリ、気持ちいい?」
「いぃ!いぃよう!」
カウンターに突っ伏したまま下半身だけ不安定に揺れる体勢。ぐちゅぐちゅと響く卑猥な音。腰はしっかりと押さえ込まれ逃げられない。
後肛から親指を外すとラィニゲンが滴った。くぱくぱと後肛がひくつく。人差し指を入れると難なく飲み込んだ。引き抜いて二本入れると左右に広げる。
「あん!」
良さそうだな。
腰を引くと、片手で尻を掴んだ。割開くと、秘裂にぬるっと押し込む。後肛に入れた二本の指を出し入れしながら腰を振った。
「ああ!あ!あん!」
「な、りぃ。初めてした時のこと。思い出すだろ?」
答えるように媚肉が絡みつく。後肛が窄まり、指を締め付けた。
「俺たちで散々、まんこもアナルも可愛がったよな?可愛い口も。いっぺんに全部俺たちの、ちんぽ咥え込んだの。思い出さないか?」
「ひん!」
「俺たちあれ以来、三人いっぺんにお前に突っ込んだりしてないだろ?」
「あぁ!」
「その時が来たら、瘤出して三人で孕ませるって決めたんだ。だから、それまでに色々やらしいこと。覚えような?」
「あ、イく!いったゃう!らん、らん、イッちゃうぁ。」
「はは、ここで噛むか。ほんっと、可愛いな。」
ぎゅるっと秘裂と後肛が同時に締まる。縋るような動きに腰を振りくった。
「まったく。こんなに食いしめてきたら、動きづらいだろ?エロいな本当。」
唇を舐め、指を回し突き入れる。持ち上げるように子宮の底をたたいた。
「あん!あ!」
「ちっくしょう。良すぎる。」
「んー!」
「りぃ。りぃ。生理くるようになったら孕ませるからな?孕ませセックスするから。いいな?」
「あん!」
指を引き抜くと覆い被さり抱き込む。カウンターに突っ伏して潰れた乳房を鷲掴んだ。乳首を摘み、擦り立てる。
「ひゃあ!」
「あー締まる。お前本当乳首弱いな。エロすぎる。」
頸を甘噛みしながら腰を振る。ずっと絶頂し続けている膣穴で陰茎が扱かれる。
「あ、あ、あ。」
「出すぞ。」
ぐっと子宮口に押し付けると嵌め込んだ。叩きつけるように吐精する。ちゅうちゅうと先端に吸い付く感触に、ぶるりと身体が震えた。
「あー、あー。」
「りぃ。ほら、全部飲めよ。」
「ひぃん。」
「まだ出るぞ?中出しすぎだろ?」
「あぅ、しゅき、しゅきぃ。」
「かっわい。愛してる、りぃ。」
「あ、ぼく、もぅ。」
耳を甘噛みしながら吐精を続ける。ゆるゆると腰を振り、膣穴に擦り付ける。陰茎を扱くこの感じ。たまらない。
「次は僕も、ここでしようかな。」
「……ボクも。仕事中思い出せるなんて良いよね。」
両脇にいる弟たちが、それぞれカウンターに凭れる。少し前から見ていたのは気付いていた。
「だろ?」
返しながら、乳房を揉み続けた。入ったまま、まだ硬い陰茎がしゃぶられる。
「りぃ。まだあげるから。そんなにねだるな。」
「あぅ。」
「良い匂いです。当てられてすぐ、勃ってしまう。」
「ほんと、良い匂い。どこもかしこも柔らかいし。」
言いながら、手を伸ばしそれぞれがストッキングを左右に引っ張る。ショーツの脇を結ぶ紐が解かれ、抜き取られた。所々現れる白い肌。いやらしくて、たまらない。
抱き込んだまま上体を起こすと、スツールに腰掛けた。二人の目の前で、下から突き上げる。
「あん!」
「あ、締め付けえぐい。りぃ。お前見られながらするのも好きだよな?」
「や、やぁ!」
「恥ずかしがらなくていい。こんなに締め付けて。興奮するんだろう?」
「あ、あっ。」
「気にするな、見てるのは俺たちだけだ。な?」
頬をぺろりと舐め上げる。乳房を鷲掴んで揉みしだきながら突き上げた。
「あぅ!イく!」
「ん、ほら。一緒にな?」
大きく脚を左右に開かされ、陰茎を咥え込んだ秘裂が晒される。抜き差しされるたび、白濁と愛液がフロアに滴った。
「可愛いです、りぃさん。濫のペニスは美味しいですか?」
「おちんぽにキス上手だよね、りぃちゃん。可愛い。」
「ああ!」
一際強く締め付け、ぶるっと身体が震える。持っていかれそうになって思わず堪えた。痙攣する媚肉を味わいながら少し遅れて吐精する。びゅるっと白濁が吐き出された。ぴしゃぴしゃと中に注がれる。
「あー、さいっこぅ。」
「分かります、りぃさんは最高の番です。」
「可愛くて、えっちで、良い匂い。」
乳首を、こりこりと弄る。きゅんっと子宮口が先端に吸い付いた。
「すっかり中出しされてイきまくる、エロい身体になったよな。」
「あん、あ、あ、イくぅ。」
「かっわい。」
乳首を捏ね続けながら、首筋に吸い付く。
「せっかくだ。お前たちも今からここで抱くか?」
「「抱く。」」
後ろから乳房や乳首を、揉んで捏ね回しながら弟たちを誘う。その言葉に膣穴が締まり、陰茎を扱いた。まだまだ犯したい。
「りぃ。一生かけて、俺たちで可愛がるから。な?」
《side 遵》
浴槽の縁に座り、後ろから梨李に入れたまま膝に座らせる。四人で一緒に入れるよう、大きく作ってあるお陰で不安定さは一切ない。
「ん!」
「りぃちゃん。おまんこ、とろとろ。」
「ひゃわ。」
「あー、おっぱいも、すべすべ、ふわっふわ。気持ちいい。」
「あん!」
今日はボクが独り占めしても良い日。この日が来るとボクは大抵お風呂にしけ込む。着衣セックスも好きだけど、裸に剥いて全身愛でるのも好き。すぐ洗えるし。
りぃちゃんのおっぱいは最高。白くて、ふわふわで。柔らかい。とろん、と溶ける。両手で後ろから持ち上げて撫でまくる。お風呂の中だと、しっとり吸い付いてくる。この感じも好き。
「りぃちゃん、乳首こりこり。」
「やぁ!」
「あ、締まる。乳首好き?」
指で捏ねて、摘んで、擦りたてて。爪が当たらないよう気をつけながら優しく、かりかり。全身ピンク色。イリスの匂いが浴室に充満する。すっごい興奮する。
「ん!んあ!」
「りぃちゃん、好き。」
じゅうっと頸に吸い付く。赤い跡がついて、楽しい。もっとつけよう。
「あ、あん、遵、遵。」
「りぃちゃん、ちょっとごめんね。」
立ち上がると、梨李を中腰にさせ二の腕を掴む。そのまま持ち上げるように突き上げた。軽い身体が、がくがくと揺れる。
「あ、りぃちゃん。すご。中あっつい。」
「あっあっあっ。」
「気持ちいいよ、りぃちゃん。」
そのまま抱き込むと壁に押し付ける。両手を壁についた梨李の両脇から手を伸ばし、乳房を持ち上げるようにして掴んだ。柔らかな乳房が指の間から、はみ出て形を変える。
「ああ、りぃちゃん。ひだひだ、膨らんできた。」
「あん!」
「あ、口で吸われてるみたい。吸い付く。」
「ひん!」
「おまんこ痙攣してきた。イく?イっちゃう?」
壁と自分の身体で挟み込み、逃げられないように腰を押し付け振りたくる。濡れた肌と肌がぶつかり、卑猥な水音が反響した。
「りぃちゃん、キス。キスしよ?」
「ん。」
後ろから顎を掬い上げ、上向かせる。舌を差し込み絡めながら追い上げる。梨李の身体がぶるっと震え、弛緩した。反して媚肉が蠢き、陰茎にしゃぶりつく。
「イった?」
唇を塞がれたまま絶頂に追い上げられ、くったりした梨李を見下ろす。
「可愛い。可愛い。可愛い。」
声もない梨李を突き上げ追い詰める。
「あぁ!」
「あ、でる。りぃちゃんの、おまんこに。ふわふわ、とろとろの、おまんこに。すごい。気持ちいい。」
「ひ、あぁ。」
「止まんない。ごめんね?まだ出ちゃう。ん。こんな気持ちいい番まんこだもん。仕方ないよね?」
「あ、あ、あぁ。」
「りぃちゃん中出し大好きだよね?ボクも大好き。りぃちゃんのおまんこ、最高。」
「んん。」
たっぷり吐精し、ゆっくりと引き抜く。ごぽりと白濁が滴った。
細い腰に手を回し、もう一方の手で棚に置いてあったラィニゲンを取る。後肛に当てがうと、押し込んだ。
今までは誘われて気が向けば応えたし、それなりの相手とそれなりにやってきた。だからこそ分かる。梨李とするセックスは全然違う。
番とのセックス、最高。
確かに、もうこれは他で満足なんて出来ない。実際、愛情も性衝動も梨李にしか湧かない。
キスをしながら、後肛の入り口を撫でる。
アナルセックスのいいところは本来受け入れる場所ではないところに入れてくれるということ。その無理を受け入れてくれるところがいい。余程でもない限り、他人に晒すことはない場所でもある。
やがて指にラィニゲンが、たらりと滴った。中指を入れ、中をほぐす。
「あん!」
「りぃちゃんのここ、すっかり、いやらしいアナルになったよね。」
「ち、ちが。」
「ん?なったよ?おちんぽ大好きでしょ?」
「ぁん!」
「待っててね、今からいっぱい入れてあげるからね。その前にほぐそうね?」
「あ、あ、あ。」
「可愛いアナルだね、入れてるの指なのに、おしゃぶり上手だし。」
「ひん!」
「あ、緩んできた。おちんぽ欲しくて、たまらないんだ?可愛いりぃちゃん。」
「あぁ。」
「大分ほぐれたから、あと二本頑張って。おしゃぶりできたら、おちんぽ。あげるからね。」
キスしながら、後肛を指で犯す。二本に増やしてほぐすと指を開いてみた。柔軟に広がり、指に吸い付く。
「ん、あと一本ね?」
「あ、あん。は、やく。ね。はやくぅ。」
「可愛い。アナルでトロ顔してる。」
「ん、んぁ。」
「じゃ、三本目ね。」
「ひぁ!」
「あー、やっぱり狭いね。でも今まで何回も何十回もアナル可愛がってきたから。すぐ、ほぐれちゃうよね?」
「うん。うん。」
「可愛い。愛してる、りぃちゃん。」
三本まとめて出し入れする。梨李の身体が、ぶるぶる震えて匂いが濃くなった。番の匂い。イリスの香り。たまらない。
「りぃちゃん、我慢できて、えらいね。お待ちかねの、おちんぽ、あげようね?」
「ん。」
抱き上げて浴槽に浸かると、そのまま向かい合わせで上に梨李を乗せる。ラィニゲンの滑りを借りて、尻が湯に浸かる前に後肛へと押し当てた。ずるっと滑り入れる。
ちょっと冷たくて、きつきつで。たまんない。
「あ、あ、あ。」
「りぃちゃん?アナル好き?」
「ん、ん、すき。」
「可愛い。ボクも好き。りぃちゃんのアナル最高。」
「あん。」
「アナル、ずぼずぼしてたら、おまんこまで、とろとろに、なっちゃうよね?」
言いながら湯の中で秘裂に指を差し入れた。愛液と白濁が指に絡み、媚肉が締め付けてくる。
「アナル犯されながら、おまんこ、ぐちゅぐちゅ気持ち良い?」
「ん、ん、きもち、よぅ。」
「あーもう。ほんっと可愛い。りぃちゃん大好き。愛してる。」
蕩けた顔にキスを降らせて浮かないように腰を掴む。ゆるゆると突き上げながら、同時に指で膣穴を掻き回した。
「あ、どっちも締まる。」
「あん!」
「りぃちゃん?どっちが気持ち良い?アナル?おまんこ?」
「ひ!」
「どっちもすごい締め付けてくるから、分かんないんだ。ね?教えて。」
「ど、っちも。どっひもぅ。」
可愛いよね、すぐ噛んじゃう。
「りぃちゃん、りぃちゃん。アナルに、びゅーしていい?」
「ん、ん。」
「ありがとう、りぃちゃん。責任持ってりぃちゃんのアナル、いやらしくしてあげるからね?」
「あ、あ、あん!」
「おちんぽ大好きにしてあげる。濫も擁もすごく楽しみにしてるんだよ?りぃちゃんのアナルが。すぐイく。いやらしいアナルになっちゃうの。」
「あ、あ、イく。イッちゃう。お尻でイッちゃう。」
「ん、いいよ。ほら、一緒にイこ?」
「あっ!あん!」
「ほんっと可愛い。」
指を引き抜くと、腰を掴み直し激しく下から突き上げる。きゅうっと後肛に締め付けられた。
「あん!」
「くっ!」
同時に果て、ぴしゃぴしゃと後肛に白濁を注ぎ込む。中がうねり、絞り上げてきた。
「りぃちゃん、愛してる。」
「ん、ぼくも。」
首に腕を回し、吐精されながらキスを強請る梨李に微笑む。すっかりアナルセックスが気に入ったようで嬉しい。まだ硬く聳り立つそれで中の感触を楽しむ。
「おい。外まで、やらしい匂いがするぞ。」
「すっごく良い匂いです。」
兄たちが、ゆらりと浴室に入ってくる。これもいつものことだった。結局最後は四人になる。
浴槽の縁に座った濫が手を伸ばし、梨李の乳房を揉む。身を屈め、乳首に吸い付いた。
「あん!」
「りぃは乳首弱いよな。」
楽しそうに口に含み甘噛みする。後肛の締め付けが強くなった。
「りぃさん、こっちも。」
反対に回った擁がもう片方の乳房に吸い付く。わざと乳首をさけ、周りに舌を這わせ、つんと勃ち上がった乳首には触れない。潤んだ菫色の瞳で見上げられて、遵の喉が鳴った。屈んで乳首に吸い付く。
「ああ!」
きゅうきゅうと後肛が締め付けてくる。再び腰を掴むと兄たちが離れた。そのまま上下に腰を動かし、合わせて腰を振る。
「りぃちゃん、りぃちゃん。おねだり上手だね?だすよ?おちんぽみるく、だすよ?」
「うんうん。らして。らして。」
「可愛い。」
唇に食らいつき、唾液を送って飲ませる。
「ほんと可愛いよね。」
「ひん!」
強く突き上げ、ぐりっと行き止まりを押し上げる。そのうち結腸まで可愛がりたい。
びくっと梨李の身体が跳ねた。ぎゅるっと陰茎に巻きつくような動きで締め付ける。
「イく。イっちゃう。」
「りぃちゃん、でる。」
再び白濁を注ぎ込む。長い長い吐精。梨李の唇から熱い吐息が漏れる。
「見て、イキ顔可愛い。」
「エロいな。」
「今すぐこの唇で咥えて欲しいです。」
「まだだめ。おまんこに一回しか出してない。」
「まぁ今日は遵の日だからな。」
「もちろん、待ちますよ。」
ずるっと陰茎を引き抜くと、浴槽から抱えたまま立ち上がり渡されたラィニゲンを秘裂に差し込む。キスしながら排出されるのを待った。
「おい、出たぞ。」
「うん。」
片脚を掴むと持ち上げ、向かい合わせで立ったまま、ずんっと陰茎を押し込む。
「やん!」
「あ、中熱くて蕩けてる。最高。」
不安定な体勢で、がくがくと揺さぶられる梨李の頭に頬ずりする。
「りぃちゃん、りぃちゃん。おまんこにも、もう一回だすよ。」
「うん、うん。」
「あー、こんな可愛いなんて。番最高。」
「分かる。」
「りぃさんが番で良かったです。」
「あ、おまんこ締まる。嬉しいんだ?可愛い。」
兄たちの前で尻を鷲掴むと左右に割開く。
「見て、すっかりアナルセックス好きになった。」
「やばいな、アナル、エロすぎるだろ。」
「今度舐めてみましょうか?」
「それいいね。ボクからやらせて。」
「いぁ!」
がつがつと腰を振り、吐精する。中出しされると絶頂するようで、すっかりイキ癖がついたと喜んだ。
「ほんっと可愛い。」
「「分かる。」」
そのあと待ちきれなかった兄たちが服を脱いで参戦し、結局お風呂で四人まとめて愛し合った。
《side 擁》
今日は僕の日。そう、りぃさんを独り占めしても良い日。
僕たちは、基本四人でセックスする。ただ月に三日は交代で一日りぃさんを、独占しても良い日とした。とは言っても結局最後は四人で愛し合うんだけど。
カフェのある森の中。りぃさんを連れてピクニックに来た僕は、二人でお弁当を食べながら話した後さっそく、りぃさんを襲っていた。今日から三日間、カフェは休み。みっちり愛し合うために三人で、独り占めしても良い日はカフェを閉店にしている。
ピクニックシートは厚手で、ふかふかしているし下の土は柔らかい。石なんて落ちてないことも確認済み。だから遠慮なく押し倒した。
「やう。」
小さな顎を掴んで唇に吸い付く。ぷっくりした厚めの唇がお気に入りで、いつも隙あらばキスをする。柔らかくて気持ちいい。
小さな歯を丹念に一本ずつ舐めて、開かせる。舌を差し込むと、とろっとした唾液が溢れた。甘くて美味しい。
「んっんっ。」
「りぃさん、可愛い。」
「あっ。」
りぃさんの服は僕たちが選んでる。何でも似合うけど、大抵前あきの服が多い。脱がせやすいから。あと、絶対スカート。
するっと手を差し入れて、太ももを撫でる。柔らかくて、すべすべしてて気持ち良い。ショーツまで辿ると、すりっと秘裂に沿って撫で上げる。
「やん!」
「少し湿ってますね?」
「ん。」
「キスだけで濡れちゃいました?」
「ち、ちがぅ。」
「本当に?」
少し力を込めて、ショーツを撫でる。濡れて、ぴたりと張り付き花芽の形まで分かった。
「クリ、弄ってもいいですか?」
「やん!」
「優しく触るから、ね?」
ショーツの上から、くりくりと持ち上げるように弄る。じゅわっと愛液が溢れ、ますますショーツが張り付いた。
「可愛い。ぷりぷりしてる。」
「あっ!あっん!」
「見てもいいですか?」
返事を待たずにショーツへ指を掛けると、するっと引き下ろす。透明な糸が、つぅっと見え、陰茎に熱が集まった。ショーツを脱がすと、太ももを掴み開かせる。
「ふふ。とろっとろですね。」
舌を伸ばして秘裂に差し込む。掬い出すように出し入れすると、愛液が溢れ出た。夢中で啜る。
「あん!あっ!」
「美味しい。もっと飲ませて、りぃさん。」
ぴちゃぴちゃと音を立てながら味わう。番の味、匂い。たまらない。
舌を抜くと、今度は花芽に吸い付いた。秘裂に指を二本差し入れ、少し曲げる。恥骨の裏側が弱いのか、そこを押すだけで甘イキするのはもう知っていた。軽く押し上げると、白い太ももが震え、愛液が溢れる。手を濡らすほど滴ってきて匂いが濃くなった。イリスの匂い。くらくらする。
「あ?!」
「ん、イく?」
「あん!く、イっちゃう!」
「可愛い。」
舌で花芽を舐め回す。ぷっくり立ち上がった花芽を舌で擦り立てた。
「やぁ!ん!ん!」
薄皮を舌で丁寧に剥くと、ちゅうっと吸い上げる。
「あぁ!」
びくびくっと身体が震え、弛緩する。起き上がると口を手の甲で拭い、陰茎を取り出した。血管が浮き上がり、びくっと震える。
「りぃさん、入れてもいいですか?」
「あ、あぅ。」
「ね?入れても良い?」
くちゅくちゅと秘裂に擦り付ける。とろんと瞳が潤んだ梨李が、おずおずと手を伸ばし柔肉に添わせた。二本の指で左右に開くと、唇を舐める。
「ん、擁。」
応えるように、ぐぷんと押し込むと、太ももを纏めて抱え上げる。そのまま上体を倒すと夢中で腰を振った。
「可愛い……可愛いです。りぃさん。愛してます。」
「あっあっあっ。」
「中、うねって。吸い付いてくる。子宮口で先っぽに、キスされてる。あ。」
「やん!」
「あー、可愛い。たまんない。気持ちいい。」
「あっ!やん!イく!いったゃう。」
ここで噛むとは。
ますます愛しさが募り、突き上げる。片脚を下ろすと交差するように跨いだ。持ち上げている、ふくらはぎを舐め、甘噛みし、腰を振る。
「ひん!」
「くぁっ!」
同時に絶頂する。奥に押し付け、吐精した。痙攣して締め付ける媚肉の動きに、うっとりする。
「あ、止まんない。」
「あー。」
「中出しされるの好きですよね?気持ちいい?」
オオカミ種の吐精は長い。量も他の種とは比べ物にならないほど多い。ぴしゃぴしゃと奥に叩きつけて吐精している間、腰を押し付ける。少しも溢れないように、番に注ぎ込む。
「あぅ。」
「りぃさん。」
持ち上げていた片脚も下ろすと繋がったまま覆い被さった。シャツのボタンを全て外すと大きな乳房が溢れ出す。梨李はブラを着けたがらない。窮屈らしい。
両手で掴むと、やわやわと揉む。ふんわりした白い胸。乳首は薄いピンク色。乳輪ごと、ぷっくりしていて。
食らいつくように口に含むと、再び腰を振り追い詰める。
「りぃさん、りぃさん。」
「あぁ!あん!」
「気持ちよすぎます、ずっと入れてたい。」
「ひぁ!」
「あーでも。そろそろ。いつものしてもらってもいいですか?」
腰を振りたくりながら、問いかける。伸び上がると垂れた唾液を舐めとった。
「ね?いいですか?」
「んむぅ!」
「この、可愛い唇で、咥えてください。」
「あ!」
「ね?ね?りぃさん、お願い。」
「んー、ん。」
口を開け赤い舌をぺろりと出した梨李を見て、指を差し入れる。舌を挟んで引き出すと撫でた。
「あ、出る。先に、こっちに。あげますね?」
「うー。」
舌を摘まれ声が出ない梨李の膣穴で陰茎を扱く。奥に押し当て、小刻みに突き上げた。
「んぁ!」
「あ、でる。」
再び、たっぷりと吐精すると、しっかり擦り込み、ずるっと陰茎を引き抜いた。指を離すと唇に吸い付き、舌を絡める。
「ん、んむ。」
「さ、りぃさん。」
キスをほどくと移動し、梨李の唇に陰茎を押し当てた。白濁の残るそれはまだ硬く反り返り、熱い。濃いエレミの匂いに当てられた梨李が素直に口を開ける。薄い舌でぺろりと舐め上げると、そのまま丹念に陰茎全体へ舌を這わせた。
「気持ちいいです、りぃさん。」
「よう。ふん。」
「可愛い。」
頭を撫でると梨李が、ふにゃっと微笑む。柔らかな頬も撫でていると口を開け、かぷりと咥え込まれた。そのまま中で舌を這わせ、舐められる。
「あ、いい。梨李さん。それ。」
「むー。」
「唇で、扱いてください。」
「ん。」
厚めの唇が、陰茎の根元を締め付ける。中で蠢く舌。喉奥で吸い上げてくる。
これでいい?気持ちいい?と見上げてくる菫色の瞳。苦しいのか涙で潤んでいて、たまらない。
「りぃさん、ちょっとだけ。ごめん。」
後頭部を掴み、ずるっと更に奥へ進む。きゅっと喉が締まった。
「あ、ごめん。本当。」
これ以上ないくらい、奥に入れてくれた。
そう思っただけで止まらなかった。叩きつけるように喉奥目掛けて吐精する。
「あ、止まんない。ごめん。良すぎて。ごめんね。」
「んっん。」
「可愛い唇で咥え込まれて、たまんなかった。ん、まだでる。」
「んぷ。」
「りぃさん、愛してる。」
たっぷり吐き出した後、ずるっと陰茎を引き抜いた。梨李が慌てて口元を抑える。
「苦しかったよね?ごめんね?」
「ん、んーん。」
小さく首を振り、梨李が、こくこくと分けて嚥下する。飲み終わったのか、口をぱかりと開けた。
「えへ、全部飲めるようになったもんね。」
最初のころは、えずいて吐き出していた。飲み方のコツを教えて欲しいと言われた時は困った。今はこうやって、得意げに「出来たから、褒めて。」と見せてくる。
気持ち良くしたいと思ってくれている気持ちが伝わる。苦しくても受け入れようとしてくれる。その気持ちが感じられるから。
フェラチオ、いいよね。そのうちイラマチオもさせたい。
「りぃさん、すごく気持ちよかったです。」
「えへ。」
「さ、今度はりぃさんが気持ち良くなりましょうね?」
まだ、びくびくと脈絡打つ陰茎を太ももに擦り付ける。溢れでたままの乳房を撫でると乳首を、きゅっと摘んだ。
「あん!」
「可愛い。」
くりくりと乳首を捏ねながら陰茎を擦り付ける。
「りぃさん、自分で上に乗れますか?」
「ふぇ?!」
「ほら、跨って。手で掴んで、そう。」
「ん、ん。」
「上手です。あとは腰を下ろして。」
「え、え。」
「大丈夫、ちゃんと先っぽ入ってますよ。そのまま、しゃがむだけです。」
「……んー!」
「ん、よく出来ましたね。」
乳首を捏ね回しながら、顔中にキスする。少しずつ下から突き上げた。
「あっ!あっ!」
「軽いから、浮いちゃいますね。」
「仕方ないな、抑えとくか。」
「りぃちゃん、ちっちゃいからね。」
兄と弟が近付いていたのは分かっていた。きっと梨李の匂いに当てられたのだろう。これもやっぱり、いつものことで。ここからは四人で愛し合うことになりそうだ。
「可愛い尻だな。」
言いながら兄が梨李のスカートをたくし上げ、尻を撫で上げる。刺激に反応して、きゅっと膣穴が締まった。
「アナルも可愛いよね。」
言いながら、弟がラィニゲンを入れる。
「あぁ!」
「りぃさん、締まる。」
「どうだ?中?」
「すごく良いです。うねる。」
「良いなぁ、次ボクしても良い?」
「仕方ないですね。」
「そのあと俺な。」
「んっ!んぁ!」
ひときわ高く鳴いて梨李が果てる。たらっと後肛からラィニゲンが滴った。梨李の唇に吸い付き、唾液を啜る。
「中痙攣してますね、出しますよ。」
乳首から指を離し、腰に腕を回す。キスしながら下から激しく突き上げた。梨李の痴態を兄と弟が、じっとりと見つめてくる。早く抱きたくて仕方がないのだろう。
分かりますよ。番、最高ですからね。
子宮口にぴたりと当て、吐精する。吸い込むように媚肉が動いた。
「あっあっあん。」
「りぃさん、りぃさん。愛してます。」
「ん、ぼくも。」
ちゅっちゅっとキスしながら最後まで注ぎ込む。このあと兄と弟も加わって、四人で飽きることなく愛し合った。
《side 濫》
梨李をブックカフェまで連れてくると、本を見ながら声を掛けた。
「今日はここで過ごそうか。」
「ここで?」
「ああ。置いてある本で何か読みたいものはあるか?」
「うーん、いっぱい、ありすぎて分かんない。」
「興味があるのは?」
「そーだなー。面白い動物が載ってる図鑑とか?あるだろ?身体と同じ大きさの卵産むとか。」
「ああ、キウイか。」
「そう!そんな面白い動物図鑑とかある?」
「じゃあ……これだな。」
「あるんだ!」
「あったな。」
手に取ると、梨李を促しソファへと移動する。テーブルに図鑑を置くと、座らせた。
「何が飲みたい?」
「んーと。ココア。」
「分かった。作ってくるから読んで待ってろ。」
「うん!」
嬉しそうに図鑑を開く梨李の頭を撫でる。見上げて、ふにゃっと笑う前髪を掻き上げるとキスを落としカウンターへと向かった。手早くココアとコーヒーを淹れ、梨李の待つソファへと向かう。テーブルの端にココアとコーヒーを置くと、梨李の隣に座った。
今日は俺が梨李を独り占めしても良い日。色々考えて、ブックカフェで過ごすことにした。営業中、梨李は巣に籠り顔を出すことはない。興味はあるようだが人がたくさんいる所は苦手らしい。有難いことに登録会員は上限に達しており、連日たくさんの客で賑わっている。とは言っても来るのは本を読み、お茶や軽食を静かに楽しむ客ばかりだ。それでも躊躇している梨李に、今日はブックカフェで過ごそうと声を掛けた。
「ねぇねぇ。見て見て。これ。」
「ああ。」
「群れが増えすぎると、ほら。」
「ひたすら真っ直ぐ進むのか。」
「そう!崖があろうが海があろうが突き進むんだって!避けないんだよ?!」
「……群れを小さくするため、か。考えられないな。」
「ね?怖いだろ?」
「そうだな。」
興味深そうに、図鑑を見つめる梨李の後ろから同じページを覗き込む。ふわっとイリスの匂いが香り、すりすりと頭頂部に頬擦りした。そのまま指先を乳房に沿わせ、触れるか触れないか絶妙な近さと力加減で服の上から乳首の先端に触れる。
すり、すり、すり。
ぴくん、と梨李の肩が跳ねる。
「濫……。」
「気にせず読んでて良い。」
ふぅっと耳に息を吹き込む。さあっと首筋までピンク色に染まった。その間も、すりすりと乳首の先端を指の腹で掠める。
「ん。」
「どうした?他に気になる動物は?」
つぅっと耳殻に舌を這わせる。揃えた指先で、両乳首を挟み小刻みに擦った。服の上から与えられる、もどかしい快感。梨李の身体が震える。
「りぃ?ほら、他にどんな動物が載ってた?」
今度は指先で、かりかりと引っ掻く。耳穴には舌を差し入れた。
「あっ!」
「読んで聞かせろ、俺は忙しいからな。」
「んん。」
「ほら。」
梨李が辿々しく読み上げる。その間ずっと、触れるか触れないか絶妙な力加減で服の上から乳首の先端にだけ触れ続けた。耳に息を吹き込み、舐め、甘噛みする。どんどん梨李の匂いが濃くなり、陰茎に熱が集まった。梨李が熱い息を漏らすと、潤んだ瞳で見上げてくる。
「な、なぁ。」
「ん、なんだ。」
耳をしゃぶるのを止め、乳首の先端だけ掠める。
「な、なんで。服の上から。」
「なんだ。直接触って欲しいのか?」
「ち、ちがぅま。」
真っ赤になって噛む梨李の唇に吸い付く。同時に乳首を、きゅうっと摘んだ。
「ん!」
「ああ、硬くなってるな。」
「あっあっ。」
「ちょっと服の上から触っただけなのにな?」
再び、すりすりと先端だけ擦る。梨李の口端から唾液が垂れ、顎に滴ったのを舌で追い舐めとった。
「甘いな。」
「んん。」
「図鑑、もう読まないのか?」
問いかけながら、頬を舐める。乳房を持ち上げると、人差し指の先だけ乳首に当てた。左右に、すりすりと擦る。
「あっあっあん!」
「なぁ、そのうち乳首だけでイきそうだな?」
「やぁ!」
「こんな、硬くして。」
ぴんっと弾く。びくんと梨李の背が反った。首筋にキスしながら、今度は強めに乳首を引っ張り捏ねる。
「あん!あ!あぁ!」
「りぃ。どうして欲しい?その通りにしてやるから。ほら。」
「あん!さ、さわってぇ。」
「何を?」
「ちく、びぃ。」
「さっきから触ってるだろ?ん?」
「ゃあだ!ちょくせつ、さわってよぅ。」
身を捩る梨李の耳をしゃぶる。同時に、するりと胸元の隙間から手を滑り込ませた。
今日の梨李はオフショルダーのサマーニットだった。手首に引っ掛け外へ返すと、すんなり乳房が溢れでる。そのまま乳房の下まで引き下ろした。
「相変わらず、ブラは嫌いなんだな。」
「だってぇ。」
「まぁ俺たちは、こっちの方が良いけどな。すぐ、こうやって可愛がってやれるし。」
言いながら、ピンク色の乳首を摘み、捏ね回す。
「あん!」
「乳首弱いよな。ほら、こっちに凭れろ。」
胸に背を預けた梨李の乳房を掴むと、身を屈める。摘んだまま乳首の先端に舌を当てた。
「あ、あ、あ。」
「エロい。」
指で捏ね回しながら舐め回す。
「ひん!」
もう片方の乳房は、やわやわと揉みしだく。手から溢れるような柔らかさ。吸い付く肌。濃くなるイリスの匂い。
「りぃ。」
「らん。らん。ちくびいぃ。いいよぅ。」
「やらしいな、りぃ。」
唇に食らいつき、唾液を啜る。甘くて美味しい。その間もずっと、乳首をくりくりと虐め続ける。
「ん、ん。らん、ちょうだい。ぼくも。」
「ん、ほら。」
口を開けて待つ梨李に舌を垂らし、たらたらと唾液を落とした。夢中で啜る梨李の表情は恍惚としていて、たまらない。
「らん。もっと。」
甘える番に、くらくらする。今度は差し出された舌に舌を絡めて伝い飲ませた。そのまま捩じ込むと口内を舐め回す。
「りぃ。なぁ。」
「ん、らに?」
「挟んでくれ。」
「ふぇ?」
やわやわと乳房を揉みながら続ける。
「な?いいだろ?」
「ん。」
両手で捏ねるように乳房を揉む。柔らかくて、白くて、しっとりした肌。陰茎を挟んで扱くことを教えたら、真っ赤になりながらも覚えた。以来、ねだると進んで挟射する。手を離し、ソファの端へと避けると振り向いた梨李が、そろそろと身を返し脚の間に座った。
じっと見上げてくる菫色の瞳には情欲が見える。
「りぃ。」
小さな手を掴むと、導いた。舌が覗き、唇を舐めると、手を動かし陰茎を取り出す。覆い被さるようにして乳房で挟み込むと、聳り立つ先端に、たらたらと唾液を垂らした。両脇から乳房を寄せ、上下や互い違いに動かし擦り立てる。
「ん、ん。」
「は。気持ちいい。」
「ん、こう?」
「ああ、上手だ。」
頬を撫でると、ふにゃりと笑って俯いた。先端を口に含むと、ちろちろと舐められる。
「ああ、りぃ。いい。」
「ん、んむ。」
「口、すぼめて。」
「ん、ん、ん。」
「たまらない絵面だな。大きくて、いやらしい乳房で挟んで扱かれて。カリは可愛い口に咥えられて。」
「ん。」
手を伸ばすと、ぷっくり勃ち上がった乳首を摘む。
「ふぅ!」
「りぃ。気持ちいい?」
「ん。んー。」
「口の中、唾液が溢れた。いいんだな?」
くりくりと乳首をいじめると、菫色の瞳がますます潤む。
「りぃ。少し強くするからな。」
きゅっと乳首を押しつぶす。陰茎を咥え込んだ唇が震えた。
「吸い上げて、そう、ほら。もっと強くしてくれ。」
言われるまま、強めに乳房で挟み陰茎を扱くと、ちゅうちゅうと先端に吸い付いてきた。乳首から手を離すと、頭を撫でる。そのまま少し上向かせ、菫色の瞳を覗き込んだ。
「ああ、いい。りぃ。出すぞ。」
どぷっと口内に吐精する。大量に吐き出された白濁を飲み込む番を見つめた。唇を窄め、頬の内側が吸い付く。飲みきれなかったのか白濁が少し溢れて首筋まで伝った。梨李が唇を離し、濫を見上げる。
「知ってるか?精液が首にかかること、真珠のネックレスって言うんだ。」
「そ、うなんだ。」
「まぁ、知らないよな。」
にやりと笑う濫に梨李が、ぷくっと頬を膨らませた。
「これから、そう言うこと詳しくなるし!」
「はは、セックスのことか?」
「そうだよ!ぼくには番が三人もいるんだから!知識だって経験だって三倍なんだからな!すぐに翻弄してやるんだ、ぼく、年上なんだぞ!」
恐らく、それでもまだ大分お子ちゃまだろうけどな。
「そうか、期待してる。」
半笑いで答えると、梨李が起き上がり胸を逸らした。
「現にお前ら、ぼくの、おっぱい大好きだろ?めろめろだもんな!」
「……そうだな。四六時中吸いまくって、やりたいくらいにはな。」
いやらしく唾液に塗れた乳房を晒す梨李に、にやりと笑うと立ち上がった。そのまま梨李を抱き上げると歩き出す。
「え?なに?どこいくの?」
「カウンター。」
「え?」
そのままカウンターに乗せると、後ろへと押し倒す。上体はカウンターに寝そべり膝下からは、ぷらりと縁に下ろされた姿勢に梨李が固まった。
「悪い。新しいの買ってやるから。」
スカートを上に捲り上げると、ストッキングに包まれた形のいい脚が晒された。そのまま秘裂の部分に爪を立て、破る。
ぴりっと避ける音がして、ショーツの一部分だけ晒された。
「きゃわあ!」
「濡れてるな、俺のを舐めて挟んで扱いて。興奮したのか?」
言いながら、クロッチ部分に指を引っ掛け横にずらす。とろっと愛液が滴って指を濡らした。そのまま、ぬるりと秘裂に差し入れる。
「あん!」
「絡みついてくるな。」
くちゅくちゅと水音を立てながら、顔を覗き込む。真っ赤になって喘ぎ、身を捩る番。その度に白く大きな乳房が揺れる。覆い被さると、乳首に吸い付いた。舌で激しく舐めまわしながら、ゆるゆると秘裂の中を擦る。膣穴が締まり、指を食い締める。溢れた愛液で卑猥な水音が響いた。
「あ!あん!あぁ!」
「ほら、りぃ。イけ。」
「ああ!」
「ここ、好きだろ?」
指を軽く曲げ、恥骨の裏を押す。ざらついた、そこを小刻みに擦り上げた。
「やぁ!それ、やだぁ!」
「気持ちいい、だろ?素直にイけ。ほら。」
「あん!あ!らん!らん!」
「ほら。教えただろ?イくイくって。可愛い声で鳴いてくれ。聞きたい。」
「あー!」
「りぃ。愛してる。ほら。」
「や、やぁ!イく、イッちゃう!」
きゅうっと媚肉が指を締め付ける。身体がぶるりと震えた。
「さっそく学んだな?ここは今まで甘イキしかしたことなかったろ?」
「ふ、ぇ。」
「Gゾーンだ。クリトリスの裏側。気持ち良かったか?」
「ひ、ひぃん。」
過ぎた快感で泣き出した梨李の唇を舐める。
「かわいい。」
「こわいぃ。」
「ここでのアクメは小さな死とも呼ばれるからな。」
ぶるっと震えた梨李の秘裂から、指を引き抜く。わざと見せつけながら舐めた。
「ん、美味しい。」
「ばかぁ。」
「そろそろ、しようか?」
「へ?なに。」
を?と聞く前に、ずんっと身体の中心に衝撃が走った。腰を掴まれ、激しく抜き差しされる。
「あぁ!」
「セックス。りぃは色々知りたいんだろ?安心しろ、俺たちで教えるから。」
「あん!あぁ!あん!」
「ほんと優秀だよな?俺たち三人、お前にすっかり骨抜きだ。毎日セックスしても、まだ足りない。」
「や!やぁ!イく!イッちゃうよぅ!」
「すぐ、こんなに締め付けて。やらしい身体だな、りぃ。」
両太ももを掬うように抱え込み持つと腰を振った。破れたストッキング。びっしょりと濡れたショーツ。クロッチ部分がずらされ晒された柔肉と秘裂。濃いピンク色の襞が陰茎を包み込む様がよく見える。ぬるぬると出入りする陰茎。梨李の愛液に塗れ、てらてらと光る。
親指の腹を、花芽に当てる。愛液で滑るそれを優しく下から剥きあげた。ぷるっと肉芽が晒される。そのまま、くりくりと撫で回した。ぎゅっと膣穴が締め付け、媚肉が陰茎をしゃぶる。
「ああ!ぃん!いいよぅ、それ、すき。すきぃ!」
「ん、かわいい。」
ますます愛液が溢れる。ぐちゅぐちゅ音を立て、抜き差しする。
「イく!もぅイく。やん!」
「ん、いいぞ。ほら。」
ずっと腰を、ぎりぎりまで引くと、一気に奥へ突き込んだ。
「ひん!……あっあっ。」
「りぃ。りぃ。中うねって痙攣してる。気持ちいいか?」
「やぅあ。」
腰が上下に、がくがくと跳ねる。無意識なのか太ももで濫の腰を挟み込みこむと、締め付けた。絡みつく媚肉の動きを味わいながら、伸び上がり両肩を掴むと重なるように屈む。首を逸らし、密着した腰を振りたくった。
「あん!あ、や、イッてる!イッてるからぁ!まって、まってぇ!」
「無理に決まってるだろ、こんな、やらしく、しゃぶり、ついて。」
「あん!」
言いながら子宮口に切先を押し付ける。先端に吸い付いて搾精しようと蠢く動きに腰が震えた。夢中で突き込む。
「あぁ!」
「ほんと、かわいいな。エロいし。こうやって、すぐ欲しがる。」
「やん!」
「ほら、出してやる。」
「あっあっあん!」
「いっぱい学んで賢くなるんだろ?セックスで俺たちを翻弄するような。やらしい番になるんだよな?」
「あん!あっ!やぁ!それイくぅ!」
仰け反った梨李の唇にキスすると、舌を捩じ込み抉るように腰を動かした。びくびくっと身体が跳ね、絶頂する。同時に切先を子宮口に嵌め込むと、びゅっと勢いよく中へ吐精した。梨李の唇がわななき、力なく開く。ぴちゃぴちゃと舌で歯列や口蓋を舐めなら吐精を続けた。長く、大量の白濁が注ぎ込まれる。
「あっあっ。」
「中出し好きだな。出されながら小さくイッてるだろ?」
「ひゃあ。あ、あ?」
「こんなところで犯されて。」
「あん。」
「あー、かっわい。」
上体を起こし、梨李を見下ろす。乳房を掴むと、やわやわと捏ねた。反応して、びくんびくんと身体が跳ねる。陰茎をしゃぶる媚肉がまとわりつく。
「やらしいな、りぃ。かわいい。」
ずるっと陰茎を引き抜く。縋るように襞が吸い付いて抜きにくい。
「まだ犯してやるから。な?」
肩を抱き腰を掴むと、裏返す。ストッキングの破れに指をかけ、尻の割れ目に沿って裂いた。ショーツに手を掛け、尻の下まで引き下ろす。
太ももと秘裂、ショーツとの僅かな隙間に陰茎を捩じ込んだ。
「りぃ。りぃ。」
「あん!すれる、すれるよぅ。」
花芽を狙い、陰茎で擦り上げる。注ぎ込んだ白濁が垂れ、一層卑猥な音がした。
白く小さな丸い尻だけ、ストッキングの破れた箇所から覗く。ポケットに手を入れるとラィニゲンを取り出し後腔に、ぬるっと親指で押し込んだ。そのまま入り口を指で塞ぐ。
「あん!あん!」
「クリ、気持ちいい?」
「いぃ!いぃよう!」
カウンターに突っ伏したまま下半身だけ不安定に揺れる体勢。ぐちゅぐちゅと響く卑猥な音。腰はしっかりと押さえ込まれ逃げられない。
後肛から親指を外すとラィニゲンが滴った。くぱくぱと後肛がひくつく。人差し指を入れると難なく飲み込んだ。引き抜いて二本入れると左右に広げる。
「あん!」
良さそうだな。
腰を引くと、片手で尻を掴んだ。割開くと、秘裂にぬるっと押し込む。後肛に入れた二本の指を出し入れしながら腰を振った。
「ああ!あ!あん!」
「な、りぃ。初めてした時のこと。思い出すだろ?」
答えるように媚肉が絡みつく。後肛が窄まり、指を締め付けた。
「俺たちで散々、まんこもアナルも可愛がったよな?可愛い口も。いっぺんに全部俺たちの、ちんぽ咥え込んだの。思い出さないか?」
「ひん!」
「俺たちあれ以来、三人いっぺんにお前に突っ込んだりしてないだろ?」
「あぁ!」
「その時が来たら、瘤出して三人で孕ませるって決めたんだ。だから、それまでに色々やらしいこと。覚えような?」
「あ、イく!いったゃう!らん、らん、イッちゃうぁ。」
「はは、ここで噛むか。ほんっと、可愛いな。」
ぎゅるっと秘裂と後肛が同時に締まる。縋るような動きに腰を振りくった。
「まったく。こんなに食いしめてきたら、動きづらいだろ?エロいな本当。」
唇を舐め、指を回し突き入れる。持ち上げるように子宮の底をたたいた。
「あん!あ!」
「ちっくしょう。良すぎる。」
「んー!」
「りぃ。りぃ。生理くるようになったら孕ませるからな?孕ませセックスするから。いいな?」
「あん!」
指を引き抜くと覆い被さり抱き込む。カウンターに突っ伏して潰れた乳房を鷲掴んだ。乳首を摘み、擦り立てる。
「ひゃあ!」
「あー締まる。お前本当乳首弱いな。エロすぎる。」
頸を甘噛みしながら腰を振る。ずっと絶頂し続けている膣穴で陰茎が扱かれる。
「あ、あ、あ。」
「出すぞ。」
ぐっと子宮口に押し付けると嵌め込んだ。叩きつけるように吐精する。ちゅうちゅうと先端に吸い付く感触に、ぶるりと身体が震えた。
「あー、あー。」
「りぃ。ほら、全部飲めよ。」
「ひぃん。」
「まだ出るぞ?中出しすぎだろ?」
「あぅ、しゅき、しゅきぃ。」
「かっわい。愛してる、りぃ。」
「あ、ぼく、もぅ。」
耳を甘噛みしながら吐精を続ける。ゆるゆると腰を振り、膣穴に擦り付ける。陰茎を扱くこの感じ。たまらない。
「次は僕も、ここでしようかな。」
「……ボクも。仕事中思い出せるなんて良いよね。」
両脇にいる弟たちが、それぞれカウンターに凭れる。少し前から見ていたのは気付いていた。
「だろ?」
返しながら、乳房を揉み続けた。入ったまま、まだ硬い陰茎がしゃぶられる。
「りぃ。まだあげるから。そんなにねだるな。」
「あぅ。」
「良い匂いです。当てられてすぐ、勃ってしまう。」
「ほんと、良い匂い。どこもかしこも柔らかいし。」
言いながら、手を伸ばしそれぞれがストッキングを左右に引っ張る。ショーツの脇を結ぶ紐が解かれ、抜き取られた。所々現れる白い肌。いやらしくて、たまらない。
抱き込んだまま上体を起こすと、スツールに腰掛けた。二人の目の前で、下から突き上げる。
「あん!」
「あ、締め付けえぐい。りぃ。お前見られながらするのも好きだよな?」
「や、やぁ!」
「恥ずかしがらなくていい。こんなに締め付けて。興奮するんだろう?」
「あ、あっ。」
「気にするな、見てるのは俺たちだけだ。な?」
頬をぺろりと舐め上げる。乳房を鷲掴んで揉みしだきながら突き上げた。
「あぅ!イく!」
「ん、ほら。一緒にな?」
大きく脚を左右に開かされ、陰茎を咥え込んだ秘裂が晒される。抜き差しされるたび、白濁と愛液がフロアに滴った。
「可愛いです、りぃさん。濫のペニスは美味しいですか?」
「おちんぽにキス上手だよね、りぃちゃん。可愛い。」
「ああ!」
一際強く締め付け、ぶるっと身体が震える。持っていかれそうになって思わず堪えた。痙攣する媚肉を味わいながら少し遅れて吐精する。びゅるっと白濁が吐き出された。ぴしゃぴしゃと中に注がれる。
「あー、さいっこぅ。」
「分かります、りぃさんは最高の番です。」
「可愛くて、えっちで、良い匂い。」
乳首を、こりこりと弄る。きゅんっと子宮口が先端に吸い付いた。
「すっかり中出しされてイきまくる、エロい身体になったよな。」
「あん、あ、あ、イくぅ。」
「かっわい。」
乳首を捏ね続けながら、首筋に吸い付く。
「せっかくだ。お前たちも今からここで抱くか?」
「「抱く。」」
後ろから乳房や乳首を、揉んで捏ね回しながら弟たちを誘う。その言葉に膣穴が締まり、陰茎を扱いた。まだまだ犯したい。
「りぃ。一生かけて、俺たちで可愛がるから。な?」
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