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第7章―消えゆく命の残り火―
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「俺達が敵の攻撃を防いでる間に、ジョンはそのカーターとか言う奴と装置を探し出せ! 恐らく旧式タイプの奴だから装置が使えるかは、どうかわからないが俺達はお前を信じてるぞ!」
「ああ、任せろっ!!」
ジョンはその言葉に力強く返事をした。コロニーの入り口付近は敵と仲間との激しい戦闘が続いていた。ジョンは彼らに全てを任せるとカーターとリゲル部隊の仲間を引き連れて行動に出た。
彼の合図で作戦は開始された。敵味方かまわずに銃弾が飛び交う中その間を上手くすり抜けながら2人は柱を抱えて移動した。アレックスとレオンとジェイドは彼らのサポートに回った。そこに、第2空戦部隊のブレークも駆けつけて彼らの仲間に加わった。ジョンとカーターは敵の攻撃を避けながら柱を設置する装置を探した。
敵の戦闘機が真っ正面から突っ込んでくると、それをアレックスがサーベルで素早く撃破した。ジェイドは遠距離からライフルで敵の機体を狙撃した。そして、レオンはヒューマノイドから戦闘機に変形させるとビュウトリング・ビームを撃ち続けた。
ブレークは自分の部隊の仲間達を引き連れて、丸腰の2人を全力で敵の攻撃から必死に守った。息のあった連携プレイは途切れる事もなく、より鮮やかに敵を一網打尽に撃破した。
『まだかジョンっ!?』
敵の攻撃を防ぎながら彼に話しかけた。ジョンとカーターは辺りを見渡しながら、設置する装置を懸命に探した。
「そう焦るな、きっとこの辺だ! 俺だって何年前に使われてたものを見るのは初めてなんだ! 旧式のシールド装置なんて、今になって知ってる奴なんかいねぇだろ!?」
「はははっ、それもそうだな……! とにかく、今はそれが必要なんだ! こっちも自分の『命』が懸かってるんだ、お前も必死で探せ!」
「ああ、アンタに言われなくても探してやる!」
彼はブレークにそう言い返すと、辺りをくまなく探した。カーターはそこであることを尋ねた。
「このままでは埒が明きせん、基地の本部に連絡するしかありません!」
「そんな事、お前に言われなくても解ってる! だけどさっきから基地の本部とは、回線が繋がらない状況だ……!」
「では、自分も本部と連絡をとってみます……! この際ダメもとでも試す価値はあります!」
「よし、解った! 俺が装置を探してる間、お前は本部に連絡をとれ!」
「了解ですっ!!」
2人は切羽詰まる状況の中で会話を交わすと、忙しそうにそれぞれの任務に集中した。
「ああ、任せろっ!!」
ジョンはその言葉に力強く返事をした。コロニーの入り口付近は敵と仲間との激しい戦闘が続いていた。ジョンは彼らに全てを任せるとカーターとリゲル部隊の仲間を引き連れて行動に出た。
彼の合図で作戦は開始された。敵味方かまわずに銃弾が飛び交う中その間を上手くすり抜けながら2人は柱を抱えて移動した。アレックスとレオンとジェイドは彼らのサポートに回った。そこに、第2空戦部隊のブレークも駆けつけて彼らの仲間に加わった。ジョンとカーターは敵の攻撃を避けながら柱を設置する装置を探した。
敵の戦闘機が真っ正面から突っ込んでくると、それをアレックスがサーベルで素早く撃破した。ジェイドは遠距離からライフルで敵の機体を狙撃した。そして、レオンはヒューマノイドから戦闘機に変形させるとビュウトリング・ビームを撃ち続けた。
ブレークは自分の部隊の仲間達を引き連れて、丸腰の2人を全力で敵の攻撃から必死に守った。息のあった連携プレイは途切れる事もなく、より鮮やかに敵を一網打尽に撃破した。
『まだかジョンっ!?』
敵の攻撃を防ぎながら彼に話しかけた。ジョンとカーターは辺りを見渡しながら、設置する装置を懸命に探した。
「そう焦るな、きっとこの辺だ! 俺だって何年前に使われてたものを見るのは初めてなんだ! 旧式のシールド装置なんて、今になって知ってる奴なんかいねぇだろ!?」
「はははっ、それもそうだな……! とにかく、今はそれが必要なんだ! こっちも自分の『命』が懸かってるんだ、お前も必死で探せ!」
「ああ、アンタに言われなくても探してやる!」
彼はブレークにそう言い返すと、辺りをくまなく探した。カーターはそこであることを尋ねた。
「このままでは埒が明きせん、基地の本部に連絡するしかありません!」
「そんな事、お前に言われなくても解ってる! だけどさっきから基地の本部とは、回線が繋がらない状況だ……!」
「では、自分も本部と連絡をとってみます……! この際ダメもとでも試す価値はあります!」
「よし、解った! 俺が装置を探してる間、お前は本部に連絡をとれ!」
「了解ですっ!!」
2人は切羽詰まる状況の中で会話を交わすと、忙しそうにそれぞれの任務に集中した。
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