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第27話:教授からのバイト(後編)
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「は?どういうことだよ?」
ユキヤは困惑して聞き返す。
「・・・私がユキちゃんを拘束して色々したい・・・」
すみれは恥ずかしそうだが力強く言う
(そういやさっきからこいつ俺の事『ユキちゃん』って・・・)
ユキヤは気づく。すみれがこう呼ぶのは、いつも興奮しているときだ。
「えっと、それはつまり、縛ったり目隠ししたり?いろいろ?
プレイ的なことをやりたいって事かな?」
ユキヤは確認するように聞く。
「うん・・・ユキちゃんの困った顔と泣き顔が見たくて仕方がないの・・」
すみれは頬を赤らめて答える。それと対照的にユキヤの顔を青ざめていった・・・。
「えーと、すみれちゃん?そ、それ本気で言ってるのかな?」
ユキヤは引きつった顔で言う。
「うん、本気!」
すみれはにっこりと笑う。
「いやいやいや、すみれさん、あなたちょっとおかしいですよ!
なんでそんな発想になるんです!?」
ユキヤは必死に訴える。
(大体スーツ着た俺をどうにかしたいって・・・AVとかじゃないんだから!)
「ユキちゃん、私知ってるんだよ。ユキちゃんがそういうの好きだって」
すみれはユキヤを見つめて微笑む。
「ぐぬう、確かに嫌いではないけど、別に好きというわけでは・・・」
確かに「女上司モノ」のAVは見たことがある。だが、
あくまでフィクションとしての話であって、
現実で実際にやってみたいと思ったことはない。
「じゃあ一晩焦らしプレイとどっちがいい?」
すみれはユキヤの耳元で囁く。(ひ・・・一晩?!)
ユキヤの顔が真っ青になった。
「わ、わかった。すみれの好きなようにしてくれ・・・」
ユキヤは観念した。
「やったぁ~♪」
すみれは嬉しそうな笑顔を見せる。
「でも一つだけ条件がある」
ユキヤはすみれの目を見て真剣に話す。
「何?」
「せめて・・・優しくして欲しい」
ユキヤは懇願する。「ふふん、任せてよ。気持ちよくさせてあげる」
すみれは自信満々の様子だった。
「よし、じゃあさっそく始めようか」
すみれはベッドの上に座っているユキヤに近づいていく。
「まずはベッドに横になってくれる?」
すみれに言われユキヤは上着を脱いで横になる。
両手首を頭上にクロスさせる形で手枷が掛けられる。
そして足にも枷がかけられる。
「手は痛かったりしない?」
すみれは心配そうに見ながら言う。
「ああ、大丈夫だよ」
ユキヤは答えた。手は拘束されているが痛みはない。
「よかった」
すみれは安心してユキヤの頭を撫でる。「すみれ・・・」
ユキヤは少し照れくさそうだ。
すみれはユキヤのスーツのネクタイを緩め、
ワイシャツのボタンを外していく・・・。
「ちょ、ちょっと待った!」
ユキヤは慌てて声を上げる。
「ん?どうしたの?」
すみれはユキヤの服をまさぐる手を止める。
「これ、かなり恥ずかしいな・・・」
ユキヤは顔を赤くして呟いた。
「でしょ?今のうちにいっぱい味わっといてね」
いたずらっぽく笑いながら、すみれは再びユキヤの身体を触っていく。
首筋から胸へとすみれの手が下りていく。
「お腹はどんな感じかな?」
すみれはユキヤのおへそ周りをさする。「くすぐったいよ・・・」
ユキヤは身を捩らせる。
「じゃあここはどうかしら?」
すみれはユキヤのズボンに手をかける。
「そこはだめだ!やめてくれ・・・」
ユキヤは必死に抵抗する。無駄なのは分かっているが抵抗してしまう。
「ふーん、そんなこと言っていいんだ?」
すみれはニヤリと笑う。そしてあらわになった乳首に舌を這わせる
「うぐ・・・」
ユキヤは快感に身を震わせてしまう。
「あれぇ、ユキちゃんはここも弱いの?」
すみれは意地悪そうに微笑みながら、ユキヤの胸を舐める。
「くぅ・・・」
ユキヤは悔しそうな表情を浮かべる
「じゃあこんなこともしちゃおうかな・・・」
そう言うとすみれはユキヤの乳首に何かを押し付ける。(これは・・・)
ユキヤは目を見開く。
「ふふふ、ローターのスイッチ入れちゃおっと」
すみれは楽しげに言ってユキヤの胸に押し付けたリモコンのダイヤルを回す。
「あっ!」
突然響く微弱な振動にユキヤの口から思わず声が漏れる。
「ほら、気持ちよくなってきたでしょ?もっと気持ち良くしてあげる」
「く・・ぅぅぅ・・・ぅぅ」ユキヤはローターの振動に懸命に耐える。
「まだこれからだよ」
すみれは嬉しそうに言うと、今度はユキヤのズボンに手を掛ける。
「ちょっ、それは本当にダメだって!」
ユキヤは焦って叫ぶが、もちろんすみれには聞こえないふりをされる。
すみれはベルトを外すとパンツごと一気に脱がせた。
「あら、もうこんなになってるじゃない」
すみれの言葉通り、ユキヤのモノは既に大きくなり始めていた。
「ねぇユキちゃん、どうして大きくなってるのかしら?」
すみれは妖艶な笑みを浮かべて尋ねる。
「そ、そりゃあんなことされたらこうなるさ・・・」
ユキヤは顔を真っ赤にして答える。
「ふーん、やっぱりこういうの好きなんだ」
すみれはユキヤの大きくなったものを優しく撫でる。
「ちがっ・・・」「違うの?」
すみれは不思議そうに首を傾げる。
「違わないけど・・」
ユキヤは恥ずかしそうに俯いて答えた。
「正直ね。可愛いわ」
すみれは満足げに笑って写真を撮る。「ちょっと何してるんだよ!?」
ユキヤは驚いて抗議する。
「ユキちゃんの可愛らしい姿を写真に収めてるのよ。嫌かしら?」
「いや、その・・・」
ユキヤは困ったように言い淀む。
「ふふ、次はどこをどうしてほしい?
ユキちゃんがして欲しいことをしてあげようと思うんだけど」
すみれはそう言ってユキヤの耳元に口を寄せる。
「う・・・」
ユキヤの顔はますます赤く染まる。
「言わないなら・・・全部かな」
すみれは楽しそうに呟くと、ユキヤの耳に息を吹きかける。
「ひゃん!」
ユキヤは小さく悲鳴を上げて身体を震わせる。
「ふふ、ユキちゃん敏感だもんね」
すみれはクスリと笑う。
「うるさいなぁ・・・」
ユキヤは少し拗ねるようにして言う。
「あ、そんなこと言うんだ・・・」
そう言うと、すみれは左手で乳首にローターを押し付け、
右手で同時にペニスをしごき始めた。「あああっ!!」
突然の強い刺激にユキヤは声を上げる。
「・・・言ったでしょ?全部って・・・」
すみれはユキヤの耳元に口を寄せて囁いた。
「あ、ああ、ダメ、ダメだって!お願いだから止めてくれ!」
ユキヤは懇願するが、すみれは手を止めようとしない。
「ダメだよ・・・まだ全部じゃないもの・・・」
すみれは更にペニスを口に含むと、ユキヤの後ろの穴を右手で弄りだした。
「ひゃうぅぅ!」3か所を同時に責められて悲鳴に近い声をあげる。
「ユキちゃん、気持ちいい?」
すみれは妖艶な笑みを浮かべながら尋ねる。
「き、気持ちよくなんか・・・」
ユキヤは強がるが、「じゃ、気持ちよくなるまで続けちゃお」
すみれはそう言ってさらに強く3つの性感帯を責め続ける。
「あうっ!だめぇっ!」
ユキヤは情けない声で喘ぐ。「あれ、気持ち良くなかったんじゃないの?」
すみれは意地悪そうな顔でユキヤのモノを優しく握りしめる。「ひっ!」
それだけでも感じてしまうようでユキヤはビクリと震えた。
「ほら、こんなに固くなってるよ?」
すみれはそう言って指先で亀頭をつつく。「んっ・・・」
ユキヤは顔を赤らめて俯いてしまった。
「ユキちゃんはホントに全部が弱点なんだね」
すみれはクスリと笑ってユキヤの耳元に唇を近づける。
(女に性欲がないなんて・・・絶対嘘だ!そんな事・・・絶対にない!!)
ユキヤは心の中で叫ぶ。あの婦人団体の主張を
今その身をもって全否定する事になった。
「まぁ、そういうところが可愛いんだけどね」
すみれはそう言いながらユキヤの胸の突起を摘まんで引っ張る。
「痛っ!」
ユキヤは思わず叫んでしまう。「痛かった?ごめんね」
すみれはクスリと笑い、今度は優しく撫でまわす。
「やぁ・・・」
ユキヤは甘い吐息を漏らした。
「ユキちゃんはやっぱりここが一番感じるみたいだねぇ」
すみれはそう言うと、両手で両方の乳首を軽くつまんでコリコリと動かす。
「ひゃぁぁん!」ユキヤはその刺激に耐え切れず声を上げた。
「ふふ、気持ち良さそうだね」
すみれは満足げに微笑む。
「もう、許してくれ・・・頼むから・・・」
ユキヤは懇願するように言った。
中途半端に脱がされたスーツが嗜虐心をそそるのか、今日の攻めはいつになく激しい。
「ダ~メ♪今日は徹底的にいじめてあげるんだもん」
すみれはそう言って再びユキヤの股間に顔を埋めた。
「あっ・・・そこは・・・」
ユキヤの抵抗も空しく、すみれの口の中に飲み込まれていく。
「うあああ!!」
ユキヤは腰を引いて逃げようとするが、すみれの両腕によって
がっちりとホールドされていて逃れられない。
「逃がさないから」
すみれは妖艶な笑みを浮かべると、そのまま激しく吸い上げる。
「あぅっ!ダメだってば!出る!出ちゃうって!」
必死に抵抗するが、すみれの前になす術もなくユキヤは果ててしまう。
「いっぱい出たね。ユキちゃん」
すみれは嬉しそうに舌なめずりをする。
「くっ・・・」
ユキヤは恥ずかしさに顔を真っ赤にして目を逸らす。
「まだ終わりじゃないよ」
すみれはユキヤの上に馬乗りになると自分の秘所に
ユキヤのモノをあてがいゆっくりと挿入していく。
「ん・・・入った」
すみれは少し苦しそうな表情を見せるがすぐに快楽に溺れた顔に変わる。
「ユキちゃん、動いていい?」
「好きにしろよ」
ユキヤはぶっきらぼうに応える。
「うん」
すみれは小さく返事をするとゆっくりと動き始めた。
「ユキちゃんのすごい大きい・・・」
すみれは喘ぎながらも少しずつペースを上げていく。
「はぁ・・あぁ」すみれの動きに合わせて、
ユキヤの口から自然と喘ぎ声が漏れる。
「どう?気持ち良い?」
「・・・わ、悪くは・・・ない」
ユキヤは照れ隠しにしたくてもできなくなってきていた
「良かった」
すみれはニコっと笑うとさらにスピードを上げる。
「あ・・ああぁ・・・」
あまりの快感にユキヤの声が上ずる。
「ユキちゃん可愛い・・・もっと鳴いて」
すみれはそういうとラストスパートをかける。
「あん!イクッ!・・・イっちゃうぅ・・・」
「俺も・・・もう限界だ・・・」
その瞬間、すみれはユキヤの乳首をそっとつまむ。
「!?」
突然の強い刺激に耐えられず、ユキヤは大量の精液を放出する。
「ふわぁ!!すごぉい!!!」
すみれも同時に絶頂を迎える。
「ああっ・・・あうぅぅ・・」
ユキヤはビクビクと身体を震わせている。
「はぁ・・・はぁ・・・」
すみれは荒くなった息を整えながらゆっくりと引き抜く。
「ユキちゃんの精子、こんなに出してくれたんだ」
「・・・弄られながらイってしまった・・・」
ユキヤはショックを隠しきれない・・・というより半ば放心状態になっている。
「ユキちゃん、そんなに落ち込まないでよ」
すみれはクスリと笑いかける。
「でも、私にいじられるの好きでしょ?
さっきだって気持ち良すぎていっぱい出しちゃったもんね」
「・・・」
「あれ?黙りこくってどうしたのかな~?」
すみれは悪戯っぽい笑みを浮かべてユキヤの顔を覗き込む。
「うるせぇ!」
ユキヤはぷいっと顔を背ける。
「・・・毎回女の子みたいに泣き叫んでるのに」
すみれはニヤニヤしながら呟く。
「お前がそうさせてんだよ・・・」
ユキヤは恥ずかしさを誤魔化すように反論する。
「はいはいそーですね。私がいつも虐めて泣かせてるんですよね。ごめんなさい」
すみれはわざとらしく謝る。「だから、それはやめろよ」
ユキヤは抗議するが、すみれは聞く耳を持たない。
「えへっ♪ユキちゃん大好きだよ♡」
すみれはユキヤに抱きつく。
「・・・・。」
ユキヤはもう何も言う気になれなかった。
(・・・やっぱり女に性欲がないなんてことは・・・絶対にない!!)
ユキヤは改めてそう実感した。
***
数日後、ユキヤがバイトに入ると、
カウンターで『伝説の金魚鉢サンデー』を完食する浅葱と
それを見守るすみれの姿があった。
「浅葱さんはともかく・・・なんでお前まで来てるんだよ!」
ユキヤは思わずツッコミを入れる。
「さっきまで圭太君と一緒だったんだけどね・・・
なんかすごい勢いでサンデーが消えていくんで・・・つい見入っちゃった・・・」
すみれは苦笑しながら答える。
「別にいいけどさ。仕事中なんだから邪魔しないでくれよ」
「わかってるわよ。ただ見てただけじゃない」
すみれは不機嫌そうに言う。
「ええとあなたがさっちゃんの恋人の・・・?」
浅葱が例によってとぼけた感じに聞いてくる。
「え?初めまして、白石すみれです。よろしくお願いします」
すみれはぺこりと頭を下げる。
「あーあたしは蘇芳教授の秘書やってる浅葱っていうっス」
浅葱も軽く会釈をする。
「え?あの蘇芳教授の?」
「教授の仕事中はいつもここで暇をつぶしてるっスよ」
「へぇ~そんなことできるんだぁ」「まぁ蘇芳教授が仕事をしてるかは怪しいもんっスが」
すみれは感心した様子でうなずく。
ユキヤはその様子を見て、呆れ顔になる。
「茶木くん!ちょっとこっち来て!」とキッチンから呼ばれ、
ユキヤが奥へ引っ込むのを見計らって、浅葱がすみれに
「ところであの子、どこまで開発しちゃってるっスか?」と耳打ちする。
思わず顔を真っ赤にして「ししし、知って・・・?!」と動揺するすみれに
「・・・あの子の言動見てりゃわかるっスよ」
と浅葱が苦笑しながら返す。
「で、でも開発ってほどの事は・・・」
すみれが口ごもりながら答える。
「いやぁ見かけによらないお嬢さんっスね」
と浅葱は笑う。
「わ、私はただ・・・あいつが、か、可愛く悶えまくって、
女の子みたいに泣き叫んでくれればそれでいいだけで・・・」
すみれは顔を真っ赤にしてもじもじしながら話す。
(・・・少女漫画みたいなノリでおっそろしい事口走ってるっスね・・・)
と内心思いつつも浅葱は微笑みつつ話を続ける。
「ふーん。じゃあ、まだ処女なんスねぇ」
と浅葱はニヤリと笑い、すみれの反応を楽しむ。
すみれはますます恥ずかしそうに縮こまってしまう。
「しょ、処女って・・・」「後ろの方の事っスね」と
浅葱はいたずらっぽく笑って言う。
「いえ・・・まだ指が入るようになったぐらいで・・・とてもそこまでは」
とすみれが消え入りそうな声で答えた。
(このまま誘導して好きに喋らせたらかなり面白いっスが、
あまりやり過ぎると教授の研究に差し支えるっスね)
と思い浅葱は話題を変える事にした。
「まあまあいいっス。彼氏は大事にしてやるっスよ」と浅葱が言った。
すみれは黙りこくったままうつむいている。
そんな事を話していると、ユキヤが戻ってくる。
「何の話してたんです?」
とユキヤが聞く。
すみれが答える前に浅葱が代わりに答える。
「すみれさんが可愛いとかそういう話をしてたんす。
すみれさんの彼氏が羨ましいなって感じで」
「そーそー!フツーにお付き合いしてますって!」
とすみれが半ばヤケクソに同意する。
「わ、私もう帰るから!ま、またあとでね!」
と早口で言うとすみれは逃げるように店を出て行った。
「浅葱さん・・・」ユキヤが浅葱を睨みつける。
「あいつに何を吹き込んだんです・・・?!」
ユキヤは本気で怒っているようだった。
「いやあ、ちょっと相談に乗ってあげてただけっスけどねえ。
あんまりにもすみれさんが可愛かったんでつい。へへ」と
浅葱は悪びれもせず笑っていた。
「しかしさっちゃんは大事にされてるっスねぇ」
「え?どういう意味ですかそれ」
とユキヤは聞き返す。
「彼女、さっちゃんのために色々頑張ってるみたいっスよ」
と浅葱は笑う。
「・・・あいつに妙なこと吹き込まないでくださいね。」
とユキヤは釘を刺した。
「大丈夫っス。あんたら二人の仲には過度に干渉するなって言われてるっスよ」
と浅葱は笑いながら答えていた。
(どうにも油断できないんだよな)
とユキヤは思った。
「ああそうだ、この前のバイト代を教授から預かってきたっス」
と言って浅葱は封筒を取り出した。
「ありがとうございます・・・ってこんなにいいんですか?!」
ユキヤは入っていた金額に驚く。
「突然お願いしたのを引き受けてくれて感謝してるそうっスよ。
機会があればまたお願いしたいそうっスが。」
「・・・でもあの女性団代の相手は勘弁してほしいですね」
とユキヤは苦笑しながら言った。
「あれはなかなか大変っスよね。」
と浅葱も同調した。
「・・・でも、あとで彼女さんに、たくさん優しく慰めてもらったっスよね?」
浅葱が耳元で囁いた。「うぐっ!」
ユキヤが顔をしかめる。『やさしく』はともかく当たっている。
「やっぱり図星っスね。」
「くっそぉ・・・」
(なんでこの人こんなに見抜いてくるんだよ・・・)
ユキヤは恥ずかしそうな顔でうつむいていた。
「まあまあ、そのお金でせいぜい彼女さんを喜ばせる事っスね」
浅葱はからかうように言うと店を後にした。
おわり
ユキヤは困惑して聞き返す。
「・・・私がユキちゃんを拘束して色々したい・・・」
すみれは恥ずかしそうだが力強く言う
(そういやさっきからこいつ俺の事『ユキちゃん』って・・・)
ユキヤは気づく。すみれがこう呼ぶのは、いつも興奮しているときだ。
「えっと、それはつまり、縛ったり目隠ししたり?いろいろ?
プレイ的なことをやりたいって事かな?」
ユキヤは確認するように聞く。
「うん・・・ユキちゃんの困った顔と泣き顔が見たくて仕方がないの・・」
すみれは頬を赤らめて答える。それと対照的にユキヤの顔を青ざめていった・・・。
「えーと、すみれちゃん?そ、それ本気で言ってるのかな?」
ユキヤは引きつった顔で言う。
「うん、本気!」
すみれはにっこりと笑う。
「いやいやいや、すみれさん、あなたちょっとおかしいですよ!
なんでそんな発想になるんです!?」
ユキヤは必死に訴える。
(大体スーツ着た俺をどうにかしたいって・・・AVとかじゃないんだから!)
「ユキちゃん、私知ってるんだよ。ユキちゃんがそういうの好きだって」
すみれはユキヤを見つめて微笑む。
「ぐぬう、確かに嫌いではないけど、別に好きというわけでは・・・」
確かに「女上司モノ」のAVは見たことがある。だが、
あくまでフィクションとしての話であって、
現実で実際にやってみたいと思ったことはない。
「じゃあ一晩焦らしプレイとどっちがいい?」
すみれはユキヤの耳元で囁く。(ひ・・・一晩?!)
ユキヤの顔が真っ青になった。
「わ、わかった。すみれの好きなようにしてくれ・・・」
ユキヤは観念した。
「やったぁ~♪」
すみれは嬉しそうな笑顔を見せる。
「でも一つだけ条件がある」
ユキヤはすみれの目を見て真剣に話す。
「何?」
「せめて・・・優しくして欲しい」
ユキヤは懇願する。「ふふん、任せてよ。気持ちよくさせてあげる」
すみれは自信満々の様子だった。
「よし、じゃあさっそく始めようか」
すみれはベッドの上に座っているユキヤに近づいていく。
「まずはベッドに横になってくれる?」
すみれに言われユキヤは上着を脱いで横になる。
両手首を頭上にクロスさせる形で手枷が掛けられる。
そして足にも枷がかけられる。
「手は痛かったりしない?」
すみれは心配そうに見ながら言う。
「ああ、大丈夫だよ」
ユキヤは答えた。手は拘束されているが痛みはない。
「よかった」
すみれは安心してユキヤの頭を撫でる。「すみれ・・・」
ユキヤは少し照れくさそうだ。
すみれはユキヤのスーツのネクタイを緩め、
ワイシャツのボタンを外していく・・・。
「ちょ、ちょっと待った!」
ユキヤは慌てて声を上げる。
「ん?どうしたの?」
すみれはユキヤの服をまさぐる手を止める。
「これ、かなり恥ずかしいな・・・」
ユキヤは顔を赤くして呟いた。
「でしょ?今のうちにいっぱい味わっといてね」
いたずらっぽく笑いながら、すみれは再びユキヤの身体を触っていく。
首筋から胸へとすみれの手が下りていく。
「お腹はどんな感じかな?」
すみれはユキヤのおへそ周りをさする。「くすぐったいよ・・・」
ユキヤは身を捩らせる。
「じゃあここはどうかしら?」
すみれはユキヤのズボンに手をかける。
「そこはだめだ!やめてくれ・・・」
ユキヤは必死に抵抗する。無駄なのは分かっているが抵抗してしまう。
「ふーん、そんなこと言っていいんだ?」
すみれはニヤリと笑う。そしてあらわになった乳首に舌を這わせる
「うぐ・・・」
ユキヤは快感に身を震わせてしまう。
「あれぇ、ユキちゃんはここも弱いの?」
すみれは意地悪そうに微笑みながら、ユキヤの胸を舐める。
「くぅ・・・」
ユキヤは悔しそうな表情を浮かべる
「じゃあこんなこともしちゃおうかな・・・」
そう言うとすみれはユキヤの乳首に何かを押し付ける。(これは・・・)
ユキヤは目を見開く。
「ふふふ、ローターのスイッチ入れちゃおっと」
すみれは楽しげに言ってユキヤの胸に押し付けたリモコンのダイヤルを回す。
「あっ!」
突然響く微弱な振動にユキヤの口から思わず声が漏れる。
「ほら、気持ちよくなってきたでしょ?もっと気持ち良くしてあげる」
「く・・ぅぅぅ・・・ぅぅ」ユキヤはローターの振動に懸命に耐える。
「まだこれからだよ」
すみれは嬉しそうに言うと、今度はユキヤのズボンに手を掛ける。
「ちょっ、それは本当にダメだって!」
ユキヤは焦って叫ぶが、もちろんすみれには聞こえないふりをされる。
すみれはベルトを外すとパンツごと一気に脱がせた。
「あら、もうこんなになってるじゃない」
すみれの言葉通り、ユキヤのモノは既に大きくなり始めていた。
「ねぇユキちゃん、どうして大きくなってるのかしら?」
すみれは妖艶な笑みを浮かべて尋ねる。
「そ、そりゃあんなことされたらこうなるさ・・・」
ユキヤは顔を真っ赤にして答える。
「ふーん、やっぱりこういうの好きなんだ」
すみれはユキヤの大きくなったものを優しく撫でる。
「ちがっ・・・」「違うの?」
すみれは不思議そうに首を傾げる。
「違わないけど・・」
ユキヤは恥ずかしそうに俯いて答えた。
「正直ね。可愛いわ」
すみれは満足げに笑って写真を撮る。「ちょっと何してるんだよ!?」
ユキヤは驚いて抗議する。
「ユキちゃんの可愛らしい姿を写真に収めてるのよ。嫌かしら?」
「いや、その・・・」
ユキヤは困ったように言い淀む。
「ふふ、次はどこをどうしてほしい?
ユキちゃんがして欲しいことをしてあげようと思うんだけど」
すみれはそう言ってユキヤの耳元に口を寄せる。
「う・・・」
ユキヤの顔はますます赤く染まる。
「言わないなら・・・全部かな」
すみれは楽しそうに呟くと、ユキヤの耳に息を吹きかける。
「ひゃん!」
ユキヤは小さく悲鳴を上げて身体を震わせる。
「ふふ、ユキちゃん敏感だもんね」
すみれはクスリと笑う。
「うるさいなぁ・・・」
ユキヤは少し拗ねるようにして言う。
「あ、そんなこと言うんだ・・・」
そう言うと、すみれは左手で乳首にローターを押し付け、
右手で同時にペニスをしごき始めた。「あああっ!!」
突然の強い刺激にユキヤは声を上げる。
「・・・言ったでしょ?全部って・・・」
すみれはユキヤの耳元に口を寄せて囁いた。
「あ、ああ、ダメ、ダメだって!お願いだから止めてくれ!」
ユキヤは懇願するが、すみれは手を止めようとしない。
「ダメだよ・・・まだ全部じゃないもの・・・」
すみれは更にペニスを口に含むと、ユキヤの後ろの穴を右手で弄りだした。
「ひゃうぅぅ!」3か所を同時に責められて悲鳴に近い声をあげる。
「ユキちゃん、気持ちいい?」
すみれは妖艶な笑みを浮かべながら尋ねる。
「き、気持ちよくなんか・・・」
ユキヤは強がるが、「じゃ、気持ちよくなるまで続けちゃお」
すみれはそう言ってさらに強く3つの性感帯を責め続ける。
「あうっ!だめぇっ!」
ユキヤは情けない声で喘ぐ。「あれ、気持ち良くなかったんじゃないの?」
すみれは意地悪そうな顔でユキヤのモノを優しく握りしめる。「ひっ!」
それだけでも感じてしまうようでユキヤはビクリと震えた。
「ほら、こんなに固くなってるよ?」
すみれはそう言って指先で亀頭をつつく。「んっ・・・」
ユキヤは顔を赤らめて俯いてしまった。
「ユキちゃんはホントに全部が弱点なんだね」
すみれはクスリと笑ってユキヤの耳元に唇を近づける。
(女に性欲がないなんて・・・絶対嘘だ!そんな事・・・絶対にない!!)
ユキヤは心の中で叫ぶ。あの婦人団体の主張を
今その身をもって全否定する事になった。
「まぁ、そういうところが可愛いんだけどね」
すみれはそう言いながらユキヤの胸の突起を摘まんで引っ張る。
「痛っ!」
ユキヤは思わず叫んでしまう。「痛かった?ごめんね」
すみれはクスリと笑い、今度は優しく撫でまわす。
「やぁ・・・」
ユキヤは甘い吐息を漏らした。
「ユキちゃんはやっぱりここが一番感じるみたいだねぇ」
すみれはそう言うと、両手で両方の乳首を軽くつまんでコリコリと動かす。
「ひゃぁぁん!」ユキヤはその刺激に耐え切れず声を上げた。
「ふふ、気持ち良さそうだね」
すみれは満足げに微笑む。
「もう、許してくれ・・・頼むから・・・」
ユキヤは懇願するように言った。
中途半端に脱がされたスーツが嗜虐心をそそるのか、今日の攻めはいつになく激しい。
「ダ~メ♪今日は徹底的にいじめてあげるんだもん」
すみれはそう言って再びユキヤの股間に顔を埋めた。
「あっ・・・そこは・・・」
ユキヤの抵抗も空しく、すみれの口の中に飲み込まれていく。
「うあああ!!」
ユキヤは腰を引いて逃げようとするが、すみれの両腕によって
がっちりとホールドされていて逃れられない。
「逃がさないから」
すみれは妖艶な笑みを浮かべると、そのまま激しく吸い上げる。
「あぅっ!ダメだってば!出る!出ちゃうって!」
必死に抵抗するが、すみれの前になす術もなくユキヤは果ててしまう。
「いっぱい出たね。ユキちゃん」
すみれは嬉しそうに舌なめずりをする。
「くっ・・・」
ユキヤは恥ずかしさに顔を真っ赤にして目を逸らす。
「まだ終わりじゃないよ」
すみれはユキヤの上に馬乗りになると自分の秘所に
ユキヤのモノをあてがいゆっくりと挿入していく。
「ん・・・入った」
すみれは少し苦しそうな表情を見せるがすぐに快楽に溺れた顔に変わる。
「ユキちゃん、動いていい?」
「好きにしろよ」
ユキヤはぶっきらぼうに応える。
「うん」
すみれは小さく返事をするとゆっくりと動き始めた。
「ユキちゃんのすごい大きい・・・」
すみれは喘ぎながらも少しずつペースを上げていく。
「はぁ・・あぁ」すみれの動きに合わせて、
ユキヤの口から自然と喘ぎ声が漏れる。
「どう?気持ち良い?」
「・・・わ、悪くは・・・ない」
ユキヤは照れ隠しにしたくてもできなくなってきていた
「良かった」
すみれはニコっと笑うとさらにスピードを上げる。
「あ・・ああぁ・・・」
あまりの快感にユキヤの声が上ずる。
「ユキちゃん可愛い・・・もっと鳴いて」
すみれはそういうとラストスパートをかける。
「あん!イクッ!・・・イっちゃうぅ・・・」
「俺も・・・もう限界だ・・・」
その瞬間、すみれはユキヤの乳首をそっとつまむ。
「!?」
突然の強い刺激に耐えられず、ユキヤは大量の精液を放出する。
「ふわぁ!!すごぉい!!!」
すみれも同時に絶頂を迎える。
「ああっ・・・あうぅぅ・・」
ユキヤはビクビクと身体を震わせている。
「はぁ・・・はぁ・・・」
すみれは荒くなった息を整えながらゆっくりと引き抜く。
「ユキちゃんの精子、こんなに出してくれたんだ」
「・・・弄られながらイってしまった・・・」
ユキヤはショックを隠しきれない・・・というより半ば放心状態になっている。
「ユキちゃん、そんなに落ち込まないでよ」
すみれはクスリと笑いかける。
「でも、私にいじられるの好きでしょ?
さっきだって気持ち良すぎていっぱい出しちゃったもんね」
「・・・」
「あれ?黙りこくってどうしたのかな~?」
すみれは悪戯っぽい笑みを浮かべてユキヤの顔を覗き込む。
「うるせぇ!」
ユキヤはぷいっと顔を背ける。
「・・・毎回女の子みたいに泣き叫んでるのに」
すみれはニヤニヤしながら呟く。
「お前がそうさせてんだよ・・・」
ユキヤは恥ずかしさを誤魔化すように反論する。
「はいはいそーですね。私がいつも虐めて泣かせてるんですよね。ごめんなさい」
すみれはわざとらしく謝る。「だから、それはやめろよ」
ユキヤは抗議するが、すみれは聞く耳を持たない。
「えへっ♪ユキちゃん大好きだよ♡」
すみれはユキヤに抱きつく。
「・・・・。」
ユキヤはもう何も言う気になれなかった。
(・・・やっぱり女に性欲がないなんてことは・・・絶対にない!!)
ユキヤは改めてそう実感した。
***
数日後、ユキヤがバイトに入ると、
カウンターで『伝説の金魚鉢サンデー』を完食する浅葱と
それを見守るすみれの姿があった。
「浅葱さんはともかく・・・なんでお前まで来てるんだよ!」
ユキヤは思わずツッコミを入れる。
「さっきまで圭太君と一緒だったんだけどね・・・
なんかすごい勢いでサンデーが消えていくんで・・・つい見入っちゃった・・・」
すみれは苦笑しながら答える。
「別にいいけどさ。仕事中なんだから邪魔しないでくれよ」
「わかってるわよ。ただ見てただけじゃない」
すみれは不機嫌そうに言う。
「ええとあなたがさっちゃんの恋人の・・・?」
浅葱が例によってとぼけた感じに聞いてくる。
「え?初めまして、白石すみれです。よろしくお願いします」
すみれはぺこりと頭を下げる。
「あーあたしは蘇芳教授の秘書やってる浅葱っていうっス」
浅葱も軽く会釈をする。
「え?あの蘇芳教授の?」
「教授の仕事中はいつもここで暇をつぶしてるっスよ」
「へぇ~そんなことできるんだぁ」「まぁ蘇芳教授が仕事をしてるかは怪しいもんっスが」
すみれは感心した様子でうなずく。
ユキヤはその様子を見て、呆れ顔になる。
「茶木くん!ちょっとこっち来て!」とキッチンから呼ばれ、
ユキヤが奥へ引っ込むのを見計らって、浅葱がすみれに
「ところであの子、どこまで開発しちゃってるっスか?」と耳打ちする。
思わず顔を真っ赤にして「ししし、知って・・・?!」と動揺するすみれに
「・・・あの子の言動見てりゃわかるっスよ」
と浅葱が苦笑しながら返す。
「で、でも開発ってほどの事は・・・」
すみれが口ごもりながら答える。
「いやぁ見かけによらないお嬢さんっスね」
と浅葱は笑う。
「わ、私はただ・・・あいつが、か、可愛く悶えまくって、
女の子みたいに泣き叫んでくれればそれでいいだけで・・・」
すみれは顔を真っ赤にしてもじもじしながら話す。
(・・・少女漫画みたいなノリでおっそろしい事口走ってるっスね・・・)
と内心思いつつも浅葱は微笑みつつ話を続ける。
「ふーん。じゃあ、まだ処女なんスねぇ」
と浅葱はニヤリと笑い、すみれの反応を楽しむ。
すみれはますます恥ずかしそうに縮こまってしまう。
「しょ、処女って・・・」「後ろの方の事っスね」と
浅葱はいたずらっぽく笑って言う。
「いえ・・・まだ指が入るようになったぐらいで・・・とてもそこまでは」
とすみれが消え入りそうな声で答えた。
(このまま誘導して好きに喋らせたらかなり面白いっスが、
あまりやり過ぎると教授の研究に差し支えるっスね)
と思い浅葱は話題を変える事にした。
「まあまあいいっス。彼氏は大事にしてやるっスよ」と浅葱が言った。
すみれは黙りこくったままうつむいている。
そんな事を話していると、ユキヤが戻ってくる。
「何の話してたんです?」
とユキヤが聞く。
すみれが答える前に浅葱が代わりに答える。
「すみれさんが可愛いとかそういう話をしてたんす。
すみれさんの彼氏が羨ましいなって感じで」
「そーそー!フツーにお付き合いしてますって!」
とすみれが半ばヤケクソに同意する。
「わ、私もう帰るから!ま、またあとでね!」
と早口で言うとすみれは逃げるように店を出て行った。
「浅葱さん・・・」ユキヤが浅葱を睨みつける。
「あいつに何を吹き込んだんです・・・?!」
ユキヤは本気で怒っているようだった。
「いやあ、ちょっと相談に乗ってあげてただけっスけどねえ。
あんまりにもすみれさんが可愛かったんでつい。へへ」と
浅葱は悪びれもせず笑っていた。
「しかしさっちゃんは大事にされてるっスねぇ」
「え?どういう意味ですかそれ」
とユキヤは聞き返す。
「彼女、さっちゃんのために色々頑張ってるみたいっスよ」
と浅葱は笑う。
「・・・あいつに妙なこと吹き込まないでくださいね。」
とユキヤは釘を刺した。
「大丈夫っス。あんたら二人の仲には過度に干渉するなって言われてるっスよ」
と浅葱は笑いながら答えていた。
(どうにも油断できないんだよな)
とユキヤは思った。
「ああそうだ、この前のバイト代を教授から預かってきたっス」
と言って浅葱は封筒を取り出した。
「ありがとうございます・・・ってこんなにいいんですか?!」
ユキヤは入っていた金額に驚く。
「突然お願いしたのを引き受けてくれて感謝してるそうっスよ。
機会があればまたお願いしたいそうっスが。」
「・・・でもあの女性団代の相手は勘弁してほしいですね」
とユキヤは苦笑しながら言った。
「あれはなかなか大変っスよね。」
と浅葱も同調した。
「・・・でも、あとで彼女さんに、たくさん優しく慰めてもらったっスよね?」
浅葱が耳元で囁いた。「うぐっ!」
ユキヤが顔をしかめる。『やさしく』はともかく当たっている。
「やっぱり図星っスね。」
「くっそぉ・・・」
(なんでこの人こんなに見抜いてくるんだよ・・・)
ユキヤは恥ずかしそうな顔でうつむいていた。
「まあまあ、そのお金でせいぜい彼女さんを喜ばせる事っスね」
浅葱はからかうように言うと店を後にした。
おわり
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