315 / 600
第九楽章 ドタバタの文化祭
番外編 おつカレー
しおりを挟む
吹奏楽部は打ち上げでカレー屋さんに来ていた。
なんでカレー屋?
「あのーなんでカレー屋なんですか?」
「お、遅かったな!雨宮!こっちこっち!」
中畑先輩が手招きしている。
「はぁ、、お疲れ様です。」
「、、、、なんで葉月もいるんですか?」
「ん!お兄ちゃん遅いよ!」
「お前なんでそんなに馴染んでるんだよ。
てか、なんで部活所属している兄より妹の方を誘うのか、、。」
「まぁ、細かいことはいいじゃんいいじゃん!!」
「優実、全部お前のせいか。」
「え?いやぁ?、、べべべ別に、?」
「、、、。」
「雨宮、水飲むか?」と原田先輩は聞いてくる。
「あ、、はい。いただきます。
えーと何にしようかな?、、シーフードカレーにしようかなぁ。
すみません!」
雨宮は店員さんに注文し終わると一口水を飲む。
「ここまで来れた?」
すると隣の若菜が聞いてくる。
「あーうん。」
「にしても本当に驚いたよ。バンドって!
野俣先輩と原田先輩凄かった!まぁ、あまっちと大海は、、、。うん!凄かった!」
優実は感心している。
「おいなんだ!その言い方。」
「ありがとうな!でもまた教えてやるよ。」
野俣先輩は嬉しそうだ。
でも野俣先輩、原田先輩は上手すぎるけどな。
「私も受けるところ北浜高校にしようかな。」
「そっか!葉月ちゃんは今中学二年生だっけ?」
「そうなんです!!」
「まぁいいんじゃないか?北浜は俺でも入れるしなんとかなるだろ。」
「雨宮、、。その発言はみんなを敵に回すよ。」
「え?でも北浜の学力は中の上くらいだから誰でも勉強すれば入れるだろ。」
「まぁ、兄はいつもこんなんですから。
でもお兄ちゃんと最近よくたくさん話すようになったんですよ?」
「え?そうなの?」
「はい!中学のときは私、バスケで忙しかったのでお互い夕飯の時間とか休みの時しか喋らなかったので、、。仲が悪いとかではないですよ。だけどお兄ちゃん吹奏楽部で楽しそうだよね!最近!いつも部屋でアニメ見てる時はニヤニヤして気持ち悪いけど!!」
「うう!!!ぐさっ!!!、」
妹に気持ち悪いって言われるとこんなに自分にグサッと抉られるのか、、。
「葉月ちゃん容赦ないな。
ねぇ、葉月ちゃん!洸って中学の時とかどんな感じだったの?」
「おい!!全部、葉月に聞くな!
それと大海は葉月に馴れ馴れしくするな。」
「うーんとそうですねお兄ちゃんは、、。」
「お前は俺の黒歴史を暴露するな。」
「あ、、もう黒歴史確定してるんだ、、。」
絢辻は察した。
「私とお兄ちゃんは幼稚園と小学校で低学年の時にピアノやってたんですよ。でも少しの間でしたけど。お父さんお母さんがやってたわけじゃないんですけどね、、。
お兄ちゃんは金管バンドに入ったんですけどすぐ辞めたんです。」
「お、おう。友達できなかったらな。」
「辞める理由が友達できないからなんだ、、、。」
「だから小学校の時はずーと家にいてアニメやゲームばっかりしてるつまりニートですね。だからあんまり色恋沙汰とかなかったですね。」
「、、うぅ。」
「悲しかったね、。あまっち今日は好きなもの食べて、、奢らないけど。」
「お前ら俺をなんだと思ってるんだ。」
「けどお兄ちゃんは中学のときホルンを初めて毎日楽しそうでしたけどね。でも今のお兄ちゃん、みなさんと部活やって帰って家にいるニヤニヤしてて気持ち悪いですもん。」
「あ、あははは、、」
「もう褒めてんのか貶してんのかわかんねぇな。」
「お待たせしました、シーフードカレーです!」
「はーい。」
雨宮はシーフードカレーを食べはじめた。
なんでカレー屋?
「あのーなんでカレー屋なんですか?」
「お、遅かったな!雨宮!こっちこっち!」
中畑先輩が手招きしている。
「はぁ、、お疲れ様です。」
「、、、、なんで葉月もいるんですか?」
「ん!お兄ちゃん遅いよ!」
「お前なんでそんなに馴染んでるんだよ。
てか、なんで部活所属している兄より妹の方を誘うのか、、。」
「まぁ、細かいことはいいじゃんいいじゃん!!」
「優実、全部お前のせいか。」
「え?いやぁ?、、べべべ別に、?」
「、、、。」
「雨宮、水飲むか?」と原田先輩は聞いてくる。
「あ、、はい。いただきます。
えーと何にしようかな?、、シーフードカレーにしようかなぁ。
すみません!」
雨宮は店員さんに注文し終わると一口水を飲む。
「ここまで来れた?」
すると隣の若菜が聞いてくる。
「あーうん。」
「にしても本当に驚いたよ。バンドって!
野俣先輩と原田先輩凄かった!まぁ、あまっちと大海は、、、。うん!凄かった!」
優実は感心している。
「おいなんだ!その言い方。」
「ありがとうな!でもまた教えてやるよ。」
野俣先輩は嬉しそうだ。
でも野俣先輩、原田先輩は上手すぎるけどな。
「私も受けるところ北浜高校にしようかな。」
「そっか!葉月ちゃんは今中学二年生だっけ?」
「そうなんです!!」
「まぁいいんじゃないか?北浜は俺でも入れるしなんとかなるだろ。」
「雨宮、、。その発言はみんなを敵に回すよ。」
「え?でも北浜の学力は中の上くらいだから誰でも勉強すれば入れるだろ。」
「まぁ、兄はいつもこんなんですから。
でもお兄ちゃんと最近よくたくさん話すようになったんですよ?」
「え?そうなの?」
「はい!中学のときは私、バスケで忙しかったのでお互い夕飯の時間とか休みの時しか喋らなかったので、、。仲が悪いとかではないですよ。だけどお兄ちゃん吹奏楽部で楽しそうだよね!最近!いつも部屋でアニメ見てる時はニヤニヤして気持ち悪いけど!!」
「うう!!!ぐさっ!!!、」
妹に気持ち悪いって言われるとこんなに自分にグサッと抉られるのか、、。
「葉月ちゃん容赦ないな。
ねぇ、葉月ちゃん!洸って中学の時とかどんな感じだったの?」
「おい!!全部、葉月に聞くな!
それと大海は葉月に馴れ馴れしくするな。」
「うーんとそうですねお兄ちゃんは、、。」
「お前は俺の黒歴史を暴露するな。」
「あ、、もう黒歴史確定してるんだ、、。」
絢辻は察した。
「私とお兄ちゃんは幼稚園と小学校で低学年の時にピアノやってたんですよ。でも少しの間でしたけど。お父さんお母さんがやってたわけじゃないんですけどね、、。
お兄ちゃんは金管バンドに入ったんですけどすぐ辞めたんです。」
「お、おう。友達できなかったらな。」
「辞める理由が友達できないからなんだ、、、。」
「だから小学校の時はずーと家にいてアニメやゲームばっかりしてるつまりニートですね。だからあんまり色恋沙汰とかなかったですね。」
「、、うぅ。」
「悲しかったね、。あまっち今日は好きなもの食べて、、奢らないけど。」
「お前ら俺をなんだと思ってるんだ。」
「けどお兄ちゃんは中学のときホルンを初めて毎日楽しそうでしたけどね。でも今のお兄ちゃん、みなさんと部活やって帰って家にいるニヤニヤしてて気持ち悪いですもん。」
「あ、あははは、、」
「もう褒めてんのか貶してんのかわかんねぇな。」
「お待たせしました、シーフードカレーです!」
「はーい。」
雨宮はシーフードカレーを食べはじめた。
0
お気に入りに追加
16
あなたにおすすめの小説
大好きな幼なじみが超イケメンの彼女になったので諦めたって話
家紋武範
青春
大好きな幼なじみの奈都(なつ)。
高校に入ったら告白してラブラブカップルになる予定だったのに、超イケメンのサッカー部の柊斗(シュート)の彼女になっちまった。
全く勝ち目がないこの恋。
潔く諦めることにした。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
青空ベンチ ~万年ベンチのサッカー少年が本気で努力した結果こうなりました~
aozora
青春
少年サッカーでいつも試合に出れずずっとベンチからみんなを応援している小学6年生の青井空。
仲間と一緒にフィールドに立つ事を夢見て努力を続けるがなかなか上手くいかずバカにされる日々。
それでも努力は必ず報われると信じ全力で夢を追い続けた結果…。
ベンチで輝く君に
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる