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第九楽章 ドタバタの文化祭

青春キラキライベントは嫌いだ。

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秋、9月が始まりそして二学期が始まった。

北浜高校は東海大会を終え見事に金賞を受賞し東海代表校として出ることになったのだ。

大会は10月の終わり頃。

まだ練習が続くなぁ、と雨宮は二学期最初の登校日クラスで中島先生の話を真面目に聞いてるわけがなく早く終わらないかなぁと窓の外を見ていた。

「えー。文化祭があります。2週間後。
クラスの出し物は進んでるようなので皆さん頑張ってください。」

「ええ、!!!!文化祭!!!!!!!!
あ、、。」

「どうした?雨宮、?」

「あ、いえ、、、なんでもないです。」

すっかり忘れていた。
学校の青春イベントは苦手なのだ。

「ねぇ、文化祭ってどんなことをするの?」

すると隣の席にいる若菜が雨宮に聞いてくる。

「え?あー祭りみたいなもんだよ。」

「ふーん。」

すると後ろの席にいる女子が話しかけてくる。

「あのさ、若菜ちゃん。質問する相手間違えてない?」

「あ?どういうことだよ。」

「いやぁ、雨宮くんじゃない気がするんだよね。なんかよくわかんないけど。」

「なんかものすごくグサっとくるくるなぁ。ちなみに君誰?」

「え?クラスメイトの名前知らないの?」

「洸、、。
日比谷夏ちゃんだよ。みんなからなっちゃんって呼ばれてるでしょ。」

「あ、、あぁ!知ってたよ!」

「絶対知らないでしょ。」

「そこうるさい!」

「す、すみません!!」

3人は怒られてしまった。



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