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番外編:旅行に行こう
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薄暗い闇の中にぼんやりと砂浜が光って見えるのに、嬉しそうに士龍は虎王の腕を引く。
「すっげえロマンティックじゃね」
「アンタに一番似合わない言葉だけどな」
虎王は辟易しながらも、はしゃぐ表情に満足そうな顔を浮かべる。
「酷い言い草だよな」
「ハイハイ、似合わない方がオレは好きだけどさ」
腕を引かれて昼間の岩場に向かって歩き、月明かりに人影を見つけると士龍の肩を軽く叩く。
「あそこは満室みたいだぞ」
「あ、ホントだ。アレ、ヤッちゃんだ」
人影に目を止めて、見知った顔だと知るとパタパタと駆け出す。
慌てて虎王は背中を追って肩を掴むと、
「待てって、取り込み中だぞ」
手を振る士龍に耳打ちをすると、顔を上げた康史と視線が合う。
上気した康史の表情と、身体の下には逞しい身体が緩やかな動きを繰り返している。
「あ、ホントだ.......後で殴られたら大変だから、アッチの丘の方に行こうか」
「どこも考えることは一緒だな」
虎王は苦笑を浮かべて、少し小高い丘へと登っていく。
「海を見ながらって素敵だしね」
「でも、ホントにハセガワって.....」
垣間見た光景が衝撃的だったのか、虎王はブツブツと呟いている。
「ん、トール君セクシーだったね。でも、オマエは俺だけ見とけよ」
丘の上に辿り着くとガジュマルの木に虎王の体をドンと押し付ける。
「.....元からアンタしか見てねえ 」
頬をひと撫でして、くちゅりと音をたてて唇を重ねる。虎王は士龍の腰に腕を絡めて太腿に堅くなり始めた肉をぐいぐいと押し付ける。
「すげえやらしいこと、してえな」
唇を離して舌先でちろちろと虎王の唇を舐めながら水着を引き降ろして、片脚を引き抜く。
「煽り上手だよな、ほんとに。ローション、入れるぞ」
ポケットから携帯用ローションを取り出して、開け口を噛み切る。
士龍が片脚を上げると、片腕を絡めてささえてアナルへとローションの注ぎ口を差し込み注入する。
「なあ、士龍、いっぱい抱くから.....準備してよ」
「んなこと言われたら、期待するけど」
士龍は身体を屈めて腰を落とすと、虎王の水着に手をかけて少し兆し始めたペニスに唇を宛ててチュッチュッと音をたてて啄む。
「途中でやめろって泣いても止めないぜ」
「やめるとか、ありえねえな.....。あー、やっぱし長くてかっけえな、たけおのコレ」
「ホントにオレのちんこ好きだよな、アンタ」
愛しむように裏筋へと舌を這わせ先をしゃぶるように口に含むと、もう片方の腕を自分の尻へと回して指を押し込み解し始める。
指を定位置にして自分で腰を回転させて、銜えたペニスの先端で喉奥を突かせ、上気して恍惚とした表情を浮かべ唇を窄める。
「っ、アンタ、やばい。あんま、煽るなって。いちいち、ヤラシイなぁ」
あてられて堪らないとばかりに虎王は士龍の頭を掴むと、ぐぶっと喉奥深く突き上げる。
あまりの肉の体積と突き上げの勢いに士龍は苦しそうに腕を伸ばして藻掻く。
「アンタがわる、い」
食道まで肉塊を詰め込みガクガクと身震いする身体を抱き、勢いにまかせてとくとくと粘液を注ぎ込む。
窒息に力が抜けて地面へと落ちる身体を剥がして、肉を引き抜くと、がはっと苦しそうに士龍は噎せて、精液が唇から溢れ出す。
「ばっ、ぐふ、んッうう」
荒い呼吸と甘い声に下を見ると、士龍はオーラルだけで達してしまったようで、下腹部が白い粘液で汚れている。
「士龍、アンタ、口マンだけでイッちまったのかよ」
はあっはあっと胸元を上げ下げしている様を見下ろすと、くっと喉で笑い顎を指でとらえる。
「っ、しぬ、かと、おも、た」
窒息しそうな苦しさの中に、快感を覚えたのが不思議に思いながらも、両脚を開く。
「.....なあ、はやく、こっちに、くれよ」
月明かりに照らされ、体液に汚れた身体でせがむように腕を虎王の腕に絡めて誘う様子にもう我慢はできそうに無かった。
四つん這いになって、野外で交わるのはどこか獣になったかのようで士龍はひどく興奮していた。
内蔵が飛び出るくらいの圧迫感と、敏感な箇所を蹂躙されて、すっかり身体は虜になっている。
「ッ、あっ、ああ、.....ッふう、ひも、ひい.....っ、たけお、アッアッッあああ、も、ぉ、おかひ、くなるっ」
「だいじょうぶ、いつもおかしくなってんだろ。大好きなオレのちんぽに狂えよ」
「ひ、ッあ、ああ、ああ、ひっ、ひんぽ、ひい」
覆いかぶさり腰を打ち付けられて、全身を駆け巡る熱に浮かされた表情で何度も身震いを繰り返し、ぐるり白目を剥いて舌をはみだし嬌声をあげる。
いやらしくひねられる腰の動きは、意思をもたずにへこへこと動き続ける。
「ちんぽ奥までずっぷりハメられるの好きだろ」
「ッひ、あああ、ずぷっ、て.....っひ、て、ひて、ひゅき、ああ、ひ、ああ、ずぷっ、いい」
呂律もすでに回っておらずに、退行したように簡単な言葉しか繰り返すことができないようだ。
虎王は、士龍のペニスを握ると先端をくにくにと執拗に嬲り始める。
「ひ、あ、あ、や、あああ、ああ、ひい、の、ああ、れちゃ、ああああ、や、れちゃ、う」
「漏らしてイイぜ、外だしッ.....はしたなくびしゃびしゃにおもらししながら、イケよ」
奥を貫かれる圧迫と、尿道を擦られて開かれプシャプシャと勢いよく体液を飛び散らせる。
「ひ、いいっ、っうぅ、あち、やあああ、んんッああああ、ひい」
「士龍、おちんぽみるく沢山やるから、ぐちゃぐちゃになって、イケ」
「ーーっ、ひ、ああッ、ひく、ひっちゃう、らっめ、あ、ああ、あや、らああはあ」
尻を掲げたまま、全身を痙攣させて身を捩らせるとぐたりと砂の上に上体を崩した。
ずるりと肉を引き抜いて、弛緩した身体をそっと腰をだくと、だらりと垂れたペニスからジョロジョロと尿を滴らせている。
「ーーっ、ん、ん、とま、ない」
「外だから、イイって」
金色の頭を撫でて、恍惚にはみ出したままの舌をちゅっと吸い上げる。
「すっげえロマンティックじゃね」
「アンタに一番似合わない言葉だけどな」
虎王は辟易しながらも、はしゃぐ表情に満足そうな顔を浮かべる。
「酷い言い草だよな」
「ハイハイ、似合わない方がオレは好きだけどさ」
腕を引かれて昼間の岩場に向かって歩き、月明かりに人影を見つけると士龍の肩を軽く叩く。
「あそこは満室みたいだぞ」
「あ、ホントだ。アレ、ヤッちゃんだ」
人影に目を止めて、見知った顔だと知るとパタパタと駆け出す。
慌てて虎王は背中を追って肩を掴むと、
「待てって、取り込み中だぞ」
手を振る士龍に耳打ちをすると、顔を上げた康史と視線が合う。
上気した康史の表情と、身体の下には逞しい身体が緩やかな動きを繰り返している。
「あ、ホントだ.......後で殴られたら大変だから、アッチの丘の方に行こうか」
「どこも考えることは一緒だな」
虎王は苦笑を浮かべて、少し小高い丘へと登っていく。
「海を見ながらって素敵だしね」
「でも、ホントにハセガワって.....」
垣間見た光景が衝撃的だったのか、虎王はブツブツと呟いている。
「ん、トール君セクシーだったね。でも、オマエは俺だけ見とけよ」
丘の上に辿り着くとガジュマルの木に虎王の体をドンと押し付ける。
「.....元からアンタしか見てねえ 」
頬をひと撫でして、くちゅりと音をたてて唇を重ねる。虎王は士龍の腰に腕を絡めて太腿に堅くなり始めた肉をぐいぐいと押し付ける。
「すげえやらしいこと、してえな」
唇を離して舌先でちろちろと虎王の唇を舐めながら水着を引き降ろして、片脚を引き抜く。
「煽り上手だよな、ほんとに。ローション、入れるぞ」
ポケットから携帯用ローションを取り出して、開け口を噛み切る。
士龍が片脚を上げると、片腕を絡めてささえてアナルへとローションの注ぎ口を差し込み注入する。
「なあ、士龍、いっぱい抱くから.....準備してよ」
「んなこと言われたら、期待するけど」
士龍は身体を屈めて腰を落とすと、虎王の水着に手をかけて少し兆し始めたペニスに唇を宛ててチュッチュッと音をたてて啄む。
「途中でやめろって泣いても止めないぜ」
「やめるとか、ありえねえな.....。あー、やっぱし長くてかっけえな、たけおのコレ」
「ホントにオレのちんこ好きだよな、アンタ」
愛しむように裏筋へと舌を這わせ先をしゃぶるように口に含むと、もう片方の腕を自分の尻へと回して指を押し込み解し始める。
指を定位置にして自分で腰を回転させて、銜えたペニスの先端で喉奥を突かせ、上気して恍惚とした表情を浮かべ唇を窄める。
「っ、アンタ、やばい。あんま、煽るなって。いちいち、ヤラシイなぁ」
あてられて堪らないとばかりに虎王は士龍の頭を掴むと、ぐぶっと喉奥深く突き上げる。
あまりの肉の体積と突き上げの勢いに士龍は苦しそうに腕を伸ばして藻掻く。
「アンタがわる、い」
食道まで肉塊を詰め込みガクガクと身震いする身体を抱き、勢いにまかせてとくとくと粘液を注ぎ込む。
窒息に力が抜けて地面へと落ちる身体を剥がして、肉を引き抜くと、がはっと苦しそうに士龍は噎せて、精液が唇から溢れ出す。
「ばっ、ぐふ、んッうう」
荒い呼吸と甘い声に下を見ると、士龍はオーラルだけで達してしまったようで、下腹部が白い粘液で汚れている。
「士龍、アンタ、口マンだけでイッちまったのかよ」
はあっはあっと胸元を上げ下げしている様を見下ろすと、くっと喉で笑い顎を指でとらえる。
「っ、しぬ、かと、おも、た」
窒息しそうな苦しさの中に、快感を覚えたのが不思議に思いながらも、両脚を開く。
「.....なあ、はやく、こっちに、くれよ」
月明かりに照らされ、体液に汚れた身体でせがむように腕を虎王の腕に絡めて誘う様子にもう我慢はできそうに無かった。
四つん這いになって、野外で交わるのはどこか獣になったかのようで士龍はひどく興奮していた。
内蔵が飛び出るくらいの圧迫感と、敏感な箇所を蹂躙されて、すっかり身体は虜になっている。
「ッ、あっ、ああ、.....ッふう、ひも、ひい.....っ、たけお、アッアッッあああ、も、ぉ、おかひ、くなるっ」
「だいじょうぶ、いつもおかしくなってんだろ。大好きなオレのちんぽに狂えよ」
「ひ、ッあ、ああ、ああ、ひっ、ひんぽ、ひい」
覆いかぶさり腰を打ち付けられて、全身を駆け巡る熱に浮かされた表情で何度も身震いを繰り返し、ぐるり白目を剥いて舌をはみだし嬌声をあげる。
いやらしくひねられる腰の動きは、意思をもたずにへこへこと動き続ける。
「ちんぽ奥までずっぷりハメられるの好きだろ」
「ッひ、あああ、ずぷっ、て.....っひ、て、ひて、ひゅき、ああ、ひ、ああ、ずぷっ、いい」
呂律もすでに回っておらずに、退行したように簡単な言葉しか繰り返すことができないようだ。
虎王は、士龍のペニスを握ると先端をくにくにと執拗に嬲り始める。
「ひ、あ、あ、や、あああ、ああ、ひい、の、ああ、れちゃ、ああああ、や、れちゃ、う」
「漏らしてイイぜ、外だしッ.....はしたなくびしゃびしゃにおもらししながら、イケよ」
奥を貫かれる圧迫と、尿道を擦られて開かれプシャプシャと勢いよく体液を飛び散らせる。
「ひ、いいっ、っうぅ、あち、やあああ、んんッああああ、ひい」
「士龍、おちんぽみるく沢山やるから、ぐちゃぐちゃになって、イケ」
「ーーっ、ひ、ああッ、ひく、ひっちゃう、らっめ、あ、ああ、あや、らああはあ」
尻を掲げたまま、全身を痙攣させて身を捩らせるとぐたりと砂の上に上体を崩した。
ずるりと肉を引き抜いて、弛緩した身体をそっと腰をだくと、だらりと垂れたペニスからジョロジョロと尿を滴らせている。
「ーーっ、ん、ん、とま、ない」
「外だから、イイって」
金色の頭を撫でて、恍惚にはみ出したままの舌をちゅっと吸い上げる。
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