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第八楽章 東海大会編
初めての夏の大会が終わった日③
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「卒業生の先輩方が退場するので部員全員でお見送りします。音出しは各自でしてください。」
「はい!」
「なぁー洸。」
話しかけてきたのはフミヤ。
フルートを両手で持ちながら話しかけてきた。
「なんだよ。」
「河村先輩に合わなくていいのか?」
「あーうん。まぁ先輩の邪魔しちゃいけないだろうしな。」
「そうか。まぁいいか。」
「俺ちょっと部室行ってくる。」
「え?今?おーわかった。
部長に見つかるなよ。」
「へいへい。」
雨宮はなるべく急足で階段を登り
3階の部室へ入る。
「おっ、あった。」
雨宮が探しにきたのは部室に
置いてあった楽譜。その中に卒業式の楽譜がいくつも入っているがその中から校歌の楽譜を取り出す。
「あった。見とかないと。」
雨宮は校歌の楽譜を暗記していたが
一回楽譜を見て確認しておきたかったのだ。
楽譜を見て左手の指を確認する。
「お、いたいた。」
「あっなんだ。河村先輩か。」
「卒業式も私たち退場してるけどいいの?」
「え?」
雨宮は窓の外を見ると
すでに卒業生の先輩たちが外に集まっている。
「やば。早くいかないと。」
「まぁもう今行っても遅いと思うけどね。」
「、う、、。」
「まぁいいじゃん。少し話そうよ。」
「河村先輩はいかなくていいんですか?」
「私こういうの苦手だから。」
2人でおサボり決定だ。
「はい!」
「なぁー洸。」
話しかけてきたのはフミヤ。
フルートを両手で持ちながら話しかけてきた。
「なんだよ。」
「河村先輩に合わなくていいのか?」
「あーうん。まぁ先輩の邪魔しちゃいけないだろうしな。」
「そうか。まぁいいか。」
「俺ちょっと部室行ってくる。」
「え?今?おーわかった。
部長に見つかるなよ。」
「へいへい。」
雨宮はなるべく急足で階段を登り
3階の部室へ入る。
「おっ、あった。」
雨宮が探しにきたのは部室に
置いてあった楽譜。その中に卒業式の楽譜がいくつも入っているがその中から校歌の楽譜を取り出す。
「あった。見とかないと。」
雨宮は校歌の楽譜を暗記していたが
一回楽譜を見て確認しておきたかったのだ。
楽譜を見て左手の指を確認する。
「お、いたいた。」
「あっなんだ。河村先輩か。」
「卒業式も私たち退場してるけどいいの?」
「え?」
雨宮は窓の外を見ると
すでに卒業生の先輩たちが外に集まっている。
「やば。早くいかないと。」
「まぁもう今行っても遅いと思うけどね。」
「、う、、。」
「まぁいいじゃん。少し話そうよ。」
「河村先輩はいかなくていいんですか?」
「私こういうの苦手だから。」
2人でおサボり決定だ。
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