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第三章
一年前⑥
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「……それでは私が10になるのはもはや決定事項……ということになりますわね」
「少なくともクローバーでは周知となるでしょう。あの二人がクローバーのキングに報告しないわけがありませんから」
「うぅ……もう腹を括るしかないか……」
大きなため息と共にエルザ殿は「この残りの一年で何か手を打っておいたほうがいいかしら……他国の攻略対象達と仲良くなって、最悪の場合は匿ってもらう、とか?」と思考の海に沈みかける。
またしても混乱し始めては大変だし、俺にはまだ伝えていないことがある。改めてこの人に心から頭を下げた。
「助けていただいて本当にありがとうございました。あなたがいなければ俺は今頃クローバーへと向かう馬車の中で簀巻きになっていたかもしれません。感謝してもしきれない。ですが、結果的にあなたにはご迷惑をおかけしてしまいましたが、それでも俺は──あなたと同じスペードで働けて嬉しく思います」
頭を上げればため息をついていたはずのエルザ殿は少し照れたように笑った。
「それは私の台詞です。……多少憂鬱ではありますけど、これからよろしくお願いしますね」
「デスクワークがお嫌いなんでしたっけ?」
「ええ。しばらく座っていると体がムズムズして……。これから、か……」
エルザ殿は唐突に口元に手を当て、何かを考えているようだった。
「どうかされました?」
「いえ……その、私が10になったということは、私達は同じ位持ちの間柄になった、ということになるなと思いまして」
「え、ええ。そう、ですね……?」
綺麗な空色の瞳に見つめられて、いつの間にか凪いでいた心臓がまた激しく騒ぎ出す。
時間にしてほんの数秒だろう沈黙が恐ろしく長く感じた時、俺を映す瞳が柔らかく綻んだ。
「……オーウェン」
笑い混じりに呼ばれたのは俺の名前で、返事をしなければと焦りつつも舌が言うことを聞かない。
「そう呼んでもいいってことよね? 同僚だものね?」
なんとも嬉しそうに、綺麗な瞳が輝いて見えるのは俺の気のせいだろうか。
本当にこの人は、とても綺麗で──可愛い。
「ご自由、に……どうぞ」
「ありがとう! オーウェンも私のことはエルザでいいからね」
これに関しては全力で断りを入れたかったが、手を叩いて喜ぶ姿に言い出す勇気がない。
「同僚かぁ。そうよねぇ。同じ位持ち、だものねぇ」
噛み締めるようにエルザ殿はそう繰り返し、一人でうんうんと頷いている。
そして人差し指を立てつつ、にんまりとした笑顔が向けられた。
「それじゃあオーウェン。ひとつ聞きたいんだけど、いいかしら?」
「なんでしょう?」
この笑みは危険信号、というものらしいことを、この時の俺はまだ知らなかった。
「あなた──ゼンに私を売ったわね?」
………………。
売った、とはなんの話……。
などとは聞けなかった。
先ほどは含みのある笑みを浮かべていたエルザ殿の表情はすっかり冷え切り、鋭くなった瞳は激しい怒りを称え、俺を刺していたのだ。
だが突如として直面した生命の危機に俺は、思い出した。
『護衛のエルザ殿と、キングやクイーンは親しくていらっしゃるんですね。名前でお呼びになられてましたよ』
「──はい! 売りました!」
「自供したわね。私がゼンから逃げるのにどれだけ大変だったと思ってるの! 秘密にしてって言ったのに酷いじゃない!」
「すすすみません……っ! で、出来心でつい……っ」
本音はこの人と同じ位持ちになりたい、だが、それはさすがに自供できなかった。
俺の言葉を受け止めたエルザ殿の目が細くなり、俺を睨めつける。
「ふぅん、そう。あなたは約束事を守れない男ってわけね。へーぇ」
「けっ決してそのようなことは……」
「ないとは言わせないわよ。もう同じ位持ちなんだから遠慮はしないから」
激しい追及に平謝りを続けたが、お許しをいただくには程遠いらしい。
「エルザ殿。お、俺もひとつお聞きしてよろしいですか」
「なによ?」
「その……先ほどの走り込みの誘いはもしや……」
吊り上がった眦をそのままに、唇が弧を描く。
「私がどれだけ逃げ回ったか、体に教え込んであげるわ。──覚悟しなさい」
危険な笑みすらこの人は恐ろしく美しい。
こののちの走り込みの最中にそう考えたのは、現実逃避以外の何物でもなかった。
「少なくともクローバーでは周知となるでしょう。あの二人がクローバーのキングに報告しないわけがありませんから」
「うぅ……もう腹を括るしかないか……」
大きなため息と共にエルザ殿は「この残りの一年で何か手を打っておいたほうがいいかしら……他国の攻略対象達と仲良くなって、最悪の場合は匿ってもらう、とか?」と思考の海に沈みかける。
またしても混乱し始めては大変だし、俺にはまだ伝えていないことがある。改めてこの人に心から頭を下げた。
「助けていただいて本当にありがとうございました。あなたがいなければ俺は今頃クローバーへと向かう馬車の中で簀巻きになっていたかもしれません。感謝してもしきれない。ですが、結果的にあなたにはご迷惑をおかけしてしまいましたが、それでも俺は──あなたと同じスペードで働けて嬉しく思います」
頭を上げればため息をついていたはずのエルザ殿は少し照れたように笑った。
「それは私の台詞です。……多少憂鬱ではありますけど、これからよろしくお願いしますね」
「デスクワークがお嫌いなんでしたっけ?」
「ええ。しばらく座っていると体がムズムズして……。これから、か……」
エルザ殿は唐突に口元に手を当て、何かを考えているようだった。
「どうかされました?」
「いえ……その、私が10になったということは、私達は同じ位持ちの間柄になった、ということになるなと思いまして」
「え、ええ。そう、ですね……?」
綺麗な空色の瞳に見つめられて、いつの間にか凪いでいた心臓がまた激しく騒ぎ出す。
時間にしてほんの数秒だろう沈黙が恐ろしく長く感じた時、俺を映す瞳が柔らかく綻んだ。
「……オーウェン」
笑い混じりに呼ばれたのは俺の名前で、返事をしなければと焦りつつも舌が言うことを聞かない。
「そう呼んでもいいってことよね? 同僚だものね?」
なんとも嬉しそうに、綺麗な瞳が輝いて見えるのは俺の気のせいだろうか。
本当にこの人は、とても綺麗で──可愛い。
「ご自由、に……どうぞ」
「ありがとう! オーウェンも私のことはエルザでいいからね」
これに関しては全力で断りを入れたかったが、手を叩いて喜ぶ姿に言い出す勇気がない。
「同僚かぁ。そうよねぇ。同じ位持ち、だものねぇ」
噛み締めるようにエルザ殿はそう繰り返し、一人でうんうんと頷いている。
そして人差し指を立てつつ、にんまりとした笑顔が向けられた。
「それじゃあオーウェン。ひとつ聞きたいんだけど、いいかしら?」
「なんでしょう?」
この笑みは危険信号、というものらしいことを、この時の俺はまだ知らなかった。
「あなた──ゼンに私を売ったわね?」
………………。
売った、とはなんの話……。
などとは聞けなかった。
先ほどは含みのある笑みを浮かべていたエルザ殿の表情はすっかり冷え切り、鋭くなった瞳は激しい怒りを称え、俺を刺していたのだ。
だが突如として直面した生命の危機に俺は、思い出した。
『護衛のエルザ殿と、キングやクイーンは親しくていらっしゃるんですね。名前でお呼びになられてましたよ』
「──はい! 売りました!」
「自供したわね。私がゼンから逃げるのにどれだけ大変だったと思ってるの! 秘密にしてって言ったのに酷いじゃない!」
「すすすみません……っ! で、出来心でつい……っ」
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「私がどれだけ逃げ回ったか、体に教え込んであげるわ。──覚悟しなさい」
危険な笑みすらこの人は恐ろしく美しい。
こののちの走り込みの最中にそう考えたのは、現実逃避以外の何物でもなかった。
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