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愛多憎生
※106
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小倉の興奮した声と、ざわつく回りの嘲笑が聞こえるが。脳みそはすっかりバカになってる。
身体も、中にある指を動かして欲しいと腰をよじって、ねだるように揺れてしまう。
「っ、ほらほらエロい顔して、中たりねえんだろ、早いトコ入れてくださいってオネダリしろよ?」
優越感に浸る小倉の顔がとてもむかつく。
指をずるりと引き抜いて、ひくひくと開いたままのアナルを周りの奴に見せつける。
「このまま、俺のモノになるなら俺だけですます。ならねえなら、マワして再起不能にしてやんよ。士龍ちゃん、どうする?俺のモンになるか」
最初からオマエだけとセックスッて話はどうしたよ。どこでどうなって、オマエのモノにならなきゃいけないんだ。
「ッ、ハァ、はぁ、あ、死んでも……ハルちゃん……おまえの、もんにはなんねえ、よ」
俺を見下ろした小倉のカッと見開かれた目に、ぎらりと残虐な光が見えた。
「士龍。あんま、意地張ってても可愛くねぇよ、ほら可愛くオネダリしろっての」
小倉の指先が奥の脆い箇所をゆるゆる撫でられ、俺は背を反らして切なくて腰をもじつかせてしまう。
もっと強く中に刺激がほしくてたまらなくて、腰を落とすと指を引いて刺激を逃がす。
「…………ッく、い、ッ…………ハァ……あ、いッ……や、あッ……ッい……ッああ……ッ」
息が苦しくて全身から汗が滲み出す。どこまで、焦らすつもりだっての。
「ほら、言え。ハルヨシさんのちんちん欲しいですってさ」
耳元で囁いて、ぬるっと耳穴にざらついた舌先を押し込みクチャクチャと音をたてて口に含む。
「オレのでもちんちん入れてほしくて仕方ねえんだろ」
ローションを指に絡めてぐぷぐぷと音を立てて、泡立てながら二本の指を奥まで埋め込み、こりこりと指で前立腺をつまんで指腹で擦る。
「ッひ、あ、あああッ、やあ、あああッひ、うう……ああ」
頭の中が真っ白になり、ジワジワと頭の中が熱でうかされる。
ぷちんと頭の中が弾け飛び、びちゃびちゃと精液が飛び出す。
「……をら、どうしてほしいんだよ?士龍」
「ッあ、い……ッい、いれ……って、いれて……ちんぽ……ほし……い、あああ、なかあ、ほしいっ」
身体中熱くて仕方なくて脚を開いて腰を押し付ける。
「ちゃんと、言えよ。ほら、ハルヨシのちんこくれってさ」
ペニスの先を隙間に擦り付けて、ぐにぐにと挟ませながら俺の腰を抱いて、小倉は俺にたたみかける。
「ッひ、や、ああ……やあ……っ、……はるちゃ、……ッちん…………ッちんぽ、いれてッ……なあ」
「ハッ、まあ、いいか。いやらしい奴だな。彼氏の前で他のヤツのちんぽ入れて欲しいとか、節操なしの淫乱だな」
腰をグイッと抱いて、小倉は俺の中に埋没してくる。
いつもと違う感覚と肉の圧迫に、違うと心が悲鳴をあげる。
それなのに、体はそれを飲み込み快感だと脳に伝えてくる。
「ひ、あああッ……ッイイッあ、いいっ、ひ、いいっ…ッ」
声をあげて俺は漸く得られた肉の与える快感に夢中になる。
「ッ……あああ、ひ、うんッああ、イイッ」
「なあ、俺のモンになれ。士龍」
小倉が突き上げて中に体液を放って何度も囁くのに、俺は必死で首を横に振る。
「オマエを傷つけたいわけじゃねえ。だから、お願いだからオレのモンになれよ」
切なく響く声に、俺はそれでも首を横に振った。
「いいかげんに、しろ、士龍。オレが本気じゃねーとかタカくくってんじゃねーよ!!」
ズルッと身体を引き剥がされ、小倉の怒号が聞こえ、風を拳が切る音と、グワシッと皮膚を打つ音が響き酷い痛みが身体を襲う。
ぐしゃりと叩きつけられるように、身体が床へと吹っ飛ぶ。
「ッひ、あ、ああ……ッく…………」
痛いのに身体はビクビクと震えて、俺は精子を撒き散らしながらイキ続けていた。
「ライ、ユーヤ、ハマ、カイ、シマ。士龍をヤッていいぜ。コイツ、マジで死んでも俺のモンにならんらしいからなァ」
身体も、中にある指を動かして欲しいと腰をよじって、ねだるように揺れてしまう。
「っ、ほらほらエロい顔して、中たりねえんだろ、早いトコ入れてくださいってオネダリしろよ?」
優越感に浸る小倉の顔がとてもむかつく。
指をずるりと引き抜いて、ひくひくと開いたままのアナルを周りの奴に見せつける。
「このまま、俺のモノになるなら俺だけですます。ならねえなら、マワして再起不能にしてやんよ。士龍ちゃん、どうする?俺のモンになるか」
最初からオマエだけとセックスッて話はどうしたよ。どこでどうなって、オマエのモノにならなきゃいけないんだ。
「ッ、ハァ、はぁ、あ、死んでも……ハルちゃん……おまえの、もんにはなんねえ、よ」
俺を見下ろした小倉のカッと見開かれた目に、ぎらりと残虐な光が見えた。
「士龍。あんま、意地張ってても可愛くねぇよ、ほら可愛くオネダリしろっての」
小倉の指先が奥の脆い箇所をゆるゆる撫でられ、俺は背を反らして切なくて腰をもじつかせてしまう。
もっと強く中に刺激がほしくてたまらなくて、腰を落とすと指を引いて刺激を逃がす。
「…………ッく、い、ッ…………ハァ……あ、いッ……や、あッ……ッい……ッああ……ッ」
息が苦しくて全身から汗が滲み出す。どこまで、焦らすつもりだっての。
「ほら、言え。ハルヨシさんのちんちん欲しいですってさ」
耳元で囁いて、ぬるっと耳穴にざらついた舌先を押し込みクチャクチャと音をたてて口に含む。
「オレのでもちんちん入れてほしくて仕方ねえんだろ」
ローションを指に絡めてぐぷぐぷと音を立てて、泡立てながら二本の指を奥まで埋め込み、こりこりと指で前立腺をつまんで指腹で擦る。
「ッひ、あ、あああッ、やあ、あああッひ、うう……ああ」
頭の中が真っ白になり、ジワジワと頭の中が熱でうかされる。
ぷちんと頭の中が弾け飛び、びちゃびちゃと精液が飛び出す。
「……をら、どうしてほしいんだよ?士龍」
「ッあ、い……ッい、いれ……って、いれて……ちんぽ……ほし……い、あああ、なかあ、ほしいっ」
身体中熱くて仕方なくて脚を開いて腰を押し付ける。
「ちゃんと、言えよ。ほら、ハルヨシのちんこくれってさ」
ペニスの先を隙間に擦り付けて、ぐにぐにと挟ませながら俺の腰を抱いて、小倉は俺にたたみかける。
「ッひ、や、ああ……やあ……っ、……はるちゃ、……ッちん…………ッちんぽ、いれてッ……なあ」
「ハッ、まあ、いいか。いやらしい奴だな。彼氏の前で他のヤツのちんぽ入れて欲しいとか、節操なしの淫乱だな」
腰をグイッと抱いて、小倉は俺の中に埋没してくる。
いつもと違う感覚と肉の圧迫に、違うと心が悲鳴をあげる。
それなのに、体はそれを飲み込み快感だと脳に伝えてくる。
「ひ、あああッ……ッイイッあ、いいっ、ひ、いいっ…ッ」
声をあげて俺は漸く得られた肉の与える快感に夢中になる。
「ッ……あああ、ひ、うんッああ、イイッ」
「なあ、俺のモンになれ。士龍」
小倉が突き上げて中に体液を放って何度も囁くのに、俺は必死で首を横に振る。
「オマエを傷つけたいわけじゃねえ。だから、お願いだからオレのモンになれよ」
切なく響く声に、俺はそれでも首を横に振った。
「いいかげんに、しろ、士龍。オレが本気じゃねーとかタカくくってんじゃねーよ!!」
ズルッと身体を引き剥がされ、小倉の怒号が聞こえ、風を拳が切る音と、グワシッと皮膚を打つ音が響き酷い痛みが身体を襲う。
ぐしゃりと叩きつけられるように、身体が床へと吹っ飛ぶ。
「ッひ、あ、ああ……ッく…………」
痛いのに身体はビクビクと震えて、俺は精子を撒き散らしながらイキ続けていた。
「ライ、ユーヤ、ハマ、カイ、シマ。士龍をヤッていいぜ。コイツ、マジで死んでも俺のモンにならんらしいからなァ」
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