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第十楽章 駅コンサート
ソロ
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体育祭も終わり北浜高校はいつもの日常に戻っていた。
見事に部活対抗リレーを一位になり
祝杯をあげていた。
陸上部の熊田先生が最近吹奏楽部にあまり言ってこなくなったのもリレーのおかげだろう。
「なんかまたサッカー部からオファーきたわ。」
「すげぇな大海。」
そして北浜の次の演奏会は駅コンサート。
各教室で吹奏楽部は全員一生懸命パート練習中。サックスパートで練習してるときに栗本先生が訪れた。
中畑は栗本先生に呼び止められた。
「ソロ、、ですか?」
「はい、中畑にはアルトサックスを吹いてほしい。練習しておいてください。」
「は、はい!」
「じゃあよろしく。」
「、、、ソロね。」
「あ、お疲れ様です、、。」
「お、大崎か。」
「どうも。」
「、、、さっきの話聞いてた?」
「あ、、聞いてたと言うか聞こえたと言うか。」
「ははは。アルトのソロは全部大崎でいいと思うんだけどな。」
「いえいえ!!私だってまだ全然下手だし!私はまだ、、その、、。
中畑先輩は人望あるじゃないですか!
私、、あまりそういうのないって思ってて、、。だから私もみんなから信頼されたいです!」
「おぉ!!」
「う、、うぅ、、。」
大崎もこういうところあるんだなぁ。
そうか、、悩んでたんだ。
「ありがとう大崎。」
「え?」
「俺は初心者で入部してあんまり技術上手くなかったんだぁ。」
「そ、、そんなことないです!」
「いやいや!大崎が入ってくるまではサックスは全部やってたんだけど結局手が回らなくて今はテナーサックス一本だし。だからちょっと今からアドバイスもらえないかな?
大崎先生!」
「え、、は、はぁ、、。」
「教えるのも練習だろ?いいかな?」
「、、は、、はい!!」
「じゃあよろしくな!先生!
ありがとう、、卒業まで悔いない演奏したいから!」
「はい!!」
見事に部活対抗リレーを一位になり
祝杯をあげていた。
陸上部の熊田先生が最近吹奏楽部にあまり言ってこなくなったのもリレーのおかげだろう。
「なんかまたサッカー部からオファーきたわ。」
「すげぇな大海。」
そして北浜の次の演奏会は駅コンサート。
各教室で吹奏楽部は全員一生懸命パート練習中。サックスパートで練習してるときに栗本先生が訪れた。
中畑は栗本先生に呼び止められた。
「ソロ、、ですか?」
「はい、中畑にはアルトサックスを吹いてほしい。練習しておいてください。」
「は、はい!」
「じゃあよろしく。」
「、、、ソロね。」
「あ、お疲れ様です、、。」
「お、大崎か。」
「どうも。」
「、、、さっきの話聞いてた?」
「あ、、聞いてたと言うか聞こえたと言うか。」
「ははは。アルトのソロは全部大崎でいいと思うんだけどな。」
「いえいえ!!私だってまだ全然下手だし!私はまだ、、その、、。
中畑先輩は人望あるじゃないですか!
私、、あまりそういうのないって思ってて、、。だから私もみんなから信頼されたいです!」
「おぉ!!」
「う、、うぅ、、。」
大崎もこういうところあるんだなぁ。
そうか、、悩んでたんだ。
「ありがとう大崎。」
「え?」
「俺は初心者で入部してあんまり技術上手くなかったんだぁ。」
「そ、、そんなことないです!」
「いやいや!大崎が入ってくるまではサックスは全部やってたんだけど結局手が回らなくて今はテナーサックス一本だし。だからちょっと今からアドバイスもらえないかな?
大崎先生!」
「え、、は、はぁ、、。」
「教えるのも練習だろ?いいかな?」
「、、は、、はい!!」
「じゃあよろしくな!先生!
ありがとう、、卒業まで悔いない演奏したいから!」
「はい!!」
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