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第20章―消せない罪―
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しおりを挟む遥か遠い昔、私はかつて「罪」を犯した。
その罪は消えることも忘れることも出来ない。
ましてや心が癒えることもないだろう。
罪は私の中に暗い影を落とした。
そして、その罰が私を今も永遠に苦しめている。
決してこの罰からは逃れられない。
あれが私自身の罪の証しなのだから――。
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