8 / 32
また次の初めて
しおりを挟む陛下は今日も機嫌がいいようだ。
夜になると、僕はまた陛下のものを咥えていた。
「あぁ、いいよシオン、あぁ、イキそうだ。」
僕はまた陛下が出したものを飲み込んだ。
「シオン、無理して飲まなくていいんだぞ。」
「無理などしていません。陛下の全てを愛していますから。」
「そうか。分かった。今からは力を抜いていなさい。清浄をかけているから心配ない。」
「はい。」
「ひゃぁ、、ぁ、そんなところ、、んん、、」
陛下は僕に仰向けのまま両足を抱えさせると、お尻の穴に触れた。そしてトロトロしたものを塗ると、ジュプッと指を入れてきた。
僕は驚いて身を固くすると、力を抜くよう注意された。
僕は謝って、力を抜いて陛下を見つめたまま感覚に集中した。
グニグニと指を動かして入り口を揉みほぐして広げている?違和感しかないが、これは何だろう?
大人しくされるがままになっていると、いつの間にか指の本数が増えていた。
ジュプジュプとそこは卑猥な音を立てながら陛下の指が出し入れされている。
「やはりキツイな。」
「申し訳ございません。」
「謝ることはない。何者も受け入れたことがないということだ。すぐによくしてやるからな。」
「はい。」
この体勢はとても恥ずかしいが、陛下は喜んでいるようで安心した。
尻など揉みほぐして何をするのか、分からないな。そうボーッと考えていたが、陛下の指が少し奥まで進んである場所に触れた途端、雷に打たれたような鋭い快感が駆け抜けて、僕は大きく跳ねた。
「ひぃあ!、、はぁ、はぁ、はぁ、、あ、ぁあ、ぁあ、、へ、いか、、そこ、、なに?そこ、、、ぃあ、、ゃああ、、」
「ここが好きか。そうかそうか。そんな反応をしてくれるとは、シオンはやはり最高だな。」
陛下が何を言っているのかもよく聞き取れず、陛下の指は執拗にその場所を攻め立てて、僕は体をビクンビクンと跳ねさせながら快感に呑まれそうで怖くて叫んだ。
「いゃあ、、ゃあ、、らめ、そこ、や、、や、、あぁ、、あぁぁぁああ、も、らめれす、、も、こわぃ、やぁあああ!!」
首をブンブン振って訴えるも、全然止めてくれなくて、僕の目からは涙が流れ落ちた。
「あぁ、シオン、もっと乱れていいんだぞ。シオンは本当に美しい。」
「へい、か、、気持ち良すぎて怖いです、、あ、あぁ、、あ、、、」
いつの間にか僕は達していたようで、お腹の上に僕から出た白濁した液が脇腹に流れて、陛下はそれを舌で掬うようにジュルっと舐めて飲み込んだ。
「シオン、可愛い。もっと啼かせたい。」
「こんなに乱れて、恥ずかしいです・・・。」
「それがいいんだ。遠慮なく思いっきり乱れてくれ。」
「・・・はい。」
陛下の言葉は絶対。僕は意見を求められた時には反対意見も言うけど、基本陛下の言葉には絶対服従と決めている。
こんな時にもその自分の決めた定めに囚われてしまう。
「少し休んだら再開しよう。」
「はい。」
「へい、か、、らめ、らめれす、、もぅ、、ひぁ!、、あぁ、、またくる、、あ、やぁぁぁああ、あ、らめ、いまイッたばかりだからぁぁああ!、、やぁぁ、、、」
「素晴らしいよ。シオン。もっともっと乱れて。」
こうしてこの日、僕は気持ちよすぎて意識を失った。
気づいた時には朝で、また僕のアソコが立ち上がっていた。なんで?
「僕は淫らで、恥ずかしい。陛下、嫌わないでくれますか?」
「何を心配しているんだ?淫らなシオンは最高だ。余はますますシオンの虜になった。朝立ちは生理現象だから気にすることはない。」
「はい。」
不安になりながら、僕は今日も執務をこなした。
143
お気に入りに追加
1,203
あなたにおすすめの小説
美しき父親の誘惑に、今宵も息子は抗えない
すいかちゃん
BL
大学生の数馬には、人には言えない秘密があった。それは、実の父親から身体の関係を強いられている事だ。次第に心まで父親に取り込まれそうになった数馬は、彼女を作り父親との関係にピリオドを打とうとする。だが、父の誘惑は止まる事はなかった。
実の親子による禁断の関係です。
禁断の祈祷室
土岐ゆうば(金湯叶)
BL
リュアオス神を祀る神殿の神官長であるアメデアには専用の祈祷室があった。
アメデア以外は誰も入ることが許されない部屋には、神の像と燭台そして聖典があるだけ。窓もなにもなく、出入口は木の扉一つ。扉の前には護衛が待機しており、アメデア以外は誰もいない。
それなのに祈祷が終わると、アメデアの体には情交の痕がある。アメデアの聖痕は濃く輝き、その強力な神聖力によって人々を助ける。
救済のために神は神官を抱くのか。
それとも愛したがゆえに彼を抱くのか。
神×神官の許された神秘的な夜の話。
※小説家になろう(ムーンライトノベルズ)でも掲載しています。
獣のような男が入浴しているところに落っこちた結果
ひづき
BL
異界に落ちたら、獣のような男が入浴しているところだった。
そのまま美味しく頂かれて、流されるまま愛でられる。
2023/04/06 後日談追加
オメガに転化したアルファ騎士は王の寵愛に戸惑う
hina
BL
国王を護るαの護衛騎士ルカは最近続く体調不良に悩まされていた。
それはビッチングによるものだった。
幼い頃から共に育ってきたαの国王イゼフといつからか身体の関係を持っていたが、それが原因とは思ってもみなかった。
国王から寵愛され戸惑うルカの行方は。
※不定期更新になります。
神官、触手育成の神託を受ける
彩月野生
BL
神官ルネリクスはある時、神託を受け、密かに触手と交わり快楽を貪るようになるが、傭兵上がりの屈強な将軍アロルフに見つかり、弱味を握られてしまい、彼と肉体関係を持つようになり、苦悩と悦楽の日々を過ごすようになる。
(誤字脱字報告不要)
異世界転生先でアホのふりしてたら執着された俺の話
深山恐竜
BL
俺はよくあるBL魔法学園ゲームの世界に異世界転生したらしい。よりにもよって、役どころは作中最悪の悪役令息だ。何重にも張られた没落エンドフラグをへし折る日々……なんてまっぴらごめんなので、前世のスキル(引きこもり)を最大限活用して平和を勝ち取る! ……はずだったのだが、どういうわけか俺の従者が「坊ちゃんの足すべすべ~」なんて言い出して!?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる