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第九楽章 ドタバタの文化祭

バンド名

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「表彰式まだ?」

「まだかよ?」

文化祭の壇上での出し物も終わりすでに10分が経過している。
生徒が続々と集まってる。

予定ではもうすでに表彰式が始まってる時間。

「本当にやるのか?」と雨宮。

「もうここまできたらやるしかないって。」

大海はもう覚悟を決めてるようだ。

「そうだな。」と野俣先輩。

「野俣先輩まで。」

「雨宮、大丈夫。おれも出るから。
横でおれの真似してればいいから。」

「原田先輩まで。」

「まぁ、前向いて一生懸命な顔してれば案外バレないから。それに意外と素人は演奏よりボーカルしか見てないからわかんないって。」

「野俣先輩、それ炎上しそうな発言。」

「あれ?そういえば名前どうします?」

「え?」

大海は聞いてきた。

「バンド名だよ。どうする?流石に名前なしはよくないんじゃない?」

「あー確かに。」

「どうする?」

「、、、あ!思いついた。」

「お、若菜ちゃん思いついた?」と原田先輩。

「北は英語でnorth。northでいいんじゃない?」

「お、なんかいいかも。」と原田

「斬新かも。」と雨宮。

「俺は赤青社会とかいいと思うんだけど。」

大海は何か聞いたことあるような名前を出す。

「それは却下!!」

「まぁ、いいや!よし!円陣組むか。」

「お!なんか青春っぽいですね!!!!!!!!」

「はいはいやるよ、。」

雨宮と大海と原田と野俣と若菜は肩を組み
円陣を組む。

「よし!時間稼ぐぜ!north、!ファーストでラストライブ!!行くぞ!!!、」

「おー!!」

最初で最後のファーストでラストのライブが今始まる。





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