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Hauptteil Akt 15

♡hundertfünfzig

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「あぅ。」

 キッチンのシンク前に立ったウルの後ろから、篤臣はぬるりと挿入した。蜜月に入って毎日、何かしら身体を繋げて離れない為、ウルのそこはすっかり解れて難なく篤臣を受け入れるようになっている。

「あー、かわい。」

 小さな窄まりがめいいっぱい広がって、篤臣の陰茎を食い締める様がよく見える。手を伸ばし、指で縁をなぞると、きゅうっと締まった。

「や、あ、あ、あ。」

 腰を打ちつけ、中の感触を堪能する。ウルの好きな前立腺を狙って擦り上げた。

「あ、でりゅ、あぅ。」

 初めてヒートに入ったウルは本能に従って素直に快感を強請る。普段なら恥ずかしがって飛び上がり隠れてしまうようなことでも自ら進んで受け入れていた。

 今も篤臣が急に後ろから犯し始めても逃げるどころか喜んで、すりすりと尻を振り擦り付けている。

 尻尾、かわいい。

 ぴんと立った丸くて短い尻尾。根元を擽ると気持ちいいらしく、一際高い声で鳴く。

「あう、尻尾、あ。」
「きゅうって吸い付いてくる。はー、可愛い。おねだり上手だね?ウルちゃん。欲しい?」
「うん、うん。ちょうだい、あっくんの。」
「どっち?お尻?それともお口かな?」
 問いかけながら、裾を捲り上げる。胸まで晒すと乳輪を揉みほぐした。

 散々可愛がったせいか、陥没しているウルの乳首は少しの刺激で顔を出すようになった。指の腹で掬うように押すと、ぷるっと勃ちあがる。

 親指と人差し指で挟み、優しく押しつぶす。

「あん!」
「乳首もこーんな。はー、エロい。ぷるっぷる。あとで舐めるからね?」
「あ!イく。イッちゃう。」
「勿体無いからね、イく時はこっちね。」
 そう言って片手でウルの陰茎を握り込む。

「出したら舐めとったげる。」
「やん。」
「で、ウルちゃん。どっちに欲しい?」
「お、しり。お尻に。」
「いいよ。お尻ね。いっぱい出すからね。溢さずお尻で飲んでね。」
 くにくにと乳首を挟んだあと、顎を掴み上向かせた。

「イく顔みせて。」
「あ、あ。」
「あー、蕩けた顔。かわい。唾液垂れちゃったね。」

 舌で舐めとると、ウルがぱくんと顎に添えられた親指を咥えた。そのまま、ちゅうちゅうと音を立てながら吸う。

「ウルちゃん。」
「ん、ん。」
 小さくてつるつるした柔らかな舌が親指に絡み付き吸い上げる。まるで陰茎をしゃぶられているみたいで呆気なく理性が飛んだ。

「あー、ごめん。」

 ぐっと腰を引くと、すぱんと押し入れた。そのまま持ち上げるように激しく腰を前後に振る。

「エロくて可愛い。お尻の穴、具合良すぎてたまんない。本能的に腰押し付けちゃう。」

 吸い付く後肛の締め付けを味わいながら、垂れ耳を甘噛みする。

「あとで、お口にも注いだげるからね。」
「ん、ん。」
「ウルちゃん、好きだよ。」
「あぅ、ぼく、もー。」
「ん、イク。あー、イク。イク。」
 ぐっぐっと腰を奥に押し付け、吐精する。

「あう、あっくん、すき、それすき。もっと、奥、ずんって。」
「ん、からっぽになるまで注ぐからね。」
「んー。」
「あー、エロい……可愛い。ウルちゃんもいっぱい出たね。」

 とろりと手をひらで受け止めたウルの白濁を舐めとる。

「また勃ちそ。」
「ん、もっと。」
 小さくお尻を揺らしてウルが強請る。吐精しても硬さが残っていた陰茎に再び熱が集まった。

「搾り取られそう。」
「ん、ん。」
「あー、幸せ。」
「ん、僕も。幸せ。」
「次はお口ね。」
「うん。」
「その前に、もう一回。」
「ふぇ?」
 ずるっと引き抜くと、ウルを抱え上げリビングへと移動する。ソファの広い座面にうつ伏せて横たえると上からのし掛かった。

「ウルちゃん、お尻上げて。」
「ん。」
 もぞもぞと持ち上げられたウルの尻に陰茎を擦り付ける。

「自分で入れて。」
 ちらりと振り返ったウルの瞳が濡れている。ぞくぞくしながら見つめると、ちろりと唇を舐め、後ろ手で篤臣の陰茎を掴み、自ら窄まりに先端を擦り付けた。

「ん。ん。」

 我慢できずに、ずんっと一気に突き入れた。

「あぅ!」
「ウルちゃん。ヒート終わっても、いっぱいえっちしようね。」
「うん。ん。うん。」

 そのまま包むように胸に抱き込むと、座面に押し付けた。体重をかけて、上から叩きつけるように後肛を犯す。

「俺の。俺の兎。」
「あ、あ、あ。」
「絶対離さない。何処にもやらないから。」
「あー、あ。」
 晒された頸に噛み付く。

「あー!!!」
「誰にも渡さない。」
 腰を回し、ぐりぐりと奥を突く。

「俺専用。」
「あん、あ。」
「しっかり俺の形覚えようね。」
「んぁ!」
 起き上がるとウルの片脚を掴み、入れたまま、ぐるっと回して向き直る。

「あー!」
「色んなところ、擦っちゃったね。ドライでイッた?」
「ひん!」
「お尻の穴、えっちでいっぱい使うと縦に割れるんだって。知ってる?」
 ずんずんと腰を振りながら話し掛ける。

「すごいエロいよね、縦割れアナル。ウルちゃんのお尻もそうしたいなぁ。きっとめちゃくちゃ可愛いよね。」
「ふぇ。」
「ウルちゃん。締まってきた。想像しちゃった?」
「あぁ!」
「プジーとかも興味あるけど。無機物でもウルちゃんに入れるのはなぁ。」
「ああん!」
「こんな可愛いちんちんの穴に入るなんて、嫉妬するな。やっぱり却下。」
 膝裏に手をかけ、左右に割開く。

「いー眺め。エロい。」
「あっあっ!」
「搾り取られそう。きっつ。」
 びくびくっとウルの身体が震え、背が反る。

「ああー!」
「さっきからドライでイッてるよね。気持ち良いよ、ウルちゃん。」
「あっくん、出して、出してぇ!」
「欲しい?」
「ん、ん。中出して、お願いぃー。」

 とうとう堕ちたウルが泣きじゃくって強請る。頬を舐め、唇に吸い付く。

「出すよ、ウルちゃん。飲んで、お尻でもっかい飲んで。」
「うん、うん、ちょうだい。あっくんちょうだい。」
「可愛い。お口にも飲ませてあげるからね。お風呂でしようね。」
「うん、うん。欲しいよう。」
 蕩けた顔で赤い舌を出し、強請る。吸い付いて絡め、唾液を送った。

「後でね、今はお尻にあげるね。」
「うん、うん。」

 普段は恥ずかしがり屋で初心で。ヒートの時はえっちで小悪魔なんて。最高すぎる。

「愛してるよウルちゃん。」
「ん、ん、僕も。あっくん好き。」

 両手を広げて、抱っこしてと強請るウルを抱きしめる。そのまま、しっかり奥に押し付けて注いだ。

 ウルが雄で良かった。もし雌だったら年中孕ませまくってる。ミックスの身体には負担だろうし、子供だって育つのは難しいだろう。でも、避妊なんてしたくないから。

「ウルちゃん、お尻で上手に飲めたね?ごっくんしてくれて嬉しいよ。」
「あぅ、もっとぅ。あっくんのー。」
「いいよ、まだ出るからね。お尻にもお口にも飲ませてあげる。」
「うふ、ふふふ。きもちくて、しあわせ。だいすき。」

 くふふと満足そうに笑うウル。こんな君を知ってるのは俺だけ。


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