竜攘虎搏 Side Dragon

怜悧(サトシ)

文字の大きさ
上 下
166 / 169
番外編:合コンに行こう!

※7 side D

しおりを挟む
頭の中がぼんやりとしている。酒はカルアミルクしか飲んでないのにおかしい。
虎王に言われるがままに、全裸でM字開脚をして、手にした虎王のペニスを擦り上げて刺激する。
唇を寄せると頭を掴まれて阻止される。
「今はまだ触るだけだ。脳イきって知ってるか?」
虎王が耳元に囁き、優しく問いかけてくるのに、俺は首を横に振る。
「ちんこも入れずに、触らずに想像だけでイクんだよ。出来るだろ?」
虎王の声が面白がるように響いて、俺の目元を手のひらで覆う。
そんなこと出来るはずがない。首を横に振って、
「む、り.........さわ、って、おか、しって」
「カウパーめっちゃおもらししてるし、もう脳みそジンジンしてんだろ。そーぞーしてみろよ。手にしてるちんこが、アンタのおなかん中でぐちゃぐちゃ暴れてるとこ」
ほらと甘い声で言われて、身体の血管が条件反射のように開いて、カウパーがとくとくと溢れて止まらなくなる。
腰もゆらゆらと揺れてしまい、自分での制御ができない。
「っン、はあ、っンう、う、おなか、ぐちゃぐちゃっン.........っン」
「そう、堅くて長いやつがトントンしてるだろ?まんこも思い出してパクパクしてるよな」
くすくす笑って可愛いなと優しく呟き、虎王はあやすように頭を撫でる。
「っン.........っンあっ、ッん、ンッ」
「ほら、オレのちんこ奥まで突っ込まれて、キモチいいだろ?キモチイイだろ」
実際には入ってないのに、手のひらの中でみしみしと固くなる肉が、俺の中いっぱいに膨れ上がってるような圧迫を感じで腰を浮かせて上体を反らせる。
「っンーーッう、あ、ッンンーーっ、なか、っ、きもひ、ッ、きも、ちい、ッ」
ガクガクと身体が震えて、脳が痺れてくる。全身が侵食されて支配されていく感覚に、穴という穴を開かれていくような開放感が広がっていく。
「ッーー、く、あっ、イク.........ッああ、いっ、く.........ッ」
腹へと少し水っぽい精液が飛んで、快感に思考が流されていく。
顔に生暖かい液体がかけられ、見上げるとギラギラと欲情を迸らせた虎王の表情が入ってくる。
「マジかよ.........脳イキできたじゃん。可愛いな.........」
優しく抱きしめられ、それだけで身体が震えて熱をもつ。腰を寄せて擦り付けると、ずずずと内側を押し広げるように、体積のある肉が中心へと押し込まれる。
「ンーーッあああ、あっ、ひっあああ、おっ、あああっ」
「想像より、悦いよな?」
目の前が真っ白になり、ペニスの穴から壊れたように透明な液体が飛び散り、長い肉が胃の下をぐいぐいと押し上げる。
「ーーッンあ、あぐッあ、ああ、いっ、イ、いぐ、っ、ああっ、た、たけ、おッ」
想像よりも破壊的に内部を突き上げて暴れまわる肉の動きに絶頂から降りられず、必死に虎王の背中に縋り付く。
「キモチいいかよ。やべえな.........その顔.........」
体を揺すってずちゅずちゅっと容赦なく突き上げると、奥に熱を吐き出す。
「孕めよ.........」
何度か腰を押し付けて囁かれると、身体がその気になって、ぎゅうぎゅうと内部の肉を締め上げる。
「ンっ、う.........ッたけ、お、.........もっ、と.........たねつけ、して.........ッ」
「ーーッくそ、欲張りなまんこしやがって.........」
両脚を掴まれて深深と押し込まれる躯に、狂おしいほどの感情が渦巻く。
道具のように使われてた、最初の頃を思い出す。
あの時は苦しかったけど、いまは暖かくて、堪らなくなる。
全身で欲しいことを伝えられるのは。なんて幸せだろう。
「ーーッん、ッあっあ、ああッいい、ッ、いいっ、う、くッ」
「士龍.........ッ、イキまくっていいからな」
優しく響く声に、俺は頷いて痺れに身を任せる。

壊れるくらい、犯されたい。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

高校生の僕は、大学生のお兄さんに捕まって責められる

天災
BL
 高校生の僕は、大学生のお兄さんに捕まって責められる。

全寮制男子校でモテモテ。親衛隊がいる俺の話

みき
BL
全寮制男子校でモテモテな男の子の話。 BL 総受け 高校生 親衛隊 王道 学園 ヤンデレ 溺愛 完全自己満小説です。 数年前に書いた作品で、めちゃくちゃ中途半端なところ(第4話)で終わります。実験的公開作品

俺にはラブラブな超絶イケメンのスパダリ彼氏がいるので、王道学園とやらに無理やり巻き込まないでくださいっ!!

しおりんごん
BL
俺の名前は 笹島 小太郎 高校2年生のちょっと激しめの甘党 顔は可もなく不可もなく、、、と思いたい 身長は170、、、行ってる、、、し ウルセェ!本人が言ってるんだからほんとなんだよ! そんな比較的どこにでもいそうな人柄の俺だが少し周りと違うことがあって、、、 それは、、、 俺には超絶ラブラブなイケメン彼氏がいるのだ!!! 容姿端麗、文武両道 金髪碧眼(ロシアの血が多く入ってるかららしい) 一つ下の学年で、通ってる高校は違うけど、一週間に一度は放課後デートを欠かさないそんなスパダリ完璧彼氏! 名前を堂坂レオンくん! 俺はレオンが大好きだし、レオンも俺が大好きで (自己肯定感が高すぎるって? 実は付き合いたての時に、なんで俺なんか、、、って1人で考えて喧嘩して 結局レオンからわからせという名のおしお、(re 、、、ま、まぁレオンからわかりやすすぎる愛情を一思いに受けてたらそりゃ自身も出るわなっていうこと!) ちょうどこの春レオンが高校に上がって、それでも変わりないラブラブな生活を送っていたんだけど なんとある日空から人が降って来て! ※ファンタジーでもなんでもなく、物理的に降って来たんだ 信じられるか?いや、信じろ 腐ってる姉さんたちが言うには、そいつはみんな大好き王道転校生! 、、、ってなんだ? 兎にも角にも、そいつが現れてから俺の高校がおかしくなってる? いやなんだよ平凡巻き込まれ役って! あーもう!そんな睨むな!牽制するな! 俺には超絶ラブラブな彼氏がいるからそっちのいざこざに巻き込まないでくださいっ!!! ※主人公は固定カプ、、、というか、初っ端から2人でイチャイチャしてるし、ずっと変わりません ※同姓同士の婚姻が認められている世界線での話です ※王道学園とはなんぞや?という人のために一応説明を載せていますが、私には文才が圧倒的に足りないのでわからないままでしたら、他の方の作品を参照していただきたいです🙇‍♀️ ※シリアスは皆無です 終始ドタバタイチャイチャラブコメディでおとどけします

【R18】激重勇者の運命論は~気弱な魔法使いですが、このたび激重勇者に捕獲されました~

夏琳トウ(明石唯加)
BL
ジェリーは魔法使いだ。実家での扱いが原因で気が弱く、自己肯定感がとにかく低い。ある日、師匠であるアクセルにとある仕事を任せられることになる。 それは――勇者に同行し、魔物退治をするというものだった。 正直気乗りはしないが、自分を救ってくれた師匠のため……と、その仕事を受けることにしたジェリー。 勇者キリアンとの関係も、初めはぎこちないものだった。でも、『とある出来事』からキリアンの態度は百八十度変わってしまって……? 「俺の愛を受け取ってくれなきゃ、世界なんて救わないから」 「本当のことを言えば、ジェリー以外いらない」 重すぎる愛情を向ける最強勇者さん×気弱で自己肯定感底辺の魔法使い。 ――この関係は、運命ですか? ―― ※公開初日と翌日は4話ずつ更新、以降毎日2~3話更新です。 ■第12回BL小説大賞応募用の作品です。その1 ■hotランキング 51位ありがとうございます♡ ■表紙イラストはたちばなさまに有償にて描いていただきました。保存転載等は一切禁止になります。 ■掲載先→アルファポリス(先行公開)、ムーンライトノベルズ、エブリスタ

風紀“副”委員長はギリギリモブです

柚実
BL
名家の子息ばかりが集まる全寮制の男子校、鳳凰学園。 俺、佐倉伊織はその学園で風紀“副”委員長をしている。 そう、“副”だ。あくまでも“副”。 だから、ここが王道学園だろうがなんだろうが俺はモブでしかない────はずなのに! BL王道学園に入ってしまった男子高校生がモブであろうとしているのに、主要キャラ達から逃げられない話。

爽やか優等生の生徒会長は全校生徒の中出しオナホール

おさかな
BL
とある男子高校の生徒会長、南陽己(みなみはるき)は爽やかで柔和な顔立ちの美少年生徒会長だが、校内では特注のエロ制服を身に纏う全校生徒のためのオナホールだった。

平凡でツンデレな俺がイケメンで絶倫巨根のドS年下に堕ちたりにゃんか絶対しにゃい…♡

うめときんどう
BL
わたしの性癖全て詰め込んでます…♡ ツンデレだけど友達もそこそこいる平凡男子高校生! 顔も可愛いし女の子に間違われたことも多々… 自分は可愛い可愛い言われるがかっこいいと言われたいので言われる度キレている。 ツンデレだけど中身は優しく男女共々に好かれやすい性格…のはずなのに何故か彼女がいた事がない童貞 と 高校デビューして早々ハーレム生活を送っている高校1年生 中学生のころ何人もの女子に告白しまくられその度に付き合っているが1ヶ月も続いたことがないらしい… だが高校に入ってから誰とも付き合ってないとか…? 束縛が激しくて性癖がエグい絶倫巨根!! の 2人のお話です♡ 小説は初めて書くのでおかしい所が沢山あると思いますが、良ければ見てってください( .. ) 私の性癖が沢山詰まっているのでストーリーになっているかは微妙なのですが、喘ぎ♡アヘアヘ♡イキイキ♡の小説をお楽しみください/////

平凡な365日

葉津緒
BL
平凡脇役(中身非凡)の王道回顧録 1年間、王道連中を遠くから眺め続けた脇役(通行人A)の回想。 全寮制学園/脇役/平凡/中身非凡・毒舌 start→2010

処理中です...