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第九楽章 ドタバタの文化祭

4人目

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「あとはボーカルだな。」

「お前の行動力怖いよ。
まぁだとしたらやっぱり歌が上手そうな奴、、、。金子とか竹下とか山下とか小野田とか。」

「いや、女子だろ。可愛い子入れようぜ。」

「うーんまぁ誰でもいいんだけど。
だけどなんで?」

「俺が女性ボーカルで他のメンバーが男のバンドが好きだから。」

「あー、それって黒板係とか黄色社会とか
オオカミズとかサボテンマスターとか。」

「そうそう。洸、ちなみにオオカミズとサボテンマスターは違うけどな、、。
うーんでも音楽センスがよくて女の子で音感が良くて可愛い子なんて、、、。
あっ!!!」

「お前まさかあいつに頼むのか?」

「なんか呼んだ?」

若菜は美味しそうに綿あめを食べていた。

「え?あーなんでもないよ!」

「いやいや!なんでもなくはないだろ。」

「いやいやちょっと待て!さすがに若菜はちょっと!」

「いやいやなかなかいないぜ。」

大海は若菜にボーカルのことを話した。

「面白そう!歌歌えばいいんだよね。
私、動画とかで高校の文化祭とか観てみたんだけど一度やってみたかった!やろう!」

「怒られても知らないぞ。」

「いいよ!怒られても。
ちなみになんの曲やるの?」

「それはこれから決める。」

「ふーん。」

「よし!メンバーも決まったし行くか!」

「本当にやるんだ、、、、。」

こうしてギター、大海。
ベースは雨宮。ドラム野俣。
ボーカル若菜。

こうして最後の文化祭ぶっつけ本番の時間
稼ぎライブが始まるのだった。

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