俺たちの××

怜悧(サトシ)

文字の大きさ
上 下
153 / 353
三学期編

※大阪事変 →side T

しおりを挟む
倉庫はあまり空調が効いてないのか、身体が凍りそうだ。
西覇は解放されて、衣服も返されたようで成り行きに珍しく泣きそうな顔をしている。
とりあえず西覇の姿に安堵していたが、代わりに俺は両腕と両脚を開脚したまま縛られて、完全に身動き取れない状態だ。

「なんや、お兄さん。チクビとちんこにピアスあけて、じつはヘンタイ趣味のひとなんやないの」
男は乳首のピアスに興味をしめして、ちんこのピアスも同時にこねまわしながら、ビデオカメラを向けてくる。
俺の身体は既に反応してしまい、全身が熱をもちはじめる。
「なんや、処女ちゃうんやね。…………ちいとガッカリやわ」
「慣れてるほうが、ええときもあるやろ。指も簡単に飲み込んでいくで」
乾いた指を無遠慮に慣らしもせずに入れられて、ずくずくと擦れる痛みにビリビリと電流が走る。
「…………イッ、ッて……ェ、あ、ッ…………ッ」
痛みに反応して、萎えていたペニスがビクンと震えて張り詰めていく。
「へえ、おにいさんは痛いんが好きなんや。えろおやらしいカラダなんやね」
指をいれていた男が、調子に乗ってずくずくと中をかき回しはじめ、クチュクチュと湿っぽい音が響きはじめる。
感じたくないのに、与えられる刺激に反応してたまらない疼きに腰がよじれる。
どうにかして打開しなくちゃいけねーのに、体は俺を裏切って、快感にとらわれつつある。
「外の3人も、お兄さんがつぶしたんやね。したら…………慰謝料ぎょうさんはろてもらわんとな」
「…………ッは、……ェ、……ッく、あッあ、アッ」
指を増やされ、ペニスにはめたピアスを引っ張られる痛みに、頭が真っ白になり俺は溺れそうになる。
ヤバイな。
俺は奥歯を噛み締めて、快感から身体を逃がす。
「中もやらかくなってきたわ。したら、おいしいの食わせてやろか」
指を引き抜かれて、グイッとペニスを押し付けられて俺は腰をあげてそれを飲み込む。
「く、ッハァ…………、ッあ、ハッ………ああ…」
西覇は、俺を目を見開いたまま見ている。
「なんや、ほんま中ぐにゃぐにゃで熱くてええわ」
腰を回すように使いながら男は、俺の上で呻く。
「がまんでけんわ、上を使こてやるわ。噛んだらあかんで」
顎先をとられて、咥内へとペニスを埋め込まれ、俺は唇をすぼませてゆるゆると唇でしごく。
ここまでは、康史も助けに来ちゃくれない。
自分でどうにかしねーと、な。
「口もうまいわ。マジで、掘り出しもんやな」
中でひとり果てたのか、内部に吐き出された感覚に吐きそうになる。
それなのに、俺はビクンビクンと腰をあげて精子をふき上げる。

抜かれたアナルから、汚い精子をこぼしてもっと欲しいとばかりにはくはくと疼きにあわせてアナルを開いてしまう。
「ええ肉便器になりそやね」
笑いながら、新たに加わった男がそこにペニスを押し込む。
ぐぷうぐぷうと胎内深くを貫き、前立腺を的確にとらえていたぶるように打ち付ける。
「ッ…………ァァァあ……ッひ、ッく……いく……ッ」
びしゃっびしゃっとその度に潮を吹いて、全身を濡らして更に奥に欲しいとばかりに身体をゆさぶる。
「すっかり、メスの顔やね、おにいさん」
「こないなちんぽ狂いの淫乱やったとは、見かけによらんな。えろビデオぎょうさんとれそうやし、しばらくは飼ってやろうな」

朦朧とした意識の中で、それでもまだ俺はチャンスを待っていた。

「……っ、はあ、、あん、まだ、もっと…………ほし……っい」

からだが切なくなってたまらないというように、俺はボス格のやつにねだる声をだした。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

校長室のソファの染みを知っていますか?

フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。 しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。 座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る

膀胱を虐められる男の子の話

煬帝
BL
常におしがま膀胱プレイ 男に監禁されアブノーマルなプレイにどんどんハマっていってしまうノーマルゲイの男の子の話 膀胱責め.尿道責め.おしっこ我慢.調教.SM.拘束.お仕置き.主従.首輪.軟禁(監禁含む)

【R-18】クリしつけ

蛙鳴蝉噪
恋愛
男尊女卑な社会で女の子がクリトリスを使って淫らに教育されていく日常の一コマ。クリ責め。クリリード。なんでもありでアブノーマルな内容なので、精神ともに18歳以上でなんでも許せる方のみどうぞ。

部室強制監獄

裕光
BL
 夜8時に毎日更新します!  高校2年生サッカー部所属の祐介。  先輩・後輩・同級生みんなから親しく人望がとても厚い。  ある日の夜。  剣道部の同級生 蓮と夜飯に行った所途中からプチッと記憶が途切れてしまう  気づいたら剣道部の部室に拘束されて身動きは取れなくなっていた  現れたのは蓮ともう1人。  1個上の剣道部蓮の先輩の大野だ。  そして大野は裕介に向かって言った。  大野「お前も肉便器に改造してやる」  大野は蓮に裕介のサッカーの練習着を渡すと中を開けて―…  

嫌がる繊細くんを連続絶頂させる話

てけてとん
BL
同じクラスの人気者な繊細くんの弱みにつけこんで何度も絶頂させる話です。結構鬼畜です。長すぎたので2話に分割しています。

親父は息子に犯され教師は生徒に犯される!ド淫乱達の放課後

BL
天が裂け地は割れ嵐を呼ぶ! 救いなき男と男の淫乱天国! 男は快楽を求め愛を知り自分を知る。 めくるめく肛の向こうへ。

お嬢様、お仕置の時間です。

moa
恋愛
私は御門 凛(みかど りん)、御門財閥の長女として産まれた。 両親は跡継ぎの息子が欲しかったようで女として産まれた私のことをよく思っていなかった。 私の世話は執事とメイド達がしてくれていた。 私が2歳になったとき、弟の御門 新(みかど あらた)が産まれた。 両親は念願の息子が産まれたことで私を執事とメイド達に渡し、新を連れて家を出ていってしまった。 新しい屋敷を建ててそこで暮らしているそうだが、必要な費用を送ってくれている以外は何も教えてくれてくれなかった。 私が小さい頃から執事としてずっと一緒にいる氷川 海(ひかわ かい)が身の回りの世話や勉強など色々してくれていた。 海は普段は優しくなんでもこなしてしまう完璧な執事。 しかし厳しいときは厳しくて怒らせるとすごく怖い。 海は執事としてずっと一緒にいると思っていたのにある日、私の中で何か特別な感情がある事に気付く。 しかし、愛を知らずに育ってきた私が愛と知るのは、まだ先の話。

制限生活

澄玲 月
BL
R18作品です。ほぼ全部。 監禁だったり、もうすべてエロいことしまくります。

処理中です...