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―短編集―2
二人の怪しい秘めごと
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俺は仮眠を取る為に一旦、自室へ戻った。そして戻る最中に美岬君の部屋の前を通りかかった。
すると中から突然、怪しい声が聞こえてきた。
「あっ、ダメだって美岬! そこはダメだよぉ、やだ! 痛いって、美岬もっと優しく……!」
「バーカ、本当はこれが気持ちいい癖に。嘘つくなよ。ホラ、もうこんなにココがほぐれてるぞ」
「やっ、違う……!」
「お前だって本当は俺にこうしてもらいたくて、わざわざ部屋に来たんだろ? なら、もっと素直になれよ」
「やだ、美岬痛い! だっ、駄目ぇ……!」
「ホラ、力を抜けよ結人――」
俺は偶然にも、二人の怪しい会話をドアの外で聞いてしまった。そして、思わず唖然となった。そこに居ても立っても居られなくなると、咄嗟に扉を開け放った。
『き、き、きみ達! 一体部屋で何をやっているんだっ!?』
すると中から突然、怪しい声が聞こえてきた。
「あっ、ダメだって美岬! そこはダメだよぉ、やだ! 痛いって、美岬もっと優しく……!」
「バーカ、本当はこれが気持ちいい癖に。嘘つくなよ。ホラ、もうこんなにココがほぐれてるぞ」
「やっ、違う……!」
「お前だって本当は俺にこうしてもらいたくて、わざわざ部屋に来たんだろ? なら、もっと素直になれよ」
「やだ、美岬痛い! だっ、駄目ぇ……!」
「ホラ、力を抜けよ結人――」
俺は偶然にも、二人の怪しい会話をドアの外で聞いてしまった。そして、思わず唖然となった。そこに居ても立っても居られなくなると、咄嗟に扉を開け放った。
『き、き、きみ達! 一体部屋で何をやっているんだっ!?』
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