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第三章 ラーイウラ王国
2/リィンヤン -17 さすらいのマッサージ師
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「あだ、いたたた……」
腰から背中にかけて、鈍い痛みが纏わりついている。
筋肉を酷使し過ぎて、超回復が間に合っていないのだ。
痛みそれ自体にも慣れてきたため、動けないということはないが、このままトレーニングを続けて問題ないのか不安ではあった。
「はー……」
固いベッドに倒れ伏し、革製の枕に顔を埋める。
肉と大豆をたらふく食べたし、湯浴みもしたし、歯も磨いた。
寝る準備は万端だ。
「──さて、そろそろかな」
期待を込めて扉を見つめていると、
──とん、とん。
やがて、遠慮がちにノックの音が響いた。
「おー」
扉が開き、顔を覗かせたのは、ヤーエルヘルだった。
「こんばんは、カタナさん。さすらいのマッサージ師、ヤーエルヘルでしよ」
「今日も頼むぜ、マッサージ師さん。全身痛くて痛くて……」
「はあい」
トレーニングを始めた翌日から、ヤーエルヘルは毎晩俺の部屋を尋ねてくれる。
マッサージの仕方までお師匠さんに教わったらしい。
「では、そのまま楽にしていてくださいね」
「ああ」
ヤーエルヘルがベッドに乗り、俺の膝裏に腰を下ろす。
小さな手のひらが腰に押し付けられる。
ぐい、ぐい。
「あ゛ー……」
なんとも夢心地である。
ヤーエルヘルは、非力だ。
体重も軽いし、効くかと言えば正直効かない。
でも、俺たちのために何かをしたいという気持ちはとてもありがたいし、何より誘眠効果があるのが嬉しかった。
何度マッサージ中に寝落ちしたことか。
「次、背中いきまし。痛くはないでしか?」
「よゆう」
ビッ、と親指を立ててみせる。
腰、背中、肩から入って、腕を経由し、手のひらを揉んでもらっているときだった。
「カタナさん、がっしりしてきましたねー」
「お、やっぱり? そう思う?」
「はい。肩幅が広くなって、頼もしくなりました」
「自分でもそう思ってたけど、改めて人に言われると嬉しいわ。気のせいじゃないってことだもんな」
頑張った甲斐があるというものだ。
「今日、ヘレジナが、このままじゃムキムキのチビ女になるって落ち込んでてさ」
「ヘレジナさん、そこまで変わってないでしよ。たしかに、腕周り、足周りは筋肉質になってきた感じもしましが、ほんのりで」
「そうだよな。俺も言ってやったよ。そんな簡単にムキムキになれるんなら、世のムキムキ男たちは苦労してないってな」
「筋肉のつき方は、体質もありましからね……」
「体操術ありきとは言え、もともとトレーニングを欠かさずにあの体型だろ。いくら高負荷に切り替えたとは言え、たかだか一ヶ月で筋肉ダルマになるもんかよ」
とは言え、たったの二週間──サンストプラの暦で三週間でここまで筋肉がつくのだから、ジグの課したトレーニングはよほど効率がいいらしい。
筋力を鍛える一日と技術を伸ばす一日を交互に繰り返すのは、素人の俺から見ても理に適っているように思う。
くすくすと笑いながら俺の話を聞いてくれるヤーエルヘルに、ふと尋ねた。
「ヤーエルヘルは、首輪が取れたらどこへ行きたい?」
「首輪が取れたら、でしか」
「ひとまずウージスパインへ抜ける予定だったけど、幸か不幸かほとぼりも冷めちまったと思うし。アインハネスへ戻っても、南下してクルドゥワを目指してもいい。手探りの旅路だしな」
「実はあちし、元からウージスパインへ行ってみたいと思っていたのでし。だから、渡りに船というか」
「あー、言ってたなあ」
「はい。師はかつて、ウージスパインの魔術大学校の教授だったそうなのでし。戻っているとは限りませんが、あちしの知らない師の姿が、きっとそこにあるのだと思いましから……」
ウージスパインの魔術大学校は、北方十三国で唯一の大学校だと聞いた。
そこの教授ともなれば、なるほど道理で博識なわけだ。
「──前から思ってたんだけどさ」
「はい」
「ヤーエルヘルの旅の目的は、お師匠さんを探すこと──だよな」
「……でしね。ひとまずは、でしけど」
「お師匠さんに会えたら、どうするんだ?」
「──…………」
ヤーエルヘルの手が止まる。
「そう、でしね。まだ決めてません。また師と旅をしたい気持ちもありましし、カタナさんたちとずっと一緒にいたいとも思いまし。会ってみないと、なんとも……」
「そっか」
そうだよな。
どうしたいかなんて、今から考えても仕方がない。
そんなの、状況によって、いくらでも変わるんだから。
「……カタナさんたちは、カタナさんの元の世界を目指すんでしよね」
「ああ、そのつもり。もともと俺は帰るつもりだったし、プルとヘレジナはもう、故郷があんな感じだからな。俺の実家で米作って暮らすんだと」
「じゃあ──」
ヤーエルヘルが、当たり前のことのように尋ねた。
「カタナさんは、どっちと結婚するんでし?」
「ぶホッ」
思わず吹き出す。
「──げほッ! ごほッ! い、いきなり何を言い出すんだよ……!」
「だって、カタナさんの実家で、二人とずっと一緒に暮らすんでしよね?」
「──…………」
「ふつう、どっちかと結婚するものかなって……」
「……あー」
わかってた。
わかってはいた。
わかっていたけど、考えないようにしていたのだ。
恋愛が絡むと、今の心地よい関係が崩れるかもしれないから。
「……ヤーエルヘルさん」
「は、はい……」
「その話、二人にはしないように。騎竜車の車内を気まずい雰囲気にしたくなければな……」
「そ、そうなんでしか……?」
「そうなんでしよ」
「わかりました。し、しないようにしまし……」
「マジで頼む」
俺たちの関係は、一言では表せない。
今は、俺を年長者とする四人兄妹のような関係を構築できているが、それも決して強固なものではないだろう。
俺は、プルが好きだし、ヘレジナが好きだし、ヤーエルヘルが好きだ。
それがどういった〈好き〉なのか、明らかに恋愛感情と異なるヤーエルヘル以外の二人については、あえて考えないようにしている。
いつか答えを出す必要があるのかもしれないが、少なくとも今ではない。
今は、ただ、強くなることだけを考えるべきだ。
「……もし、師に会えなかったら」
ヤーエルヘルが、上目遣いで俺を見る。
「あちしも、みやぎに行っていいでしか……?」
「あー……」
まあ、大丈夫か。
「いいよ、来い来い。二人も三人も同じだろ」
「わあい!」
実家が広くて助かった。
つーか、女の子を三人も連れ帰ったら、両親も、妹も、たまげて腰を抜かすんじゃないか。
三人の戸籍とか、どうすっかな。
言葉はどうなるだろうか。
元の世界でも魔術が使えたら便利だよなあ。
そんなことを考えながらヤーエルヘルのマッサージを受けていると、いつの間にか目蓋が重くなっていた。
「──…………」
口数の少なくなった俺の様子に気付いたのか、ヤーエルヘルが囁くように言う。
「寝ちゃっても、いいでしからね」
「……、ああ……」
ヤーエルヘルの言葉に甘え、目を閉じる。
俺の意識は、そのまま、夢の世界へと落ちていった。
腰から背中にかけて、鈍い痛みが纏わりついている。
筋肉を酷使し過ぎて、超回復が間に合っていないのだ。
痛みそれ自体にも慣れてきたため、動けないということはないが、このままトレーニングを続けて問題ないのか不安ではあった。
「はー……」
固いベッドに倒れ伏し、革製の枕に顔を埋める。
肉と大豆をたらふく食べたし、湯浴みもしたし、歯も磨いた。
寝る準備は万端だ。
「──さて、そろそろかな」
期待を込めて扉を見つめていると、
──とん、とん。
やがて、遠慮がちにノックの音が響いた。
「おー」
扉が開き、顔を覗かせたのは、ヤーエルヘルだった。
「こんばんは、カタナさん。さすらいのマッサージ師、ヤーエルヘルでしよ」
「今日も頼むぜ、マッサージ師さん。全身痛くて痛くて……」
「はあい」
トレーニングを始めた翌日から、ヤーエルヘルは毎晩俺の部屋を尋ねてくれる。
マッサージの仕方までお師匠さんに教わったらしい。
「では、そのまま楽にしていてくださいね」
「ああ」
ヤーエルヘルがベッドに乗り、俺の膝裏に腰を下ろす。
小さな手のひらが腰に押し付けられる。
ぐい、ぐい。
「あ゛ー……」
なんとも夢心地である。
ヤーエルヘルは、非力だ。
体重も軽いし、効くかと言えば正直効かない。
でも、俺たちのために何かをしたいという気持ちはとてもありがたいし、何より誘眠効果があるのが嬉しかった。
何度マッサージ中に寝落ちしたことか。
「次、背中いきまし。痛くはないでしか?」
「よゆう」
ビッ、と親指を立ててみせる。
腰、背中、肩から入って、腕を経由し、手のひらを揉んでもらっているときだった。
「カタナさん、がっしりしてきましたねー」
「お、やっぱり? そう思う?」
「はい。肩幅が広くなって、頼もしくなりました」
「自分でもそう思ってたけど、改めて人に言われると嬉しいわ。気のせいじゃないってことだもんな」
頑張った甲斐があるというものだ。
「今日、ヘレジナが、このままじゃムキムキのチビ女になるって落ち込んでてさ」
「ヘレジナさん、そこまで変わってないでしよ。たしかに、腕周り、足周りは筋肉質になってきた感じもしましが、ほんのりで」
「そうだよな。俺も言ってやったよ。そんな簡単にムキムキになれるんなら、世のムキムキ男たちは苦労してないってな」
「筋肉のつき方は、体質もありましからね……」
「体操術ありきとは言え、もともとトレーニングを欠かさずにあの体型だろ。いくら高負荷に切り替えたとは言え、たかだか一ヶ月で筋肉ダルマになるもんかよ」
とは言え、たったの二週間──サンストプラの暦で三週間でここまで筋肉がつくのだから、ジグの課したトレーニングはよほど効率がいいらしい。
筋力を鍛える一日と技術を伸ばす一日を交互に繰り返すのは、素人の俺から見ても理に適っているように思う。
くすくすと笑いながら俺の話を聞いてくれるヤーエルヘルに、ふと尋ねた。
「ヤーエルヘルは、首輪が取れたらどこへ行きたい?」
「首輪が取れたら、でしか」
「ひとまずウージスパインへ抜ける予定だったけど、幸か不幸かほとぼりも冷めちまったと思うし。アインハネスへ戻っても、南下してクルドゥワを目指してもいい。手探りの旅路だしな」
「実はあちし、元からウージスパインへ行ってみたいと思っていたのでし。だから、渡りに船というか」
「あー、言ってたなあ」
「はい。師はかつて、ウージスパインの魔術大学校の教授だったそうなのでし。戻っているとは限りませんが、あちしの知らない師の姿が、きっとそこにあるのだと思いましから……」
ウージスパインの魔術大学校は、北方十三国で唯一の大学校だと聞いた。
そこの教授ともなれば、なるほど道理で博識なわけだ。
「──前から思ってたんだけどさ」
「はい」
「ヤーエルヘルの旅の目的は、お師匠さんを探すこと──だよな」
「……でしね。ひとまずは、でしけど」
「お師匠さんに会えたら、どうするんだ?」
「──…………」
ヤーエルヘルの手が止まる。
「そう、でしね。まだ決めてません。また師と旅をしたい気持ちもありましし、カタナさんたちとずっと一緒にいたいとも思いまし。会ってみないと、なんとも……」
「そっか」
そうだよな。
どうしたいかなんて、今から考えても仕方がない。
そんなの、状況によって、いくらでも変わるんだから。
「……カタナさんたちは、カタナさんの元の世界を目指すんでしよね」
「ああ、そのつもり。もともと俺は帰るつもりだったし、プルとヘレジナはもう、故郷があんな感じだからな。俺の実家で米作って暮らすんだと」
「じゃあ──」
ヤーエルヘルが、当たり前のことのように尋ねた。
「カタナさんは、どっちと結婚するんでし?」
「ぶホッ」
思わず吹き出す。
「──げほッ! ごほッ! い、いきなり何を言い出すんだよ……!」
「だって、カタナさんの実家で、二人とずっと一緒に暮らすんでしよね?」
「──…………」
「ふつう、どっちかと結婚するものかなって……」
「……あー」
わかってた。
わかってはいた。
わかっていたけど、考えないようにしていたのだ。
恋愛が絡むと、今の心地よい関係が崩れるかもしれないから。
「……ヤーエルヘルさん」
「は、はい……」
「その話、二人にはしないように。騎竜車の車内を気まずい雰囲気にしたくなければな……」
「そ、そうなんでしか……?」
「そうなんでしよ」
「わかりました。し、しないようにしまし……」
「マジで頼む」
俺たちの関係は、一言では表せない。
今は、俺を年長者とする四人兄妹のような関係を構築できているが、それも決して強固なものではないだろう。
俺は、プルが好きだし、ヘレジナが好きだし、ヤーエルヘルが好きだ。
それがどういった〈好き〉なのか、明らかに恋愛感情と異なるヤーエルヘル以外の二人については、あえて考えないようにしている。
いつか答えを出す必要があるのかもしれないが、少なくとも今ではない。
今は、ただ、強くなることだけを考えるべきだ。
「……もし、師に会えなかったら」
ヤーエルヘルが、上目遣いで俺を見る。
「あちしも、みやぎに行っていいでしか……?」
「あー……」
まあ、大丈夫か。
「いいよ、来い来い。二人も三人も同じだろ」
「わあい!」
実家が広くて助かった。
つーか、女の子を三人も連れ帰ったら、両親も、妹も、たまげて腰を抜かすんじゃないか。
三人の戸籍とか、どうすっかな。
言葉はどうなるだろうか。
元の世界でも魔術が使えたら便利だよなあ。
そんなことを考えながらヤーエルヘルのマッサージを受けていると、いつの間にか目蓋が重くなっていた。
「──…………」
口数の少なくなった俺の様子に気付いたのか、ヤーエルヘルが囁くように言う。
「寝ちゃっても、いいでしからね」
「……、ああ……」
ヤーエルヘルの言葉に甘え、目を閉じる。
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