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第3章―時は一刻を争う―
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「致しかあるまい。気に食わんが、お前の作戦に乗ってやる。だがな、我々は死ぬ為の戦争をしてるんじゃない。勝つ為の戦いをしているんだ!」
冴嶋は彼のその言葉に、モニター画面の向こうで相槌をして頷いた。
「ああ、そうだとも…――! 俺達はまだ此処で死ぬわけにはいかない! 我々はアザゼルの卑劣な奇襲に対して、今ここでなんとしても勝たなくてはならない!」
指揮官の男は彼の話に同じく頷いた。
「そうだ、ヤツらに戦戦競競を思いしらせてやるまでだ!」
周囲も次第に熱気で高まる中、冴嶋はマスターコンピューターを再び操作して、モニター画面に先ほど表示した基地の全体図面と各エリアの図面を再び呼び出して、画面を見るように全員に呼びかけた。
モニター画面の向こう側にいる男達は、再び彼の話に耳を傾けた。そして、映し出されたエリアの図面に対してマスターコンピューターから自分で操作をするとモニター画面の中央のエリアを見るように指示を出した。彼らが一斉に注目すると、彼は中央のエリアを指して話をきりだした。
「いいか、ここで我々は敵を一斉に迎え撃!」
そこは中央のエリアの13ブロックだった。冴嶋は中央のエリアを指差すと一斉にアザゼルを叩くと断言した。そして、次の作戦の話を切り出した。
「敵は先遣隊のガルーダ部隊を先頭に、こちらへ進軍してくる。その後方からはミストラル部隊を送り込んで来るだろう。我々の本部は最終エリアの15ブロックだ。その手前でなんとしても、敵を殲滅させなくてはならない!」
冴嶋の話に一同は状況を理解した上で、モニター画面の前で頷いた。
「エリア13で敵を殲滅するのに失敗したら最後の所で敵を殲滅する事になる。エリア14は本部からは近い所にある。出来れば本部の被害を最小限に抑える為にも、エリア13での戦いはなんとしても勝利しなくてはならない…ーー! だが、もしも13~15エリアでも敵の進軍を食い止めることができなかった場合は、さっきも話したがこの基地を敵に奪取されない為にも、基地ごとソロモンで爆破させる!」
彼の並みならぬ覚悟を決めたその言葉に一同は再び凍りつくが、それも1つの運命と皆は黙って頷いた。
冴嶋は彼のその言葉に、モニター画面の向こうで相槌をして頷いた。
「ああ、そうだとも…――! 俺達はまだ此処で死ぬわけにはいかない! 我々はアザゼルの卑劣な奇襲に対して、今ここでなんとしても勝たなくてはならない!」
指揮官の男は彼の話に同じく頷いた。
「そうだ、ヤツらに戦戦競競を思いしらせてやるまでだ!」
周囲も次第に熱気で高まる中、冴嶋はマスターコンピューターを再び操作して、モニター画面に先ほど表示した基地の全体図面と各エリアの図面を再び呼び出して、画面を見るように全員に呼びかけた。
モニター画面の向こう側にいる男達は、再び彼の話に耳を傾けた。そして、映し出されたエリアの図面に対してマスターコンピューターから自分で操作をするとモニター画面の中央のエリアを見るように指示を出した。彼らが一斉に注目すると、彼は中央のエリアを指して話をきりだした。
「いいか、ここで我々は敵を一斉に迎え撃!」
そこは中央のエリアの13ブロックだった。冴嶋は中央のエリアを指差すと一斉にアザゼルを叩くと断言した。そして、次の作戦の話を切り出した。
「敵は先遣隊のガルーダ部隊を先頭に、こちらへ進軍してくる。その後方からはミストラル部隊を送り込んで来るだろう。我々の本部は最終エリアの15ブロックだ。その手前でなんとしても、敵を殲滅させなくてはならない!」
冴嶋の話に一同は状況を理解した上で、モニター画面の前で頷いた。
「エリア13で敵を殲滅するのに失敗したら最後の所で敵を殲滅する事になる。エリア14は本部からは近い所にある。出来れば本部の被害を最小限に抑える為にも、エリア13での戦いはなんとしても勝利しなくてはならない…ーー! だが、もしも13~15エリアでも敵の進軍を食い止めることができなかった場合は、さっきも話したがこの基地を敵に奪取されない為にも、基地ごとソロモンで爆破させる!」
彼の並みならぬ覚悟を決めたその言葉に一同は再び凍りつくが、それも1つの運命と皆は黙って頷いた。
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