あの音になりたい！ 北浜高校吹奏楽部へようこそ！

第九楽章 ドタバタの文化祭

クラスメイト

コンサートも終わり1-Cに向かう。
アンコールが終わったあとに
妹の葉月のことで先輩や同級生から質問攻めになっていたが。

「大成功だったなぁ～。最高だった！」

大海は嬉しそうだ。

「、、あぁ。よかった。」

「珍しいなぁ。洸が満足するなんて。」

「そ、そう？」

「全国決まった時より嬉しそうだ。」

「うん。嬉しいそう。
気持ち悪いくらいにやけてるんだけど。」

若菜は少し気持ち悪そうに雨宮を見る。

「な、、なんだよ。お前ら容赦ないな。」

「あはは、、ほら教室ついたよ。」

小林は３人の会話に呆れている。

「お！帰ってきた！お疲れー！」

竹下はクラスに入ってきた雨宮たちを見て気付いたのかすぐさま寄ってきた。

「いやぁーすごかったぜ！」と山下。

「うんうん。雨宮すげぇよ。
楽器吹けたんだな。」と竹下。

「、、、お前疑ってたのか。」

「ホルンっていい音するんだな。初めて知ったよ。」

「い、、いやぁ、、それほどでも。」

竹下は感心してた。
雨宮はニヤニヤしてしまう。

「大崎さん！ソロかっこよかった！」

クラスの女子が一斉に若菜に集まってきた。

「、、あ、、ありがとう。」

「めちゃくちゃうまいね？プロになるの？」

若菜は質問攻めになってた。

小林と大海の2人を見る。
クラスメイトに囲まれており
質問攻めになってた。

「ほらほら雨宮くんも疲れたでしょ。
これのむ？コーラ。」

「あ、日比谷さん。あ、、ありがとう。」

「これもこれも、飲みなよ。」

小野田はお茶を淹れる。

竹下は小野田のお茶に牛乳を入れる。

「バカか！！なんで牛乳なんだよ。」

「北浜ブレンド、、、。」

「ふざけんな！！！！！」

少しだけ雨宮はクラスに馴染めた気がした。