120 / 169
番外編:旅行に行こう
※2
しおりを挟む
東流と康史は遠泳すると言って二人で泳いでいってしまったので、士龍はボートに乗って虎王にロープを牽かせて泳がせていた。
「なんか気持ちいいなあ、ボート」
「アンタねえ、そんなのんびりしたこと言ってっと人のいねえとこまで牽いてって、ぶち犯すぞ」
虎王は中指を立ててみせ平泳ぎしながら、岩場の陰にある砂浜へと牽いていく。
「たけおったら、それ、すっごく情熱的だな」
剣呑な言葉も意に介さずに士龍は笑いながらキラキラと光る海水を手に掬って、ふと笑い近くの岩を掴む。
「そうだ、たけお、海の中でってのも、なかなかイイかも」
「おい、海水だぞ。切れたら塩水はかなりいてえぞ、バカ」
傷口に塩とかやべえだろと、冷静に虎王は言うと手を離せと告げて、安全そうな砂浜の方へと向かい浅瀬で立ち上がると、大股で歩いて浜にあがる。
「たけおは優しいよなあ。ドSじゃなくて、お兄ちゃんは安心する」
「アンタ、痛いの嫌いだろが。ほら、重いからさっさとボートから降りて」
言われて士龍は立ち上がると、ボートを片手に持って岩場に立てかける。
オフシーズンなのもあり、人は全くいない。
「ワカメばっかだな」
海藻が足にまとわりつくのを払いながら士龍は岩場の陰に腰を下ろして、虎王を手招きする。
「ワカメじゃねえよ、昆布だ」
「そんな変わらないだろ?ほんとにすげえ綺麗な海だな」
大きく息を吸って目を伏せる士龍の横に虎王は座ると、
「ほんとに大雑把だな。まあ、アンタが喜んでるならいいけどな。ホントにココですんの?」
聞かながら既に腕を伸ばして腰を抱き寄せている虎王は、準備万端のようである。
「軽くね。本番は夜にしようか」
「軽くっていいながら、ヤル気満々じゃねえかよ」
下肢の膨らみに指先を這わせて、ぷっと笑いを耳元吹き込み四つん這いになってと、優しい声音で囁いた。
「士龍、ローションねえから舐めて」
ぐぶと指を士龍の唇に押し込み、ぺろんと引き下ろされたビキニタイプの水着からはみ出た尻を掴むと、虎王は塩味のする後孔へと舌先を這わせる。
ぷちゃぷちゃと音をたて唾液を注ぎながら浅い場所を舐めあげる。
「ンっふ、ううう、ンンンっはあ、ぶ、はあ」
唾液まみれの指を吐き出して、軽く顎先をあげる。
「太陽の下とか、有り得ないからすげえくるだろ?もう、後ろがぱくぱくしてるしな」
虎王は揶揄して唾液に濡れた指をゆっくりと肉筒へと埋めていく。
「って、んッ、はあ、たけ、おっ、だれも……こね、え?」
不安そうな目を向ける士龍にくくっと笑い、指を深く埋めて前立腺を押し上げる。
「ッア、あアッああ、っいあああ」
身震いしてぼたぼたと腹についた竿の先から白い粘液が溢れるのを見やりこりこりと擦りあげる。
「なんだよ、指マンでザーメンダラダラ出してる姿を誰かに見て欲しいのかよ、淫乱」
指を3本に増やして背中からのしかかり、耳朶を口に含んで胸元を抱き寄せる。
抵抗なく3本の指が収まるのを確認して、左右にゆさゆさと揺さぶり脚を開かせる。
「ッア、あアッ、や、やだ、ゆび、じゃ、とどかな、たけお、っ」
いつも擦られている場所に欲しくて、士龍は疼きに任せて腰を押しつける。
「え、本番は夜じゃねえの?」
チュパチュパと耳朶をしゃぶりあげて意地悪く焦らすように指で中をこねまわし、もう片方の指で乳首を爪で擦り付ける。
「ッアく、あくッア、ああっ、あ、ゆび、も、やっ、だ、たけおの、ちんぽ、ほしい」
首を左右に振って求める様に満足したように虎王は舌なめずりをして、下着を下げて固く尖った肉を押し当てる。
「いいぜ、士龍の大好きなオレのおちんぽやるからな」
「ンッアア、あああ、あああ、ッアアーーッアんうんあ、く、く、あくうう」
ズプズプズプと埋め込まれていく熱に、荒く呼吸を乱しながら士龍は肉を受け入れビシャビシャと砂浜に白い粘液を飛び散らせる。
「きも、ひ、いい、ちんぽ、いいっあああ、いきすぎ、ちゃ、あああ、いく、いくっ、ひ、ッア、いいく」
イッているのに、許さずに腰を掴んでぐいぐと中をかき混ぜて嬌声をあげさせ、虎王は士龍を止めることなく突き上げつづけた。
「なんか気持ちいいなあ、ボート」
「アンタねえ、そんなのんびりしたこと言ってっと人のいねえとこまで牽いてって、ぶち犯すぞ」
虎王は中指を立ててみせ平泳ぎしながら、岩場の陰にある砂浜へと牽いていく。
「たけおったら、それ、すっごく情熱的だな」
剣呑な言葉も意に介さずに士龍は笑いながらキラキラと光る海水を手に掬って、ふと笑い近くの岩を掴む。
「そうだ、たけお、海の中でってのも、なかなかイイかも」
「おい、海水だぞ。切れたら塩水はかなりいてえぞ、バカ」
傷口に塩とかやべえだろと、冷静に虎王は言うと手を離せと告げて、安全そうな砂浜の方へと向かい浅瀬で立ち上がると、大股で歩いて浜にあがる。
「たけおは優しいよなあ。ドSじゃなくて、お兄ちゃんは安心する」
「アンタ、痛いの嫌いだろが。ほら、重いからさっさとボートから降りて」
言われて士龍は立ち上がると、ボートを片手に持って岩場に立てかける。
オフシーズンなのもあり、人は全くいない。
「ワカメばっかだな」
海藻が足にまとわりつくのを払いながら士龍は岩場の陰に腰を下ろして、虎王を手招きする。
「ワカメじゃねえよ、昆布だ」
「そんな変わらないだろ?ほんとにすげえ綺麗な海だな」
大きく息を吸って目を伏せる士龍の横に虎王は座ると、
「ほんとに大雑把だな。まあ、アンタが喜んでるならいいけどな。ホントにココですんの?」
聞かながら既に腕を伸ばして腰を抱き寄せている虎王は、準備万端のようである。
「軽くね。本番は夜にしようか」
「軽くっていいながら、ヤル気満々じゃねえかよ」
下肢の膨らみに指先を這わせて、ぷっと笑いを耳元吹き込み四つん這いになってと、優しい声音で囁いた。
「士龍、ローションねえから舐めて」
ぐぶと指を士龍の唇に押し込み、ぺろんと引き下ろされたビキニタイプの水着からはみ出た尻を掴むと、虎王は塩味のする後孔へと舌先を這わせる。
ぷちゃぷちゃと音をたて唾液を注ぎながら浅い場所を舐めあげる。
「ンっふ、ううう、ンンンっはあ、ぶ、はあ」
唾液まみれの指を吐き出して、軽く顎先をあげる。
「太陽の下とか、有り得ないからすげえくるだろ?もう、後ろがぱくぱくしてるしな」
虎王は揶揄して唾液に濡れた指をゆっくりと肉筒へと埋めていく。
「って、んッ、はあ、たけ、おっ、だれも……こね、え?」
不安そうな目を向ける士龍にくくっと笑い、指を深く埋めて前立腺を押し上げる。
「ッア、あアッああ、っいあああ」
身震いしてぼたぼたと腹についた竿の先から白い粘液が溢れるのを見やりこりこりと擦りあげる。
「なんだよ、指マンでザーメンダラダラ出してる姿を誰かに見て欲しいのかよ、淫乱」
指を3本に増やして背中からのしかかり、耳朶を口に含んで胸元を抱き寄せる。
抵抗なく3本の指が収まるのを確認して、左右にゆさゆさと揺さぶり脚を開かせる。
「ッア、あアッ、や、やだ、ゆび、じゃ、とどかな、たけお、っ」
いつも擦られている場所に欲しくて、士龍は疼きに任せて腰を押しつける。
「え、本番は夜じゃねえの?」
チュパチュパと耳朶をしゃぶりあげて意地悪く焦らすように指で中をこねまわし、もう片方の指で乳首を爪で擦り付ける。
「ッアく、あくッア、ああっ、あ、ゆび、も、やっ、だ、たけおの、ちんぽ、ほしい」
首を左右に振って求める様に満足したように虎王は舌なめずりをして、下着を下げて固く尖った肉を押し当てる。
「いいぜ、士龍の大好きなオレのおちんぽやるからな」
「ンッアア、あああ、あああ、ッアアーーッアんうんあ、く、く、あくうう」
ズプズプズプと埋め込まれていく熱に、荒く呼吸を乱しながら士龍は肉を受け入れビシャビシャと砂浜に白い粘液を飛び散らせる。
「きも、ひ、いい、ちんぽ、いいっあああ、いきすぎ、ちゃ、あああ、いく、いくっ、ひ、ッア、いいく」
イッているのに、許さずに腰を掴んでぐいぐと中をかき混ぜて嬌声をあげさせ、虎王は士龍を止めることなく突き上げつづけた。
0
お気に入りに追加
144
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
身体検査
RIKUTO
BL
次世代優生保護法。この世界の日本は、最適な遺伝子を残し、日本民族の優秀さを維持するとの目的で、
選ばれた青少年たちの体を徹底的に検査する。厳正な検査だというが、異常なほどに性器と排泄器の検査をするのである。それに選ばれたとある少年の全記録。
壁穴奴隷No.19 麻袋の男
猫丸
BL
壁穴奴隷シリーズ・第二弾、壁穴奴隷No.19の男の話。
麻袋で顔を隠して働いていた壁穴奴隷19番、レオが誘拐されてしまった。彼の正体は、実は新王国の第二王子。変態的な性癖を持つ王子を連れ去った犯人の目的は?
シンプルにドS(攻)✕ドM(受※ちょっとビッチ気味)の組合せ。
前編・後編+後日談の全3話
SM系で鞭多めです。ハッピーエンド。
※壁穴奴隷シリーズのNo.18で使えなかった特殊性癖を含む内容です。地雷のある方はキーワードを確認してからお読みください。
※No.18の話と世界観(設定)は一緒で、一部にNo.18の登場人物がでてきますが、No.19からお読みいただいても問題ありません。
少年野球で知り合ってやけに懐いてきた後輩のあえぎ声が頭から離れない
ベータヴィレッジ 現実沈殿村落
BL
少年野球で知り合い、やたら懐いてきた後輩がいた。
ある日、彼にちょっとしたイタズラをした。何気なく出したちょっかいだった。
だがそのときに発せられたあえぎ声が頭から離れなくなり、俺の行為はどんどんエスカレートしていく。
食事届いたけど配達員のほうを食べました
ベータヴィレッジ 現実沈殿村落
BL
なぜ自転車に乗る人はピチピチのエロい服を着ているのか?
そう思っていたところに、食事を届けにきたデリバリー配達員の男子大学生がピチピチのサイクルウェアを着ていた。イケメンな上に筋肉質でエロかったので、追加料金を払って、メシではなく彼を食べることにした。
女装とメス調教をさせられ、担任だった教師の亡くなった奥さんの代わりをさせられる元教え子の男
湊戸アサギリ
BL
また女装メス調教です。見ていただきありがとうございます。
何も知らない息子視点です。今回はエロ無しです。他の作品もよろしくお願いします。
膀胱を虐められる男の子の話
煬帝
BL
常におしがま膀胱プレイ
男に監禁されアブノーマルなプレイにどんどんハマっていってしまうノーマルゲイの男の子の話
膀胱責め.尿道責め.おしっこ我慢.調教.SM.拘束.お仕置き.主従.首輪.軟禁(監禁含む)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる