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第九楽章 ドタバタの文化祭
充実してる
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「では、星の旅ソロ悪くないです。また桃葉先生にレッスンを頼んでいるので見ていただいてください。」
「はい!」
小林と若菜は返事をする。
雨宮はちらっと時計を見る。
夜7時。あっという間に時間が過ぎる。
授業が終わったらすぐに文化祭コンサートの
練習と全国大会の練習。
「ふー。もう少しやってこうかな。」
「お疲れ様。」
「おっ、絢辻か。大丈夫か体調良くなった?」
「え?、、う、、うん。よくなったよ。
ただ忘れられなくて、、」
「、、?まぁいいや。絢辻は練習どう?」
「うーん。まぁまだまだかな。つまづくところあるし。野俣先輩や原田先輩や杉山先輩には及ばないし。」
絢辻は暗い表情でため息をつく。
いつも明るい絢辻がこんなこと言うのは珍しい。
「そっか。」
「うん。でもすごい充実してない?最近?」
「ん?」
「だって全国だよ。そして今は文化祭の練習。最近ずーと吹部のこと考えてる。」
「あー。それは俺も思う。」
「だよね。クラスの子からよく言われるもん。頑張ってるねって。あと文化祭も見にきてくれるって。」
「、、ほー。」
「クラスでも言われない?」
「え?!あ、、あー言われる予定?」
クラスメイトから声をかけられる。
え、、まじかよ。
「予定?」
「と、、とにかく。もうちょっと練習してくか。」
「うん!そうだね。」
俺ももっと頑張ろう。
そう心に決めた雨宮だった。
「はい!」
小林と若菜は返事をする。
雨宮はちらっと時計を見る。
夜7時。あっという間に時間が過ぎる。
授業が終わったらすぐに文化祭コンサートの
練習と全国大会の練習。
「ふー。もう少しやってこうかな。」
「お疲れ様。」
「おっ、絢辻か。大丈夫か体調良くなった?」
「え?、、う、、うん。よくなったよ。
ただ忘れられなくて、、」
「、、?まぁいいや。絢辻は練習どう?」
「うーん。まぁまだまだかな。つまづくところあるし。野俣先輩や原田先輩や杉山先輩には及ばないし。」
絢辻は暗い表情でため息をつく。
いつも明るい絢辻がこんなこと言うのは珍しい。
「そっか。」
「うん。でもすごい充実してない?最近?」
「ん?」
「だって全国だよ。そして今は文化祭の練習。最近ずーと吹部のこと考えてる。」
「あー。それは俺も思う。」
「だよね。クラスの子からよく言われるもん。頑張ってるねって。あと文化祭も見にきてくれるって。」
「、、ほー。」
「クラスでも言われない?」
「え?!あ、、あー言われる予定?」
クラスメイトから声をかけられる。
え、、まじかよ。
「予定?」
「と、、とにかく。もうちょっと練習してくか。」
「うん!そうだね。」
俺ももっと頑張ろう。
そう心に決めた雨宮だった。
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