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第10話:やはり普通ではない?!(後編)
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二人は並んでベットの上に座った。
すみれは真っ赤になったままだ。「むぅ~・・・」
ユキヤはそんなすみれを見てドキッとする。
すみれがこんなに可愛いと思ったことはなかった。
「ねえ、ユキヤ・・・」
すみれはユキヤに話しかける。
「どうした?」
「その・・・これだけ恥ずかしい思いさせられたんだから・・・
ちょっと覚悟してね」
「えっ?どういうこと?まさか・・・」
ユキヤの頭に嫌な予感が走る。すみれはその瞬間を見逃さなかった。
「えいっ」
すみれは両手でユキヤの胸板を押して、ユキヤを仰向けに押し倒した。
そしてそのままユキヤの体に覆いかぶさる。
ユキヤは何が起こったのか分からず呆然としている。
そしてユキヤの手足を拘束していく・・・
「待てっ!これ・・・足が閉じれない・・・」
いつもの足枷とは違い、間に棒があるものなので、足は常に開きっぱなしだ。
しかも両膝の裏あたりに金属の輪っかがついているため、足を閉じたくても閉じられない。
さらに両腕は背中側で縛られている。
「おいっ、一体何をするつもりなんだ・・・」
「んふっ・・・試したくて色々買っちゃった・・・」
そう言ってすみれはローションを手に取ると、ユキヤの乳首や股間を中心に塗り始めた。
ぬるっとした感触にユキヤは思わずビクッとした。
「くっ・・・何するんだよっ」
「まあまあ、すぐに気持ちよくなるよ」
すみれはニヤリと笑みを浮かべる。
するとすみれはユキヤの両胸に手を当て、円を描くように動かし始める。
同時に、すみれの手のひらがちょうどユキヤの亀頭に当たる。
ユキヤの体がまたも反応する。
「あっ、ちょっと・・そこばっかり・・・」
「いいじゃん、ユキヤだって好きでしょ」
そう言うとすみれは今度はユキヤの脇腹に手を伸ばしてきた。
すみれの指先が、ユキヤのへその上辺りに触れた。
「ひゃっ!」
ユキヤは思わず声を上げる。
「あれ?ここ弱い?」
すみれはくすぐりながら聞いてくる。
「別にっ、普通だよっ」
ユキヤは強がって答えるが、すみれの責めに耐えられず、笑い出してしまう。
「確かここも弱かったよね~」
すみれはユキヤのわきをくすぐり始める。「ちょっとっ、そこはマジでだめぇっ」
ユキヤは必死で抵抗するが、無駄だった。
「ほら、やっぱり敏感じゃない」
すみれは嬉しそうな顔をしている。
「くぅぅぅ・・・」
ユキヤは悔しそうに歯噛みをする。
「じゃあそろそろ本番行こっか」
すみれは再びローションをたっぷり手に取って、ユキヤの股間をいじり始めた。
「うわぁ・・・すべすべしてる」
「ちょっとっ、そんなところまじまじ見ないでっ」
ユキヤは恥ずかしそうにする。
「でもさ、こんなにツルツルだと逆に興奮しない?」
「いや、だからそういう問題じゃなくて・・・ああもうっ」
ユキヤは自分の下半身に目を向ける。そこには無毛になった自分の大事な部分が露になっていた。
もう無毛にされてから随分経つが、それでもじっくり見られるのは恥ずかしい。
「こんなに子供みたいにツルツルなのにちゃんと大きくなるんだもんね」
「うるさいなっ、あんまり見るなって」
「はいはい、ごめんね」
そう言いながらもすみれはユキヤのモノをしごくのをやめようとしなかった。
「ううう・・・」言いたいことはいっぱいあるユキヤだったが今の自分の状態を考えると、
すみれを下手に刺激するのは危険だと思い、何も言えないでいた。「ふふっ、まだ元気だねぇ」
すみれは楽しげにユキヤのモノを見つめている。
「ねえ、これ舐めてもいい?」
すみれはそう言ってユキヤの返事を待たず、舌先でチロっと先端に触れる。
「えっ!?ちょっ、それはダメだって」
ユキヤは慌てて腰を引く。「口でされるの嫌?」
すみれは悲しそうな表情になる。
「い、いきなりだと・・・し、刺激が強すぎて・・・」
ユキヤは顔を真っ赤にしてうつむく。
「んー、じゃこっちはどうかな?」すみれはそういうと袋の方に舌を這わせる。
「あっ、それもっ、だめだってっ」
ユキヤの反応を楽しむかのように、すみれは執拗に攻めてくる。
「あははっ、かわいい反応」
「うぅっ、バカにされてる気がする」
「気のせいだよ。それよりもっと気持ちよくしてあげるから」
「うわっ、それっ、ちょっとっ、ほんとにっ、だめだってっ」
ユキヤの言葉を無視して、すみれは手を動かし続ける。
「いいよっ、そのまま出してっ」
すみれが耳元でささやく。
「出るっ、出ちゃうってっ!」
ユキヤは体を震わせて絶頂を迎える。
「いっぱい出たね」
すみれは満足げに微笑んでいる。
「はぁ・・・はぁ・・・」
ユキヤは肩で息をしている。
「次は後ろ向く?」
すみれは優しく問いかける。
「うぅ・・・」
ユキヤは少し迷ったが結局、すみれの指示に従うことにした。
足枷のせいで足が閉じれない状態なので、
うつ伏せになるとどうしてもお尻を突き出すような体勢になってしまう。
「こうすると・・・」
すみれはユキヤの肛門の周りを指でなぞった。「ひっ」
「あれ?なんかここ柔らかい?」
「やめて・・・なんか変な気分になる・・・」「ふーん、もしかして自分でいじったりしたのかなぁ~」
すみれはゴム手袋しながらニヤッとした顔で言った。
「ち、違うっ!そんなことっ」ユキヤは否定するが顔は赤くなっていた。
「まあいっか。どうせすぐに確かめるんだし」
すみれはローションを手に取り、ユキヤのお尻の穴に塗り始めた。
「冷たっ」
ユキヤはビクっと震える。
「大丈夫、すぐ慣れるから」
すみれはそう言うと、ゆっくりと中へ侵入させていく。
ちゅるり・・・
「うっ!・・・うくっぅぅ・・・」
未だに慣れない刺激が体中に走る・・・男性器だけでは味わえない感覚だ。
「すごい、全部入った。わかる?」「う・・・嘘・・・?!」指はさしたる抵抗もなく根元まで入っていく。
「この前よりもちょっと柔らかくなってるね。これならもう1本ぐらい入っちゃいそう」
すみれはそう言って2本目の指を入れる。
「痛いっ!!」
「あ、ごめん。やっぱり最初はきついよね」
すみれはあっさりと引き抜いた。「うっ、くっ、ううっ」
(うぅ・・・俺もうお嫁に行けないかも・・・)
ユキヤは泣きそうな顔で枕に顔を埋める。
「でもそろそろいいかも」
すみれは再び指を入れてきた。今度は先ほどよりスムーズに入る。
「うっ、ぐっ、うっ、あっ、あああっ、あっ!」
「あ、頑張れば2本入りそう!」
「だ、ダメっ、無理だからっ、それ以上っ、入れないでっ!」
ユキヤは懇願するように叫ぶ。
「大丈夫だよ。ほら、こんなに簡単に入ってる」
すみれは容赦なく3本の指を挿入してきた。
「ああぁぁっ!!!」
内臓がひっくり返りそうな刺激が襲った。
「うわっ、キツっ」
すみれは驚いたように声を上げる。
「はぁ・・はぁ・・・お願いっ、抜いてっ、苦しい・・・腸が破れる!」
ユキヤは必死に訴える。
(あ、これ以上はちょっと可哀想かな・・・)
すみれはゆっくり指を引き抜く。
「はぁ・・・はぁ・・・」
ユキヤは荒くなった呼吸を整える。
「落ち着いた?じゃ、本番行こっか?」
「んしょ!」とすみれは再度ユキヤを仰向けに戻した。「えっ!?」
ユキヤは戸惑った表情を浮かべる。
「二人ともツルツルで繋がってるとこ見たいでしょ?」
すみれはいたずらっぽく笑って聞いてくる。
(そうだった・・・今日はすみれも・・・)
ユキヤは自分が剃った事を思い出す。
「ユキヤどうする?見たい?見たくない?恥ずかしいな~」
すみれはわざとらしく顔を赤らめる。
「うっ・・・み、見たいです・・・」
「どこを?」
「その・・・すみれの・・・」
「私の何を見るの?」
「・・・」ユキヤの顔は真っ赤に染まる。
「言えない?ちゃんと言ってくれないとわからないんだけど」
すみれは意地悪に微笑む。「すみれ・・・アソコ・・・」「よく聞こえなかったからもう一度言ってくれる?」
「すみれの子供みたいにツルツルのあそこ見せて下さい・・・!」
ユキヤは観念して絞り出すように言った。「はい、良くできました♪」
すみれは満足げに言うと、ユキヤの上にまたがった。「いくよ」
すみれはゆっくりと腰を落としてくる。
じゅるん・・・
さして抵抗もなく入ってしまう。
「ほら・・・ツルツルどうしでぇ・・・繋がってる!」
すみれは自分の股間を見せつけるように突き出す。
「あ、ああっ、凄いっ!」
ユキヤの股間がすみれの毛のない女性器に包まれていく。
(や、柔らかいっ!温かいっ!!)
「動くねっ!ユキヤっ!」
すみれは上下運動を始めた。
ずちゅっ、にゅるっ、にちゃにちゃっ、ぬぷっ。
毛がないので繋がっているところが丸見えになっている。
「あぁっ、あぁっ、あぁっ!!」
二人の喘ぎ声が部屋中に響く。
「ふぅっ、はぁっ、はぁっ、あっ・・・」
遮るものが何もない股間はより密着感を感じさせた。
「あぁ、はぁっ、はぁっ、はぁん!・・・」
すみれも息を切らせながら、激しく腰を振る。
「う・・うう・・・あぁぁん!」
「ユキヤっ、ユキヤっ、もっと気持ちいい顔見せてっ、可愛い顔で鳴いてっ、」
すみれは更に強く腰を打ち付ける。
「あああっ、はっ、激しっ、くっ、くうっ、ああーーー!!!」
ユキヤの視界がチカチカしてくる。
「はぁっ、はっ、イキそうなんでしょっ?いいよっ、一緒にいこうっ!」
「あ・・・」どくんっどびゅーっ、どぴゅるるるるっ。
ユキヤの男性器から精液が大量に発射される。すみれはユキヤの射精と同時に絶頂を迎えた。
「ああんっ、熱いぃっ、いっぱい出てるっ、あぁっ、私もイクっ、いっちゃうぅぅ!!!」
すみれは身体を大きく仰け反らせると、膣内をきつく収縮させる。
ユキヤのペニスからはドクンドクンと大量の精子が放たれ続けた。
「ふう・・・ユキヤ、どう?私の中は?気持ちよかった?」
「はぁ、はぁ・・・うん・・・すごく良かった・・・」
二人は繋がったまま荒い呼吸を整える。
そしてすみれから抱きしめられた。気のせいか、いつもより力が強い気がした。
「愛してるよ・・・ずっと愛してる・・・」
そう耳元で囁かれる。
「俺もだよ。すみれ」ユキヤも答えた。
(普通じゃなくたって・・・いいんだ!二人がこうして、ここにいれば・・・)
いつものように身動き出来ない身体でユキヤはそう思っていた。
****
「話した?!」
「すまん!この前のお前の友達・・・の話、彼女に話しちまった」
数日後、ユキヤは友人に謝られた。
「・・・まぁ、友達の話だから別にいいけど・・・」
ユキヤは目を逸らした・・・本当は全部自分たちの話だ。
「そうしたら、なぜかお前とお前の彼女の話になって広まっててさ・・・」
「・・・マジで?」
ユキヤの顔色が変わる。
「ああ。お前ら二人が変態プレイを楽しんでることになっている・・・」
「勘弁して・・・」
ユキヤは頭を抱えた。
「ごめん、まさかこんなことになるとは思わなかったわ。
あ、でも俺の彼女はきちんと叱って誤解だから訂正しとけとは言ってある」
ユキヤの友人は言った。
「それならいいんだけど・・・」
ユキヤはため息をつく。
「・・・というか俺らも他人の事は言えないんだよな・・・」
「え?」
「実は俺もちょっと・・・彼女にそういった事を頼んだことがあるんだよな・・・」
「はい?!」
友人の発言にユキヤは驚いた。
「まぁ、彼女と長く付き合っていると人間一度は
そういった事をやってみたくなるもんなんだよ・・・」
「・・・・」
ユキヤは何も言えなかった。
「多分皆思うところがるだろうから、あまり広まる事もないと思うよ。」
「だと良いんだけど・・・」「とにかくすまなかった!」
謝り倒す友人をなだめて、その場は終わったが、
ユキヤの頭の中にある疑問がわく。
(あれ?ひょっとして俺がすみれにそういうことを強要してることになってる・・・?)
それはそれで困ったことになったかもしれない。
ユキヤの額にちょっと冷や汗が流れる。
もっとも、友人の言葉通り対して広まらなかったので杞憂だったわけだが。
****
そして別の意味で治まらない人間がもう一人・・・。
(うう・・・めっちゃ痒い・・・)
圭太の家庭教師をしながら、すみれは股間のかゆみと戦っていた。
「姉さん、どうしたの?さっきからソワソワしてるけど?」
圭太は心配そうな顔で聞いた。
「な、なんでもない!」
すみれは平静を装っていたが、内心は気が気ではなかった。
剃ってから数日、伸びかけた毛がチクチクと痒くなってきていた。
人前で掻くこともできない場所だけに困っている。
そんなすみれの様子を見て圭太は何かを察したのか
「ああ、下手に放置すると痒くなってくるんだよね」と言う。
「!!?」
その途端、すみれの顔が真っ赤になる。
「姉さん大丈夫?帰ったらちゃんとケアしようね」
「それ以上言うなぁ!」
すみれは慌てて圭太の口をふさいだ。「えー、なんで?」
「もう、知らない!今日はおしまい!!」
「いいケア用品教えようか?」と圭太はため息まじりに言う。「・・・お願いします」
こうしてまた一つ、すみれの弱点が増えたのであった。
すみれは真っ赤になったままだ。「むぅ~・・・」
ユキヤはそんなすみれを見てドキッとする。
すみれがこんなに可愛いと思ったことはなかった。
「ねえ、ユキヤ・・・」
すみれはユキヤに話しかける。
「どうした?」
「その・・・これだけ恥ずかしい思いさせられたんだから・・・
ちょっと覚悟してね」
「えっ?どういうこと?まさか・・・」
ユキヤの頭に嫌な予感が走る。すみれはその瞬間を見逃さなかった。
「えいっ」
すみれは両手でユキヤの胸板を押して、ユキヤを仰向けに押し倒した。
そしてそのままユキヤの体に覆いかぶさる。
ユキヤは何が起こったのか分からず呆然としている。
そしてユキヤの手足を拘束していく・・・
「待てっ!これ・・・足が閉じれない・・・」
いつもの足枷とは違い、間に棒があるものなので、足は常に開きっぱなしだ。
しかも両膝の裏あたりに金属の輪っかがついているため、足を閉じたくても閉じられない。
さらに両腕は背中側で縛られている。
「おいっ、一体何をするつもりなんだ・・・」
「んふっ・・・試したくて色々買っちゃった・・・」
そう言ってすみれはローションを手に取ると、ユキヤの乳首や股間を中心に塗り始めた。
ぬるっとした感触にユキヤは思わずビクッとした。
「くっ・・・何するんだよっ」
「まあまあ、すぐに気持ちよくなるよ」
すみれはニヤリと笑みを浮かべる。
するとすみれはユキヤの両胸に手を当て、円を描くように動かし始める。
同時に、すみれの手のひらがちょうどユキヤの亀頭に当たる。
ユキヤの体がまたも反応する。
「あっ、ちょっと・・そこばっかり・・・」
「いいじゃん、ユキヤだって好きでしょ」
そう言うとすみれは今度はユキヤの脇腹に手を伸ばしてきた。
すみれの指先が、ユキヤのへその上辺りに触れた。
「ひゃっ!」
ユキヤは思わず声を上げる。
「あれ?ここ弱い?」
すみれはくすぐりながら聞いてくる。
「別にっ、普通だよっ」
ユキヤは強がって答えるが、すみれの責めに耐えられず、笑い出してしまう。
「確かここも弱かったよね~」
すみれはユキヤのわきをくすぐり始める。「ちょっとっ、そこはマジでだめぇっ」
ユキヤは必死で抵抗するが、無駄だった。
「ほら、やっぱり敏感じゃない」
すみれは嬉しそうな顔をしている。
「くぅぅぅ・・・」
ユキヤは悔しそうに歯噛みをする。
「じゃあそろそろ本番行こっか」
すみれは再びローションをたっぷり手に取って、ユキヤの股間をいじり始めた。
「うわぁ・・・すべすべしてる」
「ちょっとっ、そんなところまじまじ見ないでっ」
ユキヤは恥ずかしそうにする。
「でもさ、こんなにツルツルだと逆に興奮しない?」
「いや、だからそういう問題じゃなくて・・・ああもうっ」
ユキヤは自分の下半身に目を向ける。そこには無毛になった自分の大事な部分が露になっていた。
もう無毛にされてから随分経つが、それでもじっくり見られるのは恥ずかしい。
「こんなに子供みたいにツルツルなのにちゃんと大きくなるんだもんね」
「うるさいなっ、あんまり見るなって」
「はいはい、ごめんね」
そう言いながらもすみれはユキヤのモノをしごくのをやめようとしなかった。
「ううう・・・」言いたいことはいっぱいあるユキヤだったが今の自分の状態を考えると、
すみれを下手に刺激するのは危険だと思い、何も言えないでいた。「ふふっ、まだ元気だねぇ」
すみれは楽しげにユキヤのモノを見つめている。
「ねえ、これ舐めてもいい?」
すみれはそう言ってユキヤの返事を待たず、舌先でチロっと先端に触れる。
「えっ!?ちょっ、それはダメだって」
ユキヤは慌てて腰を引く。「口でされるの嫌?」
すみれは悲しそうな表情になる。
「い、いきなりだと・・・し、刺激が強すぎて・・・」
ユキヤは顔を真っ赤にしてうつむく。
「んー、じゃこっちはどうかな?」すみれはそういうと袋の方に舌を這わせる。
「あっ、それもっ、だめだってっ」
ユキヤの反応を楽しむかのように、すみれは執拗に攻めてくる。
「あははっ、かわいい反応」
「うぅっ、バカにされてる気がする」
「気のせいだよ。それよりもっと気持ちよくしてあげるから」
「うわっ、それっ、ちょっとっ、ほんとにっ、だめだってっ」
ユキヤの言葉を無視して、すみれは手を動かし続ける。
「いいよっ、そのまま出してっ」
すみれが耳元でささやく。
「出るっ、出ちゃうってっ!」
ユキヤは体を震わせて絶頂を迎える。
「いっぱい出たね」
すみれは満足げに微笑んでいる。
「はぁ・・・はぁ・・・」
ユキヤは肩で息をしている。
「次は後ろ向く?」
すみれは優しく問いかける。
「うぅ・・・」
ユキヤは少し迷ったが結局、すみれの指示に従うことにした。
足枷のせいで足が閉じれない状態なので、
うつ伏せになるとどうしてもお尻を突き出すような体勢になってしまう。
「こうすると・・・」
すみれはユキヤの肛門の周りを指でなぞった。「ひっ」
「あれ?なんかここ柔らかい?」
「やめて・・・なんか変な気分になる・・・」「ふーん、もしかして自分でいじったりしたのかなぁ~」
すみれはゴム手袋しながらニヤッとした顔で言った。
「ち、違うっ!そんなことっ」ユキヤは否定するが顔は赤くなっていた。
「まあいっか。どうせすぐに確かめるんだし」
すみれはローションを手に取り、ユキヤのお尻の穴に塗り始めた。
「冷たっ」
ユキヤはビクっと震える。
「大丈夫、すぐ慣れるから」
すみれはそう言うと、ゆっくりと中へ侵入させていく。
ちゅるり・・・
「うっ!・・・うくっぅぅ・・・」
未だに慣れない刺激が体中に走る・・・男性器だけでは味わえない感覚だ。
「すごい、全部入った。わかる?」「う・・・嘘・・・?!」指はさしたる抵抗もなく根元まで入っていく。
「この前よりもちょっと柔らかくなってるね。これならもう1本ぐらい入っちゃいそう」
すみれはそう言って2本目の指を入れる。
「痛いっ!!」
「あ、ごめん。やっぱり最初はきついよね」
すみれはあっさりと引き抜いた。「うっ、くっ、ううっ」
(うぅ・・・俺もうお嫁に行けないかも・・・)
ユキヤは泣きそうな顔で枕に顔を埋める。
「でもそろそろいいかも」
すみれは再び指を入れてきた。今度は先ほどよりスムーズに入る。
「うっ、ぐっ、うっ、あっ、あああっ、あっ!」
「あ、頑張れば2本入りそう!」
「だ、ダメっ、無理だからっ、それ以上っ、入れないでっ!」
ユキヤは懇願するように叫ぶ。
「大丈夫だよ。ほら、こんなに簡単に入ってる」
すみれは容赦なく3本の指を挿入してきた。
「ああぁぁっ!!!」
内臓がひっくり返りそうな刺激が襲った。
「うわっ、キツっ」
すみれは驚いたように声を上げる。
「はぁ・・はぁ・・・お願いっ、抜いてっ、苦しい・・・腸が破れる!」
ユキヤは必死に訴える。
(あ、これ以上はちょっと可哀想かな・・・)
すみれはゆっくり指を引き抜く。
「はぁ・・・はぁ・・・」
ユキヤは荒くなった呼吸を整える。
「落ち着いた?じゃ、本番行こっか?」
「んしょ!」とすみれは再度ユキヤを仰向けに戻した。「えっ!?」
ユキヤは戸惑った表情を浮かべる。
「二人ともツルツルで繋がってるとこ見たいでしょ?」
すみれはいたずらっぽく笑って聞いてくる。
(そうだった・・・今日はすみれも・・・)
ユキヤは自分が剃った事を思い出す。
「ユキヤどうする?見たい?見たくない?恥ずかしいな~」
すみれはわざとらしく顔を赤らめる。
「うっ・・・み、見たいです・・・」
「どこを?」
「その・・・すみれの・・・」
「私の何を見るの?」
「・・・」ユキヤの顔は真っ赤に染まる。
「言えない?ちゃんと言ってくれないとわからないんだけど」
すみれは意地悪に微笑む。「すみれ・・・アソコ・・・」「よく聞こえなかったからもう一度言ってくれる?」
「すみれの子供みたいにツルツルのあそこ見せて下さい・・・!」
ユキヤは観念して絞り出すように言った。「はい、良くできました♪」
すみれは満足げに言うと、ユキヤの上にまたがった。「いくよ」
すみれはゆっくりと腰を落としてくる。
じゅるん・・・
さして抵抗もなく入ってしまう。
「ほら・・・ツルツルどうしでぇ・・・繋がってる!」
すみれは自分の股間を見せつけるように突き出す。
「あ、ああっ、凄いっ!」
ユキヤの股間がすみれの毛のない女性器に包まれていく。
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「ふぅっ、はぁっ、はぁっ、あっ・・・」
遮るものが何もない股間はより密着感を感じさせた。
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すみれも息を切らせながら、激しく腰を振る。
「う・・うう・・・あぁぁん!」
「ユキヤっ、ユキヤっ、もっと気持ちいい顔見せてっ、可愛い顔で鳴いてっ、」
すみれは更に強く腰を打ち付ける。
「あああっ、はっ、激しっ、くっ、くうっ、ああーーー!!!」
ユキヤの視界がチカチカしてくる。
「はぁっ、はっ、イキそうなんでしょっ?いいよっ、一緒にいこうっ!」
「あ・・・」どくんっどびゅーっ、どぴゅるるるるっ。
ユキヤの男性器から精液が大量に発射される。すみれはユキヤの射精と同時に絶頂を迎えた。
「ああんっ、熱いぃっ、いっぱい出てるっ、あぁっ、私もイクっ、いっちゃうぅぅ!!!」
すみれは身体を大きく仰け反らせると、膣内をきつく収縮させる。
ユキヤのペニスからはドクンドクンと大量の精子が放たれ続けた。
「ふう・・・ユキヤ、どう?私の中は?気持ちよかった?」
「はぁ、はぁ・・・うん・・・すごく良かった・・・」
二人は繋がったまま荒い呼吸を整える。
そしてすみれから抱きしめられた。気のせいか、いつもより力が強い気がした。
「愛してるよ・・・ずっと愛してる・・・」
そう耳元で囁かれる。
「俺もだよ。すみれ」ユキヤも答えた。
(普通じゃなくたって・・・いいんだ!二人がこうして、ここにいれば・・・)
いつものように身動き出来ない身体でユキヤはそう思っていた。
****
「話した?!」
「すまん!この前のお前の友達・・・の話、彼女に話しちまった」
数日後、ユキヤは友人に謝られた。
「・・・まぁ、友達の話だから別にいいけど・・・」
ユキヤは目を逸らした・・・本当は全部自分たちの話だ。
「そうしたら、なぜかお前とお前の彼女の話になって広まっててさ・・・」
「・・・マジで?」
ユキヤの顔色が変わる。
「ああ。お前ら二人が変態プレイを楽しんでることになっている・・・」
「勘弁して・・・」
ユキヤは頭を抱えた。
「ごめん、まさかこんなことになるとは思わなかったわ。
あ、でも俺の彼女はきちんと叱って誤解だから訂正しとけとは言ってある」
ユキヤの友人は言った。
「それならいいんだけど・・・」
ユキヤはため息をつく。
「・・・というか俺らも他人の事は言えないんだよな・・・」
「え?」
「実は俺もちょっと・・・彼女にそういった事を頼んだことがあるんだよな・・・」
「はい?!」
友人の発言にユキヤは驚いた。
「まぁ、彼女と長く付き合っていると人間一度は
そういった事をやってみたくなるもんなんだよ・・・」
「・・・・」
ユキヤは何も言えなかった。
「多分皆思うところがるだろうから、あまり広まる事もないと思うよ。」
「だと良いんだけど・・・」「とにかくすまなかった!」
謝り倒す友人をなだめて、その場は終わったが、
ユキヤの頭の中にある疑問がわく。
(あれ?ひょっとして俺がすみれにそういうことを強要してることになってる・・・?)
それはそれで困ったことになったかもしれない。
ユキヤの額にちょっと冷や汗が流れる。
もっとも、友人の言葉通り対して広まらなかったので杞憂だったわけだが。
****
そして別の意味で治まらない人間がもう一人・・・。
(うう・・・めっちゃ痒い・・・)
圭太の家庭教師をしながら、すみれは股間のかゆみと戦っていた。
「姉さん、どうしたの?さっきからソワソワしてるけど?」
圭太は心配そうな顔で聞いた。
「な、なんでもない!」
すみれは平静を装っていたが、内心は気が気ではなかった。
剃ってから数日、伸びかけた毛がチクチクと痒くなってきていた。
人前で掻くこともできない場所だけに困っている。
そんなすみれの様子を見て圭太は何かを察したのか
「ああ、下手に放置すると痒くなってくるんだよね」と言う。
「!!?」
その途端、すみれの顔が真っ赤になる。
「姉さん大丈夫?帰ったらちゃんとケアしようね」
「それ以上言うなぁ!」
すみれは慌てて圭太の口をふさいだ。「えー、なんで?」
「もう、知らない!今日はおしまい!!」
「いいケア用品教えようか?」と圭太はため息まじりに言う。「・・・お願いします」
こうしてまた一つ、すみれの弱点が増えたのであった。
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