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9.途中経過
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癌治療、ナメてた。
ただその一言に尽きる。
毎日同じ時間に薬を飲んで、週に5回は病院に行く。
その繰り返し、のはずだった。
最初の頃は、多少の痛みこそあれど、放射線を受けた後に病院内にあるカフェでシェイクを飲んだり、帰り道で適当に何かを食べたりと、割と自由にやれていたものが。その手のことが、ほとんどやれなくなってしまった。
簡単に言うと、下痢が酷くなった。しかも毎回、結構な出血と、ケツが裂けそうなほどの激痛を伴う。放射線で消化器をヤっているんだから、そりゃあ影響が出るに決まっている。おまけに抗癌剤で消化器内の癌細胞を刺激する分、こちらの副作用でも消化に影響を及ぼし、腹を下す食材がかなり増えてしまっている。
なので、おのずと食べられるものを制限しなければならなくなった。飲み水は常温。アイスやシェイクといった冷たいものなど論外。せっかく買い込んだ大量のアイスは親戚の家族にあげることにした。何でチョコミントの比率が多いんだよと文句を言われたが、意外と悪くは無いんだぞ?
・・・話が逸れたけど、ちょいちょい夏日が増え始めている今の時期で、冷たいものが摂取できないのはキツい。しかも常温でも飲みすぎたら、それだけで腹を痛めてしまう。なので一日の水分量が大幅に制限されている。
結果として、ここしばらくはずっと喉が渇いて仕方がない。飲み水はいくらでも手に入るから飲めばいいだけだが、どうやら水分の吸収にも支障が出ているため、ミネラルウォーターでさえ量を間違えたら即座に腹を壊してしまう。なので迂闊に飲み物が飲めない、だけどここ最近は暑すぎる・・・。
ということで。喉の渇きに耐えるか、水を飲んだことによる激痛腹下しを覚悟するかの二択。状況に応じて、どっちかを止む無く選んでいる。
現時点での一番の願いは、水分を飲みたいだけ飲めるようになること。もう一度でいいからスポドリ一気飲みをさせてくれ。酒が飲めない自分にとっては、夏場にこれをするのが一番うまい飲み方だと思っている。
食べ物の制限に関しては、もう既に割り切っている。
もともと医者だけでなく親からも、食生活を気を付けろ、栄養バランスを考えろと言われているので、そういう食生活を送っている。
まず最優先するのは、鉄分の摂取。なにせケツに口に鼻と、ここ最近はやたら出血が多いので、貧血対策をしろとの仰せである。
次に、食事量。ていうかこっちは自ら自重している。なにせ飲み物と同様に、食べ過ぎたら腹を壊してしまうので。もうずっと腹が減っている。最大で腹七分にしかなってない気がする。もう一度、腹いっぱい食べたい。
これでも1年ちょっと前までは、時間制限アリの食べ放題の店で時間いっぱい食べ尽したり、ご飯おかわり無料の店で何杯も・・・こんなのばかりやっていたから癌になったんだと思うけど、今さら反省したところで意味は無い。
だけど後悔はしない。アレはアレでとても楽しかった。食べたい物を食べるだけ食べて死ねるのなら、それで本望だと思ってた。
・・・この激痛の日々から逃れるために。食べたい物を食べるだけ食べて、そのまま死のうかと思ったりもした。だって痛いんだもん。おおよそ一日に6~8回、激痛のトイレタイムが待っている。出血量は、毎回ヤり終わったあとに便座の中を拭かないと血がこびりつくレベルとだけ言っておく。
もちろん医者には相談した。部位が部位だからそういうもの、血液検査をする限りでは異常は見られないからこのまま引き続き、ってまだ続くのコレ!?だったらせめて痛み止めください・・・痛いの、もう嫌だ・・・。
痛み止めは飲んでいる。だけど、ほとんど意味が無い。
むしろ痛みは夜寝ている時にもやってくる。それどころか昼寝している時にもやってくる。最大で2~3時間しか寝ねれていない気がする。寝れる時に1時間ほど寝て、激痛で起きて、また寝て、また起きて。
聞くところによると、放射線治療は2週間ほど経ってから真の効果を発揮するそうだから、同じように放射線由来の副作用もここからが本番という。
まず初めに違和感を感じたのは、右足の足首から下。左足に比べて、皮膚の感覚が鈍くなって、若干の痺れが常に続いている。これ自体は大したことは無いのだが、発生場所が非常に悪いのが問題になっている。
・・・少し前に書いたかもしれないが。私の住んでいる地域は車社会なので、車が運転できないとやってられない。そして車は右足でアクセルとブレーキを操作するので、普通に運転に支障が出てしまう。ていうか出てしまった。
なので、ここ最近の病院の通院は、半分は母が、半分は親戚がやってくれている。まさかここでアイス贈呈が生きてくるとは思わなかった。私が差し上げたアイスは20本ほどしかなかったはずなのに、こんなもので週2回の通院の運転手役を快く引き受けてくれるとは思わなかったよ。
ただ、副作用はこれだけではない。ぶっちゃけると性的な機能。この文章は全年齢向けなので具体的なことを書くのは控えるが、とりあえず男としての機能が3割減になった、とだけ言っておく。後はお察しください。
そしてオマケに上記の空腹と喉の渇きがついてくるのだから、もう色んな意味でしんどい。早く終わって欲しい。早く手術でスパっと切断してくれ。もう早く楽にしてください、手術はいつになったらやるつもりなんです?
――手術は、まだまだ先。
放射線治療をすべて終わらせて、効果が発揮するまで2~3週間ほど待って。そこからさらに2週間ほど検査をしてから、手術するそうだ。
ええと、つまりはこの激痛の日々が、あと1カ月以上続くわけですね?ハハハ、マジですか。・・・誰でもいいから私を殺してくれ。
それが無理なら、痛みだけはマシにしてくれ。もっと効く鎮痛剤は無いんですか?痛みさえ無くなればどうにかなるから、何か・・・。
と、しつこく話をしたら。新しい薬を処方された。
値段はそこまで高くは無い。1か月分で、3割負担で1000円を超える程度。ただし、分量を間違えたらマジでどうなっても知らない、ちゃんと時間と摂取量を厳守するように、と何度も何度も念押しされた。
・・・つまりは、そういうブツ。それぐらいにヤバい薬。これで多少は痛みはマシにはなった。まだトイレをするたびに覚悟を背負う必要はあるけれど、無いよりかはマシ。少なくとも前の鎮痛剤よりかは効果がある。
だけど副作用として、めっちゃ眠たくなった。おそらくだけど、一日あたり10時間以上は寝ている気がする。副作用だけでなく、痛みがマシになったことで寝つきが良くなったのも関係していると思う。
もっとも。個人的には、これは副作用と言うよりは喜ばしい効果だったりする。毎日ほとんど家で横になっているだけだから、寝て過ごせるのならこれに越したことは無い。いい年した大人が昼間っからグースカ寝てるのもどうかしているけど、一応ながら病人なんだから仕方ないよね。
最後に。心配していた医療費についてだが。
これに関しては、健康保険限度額適用認定、という制度を利用することで、ある程度は負担がマシになった。高額療養費制度とも言う。
やり方は簡単。病院に相談して、パンフレットを貰って、管轄の健康保険協会に行って、手続するだけ。普段はある程度の日数が掛かるらしいが、癌の診断書を見せたら優先的に手続きしてもらえた。感謝しますハイ。
他にやったのは失業手当の延長申請くらいか。今は病気を患っているので、失業保険を申請できる期間、および雇用保険の持続期間を伸ばしてください、というもの。病院の人に、とりあえずやっておけと言われたからやった。
――生活費も含め、お金は父が全面的に負担してくれている。そして生活に関しては母だけでなく親戚もフォローしてくれている。
・・・いいのかなぁ。私、こんなにグータラしてて。
どうせ家にいるのだから、今のうちに在宅で資格でも取ろうかと思っていたけど。ここで鎮痛剤の副作用が効いてくるので、勉強がはかどらない。いや、別サイトで駄文を垂れ流したり、暇つぶしにゲームをやっているのを控えれば、資格のための勉強時間を確保できるにはできるの、だけど。
やっぱり遊びと勉強だったら、遊びを優先したくなる。むしろ遊んでいるうちは諸々の辛さを忘れられる。体は痛いけど心は救われる。
手術まではまだ1カ月以上もある。仕事を辞めてから遊んでばかりだけど、もうちょっと遊んでてもいいかな?真面目にお仕事を頑張っている方々には申し訳ないが、これでも重病人という扱いだから、いいよね?
・・・もしかしたら。これが最期かも、しれないんだ。
私に予定されている手術は、12時間はかかるらしい。
これでも事前に抗癌剤やら放射線やらで、ある程度は癌細胞を削ったうえで、これなのだから。それだけのものが、私の中にあるらしい。
そして。手術を行うのは、あくまでも予定の話。
その前に行う検査次第では、手術の中止もありえるとのこと。こんな病気を抱えている人間の、手術が中止になるというのは――言葉を濁すつもりは無い。手術しても助からない、という意味。医者が匙を投げるとはこのことか。
・・・なるほど。だから親戚まで私を手助けしてくれるわけだ。だけどそれだったら、もっと前から言って欲しかったなぁ。
まあ、別にいいけど。ということで、今日もグータラしよう。
どうせジタバタしたところで始まらない。いつも通りの日々を送るだけ。この生活をいつも通りという扱いにしていいかは迷うところだけど。
・・・苦しむことなく死ねたら、それでいい、かな?
ただその一言に尽きる。
毎日同じ時間に薬を飲んで、週に5回は病院に行く。
その繰り返し、のはずだった。
最初の頃は、多少の痛みこそあれど、放射線を受けた後に病院内にあるカフェでシェイクを飲んだり、帰り道で適当に何かを食べたりと、割と自由にやれていたものが。その手のことが、ほとんどやれなくなってしまった。
簡単に言うと、下痢が酷くなった。しかも毎回、結構な出血と、ケツが裂けそうなほどの激痛を伴う。放射線で消化器をヤっているんだから、そりゃあ影響が出るに決まっている。おまけに抗癌剤で消化器内の癌細胞を刺激する分、こちらの副作用でも消化に影響を及ぼし、腹を下す食材がかなり増えてしまっている。
なので、おのずと食べられるものを制限しなければならなくなった。飲み水は常温。アイスやシェイクといった冷たいものなど論外。せっかく買い込んだ大量のアイスは親戚の家族にあげることにした。何でチョコミントの比率が多いんだよと文句を言われたが、意外と悪くは無いんだぞ?
・・・話が逸れたけど、ちょいちょい夏日が増え始めている今の時期で、冷たいものが摂取できないのはキツい。しかも常温でも飲みすぎたら、それだけで腹を痛めてしまう。なので一日の水分量が大幅に制限されている。
結果として、ここしばらくはずっと喉が渇いて仕方がない。飲み水はいくらでも手に入るから飲めばいいだけだが、どうやら水分の吸収にも支障が出ているため、ミネラルウォーターでさえ量を間違えたら即座に腹を壊してしまう。なので迂闊に飲み物が飲めない、だけどここ最近は暑すぎる・・・。
ということで。喉の渇きに耐えるか、水を飲んだことによる激痛腹下しを覚悟するかの二択。状況に応じて、どっちかを止む無く選んでいる。
現時点での一番の願いは、水分を飲みたいだけ飲めるようになること。もう一度でいいからスポドリ一気飲みをさせてくれ。酒が飲めない自分にとっては、夏場にこれをするのが一番うまい飲み方だと思っている。
食べ物の制限に関しては、もう既に割り切っている。
もともと医者だけでなく親からも、食生活を気を付けろ、栄養バランスを考えろと言われているので、そういう食生活を送っている。
まず最優先するのは、鉄分の摂取。なにせケツに口に鼻と、ここ最近はやたら出血が多いので、貧血対策をしろとの仰せである。
次に、食事量。ていうかこっちは自ら自重している。なにせ飲み物と同様に、食べ過ぎたら腹を壊してしまうので。もうずっと腹が減っている。最大で腹七分にしかなってない気がする。もう一度、腹いっぱい食べたい。
これでも1年ちょっと前までは、時間制限アリの食べ放題の店で時間いっぱい食べ尽したり、ご飯おかわり無料の店で何杯も・・・こんなのばかりやっていたから癌になったんだと思うけど、今さら反省したところで意味は無い。
だけど後悔はしない。アレはアレでとても楽しかった。食べたい物を食べるだけ食べて死ねるのなら、それで本望だと思ってた。
・・・この激痛の日々から逃れるために。食べたい物を食べるだけ食べて、そのまま死のうかと思ったりもした。だって痛いんだもん。おおよそ一日に6~8回、激痛のトイレタイムが待っている。出血量は、毎回ヤり終わったあとに便座の中を拭かないと血がこびりつくレベルとだけ言っておく。
もちろん医者には相談した。部位が部位だからそういうもの、血液検査をする限りでは異常は見られないからこのまま引き続き、ってまだ続くのコレ!?だったらせめて痛み止めください・・・痛いの、もう嫌だ・・・。
痛み止めは飲んでいる。だけど、ほとんど意味が無い。
むしろ痛みは夜寝ている時にもやってくる。それどころか昼寝している時にもやってくる。最大で2~3時間しか寝ねれていない気がする。寝れる時に1時間ほど寝て、激痛で起きて、また寝て、また起きて。
聞くところによると、放射線治療は2週間ほど経ってから真の効果を発揮するそうだから、同じように放射線由来の副作用もここからが本番という。
まず初めに違和感を感じたのは、右足の足首から下。左足に比べて、皮膚の感覚が鈍くなって、若干の痺れが常に続いている。これ自体は大したことは無いのだが、発生場所が非常に悪いのが問題になっている。
・・・少し前に書いたかもしれないが。私の住んでいる地域は車社会なので、車が運転できないとやってられない。そして車は右足でアクセルとブレーキを操作するので、普通に運転に支障が出てしまう。ていうか出てしまった。
なので、ここ最近の病院の通院は、半分は母が、半分は親戚がやってくれている。まさかここでアイス贈呈が生きてくるとは思わなかった。私が差し上げたアイスは20本ほどしかなかったはずなのに、こんなもので週2回の通院の運転手役を快く引き受けてくれるとは思わなかったよ。
ただ、副作用はこれだけではない。ぶっちゃけると性的な機能。この文章は全年齢向けなので具体的なことを書くのは控えるが、とりあえず男としての機能が3割減になった、とだけ言っておく。後はお察しください。
そしてオマケに上記の空腹と喉の渇きがついてくるのだから、もう色んな意味でしんどい。早く終わって欲しい。早く手術でスパっと切断してくれ。もう早く楽にしてください、手術はいつになったらやるつもりなんです?
――手術は、まだまだ先。
放射線治療をすべて終わらせて、効果が発揮するまで2~3週間ほど待って。そこからさらに2週間ほど検査をしてから、手術するそうだ。
ええと、つまりはこの激痛の日々が、あと1カ月以上続くわけですね?ハハハ、マジですか。・・・誰でもいいから私を殺してくれ。
それが無理なら、痛みだけはマシにしてくれ。もっと効く鎮痛剤は無いんですか?痛みさえ無くなればどうにかなるから、何か・・・。
と、しつこく話をしたら。新しい薬を処方された。
値段はそこまで高くは無い。1か月分で、3割負担で1000円を超える程度。ただし、分量を間違えたらマジでどうなっても知らない、ちゃんと時間と摂取量を厳守するように、と何度も何度も念押しされた。
・・・つまりは、そういうブツ。それぐらいにヤバい薬。これで多少は痛みはマシにはなった。まだトイレをするたびに覚悟を背負う必要はあるけれど、無いよりかはマシ。少なくとも前の鎮痛剤よりかは効果がある。
だけど副作用として、めっちゃ眠たくなった。おそらくだけど、一日あたり10時間以上は寝ている気がする。副作用だけでなく、痛みがマシになったことで寝つきが良くなったのも関係していると思う。
もっとも。個人的には、これは副作用と言うよりは喜ばしい効果だったりする。毎日ほとんど家で横になっているだけだから、寝て過ごせるのならこれに越したことは無い。いい年した大人が昼間っからグースカ寝てるのもどうかしているけど、一応ながら病人なんだから仕方ないよね。
最後に。心配していた医療費についてだが。
これに関しては、健康保険限度額適用認定、という制度を利用することで、ある程度は負担がマシになった。高額療養費制度とも言う。
やり方は簡単。病院に相談して、パンフレットを貰って、管轄の健康保険協会に行って、手続するだけ。普段はある程度の日数が掛かるらしいが、癌の診断書を見せたら優先的に手続きしてもらえた。感謝しますハイ。
他にやったのは失業手当の延長申請くらいか。今は病気を患っているので、失業保険を申請できる期間、および雇用保険の持続期間を伸ばしてください、というもの。病院の人に、とりあえずやっておけと言われたからやった。
――生活費も含め、お金は父が全面的に負担してくれている。そして生活に関しては母だけでなく親戚もフォローしてくれている。
・・・いいのかなぁ。私、こんなにグータラしてて。
どうせ家にいるのだから、今のうちに在宅で資格でも取ろうかと思っていたけど。ここで鎮痛剤の副作用が効いてくるので、勉強がはかどらない。いや、別サイトで駄文を垂れ流したり、暇つぶしにゲームをやっているのを控えれば、資格のための勉強時間を確保できるにはできるの、だけど。
やっぱり遊びと勉強だったら、遊びを優先したくなる。むしろ遊んでいるうちは諸々の辛さを忘れられる。体は痛いけど心は救われる。
手術まではまだ1カ月以上もある。仕事を辞めてから遊んでばかりだけど、もうちょっと遊んでてもいいかな?真面目にお仕事を頑張っている方々には申し訳ないが、これでも重病人という扱いだから、いいよね?
・・・もしかしたら。これが最期かも、しれないんだ。
私に予定されている手術は、12時間はかかるらしい。
これでも事前に抗癌剤やら放射線やらで、ある程度は癌細胞を削ったうえで、これなのだから。それだけのものが、私の中にあるらしい。
そして。手術を行うのは、あくまでも予定の話。
その前に行う検査次第では、手術の中止もありえるとのこと。こんな病気を抱えている人間の、手術が中止になるというのは――言葉を濁すつもりは無い。手術しても助からない、という意味。医者が匙を投げるとはこのことか。
・・・なるほど。だから親戚まで私を手助けしてくれるわけだ。だけどそれだったら、もっと前から言って欲しかったなぁ。
まあ、別にいいけど。ということで、今日もグータラしよう。
どうせジタバタしたところで始まらない。いつも通りの日々を送るだけ。この生活をいつも通りという扱いにしていいかは迷うところだけど。
・・・苦しむことなく死ねたら、それでいい、かな?
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