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第九楽章 ドタバタの文化祭
芸術
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「よーし、こんなもんかな。」
「うわぁ。早乙女先輩、絵上手ですね。」
部室でトロンボーンの早乙女先輩と絢辻が
テーブルで絵を描いていた。
なぜ描いているのかというと
文化祭コンサートで配るチラシのイラストを描いていたのだ。
描いている絵はトランペットを吹いている女の子だ。
色鉛筆で綺麗に鮮やかに描かれている。
「ありがとう。でも誉めすぎだよ、絢辻ちゃん。」
「いやいやそんなこと。イラスト担当は早乙女先輩なんですか?」
「あー、、まぁ他に描ける人がいないもんでね。私にいつもなっちゃうんだよね。」
「あはは、、。」
「野末の絵なんて、、あー考えただけでも恐ろしい。」
「え、、?野末先輩って絵凄いんですか?」
「いや、、凄いっていうか、、芸術的っていうか独創的っていうか変化が激しいっていうか。」
「逆にみてみたいかも。」
「いや、やめた方がいいよ!」
早乙女先輩はキッパリ言った。
そんなにやばいのかな。
「え、、。そんなにあれなんですか。」
「うん。あーもう考えただけで恐ろしい。
ヤダヤダヤダ。」
「そ、、、そうなんですね。」
「あー脳裏に焼きついてるんだよね。
あの絵が。」
「でもそんなにあれだったら見てみたいですね。興味湧いてきた。」
絢辻は野末先輩の絵が気になってしょうがない。
「あっ、私ちょっと色鉛筆持ってくるね。」
「わかりました。お願いします。」
早乙女先輩は部室を出て行ってしまった。
「あれ?絢辻ちゃん?どうしたの?」
すると野末先輩が話しかけてきた。
「あ、お疲れ様です。野末先輩。
早乙女先輩とコンサートのチラシの絵を書いてて。」
「へー。私も書いていい?」
「え?あ、、いやあの?」
「ん?」
「あっ、いえ!どうぞぞうぞ。」
野末先輩が笑顔でコチラを見てくる。
そんな顔で見つめられたら断れない。
すると野末先輩は描き始め見せてくれたのだがその絵を見た瞬間、
絢辻は気を失ったのだ。
そしてそのあと早乙女に看病してもらい
1時間後に目が覚めた。
あの禍々しい恐ろしい絵を
絢辻は忘れない。
「うわぁ。早乙女先輩、絵上手ですね。」
部室でトロンボーンの早乙女先輩と絢辻が
テーブルで絵を描いていた。
なぜ描いているのかというと
文化祭コンサートで配るチラシのイラストを描いていたのだ。
描いている絵はトランペットを吹いている女の子だ。
色鉛筆で綺麗に鮮やかに描かれている。
「ありがとう。でも誉めすぎだよ、絢辻ちゃん。」
「いやいやそんなこと。イラスト担当は早乙女先輩なんですか?」
「あー、、まぁ他に描ける人がいないもんでね。私にいつもなっちゃうんだよね。」
「あはは、、。」
「野末の絵なんて、、あー考えただけでも恐ろしい。」
「え、、?野末先輩って絵凄いんですか?」
「いや、、凄いっていうか、、芸術的っていうか独創的っていうか変化が激しいっていうか。」
「逆にみてみたいかも。」
「いや、やめた方がいいよ!」
早乙女先輩はキッパリ言った。
そんなにやばいのかな。
「え、、。そんなにあれなんですか。」
「うん。あーもう考えただけで恐ろしい。
ヤダヤダヤダ。」
「そ、、、そうなんですね。」
「あー脳裏に焼きついてるんだよね。
あの絵が。」
「でもそんなにあれだったら見てみたいですね。興味湧いてきた。」
絢辻は野末先輩の絵が気になってしょうがない。
「あっ、私ちょっと色鉛筆持ってくるね。」
「わかりました。お願いします。」
早乙女先輩は部室を出て行ってしまった。
「あれ?絢辻ちゃん?どうしたの?」
すると野末先輩が話しかけてきた。
「あ、お疲れ様です。野末先輩。
早乙女先輩とコンサートのチラシの絵を書いてて。」
「へー。私も書いていい?」
「え?あ、、いやあの?」
「ん?」
「あっ、いえ!どうぞぞうぞ。」
野末先輩が笑顔でコチラを見てくる。
そんな顔で見つめられたら断れない。
すると野末先輩は描き始め見せてくれたのだがその絵を見た瞬間、
絢辻は気を失ったのだ。
そしてそのあと早乙女に看病してもらい
1時間後に目が覚めた。
あの禍々しい恐ろしい絵を
絢辻は忘れない。
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