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第十楽章 駅コンサート
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「全員片付けしたらすぐトラックに詰めて!」
「はい!」
原田先輩の呼びかけで部員全員は速やかに片付けをする。
「いやぁーよかったな、盛り上がってたみたいだな。」
「うんそうだね、、、。」
雨宮は若菜に聞く。
だけど若菜は表情が明るくない。
「なんか北浜高校普通だったな。」
「え、?」
すると他の学校の生徒だろうか。
どこかの学校かはわからないが2人で話している。
「うん、うちが全国出た方が良くない?」
「あはは!確かに!」
その2人の高校生は喋りながら向こうに行ってしまった。
「、、、、。」
雨宮はその会話をただ聞いているだけだった。わかってる。自分たちが全国出場が決まり嬉しかった。
しかしそのことについて良くないと思ってる高校の生徒だって少なくはないはずだ。
だけどこの全国出場は自分たちが実力で勝ち取ったものだ。
だけど何故か言い返せない。
「、、、。何よ、、むかつく何あれ?」
「え?」
「悔しくないの?」
「いや、悔しいよ。けど、、。」
「何?」
「いや、、だけどやっぱりもっと上手くならないとな。」
「当然!ほら片付けしよ。」
「あぁ、。
あのさ、若菜。」
「ん?」
「いやなんでもない。」
「何?気持ち悪い?」
「お前、シンプルに傷つく言葉やめろ。」
雨宮は片付けをする。
、、、、全国大会。
このままでいいのか、、、。
「はい!」
原田先輩の呼びかけで部員全員は速やかに片付けをする。
「いやぁーよかったな、盛り上がってたみたいだな。」
「うんそうだね、、、。」
雨宮は若菜に聞く。
だけど若菜は表情が明るくない。
「なんか北浜高校普通だったな。」
「え、?」
すると他の学校の生徒だろうか。
どこかの学校かはわからないが2人で話している。
「うん、うちが全国出た方が良くない?」
「あはは!確かに!」
その2人の高校生は喋りながら向こうに行ってしまった。
「、、、、。」
雨宮はその会話をただ聞いているだけだった。わかってる。自分たちが全国出場が決まり嬉しかった。
しかしそのことについて良くないと思ってる高校の生徒だって少なくはないはずだ。
だけどこの全国出場は自分たちが実力で勝ち取ったものだ。
だけど何故か言い返せない。
「、、、。何よ、、むかつく何あれ?」
「え?」
「悔しくないの?」
「いや、悔しいよ。けど、、。」
「何?」
「いや、、だけどやっぱりもっと上手くならないとな。」
「当然!ほら片付けしよ。」
「あぁ、。
あのさ、若菜。」
「ん?」
「いやなんでもない。」
「何?気持ち悪い?」
「お前、シンプルに傷つく言葉やめろ。」
雨宮は片付けをする。
、、、、全国大会。
このままでいいのか、、、。
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