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二回目の戦闘―後編―
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ヒュカッ―ヒュカッ―ヒュカカッ――
無数の弓矢がコチラに向って飛んでくる……
「吾こそはトンガリ兵団の五将……ピエトロである。いざ、参らん!!」
敵の五将……ピエトロが名乗りながら馬でコチラに向って突進してくる……
俺は剣を構える……
「小僧……修行の成果見せてみろ!!」
ギルティアさんが俺に呟く……
「行くぜ……ピエトロォォォ」
ガキンッ―ズガガガガァァァ――
金属のぶつかる音が鳴り響く……
「流石、五将……なかなかやるじゃん……」
「お主もなかなかの腕前でござるな……」
両者譲らぬ攻防が続く……
「斬馬刀出てこい!!」
俺は馬を斬り倒そうと斬馬刀を召喚する……
地面から徐々に姿を現していく斬馬刀……
「させぬわぁ!!」
ブンッ――ガキンッ――
斬馬刀を取ろうした俺を攻撃するピエトロ……
その攻撃を間一髪で防ぐ俺……
緊迫とした空気が漂い始める……
ガキンッ―ガキンッ―
なかなか、斬馬刀を取りに行けない……
ヒュカッ―
俺はボーガンをピエトロに放つ……
ブンッ―ガキンッ―
剣を振り回し、矢を落とすピエトロ……
その隙を見て俺は斬馬刀を取る……
ブォンッ―
勢いよく、斬馬刀を振る……
ズシャァァァ――
馬の切れた上半身が血しぶきをあげ宙を舞う……
それと同時にピエトロが地面に叩きつけられる……
「なんと、やられた……クソぉぉぉ……」
地面に叩きつけられたピエトロが反撃をする……しかし、手遅れである……
ブォンッ―
俺の剣が勢いよくピエトロに振り落とされる……
ザシュッ……
ピエトロの首が斬り落とされ、血しぶきをあげ宙を舞う……
「討ち取ったりー!!」
俺は、勢いのあまり叫んだ……
「小僧……やったぞ……さぁ、敵の将軍を撃つぞ!!」
ギルティアさんが叫ぶ……
「はい!!」
「ピエトロが倒されるとは、行けぇ 怯むなぁ!!」
敵の将軍が叫ぶ……
ヒュカッ―ヒュカッ―
さらに、何本もの無数の矢がコチラに向って飛んでくる……
「ウォォォ!!」
俺は、敵将に向って突進して行く……
ガキンッ―ガキンッ―
金属のぶつかる音が鳴り響く……
「武器を召喚し、小僧よ……私はトンガリ兵団、総将軍 アルカジス……そう安安と殺されてはくれんわぁ!!」
ブォンッ―
敵将の攻撃により、俺の剣は弾き飛ばされる……
ドスッ……弾き飛ばされた剣は宙を舞った後、地面へと刺さった……
絶体絶命である……
俺は斬馬刀を振り回した……
ブォンッ―ガキーンッ―
ヒュルルルッ……ドスッ……斬馬刀さえも弾き飛ばされ、地面へと刺さる……
もう、手持ちはボーガンしかない……殺るか、殺られるかである……
「ニャァァァ」
そんな絶体絶命の場面にククルが飛んでくる……
フゥゥゥゥ!!
ククルは敵将のアルカジスに威嚇する……
無数の弓矢がコチラに向って飛んでくる……
「吾こそはトンガリ兵団の五将……ピエトロである。いざ、参らん!!」
敵の五将……ピエトロが名乗りながら馬でコチラに向って突進してくる……
俺は剣を構える……
「小僧……修行の成果見せてみろ!!」
ギルティアさんが俺に呟く……
「行くぜ……ピエトロォォォ」
ガキンッ―ズガガガガァァァ――
金属のぶつかる音が鳴り響く……
「流石、五将……なかなかやるじゃん……」
「お主もなかなかの腕前でござるな……」
両者譲らぬ攻防が続く……
「斬馬刀出てこい!!」
俺は馬を斬り倒そうと斬馬刀を召喚する……
地面から徐々に姿を現していく斬馬刀……
「させぬわぁ!!」
ブンッ――ガキンッ――
斬馬刀を取ろうした俺を攻撃するピエトロ……
その攻撃を間一髪で防ぐ俺……
緊迫とした空気が漂い始める……
ガキンッ―ガキンッ―
なかなか、斬馬刀を取りに行けない……
ヒュカッ―
俺はボーガンをピエトロに放つ……
ブンッ―ガキンッ―
剣を振り回し、矢を落とすピエトロ……
その隙を見て俺は斬馬刀を取る……
ブォンッ―
勢いよく、斬馬刀を振る……
ズシャァァァ――
馬の切れた上半身が血しぶきをあげ宙を舞う……
それと同時にピエトロが地面に叩きつけられる……
「なんと、やられた……クソぉぉぉ……」
地面に叩きつけられたピエトロが反撃をする……しかし、手遅れである……
ブォンッ―
俺の剣が勢いよくピエトロに振り落とされる……
ザシュッ……
ピエトロの首が斬り落とされ、血しぶきをあげ宙を舞う……
「討ち取ったりー!!」
俺は、勢いのあまり叫んだ……
「小僧……やったぞ……さぁ、敵の将軍を撃つぞ!!」
ギルティアさんが叫ぶ……
「はい!!」
「ピエトロが倒されるとは、行けぇ 怯むなぁ!!」
敵の将軍が叫ぶ……
ヒュカッ―ヒュカッ―
さらに、何本もの無数の矢がコチラに向って飛んでくる……
「ウォォォ!!」
俺は、敵将に向って突進して行く……
ガキンッ―ガキンッ―
金属のぶつかる音が鳴り響く……
「武器を召喚し、小僧よ……私はトンガリ兵団、総将軍 アルカジス……そう安安と殺されてはくれんわぁ!!」
ブォンッ―
敵将の攻撃により、俺の剣は弾き飛ばされる……
ドスッ……弾き飛ばされた剣は宙を舞った後、地面へと刺さった……
絶体絶命である……
俺は斬馬刀を振り回した……
ブォンッ―ガキーンッ―
ヒュルルルッ……ドスッ……斬馬刀さえも弾き飛ばされ、地面へと刺さる……
もう、手持ちはボーガンしかない……殺るか、殺られるかである……
「ニャァァァ」
そんな絶体絶命の場面にククルが飛んでくる……
フゥゥゥゥ!!
ククルは敵将のアルカジスに威嚇する……
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