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第十四楽章 2度目の中日吹
華がある
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「やっぱり上手い、、。」
それは一年生の技術。
やはり経験者はもちろん特に群を抜いている存在。
藤浜中の4人。
常田、井口、新井、勢喜の4人。
そして海星女子出身の椎名と
雨宮と同じホルンの後輩の風見。
この6人は目立つ。
ランクづけはしたくないが一年生の中では群を抜いている。
あと目立たない存在だけどコントラバスの弥柳さんとクラリネットの桜虎くんも上手だ。
他の経験者もみんな基礎はできてるし上手い。
これだったらコンクールメンバーに選ばれるだろう。
あとは初心者の子達がどのくらい入るのかで
変わってくるだろう。
「一年生代表を決めるんですか?」
「そう。学年でリーダーになる人がいないとね。」
今日は幹部会。
杉山先輩と副部長の市ノ瀬先輩、前田先輩。
木管部長の内山先輩、金管部長の陣内先輩。
そして2年生の雨宮と若菜、小林、百瀬、絢辻が集まっていた。
「誰が良いと思う?」
「うーん。入部して少し経ちますけど
しっかりしてる子がいいですよね。
貝原先輩の弟、椎名さんとか?」
絢辻が一年生の子達の名前を出す。
「あー確かに。私は椎名さんかな。
しっかりしてそうだし。」
市ノ瀬先輩は椎名を挙げる。
「あのー、1人ですか?」
若菜が杉山先輩に聞く。
「あ、いや!1人じゃなくて良いと思う。
一年生人数多いし2人でも良いかなって思ってる。」
「わかりました。
私は井口さんが良いと思います。
演奏面も問題ないし声も大きい。」
「なるほど、、。
俺も井口さんは確かに良いと思う。
あとは新井さん、勢喜くん。」
、、、内山先輩、常田くんはいれないんですね。
まぁ演奏面はいいけどそれ以外はちょっとなぁ。
「はい!」
「お、陣内。」
「私は風見ちゃんいいと思うなぁ。
雨宮くんの後輩。
しっかりしてるし音楽に対しては真面目だし
いい子だし。」
「、、、。」
「おーいあまっち。黙るなー。」
絢辻が雨宮に手を振る。
無視する。
「うーん、、、。」
「雨宮は誰かいない?」
「そうですねー。
、、、弥柳さん?かな。」
「えー、意外。」
小林が言う。
「海星女子でコンクール慣れもしてるし演奏技術も高いと思います。周りともコミュニケーション取れるし。でも女子1人だと負担が重いので
男子メンバーもう1人がいいと思います。」
「なるほどね、、。
じゃあみんな多数決とろうか。」
「はい!」
こうして一年生代表が決まったのだ。
それは一年生の技術。
やはり経験者はもちろん特に群を抜いている存在。
藤浜中の4人。
常田、井口、新井、勢喜の4人。
そして海星女子出身の椎名と
雨宮と同じホルンの後輩の風見。
この6人は目立つ。
ランクづけはしたくないが一年生の中では群を抜いている。
あと目立たない存在だけどコントラバスの弥柳さんとクラリネットの桜虎くんも上手だ。
他の経験者もみんな基礎はできてるし上手い。
これだったらコンクールメンバーに選ばれるだろう。
あとは初心者の子達がどのくらい入るのかで
変わってくるだろう。
「一年生代表を決めるんですか?」
「そう。学年でリーダーになる人がいないとね。」
今日は幹部会。
杉山先輩と副部長の市ノ瀬先輩、前田先輩。
木管部長の内山先輩、金管部長の陣内先輩。
そして2年生の雨宮と若菜、小林、百瀬、絢辻が集まっていた。
「誰が良いと思う?」
「うーん。入部して少し経ちますけど
しっかりしてる子がいいですよね。
貝原先輩の弟、椎名さんとか?」
絢辻が一年生の子達の名前を出す。
「あー確かに。私は椎名さんかな。
しっかりしてそうだし。」
市ノ瀬先輩は椎名を挙げる。
「あのー、1人ですか?」
若菜が杉山先輩に聞く。
「あ、いや!1人じゃなくて良いと思う。
一年生人数多いし2人でも良いかなって思ってる。」
「わかりました。
私は井口さんが良いと思います。
演奏面も問題ないし声も大きい。」
「なるほど、、。
俺も井口さんは確かに良いと思う。
あとは新井さん、勢喜くん。」
、、、内山先輩、常田くんはいれないんですね。
まぁ演奏面はいいけどそれ以外はちょっとなぁ。
「はい!」
「お、陣内。」
「私は風見ちゃんいいと思うなぁ。
雨宮くんの後輩。
しっかりしてるし音楽に対しては真面目だし
いい子だし。」
「、、、。」
「おーいあまっち。黙るなー。」
絢辻が雨宮に手を振る。
無視する。
「うーん、、、。」
「雨宮は誰かいない?」
「そうですねー。
、、、弥柳さん?かな。」
「えー、意外。」
小林が言う。
「海星女子でコンクール慣れもしてるし演奏技術も高いと思います。周りともコミュニケーション取れるし。でも女子1人だと負担が重いので
男子メンバーもう1人がいいと思います。」
「なるほどね、、。
じゃあみんな多数決とろうか。」
「はい!」
こうして一年生代表が決まったのだ。
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