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第八楽章 東海大会編
メンタリティ③
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「じゃあ、とりあえずわかりました。
自分も何かルーティーン作ってみようかな。」
「そうだな。」
「でもこの前の県大会はすごくいい感じで集中できてたんですよね。」
「お?そうなんだ。じゃあそれをもう一度やればいいんじゃないか?」
「それができたら苦労しないですって。」
「ははは!!」
「なんかめっちゃ自分を操れたんですよね。上手くいえないんですけどコントローラーで操作できてたんですよね。周りも良く見えてたし。」
「おー。」
「杉山先輩のティンパニーのロールめっちゃよかったの見えましたし。」
「え?お前見てたのか?」
「はい。実際後ろ向いて見たわけじゃないんですけど。」
「、、お、おう。」
雨宮のやつ、パーカッションなんて後ろにいるのに見えないのに。
でも見たのか?
いやいや、ありえないありえない!
だって後ろから俺ずっと見てたけど雨宮が後ろを振り向いたのなんか見てないし。
「雨宮、お前もしかして耳で周りの音聞いてたんじゃないか?
そしたら後ろの音も聞こえるし。」
「いやぁー。集中してたんで途中で音がめっちゃ聞こえるようになったんです。でも上手くいえないんですけどなんかあの時は栗本先生の指揮と周りは見えたんですけど。」
どういうこと?
「ほぉー。じゃあその集中力が発揮されるそのスイッチを探さないとな。」
「は、、はい。」
「大丈夫だって。ゆっくりやればいいさ。」
周りを見れる目。
そして周りの音がものすごく聞こえるようになる耳。
、、、北浜に入ってから初めて聞いた。
自分も何かルーティーン作ってみようかな。」
「そうだな。」
「でもこの前の県大会はすごくいい感じで集中できてたんですよね。」
「お?そうなんだ。じゃあそれをもう一度やればいいんじゃないか?」
「それができたら苦労しないですって。」
「ははは!!」
「なんかめっちゃ自分を操れたんですよね。上手くいえないんですけどコントローラーで操作できてたんですよね。周りも良く見えてたし。」
「おー。」
「杉山先輩のティンパニーのロールめっちゃよかったの見えましたし。」
「え?お前見てたのか?」
「はい。実際後ろ向いて見たわけじゃないんですけど。」
「、、お、おう。」
雨宮のやつ、パーカッションなんて後ろにいるのに見えないのに。
でも見たのか?
いやいや、ありえないありえない!
だって後ろから俺ずっと見てたけど雨宮が後ろを振り向いたのなんか見てないし。
「雨宮、お前もしかして耳で周りの音聞いてたんじゃないか?
そしたら後ろの音も聞こえるし。」
「いやぁー。集中してたんで途中で音がめっちゃ聞こえるようになったんです。でも上手くいえないんですけどなんかあの時は栗本先生の指揮と周りは見えたんですけど。」
どういうこと?
「ほぉー。じゃあその集中力が発揮されるそのスイッチを探さないとな。」
「は、、はい。」
「大丈夫だって。ゆっくりやればいいさ。」
周りを見れる目。
そして周りの音がものすごく聞こえるようになる耳。
、、、北浜に入ってから初めて聞いた。
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