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50.オリシャス王国立て直し大作戦
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国を変えるとは言ったもののどうしよう?
まぁ取り敢えず勇者としての立場を利用して
現在の王に会ってみる事にする!
そう思いながら城に向かう事にする。
綺麗な街並みを歩きながら程なくして豪華絢爛な
城が見えて来る!
城門の兵士に王に会いたい旨を伝えると何やら
上の者と相談をしてくるとの事。
そう言って待たされる事15分!
一人の男がやって来た!
「勇者様お初にお目にかかります!
私オリシャス王国筆頭大臣をしている
モクル・アリバーソンと申します」
そう言って俺に挨拶をモクル大臣はして来た。
王の元に案内すると言う事なのでモクル大臣の後に
続き王の元に向かう。
そして一際豪華な扉を開け中に入ると一人の太った
髭を蓄えた男が居た。
「これはこれは勇者様!オリシャス王国の王
ダマル・ペッシモスです!」
「勇者テツです!お初にお目にかかります」
「して今日はどの様な用で?」
オリシャス王国の王ダマルがそう聞いてくる。
俺達は息子達であるリック王子やバルフ王子の
行いが何とかならないものかと相談をした。
そんな俺達の訴えを聞いてダマル王はゆっくりと
口を開いた!
「成る程!それはそれは私の監督不行き届きですな
私の方よりきつく言い聞かせましょう!」
そうは言ってくれたダマル王だがどうにも信用が
ならない・・・
俺の鼻が信用の出来る人物とは認めていない。
取り敢えずたわい無い話の後に部屋を出た。
すると俺の優れた聴覚にダマル王とモクル大臣の
話し声が聞こえてきた。
「全く勇者か何か知らんが偉そうに!」
「本当ですな王よ!」
「あの感じを察するにあちら側に付く方が
我等に有利そうだな」
「そうと決まれば早速返事をしておきましょう」
やっぱり信用しなくて良かった様だな・・・
しかしあちら側とは??
何かきな臭い事が動いているのか?
注意が必要そうだな・・・
今聞いた会話を皆に伝えながら城を後にする。
「殿如何なさいますかね?」
城を出た後に薄緑がそう問いかけてくる。
どうしようか?
取り敢えず薄緑にはダマル王の監視役に付いて
もらう事にする。
蝉丸にはリック王子、黒爺にはバルフ王子の監視を
してもらう。
情報を集めつつ獣人の国ベテルのラウル王に協力
してもらう為にレオールには一旦ベテルに向かって
もらう。
時間が掛かりそうだったのでカマル親子を先に
村に送り届けてもらう事にする。
その役をテリーに任せた!
「勇者様!本当にありがとうございました!
何もない村ですが落ち着いたら寄って下さい!」
「ありがとう!必ず寄るよ」
「じゃあテツ行ってくるね」
そう言うテリーに任せカマル親子を見送り残った
のは俺と白雪、紅丸の三人になった!
仲間が出来て以来バラバラに行動するのは
初めてだな。
する事が無くなった俺達三人は取り敢えず食事を
取りながら仲間を待つ事にする。
その中でふと入った酒場で興味深い話が耳に入って
きた。
「いやいや本当だって!」
「そんな訳あるかよ」
「情報屋をやってる友人が言ってたんだ!
オリシャスがデルジャ魔導国に攻め入るかもって」
「それが本当だったらオリシャス王国は終わるぞ」
オリシャス王国がデルジャ魔導国を攻める?
確かに非同盟国同士だが・・・
どう考えても戦力的にオリシャス王国に
勝ち目は無い・・・
「殿?」
考え込む俺に白雪が聞いてくる!
ああと返事を白雪にしてさっきの男の元に向かう!
「さっき話が聞こえたんだが詳しく教えて
くれないか?」
「あ、ああ!戦争の話か?」
「そうだ!」
「俺も又聞きだから詳しくないんだよ!
良かったら情報屋の友人を紹介してやろうか?」
「よろしく頼む!」
酒場で知りあった男に情報屋のレンと言う男の
居場所を聞いた!
情報は多いに越したことは無いという事で
俺達三人はレンという男の元に向かった!
まぁ取り敢えず勇者としての立場を利用して
現在の王に会ってみる事にする!
そう思いながら城に向かう事にする。
綺麗な街並みを歩きながら程なくして豪華絢爛な
城が見えて来る!
城門の兵士に王に会いたい旨を伝えると何やら
上の者と相談をしてくるとの事。
そう言って待たされる事15分!
一人の男がやって来た!
「勇者様お初にお目にかかります!
私オリシャス王国筆頭大臣をしている
モクル・アリバーソンと申します」
そう言って俺に挨拶をモクル大臣はして来た。
王の元に案内すると言う事なのでモクル大臣の後に
続き王の元に向かう。
そして一際豪華な扉を開け中に入ると一人の太った
髭を蓄えた男が居た。
「これはこれは勇者様!オリシャス王国の王
ダマル・ペッシモスです!」
「勇者テツです!お初にお目にかかります」
「して今日はどの様な用で?」
オリシャス王国の王ダマルがそう聞いてくる。
俺達は息子達であるリック王子やバルフ王子の
行いが何とかならないものかと相談をした。
そんな俺達の訴えを聞いてダマル王はゆっくりと
口を開いた!
「成る程!それはそれは私の監督不行き届きですな
私の方よりきつく言い聞かせましょう!」
そうは言ってくれたダマル王だがどうにも信用が
ならない・・・
俺の鼻が信用の出来る人物とは認めていない。
取り敢えずたわい無い話の後に部屋を出た。
すると俺の優れた聴覚にダマル王とモクル大臣の
話し声が聞こえてきた。
「全く勇者か何か知らんが偉そうに!」
「本当ですな王よ!」
「あの感じを察するにあちら側に付く方が
我等に有利そうだな」
「そうと決まれば早速返事をしておきましょう」
やっぱり信用しなくて良かった様だな・・・
しかしあちら側とは??
何かきな臭い事が動いているのか?
注意が必要そうだな・・・
今聞いた会話を皆に伝えながら城を後にする。
「殿如何なさいますかね?」
城を出た後に薄緑がそう問いかけてくる。
どうしようか?
取り敢えず薄緑にはダマル王の監視役に付いて
もらう事にする。
蝉丸にはリック王子、黒爺にはバルフ王子の監視を
してもらう。
情報を集めつつ獣人の国ベテルのラウル王に協力
してもらう為にレオールには一旦ベテルに向かって
もらう。
時間が掛かりそうだったのでカマル親子を先に
村に送り届けてもらう事にする。
その役をテリーに任せた!
「勇者様!本当にありがとうございました!
何もない村ですが落ち着いたら寄って下さい!」
「ありがとう!必ず寄るよ」
「じゃあテツ行ってくるね」
そう言うテリーに任せカマル親子を見送り残った
のは俺と白雪、紅丸の三人になった!
仲間が出来て以来バラバラに行動するのは
初めてだな。
する事が無くなった俺達三人は取り敢えず食事を
取りながら仲間を待つ事にする。
その中でふと入った酒場で興味深い話が耳に入って
きた。
「いやいや本当だって!」
「そんな訳あるかよ」
「情報屋をやってる友人が言ってたんだ!
オリシャスがデルジャ魔導国に攻め入るかもって」
「それが本当だったらオリシャス王国は終わるぞ」
オリシャス王国がデルジャ魔導国を攻める?
確かに非同盟国同士だが・・・
どう考えても戦力的にオリシャス王国に
勝ち目は無い・・・
「殿?」
考え込む俺に白雪が聞いてくる!
ああと返事を白雪にしてさっきの男の元に向かう!
「さっき話が聞こえたんだが詳しく教えて
くれないか?」
「あ、ああ!戦争の話か?」
「そうだ!」
「俺も又聞きだから詳しくないんだよ!
良かったら情報屋の友人を紹介してやろうか?」
「よろしく頼む!」
酒場で知りあった男に情報屋のレンと言う男の
居場所を聞いた!
情報は多いに越したことは無いという事で
俺達三人はレンという男の元に向かった!
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