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Hauptteil Akt 13
hundertsiebenundzwanzig
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そろそろ頃合いかとリーウェンは側近に声を掛けた。寝室に新と藍里を連れてこいと指示する。機嫌良く入浴し、ベッドへ向かうと側近が振り返り、深々と頭を下げた。
『どうした。』
『申し訳ございません。原因は分かりませんが、ムタチオンが効かなかったようです。』
『何?』
『規定量を投与したのですが。』
『クソッ!』
ムタチオンはその性質上、人体に有害な違法薬物である。効果が絶大な反面、短期間で連続投与は出来ない。もし仮にすれば、自我が崩壊し、自殺衝動を引き起こす。効かなかったから追加でとはいかないのだ。
『申し訳ございません。』
『効きにくい身体なのか……大量に打つなとは言ったが。規定量では少なかったのか。』
『医者に診察はさせましたが何分違法薬物な為、治験データが少なく稀に効きづらいこともあるだろうとしか。』
せっかく気分が乗っていたと言うのに、これではイライラして何も手につかない。目の前に極上の獲物がいると言うのに、いつまで経っても食えないとは。
『薬なしではなぁ。暴れられると傷が付く。』
自分の所有物と認識したものに、傷を付けたくはない。あの気性なら死ぬ気で抵抗されるだろう。力で押さえ込むのは容易いが、無傷でとはいかない。骨折でもさせてあの美しい身体が歪みでもしたら。
手に入れた性玩具は大切に使うのがリーウェンの主義だ。確かに痛めつけるのは好きだが傷は付けたくない。
『仕方ない。オークションにかける前に一通り遊ぶか。あの女以外で適当に見繕って連れてこい。』
『はい。』
新の代わりにはならないが、このままではクサクサした気持ちを引き摺りそうで堪らない。
仕方ない、アラタはオークションが終わってから存分に可愛がってやろう。しかしそうなるとアイリに見せつけながら犯すことは難しそうだ。あの女が泣き叫び壊れるところが見たかったが……。だがそのためだけに売らずにいるのも勿体無いだろう。少しでも若いうちに処女で売った方が高く売れるからな。
リーウェンはベッドに寝そべると、サイドテーブルにあるワインボトルを掴み、そのまま口を付け煽った。
『どうした。』
『申し訳ございません。原因は分かりませんが、ムタチオンが効かなかったようです。』
『何?』
『規定量を投与したのですが。』
『クソッ!』
ムタチオンはその性質上、人体に有害な違法薬物である。効果が絶大な反面、短期間で連続投与は出来ない。もし仮にすれば、自我が崩壊し、自殺衝動を引き起こす。効かなかったから追加でとはいかないのだ。
『申し訳ございません。』
『効きにくい身体なのか……大量に打つなとは言ったが。規定量では少なかったのか。』
『医者に診察はさせましたが何分違法薬物な為、治験データが少なく稀に効きづらいこともあるだろうとしか。』
せっかく気分が乗っていたと言うのに、これではイライラして何も手につかない。目の前に極上の獲物がいると言うのに、いつまで経っても食えないとは。
『薬なしではなぁ。暴れられると傷が付く。』
自分の所有物と認識したものに、傷を付けたくはない。あの気性なら死ぬ気で抵抗されるだろう。力で押さえ込むのは容易いが、無傷でとはいかない。骨折でもさせてあの美しい身体が歪みでもしたら。
手に入れた性玩具は大切に使うのがリーウェンの主義だ。確かに痛めつけるのは好きだが傷は付けたくない。
『仕方ない。オークションにかける前に一通り遊ぶか。あの女以外で適当に見繕って連れてこい。』
『はい。』
新の代わりにはならないが、このままではクサクサした気持ちを引き摺りそうで堪らない。
仕方ない、アラタはオークションが終わってから存分に可愛がってやろう。しかしそうなるとアイリに見せつけながら犯すことは難しそうだ。あの女が泣き叫び壊れるところが見たかったが……。だがそのためだけに売らずにいるのも勿体無いだろう。少しでも若いうちに処女で売った方が高く売れるからな。
リーウェンはベッドに寝そべると、サイドテーブルにあるワインボトルを掴み、そのまま口を付け煽った。
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