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―短編集―2

二人の怪しい秘めごと

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「そうか、訓練だったか。いや、俺はてっきり――」

不意に呟くと美岬君は悪戯な顔で、薄笑いを浮かべてニヤついて聞き返した。

「え、『てっきり』なんですか?」

 突然の鋭い質問に俺は口籠った。

「あ、いや。何でもない……!」

「隼人隊長~、早く美岬を止めて下さい~!」

涙目で訴えてくる結人君の顔をチラっと見ると、美岬君に一言話した。

「――訓練も良いけど、2人とも程々にしなよ。でないと戦う時、体に支障が出るからね!?」

「ハーイ」

美岬君は適当に返事をすると、部屋から早く出て行くように要求を出してきた。俺はそこで呆れると、部屋から立ち去った。

「あの2人はホントに仲がいいのかぁ」

そう言って立ち去り際に呟くと美岬君の部屋から足早に立ち去った。因みに中からは、結人君の『ふぎゃー!』と言う悲鳴がこだました。 

END
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みんなの感想(1件)

幻想のネコヤナギ

ネット小説にしては多く地の文を書いていらっしゃったので楽しませてもらいました。

感想ですが、まず良かった点から。

・とてもSF心を揺らしてくれるような単語がいくつもあったので、そこがワクワクしました!
機体名とか読んでいると色々と妄想が膨らんでいきますww


ただ問題点の方が多かったので、そこから順に指摘しようと思います。

・まず、改行があまりにも少ないですね。
基礎的な部分なので、これを改善すれば読んでくれる人が多くなると思います。

・次に設定の説明、特に固有名詞の説明が少ない気がします。
人型機動兵器の類が出ているようですが、どれくらいの大きさで、どれほどの性能を保有し、また現実味を持たせられる設定があるかによって、読者が作品の世界観にのめり込めるかと思います。
また世界観の説明も薄いので、もっと深めに説明しないと何がなんだかわからない状態です。

・過去形の多様が多く見られます。
〜したが非常に多いです。これが一番読みづらい問題だと思います。


後は個人的に思ったこと

・ルビと傍点ルビの優先ですが、ルビの方が良くないかな。
強調したいのはわかるけど、逆にそれが多すぎるので何が重要なのか全然わからない。むしろなんて読むのか知りたい。()でまとめるよりもルビを振られた方が綺麗に見えます。



磨けばなかなか面白い作品になれると思いますので、これからも投稿を頑張ってください!応援しています!

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