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一章
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ハクシュン、ハクシュン。
学寮を出るなり飛鳥はたて続けてくしゃみをし、ぶるりと身ぶるいしていた。イギリスの10月は、日本では12月並の気温だ。シャツとウエストコートのみではさすがに寒い。
「これを着ているといい。アジア人はすぐ風邪をひく」
ヘンリーが自分のローブを脱いで飛鳥の肩にかけてくれた。
「ありがとう。それから、あの、他にもいろいろ助けてくれてありがとう」
飛鳥は長身のヘンリーを見上げてお礼を言った。
彼は飛鳥がまごまごしている間に、自分が飛鳥の制服を駄目にしたので注文しに行きたい、と寮監に事を荒立てずに事情を話して外出許可をもらってくれたのだ。
「トヅキ、いつからだ? いつから嫌がらせをされていたんだ?」
「さぁ、いちいち覚えてないよ」
そのことには触れられたくない、とでも言うように飛鳥は目を逸らしている。ヘンリーは軽く眉をひそめただけで、しつこく追求する事はしなかった。二人ともそれ以上は口を開くこともなく、回廊を渡り学校の門を出た。
僕のせいだ、とその間ヘンリーは、臍を噛む思いで唇を引き結んでいた。
皆、同室の自分が飛鳥にどういう態度を取るか、ずっと見ていたのだ。そして、彼を排除することに決めた。
ただでさえ多額の寄付金か、ずば抜けた成績で入学してくる留学生への風当たりはきつい。留学生枠が増える分、国内の競争率は高くなる。全体数が増えるわけではないのだから。ここで上手くやっていきたいのなら、それなりの能力を見せつけて黙らせなければならないのに。
この一カ月の飛鳥の様子を見ていて、自分ですらあきれ果てたのだから、周囲が同じように考えても不思議はなかったのに。
――何が違うの?
サラの言葉がヘンリーの脳裏を占めていた。期待するあまりに、ヘンリーは自分と同等であることを無意識に飛鳥に求めていたのだ。
ヘンリーは、自分の期待に添わない彼を冷淡に扱い、周囲はそれに倣った。
学内ヒエラルキーの中で生活している以上、想像できたはずのことだ。
無関心は差別を助長する。
特権を持つ立場であり続けるなら、それを持たない者への義務によって釣り合いを保たなければならない。
僕はその義務を怠ったんだ!
学校指定のテイラーで飛鳥が採寸している間も、ヘンリーは難しい顔をして物思いにふけっていた。採寸を終えると、飛鳥はそのまま散髪に行きたいというので、そこで分かれることにした。
まだスカッシュの練習に間にあうな、とヘンリーは抑えようのない自己嫌悪をスポーツにぶつけることに決め、早足で学校へ戻っていった。
飛鳥は部屋に戻るとヘンリーのローブを壁にかけ、すぐさまベッドに倒れこんでいた。
「疲れた……」
日々、神経を張り巡らせる生活のせいで、一人になるといっきに気が緩み、安堵感が眠気となって襲ってくる。飛鳥は目を閉じると速攻で眠りに落ちていた。
スポーツホールから直接食堂に行き、飛鳥がいないことを確認したヘンリーは、そのまま踵を返し寮の部屋に急ぎ戻った。
また寝ている……。
苛立ちが、ふつふつと腹の底からぶり返す。
「起きろ、夕食の時間だ!」
「うん?」
「トヅキ!」
凄みをきかせた低い声が飛鳥の名前を呼ぶ。
飛鳥は悪寒を感じて飛び起きた。
「あ、おはよう、ヘンリー」
寝ぼけてとんちんかんなことを言いながら、ふにゃりと首を傾げている。
「夕食だ。行くぞ」
ヘンリーは眉間に皺を寄せたまま彼を促す。
「僕はいい。お腹は空いていない」
「行かないと、あいつらに舐められる」
「気にしないよ。行ったからって、何も変わらない」
「変わるさ。あんなことは二度とさせない」
ヘンリーはクローゼットから予備の制服をとり出し、飛鳥にさし出した。
「制服ができあがるまで、これを着ているといい」
「サイズが違いすぎる」
「袖を折ればいい」
以前ヘンリーに直してもらった制服のようにはいかないのは判っているだろうに、と飛鳥は不思議そうに彼の手にあるジャケットを見つめた。彼らの身長差は軽く二十センチは越えているのだ。袖を折るくらいではどうにもならないだろうに。
「それを着て、きみの子分になれって?」
思いがけず零れ落ちた言葉にぴくりと反応して、ヘンリーは口を結んで彼を睨めつけた。飛鳥は散髪に行ったにしては大して変わりない、長すぎる前髪を癖のようにかき上げて、ひるむことなくヘンリーの瞳を見つめ返していた。
「きみが僕の盾になってくれようとしている事には、感謝している。きみは僕のことが好きじゃないのに。食堂で僕を助けてくれたのも、僕のためじゃないよね。きみはたんにああいう行為が嫌いなんだ。でもこれ以上はもういい。僕がきみの制服を借りたら、みんな、きみと僕が親しい間柄なんだって誤解してしまう」
「それの何がいけないんだ?」
皆がそう思い込めば、嫌がらせをするやつはいなくなるだろう。なのになぜ断るのだ?
ヘンリーは訝しげに飛鳥を見つめた。
「友達のフリはできない」
ヘンリーは、確かに飛鳥に好意を持ってはいなかった。だが自分が飛鳥にどう思われているかは、考えたこともなかった。こうもキッパリと拒絶されるとは。あまりの衝撃に、彼は茫然として黙り込んでしまった。
その思いがけない反応に、飛鳥は困ったように首を傾け無理に笑顔を作った。
「食堂でのきみの態度で、もうあんなことをするやつはいなくなるよ、きっと。ヘンリー・ソールスベリーは、いじめや差別が嫌いだって、ちゃんとみんなに伝わってるよ。これがノブレス・オブリージュってやつ?」
飛鳥は少し淋しそうに笑いながら続けた。
「義務とは別に、きみには、僕のことを嫌う権利もあるんだ。だから必要以上の義務を背負うことはない。もうカタはついている。ヘンリー、嫌いな僕を気遣ってくれてありがとう」
自分を嫌う相手と、友達のフリはできない。そういうことなのか?
それがこいつのプライドなのか?
今まで歯牙にもかけなかった相手に自分の胸の内を見透かされ、必要ないと拒絶され、あまつさえ礼を言われるとは!
僕は今まで、こいつの何を見ていたんだ?
内心で渦巻く怒涛のごとき困惑に押し流されまいと、ヘンリーは拳を固く握りしめている。だが、対する飛鳥はこんな話をしていても、どこかぼやりとしているのだ。そのうえ飛鳥は思いだしたようにつけ加えた。
「制服代はちゃんと返すよ。今すぐには無理だけれど。えっと、卒業くらいまでには?」
「必要ない」
「そうはいかないよ。もらう理由がないもの」
「それなら、きみの持っている特許の使用を許可してくれ」
ふとエドワードの言葉が脳裏に浮かび、何げなくヘンリーの口からついて出ていた。飛鳥は驚いた様子で一瞬迷い、そしてすぐに真剣な表情で返答した。
「いいよ。そんなことでいいなら」
「馬鹿か、きみは! そんな大事なことを即答するな!」
どうやったって、こいつだけは僕には理解できないかもしれない、とヘンリーは驚愕を隠すことなく、まじまじと飛鳥を見つめた。
「きみだって、特許の内容を知らずに言っているじゃないか! あの特許は理論だけで実用化には程遠いんだ。画像は見えるけれどぼやけていて商品にはならない。誰かがあれを使って製品に仕上げることができるなら、こっちからお願いしたいくらいだよ!」
飛鳥は目に怒気を含ませて、ひと息に言い放つ。
僕はあの嫌がらせ以上に、こいつの矜持を傷つけたのだろうか?
飛鳥の燃え立つような鳶色の瞳を美しいと感じて、ヘンリーは目を逸らすことができなかった。
「僕がきみの特許を買う。たかだか800ポンドの制服代で売ったことを深く後悔するといい」
昂る感覚と羞恥という、今まで抱いたことのない、相反する想いに同時に襲われる混乱を覚えながら、それでも虚勢を張ってそう口にすることが、今のヘンリーにできる精一杯だった。
学寮を出るなり飛鳥はたて続けてくしゃみをし、ぶるりと身ぶるいしていた。イギリスの10月は、日本では12月並の気温だ。シャツとウエストコートのみではさすがに寒い。
「これを着ているといい。アジア人はすぐ風邪をひく」
ヘンリーが自分のローブを脱いで飛鳥の肩にかけてくれた。
「ありがとう。それから、あの、他にもいろいろ助けてくれてありがとう」
飛鳥は長身のヘンリーを見上げてお礼を言った。
彼は飛鳥がまごまごしている間に、自分が飛鳥の制服を駄目にしたので注文しに行きたい、と寮監に事を荒立てずに事情を話して外出許可をもらってくれたのだ。
「トヅキ、いつからだ? いつから嫌がらせをされていたんだ?」
「さぁ、いちいち覚えてないよ」
そのことには触れられたくない、とでも言うように飛鳥は目を逸らしている。ヘンリーは軽く眉をひそめただけで、しつこく追求する事はしなかった。二人ともそれ以上は口を開くこともなく、回廊を渡り学校の門を出た。
僕のせいだ、とその間ヘンリーは、臍を噛む思いで唇を引き結んでいた。
皆、同室の自分が飛鳥にどういう態度を取るか、ずっと見ていたのだ。そして、彼を排除することに決めた。
ただでさえ多額の寄付金か、ずば抜けた成績で入学してくる留学生への風当たりはきつい。留学生枠が増える分、国内の競争率は高くなる。全体数が増えるわけではないのだから。ここで上手くやっていきたいのなら、それなりの能力を見せつけて黙らせなければならないのに。
この一カ月の飛鳥の様子を見ていて、自分ですらあきれ果てたのだから、周囲が同じように考えても不思議はなかったのに。
――何が違うの?
サラの言葉がヘンリーの脳裏を占めていた。期待するあまりに、ヘンリーは自分と同等であることを無意識に飛鳥に求めていたのだ。
ヘンリーは、自分の期待に添わない彼を冷淡に扱い、周囲はそれに倣った。
学内ヒエラルキーの中で生活している以上、想像できたはずのことだ。
無関心は差別を助長する。
特権を持つ立場であり続けるなら、それを持たない者への義務によって釣り合いを保たなければならない。
僕はその義務を怠ったんだ!
学校指定のテイラーで飛鳥が採寸している間も、ヘンリーは難しい顔をして物思いにふけっていた。採寸を終えると、飛鳥はそのまま散髪に行きたいというので、そこで分かれることにした。
まだスカッシュの練習に間にあうな、とヘンリーは抑えようのない自己嫌悪をスポーツにぶつけることに決め、早足で学校へ戻っていった。
飛鳥は部屋に戻るとヘンリーのローブを壁にかけ、すぐさまベッドに倒れこんでいた。
「疲れた……」
日々、神経を張り巡らせる生活のせいで、一人になるといっきに気が緩み、安堵感が眠気となって襲ってくる。飛鳥は目を閉じると速攻で眠りに落ちていた。
スポーツホールから直接食堂に行き、飛鳥がいないことを確認したヘンリーは、そのまま踵を返し寮の部屋に急ぎ戻った。
また寝ている……。
苛立ちが、ふつふつと腹の底からぶり返す。
「起きろ、夕食の時間だ!」
「うん?」
「トヅキ!」
凄みをきかせた低い声が飛鳥の名前を呼ぶ。
飛鳥は悪寒を感じて飛び起きた。
「あ、おはよう、ヘンリー」
寝ぼけてとんちんかんなことを言いながら、ふにゃりと首を傾げている。
「夕食だ。行くぞ」
ヘンリーは眉間に皺を寄せたまま彼を促す。
「僕はいい。お腹は空いていない」
「行かないと、あいつらに舐められる」
「気にしないよ。行ったからって、何も変わらない」
「変わるさ。あんなことは二度とさせない」
ヘンリーはクローゼットから予備の制服をとり出し、飛鳥にさし出した。
「制服ができあがるまで、これを着ているといい」
「サイズが違いすぎる」
「袖を折ればいい」
以前ヘンリーに直してもらった制服のようにはいかないのは判っているだろうに、と飛鳥は不思議そうに彼の手にあるジャケットを見つめた。彼らの身長差は軽く二十センチは越えているのだ。袖を折るくらいではどうにもならないだろうに。
「それを着て、きみの子分になれって?」
思いがけず零れ落ちた言葉にぴくりと反応して、ヘンリーは口を結んで彼を睨めつけた。飛鳥は散髪に行ったにしては大して変わりない、長すぎる前髪を癖のようにかき上げて、ひるむことなくヘンリーの瞳を見つめ返していた。
「きみが僕の盾になってくれようとしている事には、感謝している。きみは僕のことが好きじゃないのに。食堂で僕を助けてくれたのも、僕のためじゃないよね。きみはたんにああいう行為が嫌いなんだ。でもこれ以上はもういい。僕がきみの制服を借りたら、みんな、きみと僕が親しい間柄なんだって誤解してしまう」
「それの何がいけないんだ?」
皆がそう思い込めば、嫌がらせをするやつはいなくなるだろう。なのになぜ断るのだ?
ヘンリーは訝しげに飛鳥を見つめた。
「友達のフリはできない」
ヘンリーは、確かに飛鳥に好意を持ってはいなかった。だが自分が飛鳥にどう思われているかは、考えたこともなかった。こうもキッパリと拒絶されるとは。あまりの衝撃に、彼は茫然として黙り込んでしまった。
その思いがけない反応に、飛鳥は困ったように首を傾け無理に笑顔を作った。
「食堂でのきみの態度で、もうあんなことをするやつはいなくなるよ、きっと。ヘンリー・ソールスベリーは、いじめや差別が嫌いだって、ちゃんとみんなに伝わってるよ。これがノブレス・オブリージュってやつ?」
飛鳥は少し淋しそうに笑いながら続けた。
「義務とは別に、きみには、僕のことを嫌う権利もあるんだ。だから必要以上の義務を背負うことはない。もうカタはついている。ヘンリー、嫌いな僕を気遣ってくれてありがとう」
自分を嫌う相手と、友達のフリはできない。そういうことなのか?
それがこいつのプライドなのか?
今まで歯牙にもかけなかった相手に自分の胸の内を見透かされ、必要ないと拒絶され、あまつさえ礼を言われるとは!
僕は今まで、こいつの何を見ていたんだ?
内心で渦巻く怒涛のごとき困惑に押し流されまいと、ヘンリーは拳を固く握りしめている。だが、対する飛鳥はこんな話をしていても、どこかぼやりとしているのだ。そのうえ飛鳥は思いだしたようにつけ加えた。
「制服代はちゃんと返すよ。今すぐには無理だけれど。えっと、卒業くらいまでには?」
「必要ない」
「そうはいかないよ。もらう理由がないもの」
「それなら、きみの持っている特許の使用を許可してくれ」
ふとエドワードの言葉が脳裏に浮かび、何げなくヘンリーの口からついて出ていた。飛鳥は驚いた様子で一瞬迷い、そしてすぐに真剣な表情で返答した。
「いいよ。そんなことでいいなら」
「馬鹿か、きみは! そんな大事なことを即答するな!」
どうやったって、こいつだけは僕には理解できないかもしれない、とヘンリーは驚愕を隠すことなく、まじまじと飛鳥を見つめた。
「きみだって、特許の内容を知らずに言っているじゃないか! あの特許は理論だけで実用化には程遠いんだ。画像は見えるけれどぼやけていて商品にはならない。誰かがあれを使って製品に仕上げることができるなら、こっちからお願いしたいくらいだよ!」
飛鳥は目に怒気を含ませて、ひと息に言い放つ。
僕はあの嫌がらせ以上に、こいつの矜持を傷つけたのだろうか?
飛鳥の燃え立つような鳶色の瞳を美しいと感じて、ヘンリーは目を逸らすことができなかった。
「僕がきみの特許を買う。たかだか800ポンドの制服代で売ったことを深く後悔するといい」
昂る感覚と羞恥という、今まで抱いたことのない、相反する想いに同時に襲われる混乱を覚えながら、それでも虚勢を張ってそう口にすることが、今のヘンリーにできる精一杯だった。
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