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「本当に、殿下とあの人が?」
セリアは顔をしかめた。後ろでハンナも頷く。
「家柄は申し分ないですけど……」
ディラン家には古くから王家と姻戚関係があり、現国王の叔母も嫁いだことは有名だ。国の要職に就く者も多い。
ジャネットの父も、長年にわたり内務大臣を務めてきた有力者だ。この婚約で王家は、次期国王としてのオーウェンの地位を固めようとしているのかもしれない。
もしくは王宮の野心家と囁かれるジャネットの父が、愛娘を是非にと推し進めたのかもしれない。
「だからといって、まだ正式に発表してもいないのよ?あの振る舞いは、そういう家の人間としてどうかと思うわ…… アンジェラさん?」
「そうね……」
ミシェルが部屋に来てから、アンジェラは皆の言葉の一つ一つが現実味を持たないもののように感じられた。元に戻りそうにないとさえ思えた。
アンジェラ以外の三人の話がしばらく続いた後、ミシェルは部屋を後にした。
簡単な挨拶を交わして扉を閉じ、アンジェラの表情を見たセリアとハンナは、慌ててアンジェラをベッドに座らせた。
「大丈夫……ではないわね」
「何か飲みますか」
「ごめんなさい。どうしても、信じられなくて」
「まあ、私も今のには驚いたけど、あんまりよね」
一体いつから持ち上がった話だったのだろう。
アンジェラは記憶の中のオーウェンを辿っていた。図書館から駆けつけた時も、過去を打ち明けた時も、友人に対する感情からだったのか。
(私には、全てが宝石のような思い出だった)
2年前、最初の婚約が破談になってから彼に婚約者はいなかった。恐らく恋人も。
ジャネットが選ばれるとも知らず、些細なことに胸を高鳴らせ、このまま関係を深めていけたらどんなに幸せだろうと夢を見るばかりで。今思えば、何と浅はかな。
彼を責める気持ちは湧くはずもなかった。
アンジェラは愚かな自分がただただ情けなかった。
涙も流れなかった。
次の日、セリアの提案で、三人は早朝から寮の近くにある湖を散策していた。
アンジェラは短い眠りから覚めてからも気が重たく塞がっていたが、身支度をし、清澄な空気の漂う湖畔を歩くと少しだけ、からだの内にあった澱みが消えた気がした。
「あら、あれは誰かの家? 随分古そうね」
セリアが指したのは、旧教職員寮の一つだった。何年も前に新しい建物が完成して主を失っても、壊されるでもなく建ち続けているのだ。
特に立ち入りが禁じられている訳ではないが、手入れもされていない旧い寮まで、人が来ることはあまりない。
「珍しい造りね。窓の装飾が綺麗」
アンジェラの説明をよそに、建物の方へ駆け出したセリアを、二人は慌てて追いかける。
窓に近づいてみると、くすんだ窓ガラスの向こうに、ゆらりと動く人影が二つ。ガラスが一部割れてしまっているためか、声まで聞こえてくる。
「ゆ、幽霊……!」
ハンナは両手で口を覆い、目を潤ませながら後退りした。
「落ち着いて、ハンナ。この声は多分――」
言葉を濁したセリアだけでなく、アンジェラも声の主を察していた。
(どうしてこんなところに。相手の男の人は……?)
聞いてはいけない会話を、聞いているような気がした。
顔を背けようとしても、耳が二人の声を拾ってしまう。
「代金は十分でしょう。薬は?」
「ここに」
男性は黒いローブのポケットから小瓶を取り出した。
「来年の異動だけど、」
「心配しないで。あなたがウィステリア校の研究所に戻れるよう、お父様にきちんとお願いするから」
「ありがとう。ジャネット、これの注意点は分かっているね」
「分かってるわ。効果が続く間は、冷たいものを飲んではいけない」
「そして、身体を冷やさないように、気をつけて」
彼は小瓶を渡すと、着ていたローブを脱ぎ、ふわりと彼女の肩に掛けた。
「君に渡しているもの以外に、色々と手に入ったんだ。そこに並べたから、試してみてほしい」
「カーゾン先生、一番上等なのは、私にね? 他の誰にも渡さないで」
二人は話しながら、窓際の棚に近づいてきた。
アンジェラ達は、慌てて体を壁から離し、足音に細心の注意を払いつつ、建物を後にした。
セリアは顔をしかめた。後ろでハンナも頷く。
「家柄は申し分ないですけど……」
ディラン家には古くから王家と姻戚関係があり、現国王の叔母も嫁いだことは有名だ。国の要職に就く者も多い。
ジャネットの父も、長年にわたり内務大臣を務めてきた有力者だ。この婚約で王家は、次期国王としてのオーウェンの地位を固めようとしているのかもしれない。
もしくは王宮の野心家と囁かれるジャネットの父が、愛娘を是非にと推し進めたのかもしれない。
「だからといって、まだ正式に発表してもいないのよ?あの振る舞いは、そういう家の人間としてどうかと思うわ…… アンジェラさん?」
「そうね……」
ミシェルが部屋に来てから、アンジェラは皆の言葉の一つ一つが現実味を持たないもののように感じられた。元に戻りそうにないとさえ思えた。
アンジェラ以外の三人の話がしばらく続いた後、ミシェルは部屋を後にした。
簡単な挨拶を交わして扉を閉じ、アンジェラの表情を見たセリアとハンナは、慌ててアンジェラをベッドに座らせた。
「大丈夫……ではないわね」
「何か飲みますか」
「ごめんなさい。どうしても、信じられなくて」
「まあ、私も今のには驚いたけど、あんまりよね」
一体いつから持ち上がった話だったのだろう。
アンジェラは記憶の中のオーウェンを辿っていた。図書館から駆けつけた時も、過去を打ち明けた時も、友人に対する感情からだったのか。
(私には、全てが宝石のような思い出だった)
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彼を責める気持ちは湧くはずもなかった。
アンジェラは愚かな自分がただただ情けなかった。
涙も流れなかった。
次の日、セリアの提案で、三人は早朝から寮の近くにある湖を散策していた。
アンジェラは短い眠りから覚めてからも気が重たく塞がっていたが、身支度をし、清澄な空気の漂う湖畔を歩くと少しだけ、からだの内にあった澱みが消えた気がした。
「あら、あれは誰かの家? 随分古そうね」
セリアが指したのは、旧教職員寮の一つだった。何年も前に新しい建物が完成して主を失っても、壊されるでもなく建ち続けているのだ。
特に立ち入りが禁じられている訳ではないが、手入れもされていない旧い寮まで、人が来ることはあまりない。
「珍しい造りね。窓の装飾が綺麗」
アンジェラの説明をよそに、建物の方へ駆け出したセリアを、二人は慌てて追いかける。
窓に近づいてみると、くすんだ窓ガラスの向こうに、ゆらりと動く人影が二つ。ガラスが一部割れてしまっているためか、声まで聞こえてくる。
「ゆ、幽霊……!」
ハンナは両手で口を覆い、目を潤ませながら後退りした。
「落ち着いて、ハンナ。この声は多分――」
言葉を濁したセリアだけでなく、アンジェラも声の主を察していた。
(どうしてこんなところに。相手の男の人は……?)
聞いてはいけない会話を、聞いているような気がした。
顔を背けようとしても、耳が二人の声を拾ってしまう。
「代金は十分でしょう。薬は?」
「ここに」
男性は黒いローブのポケットから小瓶を取り出した。
「来年の異動だけど、」
「心配しないで。あなたがウィステリア校の研究所に戻れるよう、お父様にきちんとお願いするから」
「ありがとう。ジャネット、これの注意点は分かっているね」
「分かってるわ。効果が続く間は、冷たいものを飲んではいけない」
「そして、身体を冷やさないように、気をつけて」
彼は小瓶を渡すと、着ていたローブを脱ぎ、ふわりと彼女の肩に掛けた。
「君に渡しているもの以外に、色々と手に入ったんだ。そこに並べたから、試してみてほしい」
「カーゾン先生、一番上等なのは、私にね? 他の誰にも渡さないで」
二人は話しながら、窓際の棚に近づいてきた。
アンジェラ達は、慌てて体を壁から離し、足音に細心の注意を払いつつ、建物を後にした。
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