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第十一楽章 目指した先には
写真撮影
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「おい、もっと笑顔で!」
川村先生が怒る。
「いや、、、。そうは言われても、、。」
有村先輩が苦笑いしながら言う。
「、、、、。」
それはそうだ。
今は記念写真。みんな整列し中畑先輩が賞状を手に持ちながら。
書かれていたのは銅賞。
北浜高校は吹奏楽コンクール全国で銅賞だったのだ。
「、、、すみません部長。私のせいです。
もっとソロしっかり、、。」
若菜は中畑先輩に謝る。
「いや!若菜のせいじゃない。
これが俺たちの実力だったんだよ。」
中畑は若菜に頭を上げさせる。
「、、、でも悔しいです。
このサックスパートで金賞とりたかったです。」
時田先輩は悔しがっていた。
「、、、大海と時田。お前らそのキャラ似合ってない。」
「え?!」
「とにかく来年は金をとれ。
絶対だぞ。」
「は、、、はい!!」
中畑先輩に若菜と時田と大海は鼓舞された。
「いやぁー楽しかったなぁー。
市ノ瀬、睦月、金子。お前らありがとな。」
「はい!先輩も。」
「、、、ぐす、、、う、、」
「泣くなって市ノ瀬。」
「泣いてないですよ。
なんか嬉しくて泣いてんのか悔しくて泣いてんのかわかんないですよ、、、」
「なんだそれ?」
睦月はツッコむ。
「ははは。」
有村先輩と金子は笑う。
「写真撮ろうぜパーカッション。」
原田先輩はパーカッションメンバーを集めて写真を撮っていた。
「う、、」と朝花。
「先輩、。」と絢辻。
「泣き虫だなぁ。お前らは来年先輩だろ。
新しく入ってくる一年生を育てろよ。
、、、舐められんなよ絢辻?」
原田先輩はニヤニヤしてる。
「、、うう、、うるさいですよ。」
「まぁ来年は任せたわ。杉山。」
野俣先輩は杉山先輩に言う。
「はい!!」
「期待してるわ。」
そして中山先輩と貝原先輩は田中先輩に抱きつかれていた。
「頑張ったなぁ、、、中山、、貝原、、。」
「う、、、先生苦しいよ。」と中山先輩
「う、、、。」と貝原先輩。
終わって気持ちが溢れてしまったのだろう。
「私も田中先生に抱きついてもらおうかなー。」
早乙女は言う。
すると隣の水越も。
「うん。僕もそうするかな。」
「え?まじ?」
「俺もそうするか。」と鈴木優も言ってきた。
「あんたらもう何言っても許されるみたいなのやめてよ。」
「ははは!!
もう終わったしいいじゃん!」
「やれやれ、、。」
そして小林はフルートパートで喋っていた。
「、、、すみませんでした。野末先輩。
俺、、、。」
「いーや。あれが私たちの実力だったんだよ。ありがとう。小林くんがいなかったら全国行けてなかったよ。
それに横山ちゃんもサポート本当にありがとう。2人とも本当にありがとう。」
「いえ、、、小林。来年は必ず全国で金とるよ。」
「はい!!」
大会は終わった。
北浜高校は全国で銅賞。
しかし悔いはない。
そしてもっと上手くなりたい。
雨宮の中で強く残った。
「ねぇ、あまっち。写真撮ろうよ。」
優実に声をかけられ返事をする。
「おう、行くよ。」
「あ、雨宮くん私とも撮って。」
「あはは、。片岡先輩もですか?
わかりました。
あ、、!ちょっとすみません。すぐ戻るんで!」
「え?」
「おーいあまっち?」
雨宮は人混みの中で見覚えのある後ろ姿を見つけ瞬間的に走り出していた。
「雨宮くんってすぐどこか行くよね。」
「まぁそれがあまっちですから。」
川村先生が怒る。
「いや、、、。そうは言われても、、。」
有村先輩が苦笑いしながら言う。
「、、、、。」
それはそうだ。
今は記念写真。みんな整列し中畑先輩が賞状を手に持ちながら。
書かれていたのは銅賞。
北浜高校は吹奏楽コンクール全国で銅賞だったのだ。
「、、、すみません部長。私のせいです。
もっとソロしっかり、、。」
若菜は中畑先輩に謝る。
「いや!若菜のせいじゃない。
これが俺たちの実力だったんだよ。」
中畑は若菜に頭を上げさせる。
「、、、でも悔しいです。
このサックスパートで金賞とりたかったです。」
時田先輩は悔しがっていた。
「、、、大海と時田。お前らそのキャラ似合ってない。」
「え?!」
「とにかく来年は金をとれ。
絶対だぞ。」
「は、、、はい!!」
中畑先輩に若菜と時田と大海は鼓舞された。
「いやぁー楽しかったなぁー。
市ノ瀬、睦月、金子。お前らありがとな。」
「はい!先輩も。」
「、、、ぐす、、、う、、」
「泣くなって市ノ瀬。」
「泣いてないですよ。
なんか嬉しくて泣いてんのか悔しくて泣いてんのかわかんないですよ、、、」
「なんだそれ?」
睦月はツッコむ。
「ははは。」
有村先輩と金子は笑う。
「写真撮ろうぜパーカッション。」
原田先輩はパーカッションメンバーを集めて写真を撮っていた。
「う、、」と朝花。
「先輩、。」と絢辻。
「泣き虫だなぁ。お前らは来年先輩だろ。
新しく入ってくる一年生を育てろよ。
、、、舐められんなよ絢辻?」
原田先輩はニヤニヤしてる。
「、、うう、、うるさいですよ。」
「まぁ来年は任せたわ。杉山。」
野俣先輩は杉山先輩に言う。
「はい!!」
「期待してるわ。」
そして中山先輩と貝原先輩は田中先輩に抱きつかれていた。
「頑張ったなぁ、、、中山、、貝原、、。」
「う、、、先生苦しいよ。」と中山先輩
「う、、、。」と貝原先輩。
終わって気持ちが溢れてしまったのだろう。
「私も田中先生に抱きついてもらおうかなー。」
早乙女は言う。
すると隣の水越も。
「うん。僕もそうするかな。」
「え?まじ?」
「俺もそうするか。」と鈴木優も言ってきた。
「あんたらもう何言っても許されるみたいなのやめてよ。」
「ははは!!
もう終わったしいいじゃん!」
「やれやれ、、。」
そして小林はフルートパートで喋っていた。
「、、、すみませんでした。野末先輩。
俺、、、。」
「いーや。あれが私たちの実力だったんだよ。ありがとう。小林くんがいなかったら全国行けてなかったよ。
それに横山ちゃんもサポート本当にありがとう。2人とも本当にありがとう。」
「いえ、、、小林。来年は必ず全国で金とるよ。」
「はい!!」
大会は終わった。
北浜高校は全国で銅賞。
しかし悔いはない。
そしてもっと上手くなりたい。
雨宮の中で強く残った。
「ねぇ、あまっち。写真撮ろうよ。」
優実に声をかけられ返事をする。
「おう、行くよ。」
「あ、雨宮くん私とも撮って。」
「あはは、。片岡先輩もですか?
わかりました。
あ、、!ちょっとすみません。すぐ戻るんで!」
「え?」
「おーいあまっち?」
雨宮は人混みの中で見覚えのある後ろ姿を見つけ瞬間的に走り出していた。
「雨宮くんってすぐどこか行くよね。」
「まぁそれがあまっちですから。」
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