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第52話:風邪と夢(その4)
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「・・・今からで本当にいいのか?」
「うん、さっきの君の言葉で、私も君に応えたくなったんだ」
寝室で服を脱ぎながら二人で話す。
「そうか・・・」
ユキヤは照れて目を逸らす。
(かわいい)とすみれは思ったが、口にはしない。
そして少し背伸びをしてユキヤに先ほどの首輪をつけた。
ユキヤは首に感じる冷たい感触に身体を強張らせる。
「お、おい・・・」
戸惑うユキヤにすみれが尋ねる。
「どう?重くない?」
「いや・・・それは大丈夫だ」
「ふふ、でもまさか君が自分から
首輪持ってくると思わなかったなぁ」
すみれが意地悪そうに笑いながら言う。
「う、うるさいな・・・」
ユキヤが顔を赤くして答える。
そんな様子を見てすみれは微笑ましく思った。
(やっぱり、かわいい・・・)
「じゃあ、いくね」
すみれがそう言って首輪に繋がった鎖を引っ張ると、
ユキヤの首に食い込む。
「うっ!」
ユキヤの口から思わず声が漏れる。
「げふっげふっ・・・!」
痛みというより苦しかったのか、軽く咳き込んでいる。
「ねぇ、大丈夫?痛くない?」心配そうにすみれは尋ねる。
「いや、大丈夫だ・・・」
ユキヤはどうにか呼吸を整える。
行為の時に首輪を付けられるのはいつもの事であったが
今日はなんか違った感じがする。
(なんだか、あいつに捕まえられているみたいだな・・・)
そう思うと少しドキドキしてしまう。
そんなことを考えていると、すみれが話しかけてきた。
「ユキちゃん、首輪が気に入っちゃった?」
そう言ってクスッと笑う。
「しらないよ・・・」
ユキヤも照れ臭そうに返す。
「大丈夫だよ、よく似合ってるし」
そう言ってすみれは再び鎖を引っ張る。
「あぐぅっ・・・!」
首にかかる力に思わず声が出てしまう。
「ユキちゃん、ゴメンね、やっぱり苦しかった?」
心配そうな声で尋ねてくる。
「だ、大丈夫・・・」
(むしろ少し気持ちいいくらいだなんて言えない・・・)
ユキヤは自分がすっかり毒されてることを思い知った。
(それにしても、こいつやっぱりすごいな)
そして彼女が自分のことを想ってしてくれることを
実感して嬉しくなってくる。
無論恥ずかしくはあったが。
「ほら見て、立ってきちゃってるよ」
すみれはそう言ってユキヤのものを指さす。
「・・・っ!」
自分のモノが大きくなっているのを見て羞恥に顔を染める。
(あいつが俺のためにしてくれたから・・・)
そう思うだけで身体が熱くなり、興奮してしまう。
「子供みたいにつるつるなのに、
しっかり立っちゃうのかわいいね♡」
そう言ってすみれはユキヤのものを指先でつつく。
すみれの言われ無毛になっている股間が
その刺激でさらに大きくなってしまう。
「やめて・・・そんなふうに触られたら・・・」
ユキヤは恥ずかしくて死にそうだ。
しかしすみれはそんな様子を見て楽しんでいるようだった。
「ユキちゃんの、すごい・・・」
すみれはそう言って今度は直接触る。
「んっ!?」ユキヤの身体がビクンとはねる。
「フフ・・・毛がないと感じやすい?」
すみれはそう言うとユキヤのものを口に含む。
確かに彼女の言う通り無毛なせいで彼女の舌の感触が
股間にダイレクトに伝わって強い刺激となった。
「やめっ・・・やめて」
「どうして?」
すみれはそう言いながらもユキヤのものを舐め続ける。
その舌使いに、思わず声が出てしまう。
「んぅっ・・・」
そしてさらに激しく吸われる。
(ダメ・・・もう出る・・・)
そう思った瞬間、すみれは口を離す。
「え?」戸惑いの声を上げるユキヤ。
「今日は拘束しなくても、言うこと聞いてくれるんだね」
「え?」ユキヤは何を言われているのか分からなかった。
(そうか・・・)
今日はいつものように手足を拘束されていない。
それなのに、すみれのされるがままになっていた。
(うぅ、すっかり習慣になってるし・・・)
ユキヤは身体も心もすみれに支配されつつあることを痛感する。
「ねえ、ユキちゃん」すみれはユキヤに尋ねる。
「今日はどうしてほしい?」
「・・・っ!」
(そんなこと言われても・・・)
答えられないでいるユキヤを見て、すみれが微笑む。
そして再び彼のものを口に含むと激しく舐め始めた。
「ちょっ!待って・・・」
突然のことに驚きの声を上げる。しかしそれでもすみれは止めない。
「あっ!だめぇ!」思わず大きな声を出してしまう。
(ダメだ・・・気持ち良すぎておかしくなる)
「いいよ・・・何も考えずに気持ちいいだけになっても」
すみれはそう言ってさらに激しく責め立てる。
(ダ、ダメだ・・・もう出る)
ユキヤは我慢の限界に達し、達してしまう。
すみれはそれを口の中で受け止めてくれた。
が、量が多すぎたのか少し咳込んでしまう。
「けほっ!けほっ!」
「はぁ・・・はぁ・・・だ、大丈夫か?」
「だ・・・けほっ、げほっ!大丈夫だよ・・・」
せきこみながらもすみれは笑顔を作る。
「じゃ、じゃあ、次は何して欲しい?」
暫くしてようやく呼吸が整ったすみれが聞いてくる。
その言葉にユキヤは少し迷ったものの、やがて口を開く。
「・・・れて」
「え?」すみれが聞き返す。
「・・・して」
「ハッキリ言わないと分からないよ?」
(うぅ・・・意地悪・・・)
「お願いします、入れてください・・・」
「何をどこに入れればいいか、
はっきり言わないと分からないよ?」
ユキヤは恥ずかしくて死にそうな気持ちだったが、
やがて観念して口を開いた。
「お、俺のうしろの穴に入れてください・・・」
恥ずかしさのあまり耳まで真っ赤に染める。
そんなユキヤを見てすみれは嬉しそうだ。
(うぅ、こいつやっぱりドSだ・・・)
心の中でそう思いながらも、ユキヤは再び口を開く。
「俺の事を・・・沢山犯してください」
「ふふっ、よくできました♡」
そう言ってすみれはユキヤの頭を撫でた。
(あぁ・・・言ってしまった)
「君の気持ちは嬉しいけど・・・
先にちょっとほぐした方がいいかな?」
すみれはユキヤのアナルを指で触りながら言った。
「え・・・」
「だって、いきなり挿れたら痛いよ?」
「・・・分かった」
ユキヤは渋々頷いた。そして四つん這いになると
尻を突き出すような姿勢になる。「これでいい?」
「うん、かわいいお尻だね」
すみれはそう言ってユキヤの尻をさする。
「ちょっと、あんまり見ないで・・・恥ずかしいんだから!」
顔を赤らめて抗議するユキヤを無視して、
すみれはユキヤの肛門を見つめる。
「ふふ、前に見たよりも、ちょっと縦割れになってるかな」
「だから言わないでって!」
彼女の不躾な評価に思わず大声になる。
(こんな状況でも、やっぱりこの子はかわいい)
そう思うと同時に、思わずそこに口づけをする。
「んぁっ!」突然の刺激にユキヤはビクンッ!とのけぞった。
(うぅ、もぞもぞするのに気持ちいい・・)
「もう、ユキちゃんったら敏感なんだから」
そう言いながらも、すみれは舌の先を
ユキヤの穴の中に挿入していく。
「あふぅぅぅ・・・・」
「ひゃうっ!待って、そんなところ・・・」
「大丈夫、綺麗にしているんでしょ?」
そう言って、舌をさらに奥へ進めていく。
「それは・・・そうだけ・・・んっ!」
ヌルッとした感触にゾクッとする。
(なんで、そんなところ舐められてるのに、こんなに気持ちいいんだ)
ゾクゾクとした快感が全身を走り抜ける。
(うぅ・・・なんか俺変態みたいだ)
「それじゃあ、指入れるよ」
そう言うとすみれはユキヤの肛門に人差し指を挿入する。
「んっ・・・」
「早く犯してほしくてたまらないんだろうけど、
もうちょっとだけ我慢してね」
「う、うん・・・」
ユキヤは素直に頷き返事をする。
すみれはそのまま指を上下させて中を広げる。
そして今度は薬指も加えて二本挿入する。
「んんっ・・・」少し苦しそうに声を出すが、
それでも少しづつ慣れ始める。
(ユキちゃんはアナル責めたら本当に可愛くなっちゃうなぁ)
そう思いながら、さらに指を深く入れて行く。
そして腸壁を擦るように刺激する。
「どう?気持ち良い?」すみれは尋ねるが、
ユキヤは黙って小さくうなずくことしかできない。
(うぅ、女の子みたいにアナルで感じてる自分が恥ずかしい)
そんなことを考えていると、
突然すみれの指がユキヤの前立腺に触れる。
「ひゃんっ!」思わず声が出てしまった。
「男の子はここの刺激には逆らえないもんね」
すみれが嬉しそうに笑う。
「ここって・・・前立腺?」とユキヤは恐る恐る尋ねる。
「そうそう、すごく気持ち良いでしょ?」
そう言ってユキヤの前立腺を刺激する。
(あぁ・・・すごい)
「ひぅん!」
相変わらずの凄まじい刺激に頭が真っ白になる。
思わず腰が砕けそうになるが、必死に耐える。
すみれにアナルを開発されて以降、
責められる度にその快感は増していた。
(アナルを責められるのが、
こんなに気持ち良くなるなんて・・・)
ユキヤ自身も信じられなかった。
そしてその快楽もすみれによってしか持たされない事も、
その身に刻み込まれている事だった。
「あはっ、もうすっかり慣れたね」
すみれはそう言ってさらに強く刺激する。
「ふぁぅっ!」
(だめ・・・イっちゃいそ・・・)
しかしそこで手を止めてしまう。
「え・・・」
とユキヤが物欲しそうに振り向くと、すみれは微笑む。
「ダメ、もうちょっと我慢して」
そう言うと、すみれは再びアナル責めを再開する。
「ふぁ・・・あぁ・・・」
快感が強くなると共に、徐々に射精感が高まっていく。
(ダメだ・・・もう出る)
そう思った瞬間、突然すみれが指を抜いてしまった。
「あ・・・え?」
戸惑いの声を上げるユキヤに
「あれ、どうしたの?」
すみれはニヤニヤしながら尋ねる。
「うぅ・・・」
(くそ・・・やっぱりドSだこいつ)
そう思いながらも、ユキヤは言葉にできないでいた。
「ほら、どうしたの?気持ちよくなりたいんでしょ?」
すみれが優しく問いかける。
(うぅ・・・わかってるくせに・・・)
そう思いながらも、ユキヤは口を開く。
「して、ください。お願いします、
俺をめちゃくちゃに犯してください!」
顔を真っ赤にしてユキヤが言う。
「うん、大分ほぐれてきたからもう大丈夫かな?」
すみれはそう言いうと、ペニバンを用意し始める。
つづく
「うん、さっきの君の言葉で、私も君に応えたくなったんだ」
寝室で服を脱ぎながら二人で話す。
「そうか・・・」
ユキヤは照れて目を逸らす。
(かわいい)とすみれは思ったが、口にはしない。
そして少し背伸びをしてユキヤに先ほどの首輪をつけた。
ユキヤは首に感じる冷たい感触に身体を強張らせる。
「お、おい・・・」
戸惑うユキヤにすみれが尋ねる。
「どう?重くない?」
「いや・・・それは大丈夫だ」
「ふふ、でもまさか君が自分から
首輪持ってくると思わなかったなぁ」
すみれが意地悪そうに笑いながら言う。
「う、うるさいな・・・」
ユキヤが顔を赤くして答える。
そんな様子を見てすみれは微笑ましく思った。
(やっぱり、かわいい・・・)
「じゃあ、いくね」
すみれがそう言って首輪に繋がった鎖を引っ張ると、
ユキヤの首に食い込む。
「うっ!」
ユキヤの口から思わず声が漏れる。
「げふっげふっ・・・!」
痛みというより苦しかったのか、軽く咳き込んでいる。
「ねぇ、大丈夫?痛くない?」心配そうにすみれは尋ねる。
「いや、大丈夫だ・・・」
ユキヤはどうにか呼吸を整える。
行為の時に首輪を付けられるのはいつもの事であったが
今日はなんか違った感じがする。
(なんだか、あいつに捕まえられているみたいだな・・・)
そう思うと少しドキドキしてしまう。
そんなことを考えていると、すみれが話しかけてきた。
「ユキちゃん、首輪が気に入っちゃった?」
そう言ってクスッと笑う。
「しらないよ・・・」
ユキヤも照れ臭そうに返す。
「大丈夫だよ、よく似合ってるし」
そう言ってすみれは再び鎖を引っ張る。
「あぐぅっ・・・!」
首にかかる力に思わず声が出てしまう。
「ユキちゃん、ゴメンね、やっぱり苦しかった?」
心配そうな声で尋ねてくる。
「だ、大丈夫・・・」
(むしろ少し気持ちいいくらいだなんて言えない・・・)
ユキヤは自分がすっかり毒されてることを思い知った。
(それにしても、こいつやっぱりすごいな)
そして彼女が自分のことを想ってしてくれることを
実感して嬉しくなってくる。
無論恥ずかしくはあったが。
「ほら見て、立ってきちゃってるよ」
すみれはそう言ってユキヤのものを指さす。
「・・・っ!」
自分のモノが大きくなっているのを見て羞恥に顔を染める。
(あいつが俺のためにしてくれたから・・・)
そう思うだけで身体が熱くなり、興奮してしまう。
「子供みたいにつるつるなのに、
しっかり立っちゃうのかわいいね♡」
そう言ってすみれはユキヤのものを指先でつつく。
すみれの言われ無毛になっている股間が
その刺激でさらに大きくなってしまう。
「やめて・・・そんなふうに触られたら・・・」
ユキヤは恥ずかしくて死にそうだ。
しかしすみれはそんな様子を見て楽しんでいるようだった。
「ユキちゃんの、すごい・・・」
すみれはそう言って今度は直接触る。
「んっ!?」ユキヤの身体がビクンとはねる。
「フフ・・・毛がないと感じやすい?」
すみれはそう言うとユキヤのものを口に含む。
確かに彼女の言う通り無毛なせいで彼女の舌の感触が
股間にダイレクトに伝わって強い刺激となった。
「やめっ・・・やめて」
「どうして?」
すみれはそう言いながらもユキヤのものを舐め続ける。
その舌使いに、思わず声が出てしまう。
「んぅっ・・・」
そしてさらに激しく吸われる。
(ダメ・・・もう出る・・・)
そう思った瞬間、すみれは口を離す。
「え?」戸惑いの声を上げるユキヤ。
「今日は拘束しなくても、言うこと聞いてくれるんだね」
「え?」ユキヤは何を言われているのか分からなかった。
(そうか・・・)
今日はいつものように手足を拘束されていない。
それなのに、すみれのされるがままになっていた。
(うぅ、すっかり習慣になってるし・・・)
ユキヤは身体も心もすみれに支配されつつあることを痛感する。
「ねえ、ユキちゃん」すみれはユキヤに尋ねる。
「今日はどうしてほしい?」
「・・・っ!」
(そんなこと言われても・・・)
答えられないでいるユキヤを見て、すみれが微笑む。
そして再び彼のものを口に含むと激しく舐め始めた。
「ちょっ!待って・・・」
突然のことに驚きの声を上げる。しかしそれでもすみれは止めない。
「あっ!だめぇ!」思わず大きな声を出してしまう。
(ダメだ・・・気持ち良すぎておかしくなる)
「いいよ・・・何も考えずに気持ちいいだけになっても」
すみれはそう言ってさらに激しく責め立てる。
(ダ、ダメだ・・・もう出る)
ユキヤは我慢の限界に達し、達してしまう。
すみれはそれを口の中で受け止めてくれた。
が、量が多すぎたのか少し咳込んでしまう。
「けほっ!けほっ!」
「はぁ・・・はぁ・・・だ、大丈夫か?」
「だ・・・けほっ、げほっ!大丈夫だよ・・・」
せきこみながらもすみれは笑顔を作る。
「じゃ、じゃあ、次は何して欲しい?」
暫くしてようやく呼吸が整ったすみれが聞いてくる。
その言葉にユキヤは少し迷ったものの、やがて口を開く。
「・・・れて」
「え?」すみれが聞き返す。
「・・・して」
「ハッキリ言わないと分からないよ?」
(うぅ・・・意地悪・・・)
「お願いします、入れてください・・・」
「何をどこに入れればいいか、
はっきり言わないと分からないよ?」
ユキヤは恥ずかしくて死にそうな気持ちだったが、
やがて観念して口を開いた。
「お、俺のうしろの穴に入れてください・・・」
恥ずかしさのあまり耳まで真っ赤に染める。
そんなユキヤを見てすみれは嬉しそうだ。
(うぅ、こいつやっぱりドSだ・・・)
心の中でそう思いながらも、ユキヤは再び口を開く。
「俺の事を・・・沢山犯してください」
「ふふっ、よくできました♡」
そう言ってすみれはユキヤの頭を撫でた。
(あぁ・・・言ってしまった)
「君の気持ちは嬉しいけど・・・
先にちょっとほぐした方がいいかな?」
すみれはユキヤのアナルを指で触りながら言った。
「え・・・」
「だって、いきなり挿れたら痛いよ?」
「・・・分かった」
ユキヤは渋々頷いた。そして四つん這いになると
尻を突き出すような姿勢になる。「これでいい?」
「うん、かわいいお尻だね」
すみれはそう言ってユキヤの尻をさする。
「ちょっと、あんまり見ないで・・・恥ずかしいんだから!」
顔を赤らめて抗議するユキヤを無視して、
すみれはユキヤの肛門を見つめる。
「ふふ、前に見たよりも、ちょっと縦割れになってるかな」
「だから言わないでって!」
彼女の不躾な評価に思わず大声になる。
(こんな状況でも、やっぱりこの子はかわいい)
そう思うと同時に、思わずそこに口づけをする。
「んぁっ!」突然の刺激にユキヤはビクンッ!とのけぞった。
(うぅ、もぞもぞするのに気持ちいい・・)
「もう、ユキちゃんったら敏感なんだから」
そう言いながらも、すみれは舌の先を
ユキヤの穴の中に挿入していく。
「あふぅぅぅ・・・・」
「ひゃうっ!待って、そんなところ・・・」
「大丈夫、綺麗にしているんでしょ?」
そう言って、舌をさらに奥へ進めていく。
「それは・・・そうだけ・・・んっ!」
ヌルッとした感触にゾクッとする。
(なんで、そんなところ舐められてるのに、こんなに気持ちいいんだ)
ゾクゾクとした快感が全身を走り抜ける。
(うぅ・・・なんか俺変態みたいだ)
「それじゃあ、指入れるよ」
そう言うとすみれはユキヤの肛門に人差し指を挿入する。
「んっ・・・」
「早く犯してほしくてたまらないんだろうけど、
もうちょっとだけ我慢してね」
「う、うん・・・」
ユキヤは素直に頷き返事をする。
すみれはそのまま指を上下させて中を広げる。
そして今度は薬指も加えて二本挿入する。
「んんっ・・・」少し苦しそうに声を出すが、
それでも少しづつ慣れ始める。
(ユキちゃんはアナル責めたら本当に可愛くなっちゃうなぁ)
そう思いながら、さらに指を深く入れて行く。
そして腸壁を擦るように刺激する。
「どう?気持ち良い?」すみれは尋ねるが、
ユキヤは黙って小さくうなずくことしかできない。
(うぅ、女の子みたいにアナルで感じてる自分が恥ずかしい)
そんなことを考えていると、
突然すみれの指がユキヤの前立腺に触れる。
「ひゃんっ!」思わず声が出てしまった。
「男の子はここの刺激には逆らえないもんね」
すみれが嬉しそうに笑う。
「ここって・・・前立腺?」とユキヤは恐る恐る尋ねる。
「そうそう、すごく気持ち良いでしょ?」
そう言ってユキヤの前立腺を刺激する。
(あぁ・・・すごい)
「ひぅん!」
相変わらずの凄まじい刺激に頭が真っ白になる。
思わず腰が砕けそうになるが、必死に耐える。
すみれにアナルを開発されて以降、
責められる度にその快感は増していた。
(アナルを責められるのが、
こんなに気持ち良くなるなんて・・・)
ユキヤ自身も信じられなかった。
そしてその快楽もすみれによってしか持たされない事も、
その身に刻み込まれている事だった。
「あはっ、もうすっかり慣れたね」
すみれはそう言ってさらに強く刺激する。
「ふぁぅっ!」
(だめ・・・イっちゃいそ・・・)
しかしそこで手を止めてしまう。
「え・・・」
とユキヤが物欲しそうに振り向くと、すみれは微笑む。
「ダメ、もうちょっと我慢して」
そう言うと、すみれは再びアナル責めを再開する。
「ふぁ・・・あぁ・・・」
快感が強くなると共に、徐々に射精感が高まっていく。
(ダメだ・・・もう出る)
そう思った瞬間、突然すみれが指を抜いてしまった。
「あ・・・え?」
戸惑いの声を上げるユキヤに
「あれ、どうしたの?」
すみれはニヤニヤしながら尋ねる。
「うぅ・・・」
(くそ・・・やっぱりドSだこいつ)
そう思いながらも、ユキヤは言葉にできないでいた。
「ほら、どうしたの?気持ちよくなりたいんでしょ?」
すみれが優しく問いかける。
(うぅ・・・わかってるくせに・・・)
そう思いながらも、ユキヤは口を開く。
「して、ください。お願いします、
俺をめちゃくちゃに犯してください!」
顔を真っ赤にしてユキヤが言う。
「うん、大分ほぐれてきたからもう大丈夫かな?」
すみれはそう言いうと、ペニバンを用意し始める。
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