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第十楽章 駅コンサート
篠宮先輩を探れ②
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「ここか。あのー篠宮先輩、、篠宮美玲先輩っていますか?」
3-Eにはまだ半分くらい生徒がのこっていた。大学受験を控えてるのか残って勉強している生徒が多い。
なかなか先輩のクラスに行くのは気が引けるが近くにいる女子生徒に声をかける。
「ん?一年?えーと美玲は、、。あ、いた。美玲!」
「ん?はーい!」
篠宮先輩は気づいたのかこっちに近づいてきた。
「よ!」
「篠宮先輩。なんでそのー、、、
こないんですか?」
「あれ?言ってなかったけ?休みって。」
「いやぁ、てかなんか文化祭の練習もちょこちょこ休んでたし体育祭終わってからほぼほぼきてないじゃないですか?」
「あー、ごめん。実は、、」
「え?何か重要なことでも?」
「うちのおじいちゃんが死んで、、。」
「の割には楽しそうじゃないですか?」
「バレた?」
「バレるに決まってるでしょ。
てか不謹慎ですね。」
「わかったわかった。大学の勉強とかで来れなくて事情は川村先生や栗本先生には伝えてあるから。」
「足は引っ張らないでくださいね、、」
「ひどい!雨宮くん最低!」
「うるせぇ!」
3-Eにはまだ半分くらい生徒がのこっていた。大学受験を控えてるのか残って勉強している生徒が多い。
なかなか先輩のクラスに行くのは気が引けるが近くにいる女子生徒に声をかける。
「ん?一年?えーと美玲は、、。あ、いた。美玲!」
「ん?はーい!」
篠宮先輩は気づいたのかこっちに近づいてきた。
「よ!」
「篠宮先輩。なんでそのー、、、
こないんですか?」
「あれ?言ってなかったけ?休みって。」
「いやぁ、てかなんか文化祭の練習もちょこちょこ休んでたし体育祭終わってからほぼほぼきてないじゃないですか?」
「あー、ごめん。実は、、」
「え?何か重要なことでも?」
「うちのおじいちゃんが死んで、、。」
「の割には楽しそうじゃないですか?」
「バレた?」
「バレるに決まってるでしょ。
てか不謹慎ですね。」
「わかったわかった。大学の勉強とかで来れなくて事情は川村先生や栗本先生には伝えてあるから。」
「足は引っ張らないでくださいね、、」
「ひどい!雨宮くん最低!」
「うるせぇ!」
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