92 / 108
92.超越龍
しおりを挟む
次々と姿を現わす過去の猛者達!
その猛者達が襲いかかってくる!
「やるしかない!!」
俺がそう言うと全員が頷き戦闘は開始される。
一人二人と相手にしていくが奴等の数は
半端じゃない!
しかも恐怖心などない様でまるで人形の様に
攻撃を仕掛けてくる!
「やっぱ来るんじゃなかったーー!!」
突然イライラした様に悪態を吐くデセオ!
文句を吐きながらも敵をなぎ倒していく!
マダラも次々に猛者達を吹き飛ばす。
ガランもブレスで敵を吹き飛ばしていた。
次々に猛者達を撃破していく仲間達!
そんな中、神崎が声を上げる。
「クソッ!ロアの奴、話が違うじゃないか!
あの方に力を頂いたというのに」
今の言葉を聞く限りロアの更に上がいるのか?
それともシャックスの事なのか?
そんな事を考えていると
「直樹!危ない!」
「うわっ!」
そう言って奈美が庇ってくれた。
俺達の居た場所には大きな斧が突き刺さっていた。
奈美の肩からは血が出ている。
此処は戦場なんだ!
集中しなきゃ!
奈美にすまないと言って立ち上がると斧を
振り落とした人物を見る。
「が、ガルフさん・・・」
そこに居たのは黒牙のガルフさんと相馬代表だった
ロアに殺された筈の二人がいる。
それも敵として・・・
本当に趣味の悪い技だ!!
そして二人と対峙する。
相馬代表やガルフさんは生きていた時の様にギフト
を使用してくる。
しかし動きは単調で機械的なので
はっきり言って弱い。
そんな二人を奈美と吹き飛ばしていく。
だんだんと倒れて行く復活した亡者達。
焦りを見せる神崎が横目に映る。
そんな中突如雷鳴が鳴り響き空中に次元空間への
入り口が現れそこから一人の人物が姿を現わす。
神崎は驚きの表情を見せている。
一体誰なんだ?
あいつは?
現れたのは黒髪、黒目の少年。
その少年はゆっくり口を開いた。
「初めましてだな、余の名前はまだない・・・
強いて言えばこの世を統べる者「神」だ」
そんな訳の分からない事を言い出す少年。
そんな神が神崎を見る。
「いないのか?」
「はい。」
「計画が此処まで思い通りに行かないとはな」
何かを神崎と話し出す神。
「おい!チビクソ野郎!俺を面倒くさい事に
巻き込みやがって!殺すぞ?」
急にデセオが会話に割って入った。
「デセオか、お前とマダラとガランはこちら側の
人間の筈なんだがな」
「意味わかんねぇんだよーー!!死ねよ!」
そう言いながら周りに居た亡者達を吹き飛ばし
神に向かい突っ込んで行くデセオ。
そしてデセオの拳が神を捉えた様に見えたが
デセオの拳は神を通過する。
「残念だが余のコピーだ!」
「クソッ!舐めやがって」
どうやら本体では無いらしくデセオが悪態を吐く。
そしてその様子を見ながら神が更に口を開く。
「焦らずとももう直ぐ会える!神崎、これを」
「は、はい」
そう言って神崎に何かを手渡す神。
それを焦りながらも受け取る神崎。
「ロアが大川の事は手違いだと言っていたぞ!
その代わりこれを渡してくれとの事だ」
「わ、分かりました」
「桐生 直樹!!貴様には計画を狂わされて
ばかりだ!しかし、遂に世界は変わる!
余の手により貴様だけは壊してやるからな」
それを言うと神は渦を巻いて消えていく。
ロアが言う総帥の事での手違い?
俺が計画を狂わせている?
今のあいつは何者なんだ?
そんな疑問を頭に浮かべていると神崎が受け取った
何かを取り出しそれを地面に投げる!
地面に魔法陣が展開され現れたのは
「な、何?」
どういう事だ?
カインとラグナの姿が・・・
そして生き残っていた亡者達がどんどん
カインとラグナに吸い込まれていく。
「カインとラグナとはロアもやってくれる。
人知超越魔法「ケントゥム・キャプター」!」
そう勇者神崎が魔法を唱えると
眩い光を放ちながら神崎がカインとラグナを
取り込んで行く。
光が晴れ姿を現わす。
そこに居たのは
白と黒が斑らに入り混じった巨大な龍。
その龍が口を開く。
「素晴らしい気分だ!カインがこれ程とはな」
どうやらカインやラグナを含めた亡者達を
神崎が吸収した姿の様だ。
「神崎!何をしたんだ?」
俺の声に龍と化した神崎が口を開く。
「もう俺は勇者 神崎涼人じゃあない!
超越龍 ズィーガーだ!!」
そう言って奴が咆哮を上げると辺りの建物は
全て消し飛び周りは荒野とかしていた。
強い・・・
そんな龍を殴りつける一筋の光!
「耳障りだこの野郎!死ねよ」
そのデセオの一言が開始の合図となり俺達と
超越龍ズィーガーの戦いは幕を開けた!
その猛者達が襲いかかってくる!
「やるしかない!!」
俺がそう言うと全員が頷き戦闘は開始される。
一人二人と相手にしていくが奴等の数は
半端じゃない!
しかも恐怖心などない様でまるで人形の様に
攻撃を仕掛けてくる!
「やっぱ来るんじゃなかったーー!!」
突然イライラした様に悪態を吐くデセオ!
文句を吐きながらも敵をなぎ倒していく!
マダラも次々に猛者達を吹き飛ばす。
ガランもブレスで敵を吹き飛ばしていた。
次々に猛者達を撃破していく仲間達!
そんな中、神崎が声を上げる。
「クソッ!ロアの奴、話が違うじゃないか!
あの方に力を頂いたというのに」
今の言葉を聞く限りロアの更に上がいるのか?
それともシャックスの事なのか?
そんな事を考えていると
「直樹!危ない!」
「うわっ!」
そう言って奈美が庇ってくれた。
俺達の居た場所には大きな斧が突き刺さっていた。
奈美の肩からは血が出ている。
此処は戦場なんだ!
集中しなきゃ!
奈美にすまないと言って立ち上がると斧を
振り落とした人物を見る。
「が、ガルフさん・・・」
そこに居たのは黒牙のガルフさんと相馬代表だった
ロアに殺された筈の二人がいる。
それも敵として・・・
本当に趣味の悪い技だ!!
そして二人と対峙する。
相馬代表やガルフさんは生きていた時の様にギフト
を使用してくる。
しかし動きは単調で機械的なので
はっきり言って弱い。
そんな二人を奈美と吹き飛ばしていく。
だんだんと倒れて行く復活した亡者達。
焦りを見せる神崎が横目に映る。
そんな中突如雷鳴が鳴り響き空中に次元空間への
入り口が現れそこから一人の人物が姿を現わす。
神崎は驚きの表情を見せている。
一体誰なんだ?
あいつは?
現れたのは黒髪、黒目の少年。
その少年はゆっくり口を開いた。
「初めましてだな、余の名前はまだない・・・
強いて言えばこの世を統べる者「神」だ」
そんな訳の分からない事を言い出す少年。
そんな神が神崎を見る。
「いないのか?」
「はい。」
「計画が此処まで思い通りに行かないとはな」
何かを神崎と話し出す神。
「おい!チビクソ野郎!俺を面倒くさい事に
巻き込みやがって!殺すぞ?」
急にデセオが会話に割って入った。
「デセオか、お前とマダラとガランはこちら側の
人間の筈なんだがな」
「意味わかんねぇんだよーー!!死ねよ!」
そう言いながら周りに居た亡者達を吹き飛ばし
神に向かい突っ込んで行くデセオ。
そしてデセオの拳が神を捉えた様に見えたが
デセオの拳は神を通過する。
「残念だが余のコピーだ!」
「クソッ!舐めやがって」
どうやら本体では無いらしくデセオが悪態を吐く。
そしてその様子を見ながら神が更に口を開く。
「焦らずとももう直ぐ会える!神崎、これを」
「は、はい」
そう言って神崎に何かを手渡す神。
それを焦りながらも受け取る神崎。
「ロアが大川の事は手違いだと言っていたぞ!
その代わりこれを渡してくれとの事だ」
「わ、分かりました」
「桐生 直樹!!貴様には計画を狂わされて
ばかりだ!しかし、遂に世界は変わる!
余の手により貴様だけは壊してやるからな」
それを言うと神は渦を巻いて消えていく。
ロアが言う総帥の事での手違い?
俺が計画を狂わせている?
今のあいつは何者なんだ?
そんな疑問を頭に浮かべていると神崎が受け取った
何かを取り出しそれを地面に投げる!
地面に魔法陣が展開され現れたのは
「な、何?」
どういう事だ?
カインとラグナの姿が・・・
そして生き残っていた亡者達がどんどん
カインとラグナに吸い込まれていく。
「カインとラグナとはロアもやってくれる。
人知超越魔法「ケントゥム・キャプター」!」
そう勇者神崎が魔法を唱えると
眩い光を放ちながら神崎がカインとラグナを
取り込んで行く。
光が晴れ姿を現わす。
そこに居たのは
白と黒が斑らに入り混じった巨大な龍。
その龍が口を開く。
「素晴らしい気分だ!カインがこれ程とはな」
どうやらカインやラグナを含めた亡者達を
神崎が吸収した姿の様だ。
「神崎!何をしたんだ?」
俺の声に龍と化した神崎が口を開く。
「もう俺は勇者 神崎涼人じゃあない!
超越龍 ズィーガーだ!!」
そう言って奴が咆哮を上げると辺りの建物は
全て消し飛び周りは荒野とかしていた。
強い・・・
そんな龍を殴りつける一筋の光!
「耳障りだこの野郎!死ねよ」
そのデセオの一言が開始の合図となり俺達と
超越龍ズィーガーの戦いは幕を開けた!
0
お気に入りに追加
247
あなたにおすすめの小説
【完結】私だけが知らない
綾雅(りょうが)祝!コミカライズ
ファンタジー
目が覚めたら何も覚えていなかった。父と兄を名乗る二人は泣きながら謝る。痩せ細った体、痣が残る肌、誰もが過保護に私を気遣う。けれど、誰もが何が起きたのかを語らなかった。
優しい家族、ぬるま湯のような生活、穏やかに過ぎていく日常……その陰で、人々は己の犯した罪を隠しつつ微笑む。私を守るため、そう言いながら真実から遠ざけた。
やがて、すべてを知った私は――ひとつの決断をする。
記憶喪失から始まる物語。冤罪で殺されかけた私は蘇り、陥れようとした者は断罪される。優しい嘘に隠された真実が徐々に明らかになっていく。
【同時掲載】 小説家になろう、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ
2023/12/20……小説家になろう 日間、ファンタジー 27位
2023/12/19……番外編完結
2023/12/11……本編完結(番外編、12/12)
2023/08/27……エブリスタ ファンタジートレンド 1位
2023/08/26……カテゴリー変更「恋愛」⇒「ファンタジー」
2023/08/25……アルファポリス HOT女性向け 13位
2023/08/22……小説家になろう 異世界恋愛、日間 22位
2023/08/21……カクヨム 恋愛週間 17位
2023/08/16……カクヨム 恋愛日間 12位
2023/08/14……連載開始
余命宣告を受けたので私を顧みない家族と婚約者に執着するのをやめることにしました
結城芙由奈
恋愛
【余命半年―未練を残さず生きようと決めた。】
私には血の繋がらない父と母に妹、そして婚約者がいる。しかしあの人達は私の存在を無視し、空気の様に扱う。唯一の希望であるはずの婚約者も愛らしい妹と恋愛関係にあった。皆に気に入られる為に努力し続けたが、誰も私を気に掛けてはくれない。そんな時、突然下された余命宣告。全てを諦めた私は穏やかな死を迎える為に、家族と婚約者に執着するのをやめる事にした―。
2021年9月26日:小説部門、HOTランキング部門1位になりました。ありがとうございます
*「カクヨム」「小説家になろう」にも投稿しています
※2023年8月 書籍化
魔境に捨てられたけどめげずに生きていきます
ツバキ
ファンタジー
貴族の子供として産まれた主人公、五歳の時の魔力属性検査で魔力属性が無属性だと判明したそれを知った父親は主人公を魔境へ捨ててしまう
どんどん更新していきます。
ちょっと、恨み描写などがあるので、R15にしました。
婚約破棄の後始末 ~息子よ、貴様何をしてくれってんだ!
タヌキ汁
ファンタジー
国一番の権勢を誇る公爵家の令嬢と政略結婚が決められていた王子。だが政略結婚を嫌がり、自分の好き相手と結婚する為に取り巻き達と共に、公爵令嬢に冤罪をかけ婚約破棄をしてしまう、それが国を揺るがすことになるとも思わずに。
これは馬鹿なことをやらかした息子を持つ父親達の嘆きの物語である。
悪役令嬢は永眠しました
詩海猫
ファンタジー
「お前のような女との婚約は破棄だっ、ロザリンダ・ラクシエル!だがお前のような女でも使い道はある、ジルデ公との縁談を調えてやった!感謝して公との間に沢山の子を産むがいい!」
長年の婚約者であった王太子のこの言葉に気を失った公爵令嬢・ロザリンダ。
だが、次に目覚めた時のロザリンダの魂は別人だった。
ロザリンダとして目覚めた木の葉サツキは、ロザリンダの意識がショックのあまり永遠の眠りについてしまったことを知り、「なぜロザリンダはこんなに努力してるのに周りはクズばっかりなの?まかせてロザリンダ!きっちりお返ししてあげるからね!」
*思いつきでプロットなしで書き始めましたが結末は決めています。暗い展開の話を書いているとメンタルにもろに影響して生活に支障が出ることに気付きました。定期的に強気主人公を暴れさせないと(?)書き続けるのは不可能なようなのでメンタル状態に合わせて書けるものから書いていくことにします、ご了承下さいm(_ _)m
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる