173 / 591
第六楽章 北浜高校の夏合宿
そして最終日
しおりを挟む
「いやぁー
もうここで食べる朝食も最後かぁー。
なんだか色々あったけど楽しかったな!」
優実は納豆をかき混ぜている。
「楽しかったって言えてるなら大丈夫そうだな。」
雨宮は元気そうな優実を見て安心した。
相変わらず優実はいつも通りだ。
優実の表情はいつも変わらない。
それは気のせいなのかもしれないが
日数を重ねるごとに明るくなってる気がする。
「楽しそうだな。」
「え?」
「いやなんでもない。」
「お!おはよう。」
すると声をかけてきたのは志柿先生だ。
「あっおはようございます。」
「おはよう。調子はどう?」
志柿先生は明るく話しかけてくれる。
演奏以外の時でもこのキャラは変わらない。
「体調は悪くないですよ。」
「いやーでも今日で終わりか。なんか色々あったけど最後まで頑張ろう。」
「はい。」
「じゃあまた後で!」
志柿先生は雨宮に挨拶をすると他の生徒のところに行ってしまった。
志柿先生と話すと前向きな気持ちになれる。
他の先輩たちもゆっくりと朝食を食べている。その中には野末先輩の姿が見えた。
「野末、ちゃんと食べてる?」
「食べてるよ!私こう見えてもたくさん食べるんだから!」
「へーそのナイスバディはどこからきてるんだよ、このこの~!」
野末先輩と中山先輩の2人が喋ってるのが聞こえる。
バレないようにそのままご飯を食べる。
「なんでジロジロ向こうのほう見てるの気持ち悪い。」
すると若菜が話しかけてきた。
「えっはぁ?べ、別に見てないぞ。
先輩たちの会話に入りたいなんてこれっぽっちも思ってないからな!」
「へー」と大海。
「ふーん」と絢辻明。
「あ、あはははは。」と苦笑いする朝花。
「雨宮、お前わかりやすいな。」と愛斗。
「まぁわかるぜ雨宮、俺は野末先輩の靴も舐めろと言われたら舐められる自信がある!」
すると突然時田先輩がドヤ顔しながら
自分の性癖をしゃべってきた。
「うぉーさすが時田!かっこいいぜ!」
日明先輩は尊敬の目で時田を讃えていた。
「もぉー!!朝からやめてください!!!」
若菜は大きな声で先輩たちを
叱ったのだった。
爽やかな朝が台無しだ。
もうここで食べる朝食も最後かぁー。
なんだか色々あったけど楽しかったな!」
優実は納豆をかき混ぜている。
「楽しかったって言えてるなら大丈夫そうだな。」
雨宮は元気そうな優実を見て安心した。
相変わらず優実はいつも通りだ。
優実の表情はいつも変わらない。
それは気のせいなのかもしれないが
日数を重ねるごとに明るくなってる気がする。
「楽しそうだな。」
「え?」
「いやなんでもない。」
「お!おはよう。」
すると声をかけてきたのは志柿先生だ。
「あっおはようございます。」
「おはよう。調子はどう?」
志柿先生は明るく話しかけてくれる。
演奏以外の時でもこのキャラは変わらない。
「体調は悪くないですよ。」
「いやーでも今日で終わりか。なんか色々あったけど最後まで頑張ろう。」
「はい。」
「じゃあまた後で!」
志柿先生は雨宮に挨拶をすると他の生徒のところに行ってしまった。
志柿先生と話すと前向きな気持ちになれる。
他の先輩たちもゆっくりと朝食を食べている。その中には野末先輩の姿が見えた。
「野末、ちゃんと食べてる?」
「食べてるよ!私こう見えてもたくさん食べるんだから!」
「へーそのナイスバディはどこからきてるんだよ、このこの~!」
野末先輩と中山先輩の2人が喋ってるのが聞こえる。
バレないようにそのままご飯を食べる。
「なんでジロジロ向こうのほう見てるの気持ち悪い。」
すると若菜が話しかけてきた。
「えっはぁ?べ、別に見てないぞ。
先輩たちの会話に入りたいなんてこれっぽっちも思ってないからな!」
「へー」と大海。
「ふーん」と絢辻明。
「あ、あはははは。」と苦笑いする朝花。
「雨宮、お前わかりやすいな。」と愛斗。
「まぁわかるぜ雨宮、俺は野末先輩の靴も舐めろと言われたら舐められる自信がある!」
すると突然時田先輩がドヤ顔しながら
自分の性癖をしゃべってきた。
「うぉーさすが時田!かっこいいぜ!」
日明先輩は尊敬の目で時田を讃えていた。
「もぉー!!朝からやめてください!!!」
若菜は大きな声で先輩たちを
叱ったのだった。
爽やかな朝が台無しだ。
0
お気に入りに追加
16
あなたにおすすめの小説
脅され彼女~可愛い女子の弱みを握ったので脅して彼女にしてみたが、健気すぎて幸せにしたいと思った~
みずがめ
青春
陰キャ男子が後輩の女子の弱みを握ってしまった。彼女いない歴=年齢の彼は後輩少女に彼女になってくれとお願いする。脅迫から生まれた恋人関係ではあったが、彼女はとても健気な女の子だった。
ゲス男子×健気女子のコンプレックスにまみれた、もしかしたら純愛になるかもしれないお話。
※この作品は別サイトにも掲載しています。
※表紙イラストは、あっきコタロウさんに描いていただきました。
全力でおせっかいさせていただきます。―私はツンで美形な先輩の食事係―
入海月子
青春
佐伯優は高校1年生。カメラが趣味。ある日、高校の屋上で出会った超美形の先輩、久住遥斗にモデルになってもらうかわりに、彼の昼食を用意する約束をした。
遥斗はなぜか学校に住みついていて、衣食は女生徒からもらったものでまかなっていた。その報酬とは遥斗に抱いてもらえるというもの。
本当なの?遥斗が気になって仕方ない優は――。
優が薄幸の遥斗を笑顔にしようと頑張る話です。
ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話
桜井正宗
青春
――結婚しています!
それは二人だけの秘密。
高校二年の遙と遥は結婚した。
近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。
キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。
ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。
*結婚要素あり
*ヤンデレ要素あり
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
大好きな幼なじみが超イケメンの彼女になったので諦めたって話
家紋武範
青春
大好きな幼なじみの奈都(なつ)。
高校に入ったら告白してラブラブカップルになる予定だったのに、超イケメンのサッカー部の柊斗(シュート)の彼女になっちまった。
全く勝ち目がないこの恋。
潔く諦めることにした。
鷹鷲高校執事科
三石成
青春
経済社会が崩壊した後に、貴族制度が生まれた近未来。
東京都内に広大な敷地を持つ全寮制の鷹鷲高校には、貴族の子息が所属する帝王科と、そんな貴族に仕える、優秀な執事を育成するための執事科が設立されている。
物語の中心となるのは、鷹鷲高校男子部の三年生。
各々に悩みや望みを抱えた彼らは、高校三年生という貴重な一年間で、学校の行事や事件を通して、生涯の主人と執事を見つけていく。
表紙イラスト:燈実 黙(@off_the_lamp)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる